登録日:2025/04/17 Thu 01:32:28
更新日:2025/04/18 Fri 23:41:56
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ポジション
雷門、イナズマジャパン共にFW、背番号は雷門では11番、イナズマジャパンでは21番。
【プロフィール】
『おデブなエースストライカー』(アレスの天秤)
都会から転校してきたニヒルなストライカー。
おデブで背も低いがすばしっこく、豪炎寺の
必殺技「ファイアトルネード」を習得している。
(イレブンライセンス/伊那国・雷門より)
チームの中で ただひとり都会からの転校生。
おデブでニヒルな一面もあるが 身体能力が高く
サッカーに対して いつも真剣に取り組む努力家。
(イナズマイレブンSDより)
【人物】
焦茶色で
豪炎寺のような逆立たせた髪型が特徴。
主役サイド、というよりイナズマイレブン全体に置いてもかなり珍しく小柄で太った体のストライカーだが、動きは非常に俊敏。
少し斜に構えた物言いをするが、サッカーへの想いは強い。
とりわけFWには誇りを持っており、美濃道三戦前に趙金雲監督が「守備を固めまくる」特訓を提示した時には真っ先に反発していた。
【豪炎寺との関係】
小学生(時期的に6年生)の頃まではDFを務めていたが、ある時自主練中にひったくりを目撃、犯人を追おうとした際にシュートで犯人をKOした豪炎寺(当時
木戸川清修1年)と出会う。
豪炎寺は小僧丸のダッシュと大人を吹っ飛ばすタックルを評した上でDFに向いていないことを指摘。
彼の「進むべき道が前に見えないなら反対側を見ろ」という言葉がキッカケで自分が輝けるのは攻撃だと信じ、FWへ転向した。
以降豪炎寺をさん付けするほど尊敬の念を抱いている。
伊那国島のサッカー部に興味を示し転校生として現れるが、メンバーの誰も必殺技を使えないこと、そして何より廃校の危機と星章学園の強さから弱気になっていたサッカー部員達に呆れ厳しい言葉を投げかける。しかしこれが
明日人を始めとしたサッカー部員の闘志に火を付ける事となり、彼も正式に伊那国イレブンの一員となることに。
星章との予選第一試合では明日人からのパスを受け
ファイアトルネードを放ち、先制点を決めてみせた。相手チームの
灰崎が本気を出したため試合結果は1-10と惨敗だったが、試合終了まで諦めずに闘い抜いた姿勢がスポンサー契約を結ぶことができた。
その後の地区予選でもファイアトルネードで得点を重ね、
帝国学園戦や最終試合の星章戦では連携技を披露。
木戸川と星章との試合では豪炎寺の活躍に滅茶苦茶はしゃいでいた
本戦でも明日人や剛陣との連携で活躍。決勝の王帝月ノ宮戦では自分だけの必殺技を放つなど優勝に大きく貢献した。
ここまで大活躍していたにも関わらず、イナズマジャパンには選出されなかった。本戦開始直前の一時的な帰省の際にも明日人達の前に姿を見せず。
アメリカ戦後、イナズマジャパンに追加メンバーとして合流。そして、
痩せた…どころか身長まで伸ばし豪炎寺にそっくりに。
(この時不在だった明日人を除いて)チームの皆は豪炎寺と誤認識するほど。
大会前の代表発表後すぐに森に籠もり、偶然出会った
クマを相手に特訓をして激痩せした模様。
模擬戦では
氷浦の推理を悉く裏切り普通のプレーと従来の必殺技で戦っていたが、
パーフェクトスパークとの試合ではスイッチを入れると同時に
青いオーラを纏い大立ち回りを見せ、新必殺技も披露した。試合後半において容姿や使う必殺技が明日人にそっくりな
アース・イナームが投入され伊那国メンバーが動揺する中、
アース・イナームの顔面にダイレクトシュートを叩き込み退場に追い込む。実際は手加減していたようだがやはり危険過ぎたようで作中史上2例目の
レッドカードを与えられ退場してしまうことに。観客からのブーイングや伊那国メンバーから非難を受けても平然とした態度をとっていた。
決勝トーナメント初戦のフランス戦ではレッドカードであるにも関わらず、スタメンとして出場していた。
準決勝の
イタリア戦では試合後半でイタリアが発動した「
グリッドオメガ」により負傷したのりか、
アフロディ、
砂木沼に代わって
円堂と豪炎寺と共に交代出場。豪炎寺に対して切り札として挙げられたラストリゾート役に自ら志願。完璧なラストリゾートを放って見せたが、ペトロニオのラストリゾート
