モナ・サックス(レメディー社作品)

登録日:2025/03/23 (日曜日) 10:44:00
更新日:2025/04/06 Sun 16:03:48
所要時間:約 5 分で読めます




モナ・サックスは、ロックスターゲームス発売、レメディー・エンターテインメント開発のゲーム『MAX PAYNE』シリーズのキャラクター。


概要

ダークブラウンの髪と茶色の瞳の白人女性。1970年4月4日生まれ。享年33

ニューヨーク州ニューヨークシティで活動する殺し屋で、コニーアイランドにある『Address Unknown』のファンハウスを隠れ家にしていた。

マックス・ペインと恋に落ちた運命の女

来歴

MAX PAYNE

2001年2月、双子の妹リサから彼女の夫にしてイタリア系マフィア「パンチネロ・ファミリー」のドン、アンジェロ・パンチネロを殺して欲しいと依頼される。
リサは夫から虐待を受けており、妹を愛していたモナは承諾した。
また、同時に製薬会社エイシア・コーポレーションの社長ニコール・ホーンにも雇われ、彼女とパンチネロ・ファミリーの繋がりを全て消すように指示される。

まずはパンチネロ・ファミリーのアンダーボスがいるナイトクラブ「ラグナロック」へ行くが、既にアンダーボスのジャック・ルピーノはマックスにより射殺されていた。
モナは自身の仕事の邪魔になりそうなマックスに銃を向けるが、「良い男は殺さない」と言い薬を飲ませて眠らせるに留めた。

その後、パンチネロの屋敷に乗り込むが捕まり、拷問を受け、リサを殺害されてしまうも逃げ出すことに成功し、見張りを数人殺して逃走した。

数日後、エイシア・コーポレーション本社に乗り込んできたマックスを殺すようホーンに命令されるが、マックスに惹かれていたため拒否した。
直後に報復として警備員によりヘッドショットされるが、頭蓋骨に銃弾をめり込ませたまま逃走に成功した。

MAX PAYNE 2

操作キャラの一人で副主人公。

2003年、ニューヨーク裏社会を牛耳る秘密結社「インナーサークル」のリーダー、アルフレッド・ウォーデンに雇われ、敵対するウラジミール・レム側についたインナーサークルのメンバーを殺害するよう依頼された。
やがてウラジミール側のメンバーであるセバスチャン・ゲート上院議員を殺し、ウラジミールにも負傷させた。

その後、ウラジミール率いる「クリーナー」と呼ばれる謎の特殊部隊に政府高官が次々殺される「クリーナー事件」を調査していたマックスと再会し、彼にクリーナーについて警告した。
更に隠れ家のファンハウスにマックスを招待し、彼にインナーサークルが組織と関わりのある人間を暗殺していることを教える。
疑うマックスにそれが事実かどうかを直接確かめさせるためにインナーサークルのメンバーが多数暮らすタワーマンション「アッパーイーストサイドアパート」へ二人で向かう。

しかし「アッパーイーストサイドアパート」は既にクリーナーの襲撃を受けており、インナーサークルのメンバーの一人コーコランが殺害されていた。
その後、モナはゲート上院議員殺害の容疑でNYPDに逮捕される。

ニューヨーク市警で取り調べを受けたあと留置所に入れられるが、そこへモナを殺すためにクリーナーが襲撃し、そのどさくさに紛れて脱獄、逃亡し隠れ家に戻った。
その後、自分を追ってきたマックスと(ここまでの共闘ややり取りもあって)いい感じになりおっぱじめようとする状況考えろが、そこでまたしてもクリーナーの襲撃を受ける。
クリーナーの隠れ家に潜入したマックスをスナイパーライフルで援護し、クリーナーを撃退するが、そこへやってきたウラジミールの愛人にしてマックスの同僚であるヴァレリー・ウィンターソンが現れ逮捕されそうになる。
マックスはモナへの愛というエゴからヴァレリーを射殺し、ヴァレリーが死ぬ間際に放った銃弾によりマックスは負傷し、病院へ運ばれた。

その後モナは自分の隠れ家にウラジミールを誘い込み殺そうとするが、ウラジミールが起こした爆発が起こり、中に頭を撃たれて瀕死のマックスがいると知り助けに向かう。

ウラジミールとの攻防を乗り越え、互いの頭蓋骨にめり込んだ銃弾同士が通じ合い、精神世界を介して瀕死のマックスを見つけ出し、彼を救出する。
モナはマックスにこの事件から手を引くように告げるが、マックスは自分の手で決着をつけることに拘りこれを拒否した。

モナはマックスと共に、インナーサークル最後のメンバーであるアルフレッド・ウォーデンの屋敷へ向かう。
屋敷には既にウォーデンを始末しにやってきたクリーナーと、クリーナー側に寝返ったウォーデンのボディガード達が待ち受けていた。
モナとマックスはボディガードとクリーナーを倒しながら進むが、突然マックスを武装解除して銃を向ける。

実はモナはウォーデンからマックスの暗殺を命じられていたのであった。
しかし、マックスへの愛からモナにはそれが出来なかった。
次の瞬間、モナはウラジミールに撃たれ、倒れた。

その後、ウォーデンはウラジミールに殺され、ウラジミールはマックスにより殺され、インナーサークルの内ゲバは終息した。

全てが終わったあと、モナはマックスに最後のキスだけを残して逝ってしまった(※最高難易度でのみ生存するが正史ではない)。

MAX PAYNE 3

ミシェール・ペインとローズ・ペインの墓を調べると、マックスがモナに対する愛と亡き妻への罪悪感を語る。

また、「ホテル・モナ」のコマーシャルのナレーションがモナの声そっくり(声優が同じ)であり、それを見たマックスは自分の正気を疑う描写がある。

Alan Wake

アラン・ウェイクの著作『サドンストップ』にてモナと思わしき女性についてマックス・ペインと同じ声のナレーション(CV:ジェームズ・マカフリー)により言及された。

話に聞いていた通りだ。延々と落下し、最後は急停止する。今、雪の上に横たわる俺の脳内では、生々しいフラッシュバックが次々と去来していた。まるで、俺自身の最期を撮影したホームビデオのように。自分ひとりの通夜のように。 運命の女 は行ってしまった。俺を殺したあの最後のキスの苦味だけを残して。

追記、修正は妹を虐待するDV親父を成敗してからお願いします。

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最終更新:2025年04月06日 16:03