Dにカウンターされてしまう。自身の力が及ばなかったことに動揺しながらもシュートを抑え込みながら明日人達に檄を飛ばし、ラストリゾート
Σ完成までの時間を稼いだ。
最終戦では、混合チームチョウキンウンズの一員には選ばれなかったものの崩壊するスタジアムの対処に協力した。
FFIが終わった後は伊那国中学サッカー部としてフットボールフロンティア・サッカーオータムトーナメントに出場している。
【謎】
上述の通り過去の描写こそあったが、豪炎寺の出会いから伊那国中へ転校までの間の経緯は明かされておらず、
中学1年生はどこの中学校に通っていたのか、なぜ豪炎寺が在籍している木戸川(若しくは雷門)でなくサッカー部が廃部状態の伊那国へ来たのか、今現在でも謎に包まれている。
単純に親の都合かもしれないが小僧丸の両親は作中で一切登場していないので有耶無耶のままである。
ゲーム版でその辺りが掘り下げられると思われたがオリオンの刻印放送終了後に「イナズマイレブン 英雄たちのグレートロード(現・英雄たちのヴィクトリーロード)」としてストーリーそのものを完全オリジナルに変えることを発表したためその望みは絶たれた。
まあ細かい所はぶん投げるレベルファイブなので永遠の謎になるだろう
【必殺技】
初使用は星章学園初戦。イナズマイレブンお馴染みのシュート技だが、小僧丸の利き足が右足の為かモーションは大きく異なっている。
初使用は帝国学園戦。
明日人、海原(漫画版では海原の代わりに球太)との連携技。3人で力をためて同時に氷のシュートを撃ち出す。自陣ゴール前からでもドリルスマッシャー等を破るほどの破壊力。
初使用は星章学園戦(予選最終試合)。
明日人、氷浦との連携技。氷浦と明日人に打ち上げられ、遥か上方からオーバーヘッドを放つ。角度を下向きに変えフェイントでゴールを奪った。
初使用は世宇子戦(漫画版では星章学園2戦目)。
明日人のシャイニングバードとファイアトルネードのオーバーライド技。木戸川清修のものと動きは近い。FF決勝ではコースを変え、パスとして使われた。
初使用は白恋戦。
明日人との連携技。相手のシュートを逆に相手のゴールまで弾き返すカウンター型のブロック技。2回しか使われていないが、弾き返しに関しては一度も失敗していない。
同名のGOのアニメ未登場技(キャッチ技)とは恐らく関係ない。
初使用は利根川東泉戦。
稲森、剛陣との連携技。ファイアトルネードを稲森がイナビカリ・ダッシュで横に軌道を変え、剛陣がヘディングシュート。円堂のマジン・ザ・ハンドの隙を突き破るものの風神雷神に止められた。
初使用は利根川東泉戦。
円堂、道成との連携技。3方向から同時に放たれるシュート技。円堂の風神雷神を真正面から破ってみせたものの、ブレを補正した道成が負傷してしまった。
初使用は王帝月ノ宮戦。
試合前の伊那国島での特訓の末生み出した小僧丸のオリジナル技。回転しながらボールを撃ち出す。王家の盾を破ったものの、キャスティングアームには止められた。
初使用はパーフェクトスパーク戦。
ラストリゾートそっくりの動きから、青い竜巻を纏ったシュートでボールを地中に突き刺し、中から現れた動物たちと共にゴールへ突っ込む。
豪炎寺の習得したものとほぼ同一。敵選手を巻き込みながら相手キーパーの必殺技を破ったものの、ラストリゾートDに弾き返されてしまった。
【余談】
- 担当声優の梶氏は御存知の通り、一之瀬、不動、南沢をはじめ数々のキャラクターを演じてきた。
- アレスの天秤発表当時の二つ名は「謎の新人おデブ」だった。
- オリオンの刻印でのイナズマジャパン版のイレブンライセンスは大人の事情か未収録のため、2025年現在も二つ名とプロフィールが不明のままである。
追記修正はクマと特訓した人がお願いします。
- 太ってるのに、機敏な動きが出来てカッコイイが彼の個性なのに、痩せてイケメン化したからかえって個性が失われただけな気がする。豪炎寺に間違われるネタも公式の自虐ネタか? -- 名無しさん (2025-04-17 09:15:32)
- アレスシリーズは灰崎がストライカー枠だったしネタ枠は別にいるし味方に豪炎寺いるなら火だるま路線で行って欲しかったわ -- 名無しさん (2025-04-17 18:22:14)
- そもそも木戸川と戦わなかったのもな……漫画ではやってくれて良かったけど -- 名無しさん (2025-04-18 13:01:29)
最終更新:2025年04月18日 23:41