登録日:2025/02/08 Sat 03:46:42
更新日:2025/06/02 Mon 18:51:02
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ポジションは伊那国及び
雷門ではFW、王帝月ノ宮戦とイナズマジャパンではMF、背番号はFW時10番、MF時は8番。
【プロフィール】
『太陽に選ばれたサッカー小僧』(アレスの天秤)/『太陽のサッカー小僧』(英雄たちのヴィクトリーロード)
サッカー大好き少年で、サッカーの事となると
とにかくへこたれない。そのひたむきさは味方
だけではなく敵チームにも影響する事がある。
(イレブンライセンス/伊那国・雷門より)
だれよりもサッカーを楽しむ熱き少年。
どんな逆境でも自分の信念を曲げない
心の強さを持ち、世界を相手に挑んでいく。
(イレブンライセンス/イナズマジャパンより)
まっすぐな心を持った サッカー大好き少年。
どんな時でも勝利を目指し サッカーを楽しむ姿は
自分のチームだけではなく 相手選手をも熱くさせる。
(イナズマイレブンSDより)
まっすぐに思いを貫くサッカー好き。
太陽のような明るさで 周囲まで熱くさせる。
(英雄たちのヴィクトリーロードより)
【人物】
一部が角のように立った
アトムみたいな黒髪、翡翠色の瞳が特徴。
決めポーズとして指鉄砲の形をとる。
いつも明るく前向きな性格。ひたむきにサッカーに取り組む様子は、敵の作戦でバラバラになりかけた伊那国メンバーや敗北により荒んだ様子の
灰崎にも影響を与えた。だが年頃の中学生らしく危機的状況下では挫けそうになり、突飛な行動をとる場面も。
試合では卑劣な手段を嫌い、正々堂々と戦うポリシーを持つが、行き詰まった事態の時は信念を曲げ、相手を負傷させてまで救けようと策を講じることもあった。
雷門、イナズマジャパン共にチームメイトと喋ることは多いが、特に氷浦や万作と仲が良い。
FW選手であるが得意分野はドリブル。
伊那国島で温厚ながら病弱の母親・百合子のもと、チームメイトと共にのびのびとサッカーをしていたがスポンサー制度により廃部の危機に晒される。さらに母親の容態が悪化し、「サッカーはいなくならない」という遺言を残し亡くなってしまう。
そんな中、サッカー部存続の唯一の道筋として「雷門中に転入しフットボールフロンティアで一勝する」という条件が示され、サッカー部存続のために戦っていくことになる。
フットボールフロンティアの予選第1試合は星章学園と対戦。試合結果は1-10と惨敗だったが、試合終了まで諦めずに闘い抜いた姿勢が旅行会社「アイランド観光」の目に止まり、契約を結ぶことができた。
必殺技を習得し、仲間とともに並み居る強豪校相手に勝ち抜き地区予選決勝前日、下宿先である木枯らし荘管理人のヨネさんから母親が生前書いた手紙を受け取る。海外で亡くなったことになっていた父親がサッカー選手で生きていることを知った彼は、大きな舞台に立ち父親と会うためにさらなる高みを目指していくことを誓った。
本戦でも連携技を武器に奮戦。準決勝で脚を壊した道成に代わりキャプテンを務め、恨み辛みや信念からラフプレーを繰り返す灰崎と野坂を咎め、チームをまとめ優勝へと導いた。
なお尺に差し込む余裕が無かったのか、表彰式で優勝トロフィーを掲げるシーンは描写されなかった
イナズマジャパンにもMFとして無事選出され、基本的にスタメンとして活躍している。
初戦の
韓国戦では無敵ヶ原との特訓を活かしラフプレーを回避したり灰崎と
ヒロトの争いに乱入し強引に点を決めるなどの活躍を見せた。
オーストラリア戦では、試合前に
一星充が
円堂に危害を加えたことから彼の排除に乗り出した
鬼道、灰崎、ヒロトと対立し、チームメイト同士の潰しあいに大きく反発した。結果として使徒である一星に利する形となってしまったが、最後まで一星のことを信じる態度を見せており、彼の心境に変化を与えた。
準決勝戦で一星の秘密を知り、人格統合の為に協力。試合後、罪の意識に苛まれ気を張り詰める一星を連れ出し甲羅谷大滝へと遊びに行き、彼の心を解きほぐす。
カッパにも出会った
アジア予選決勝では正監督がいない中、円堂とともにチームを鼓舞し、イナビカリダッシュで必殺タクティクスを攻略してみせた。
予選終了後、スカイツリーにて世界サッカー協会に属する新条と出会い、励ましと忠告を受ける。新条は一選手とは思えないほど明日人に肩入れしている様子を見せたが…
本戦開幕直前、
豪炎寺から灰崎、野坂とともにラストリゾートの習得を託され、試合と並行し練習に打ち込む事となる。
日本との因縁が深い
スペイン戦では、隠し玉のラストリゾートは未完成であった為ブロックされたものの、円堂から切り札と評された個人技でキーパーを含む全員を抜き去り、無理やりゴールを決めるというパワープレーを見せた。
円堂たちと共にアメリカ代表との顔見せに参加した帰りに、自身の父親を名乗る「稲森真人」という人物が現れる。彼がオリオン財団の職員であることを知り多少の動揺はしたものの、その後の
アメリカ戦の試合後半では改心した相手チームとの真っ向からのぶつかり合いを楽しみ、改めてサッカーへの思いを再確認。
試合後再び父親もどきと邂逅。オリオン財団の目的が貧乏なサッカー選手を支援する事であることを告げられ、ロシア代表選手のマリクと共にオリオンに勧誘されるものの、前の試合のような高鳴りを求め、そして何よりイナズマジャパンを離反したくはない明日人は「何があっても大好きなものは裏切れない」と拒否。
しかし
「親子の時間はもう終わりだ」の声とともに黒服に眠らされ拉致されてしまう。
更に明日人の欠けた状態で戦うイナズマジャパンに対し
ロシア代表が投入したのは、顔は隠しているものの
どことなく明日人に似ており、必殺技も同一のアース・イナームと名乗る選手だった。がこっちはこっちでルース・カシムという偽者だった。
カシム君どこで必殺技覚えたんだ
本物の明日人は新条により保護されており、試合終了後無事復帰。
準々決勝では、水神矢考案の反則の
フリ作戦で相手を改心させた。
続く準決勝、
イタリア戦では爆発的なパワーを得るサポーターを使用する相手に苦戦。しかし、野坂の相手同士の衝突を狙う作戦に対しては
「相手がどんなに卑怯な手を使っても、俺たちが卑怯になっていい理由にはならない!」と断固拒否。サポーターの副作用により倒れる選手が出たことで見ていられず相手チームに物申し、キャプテンのペトロニオがイリーナからの命令だと嘘をついたこともありサポーターを外させることに成功。またも正々堂々とした試合を楽しんでいたが…
「仕方がないんだ。やっぱり命令には逆らえない」
「どうして!?このままじゃ自分達の体が壊れるんだぞ!?」
苛立ったイリーナがフィールド上にやって来たためペトロニオの発言が嘘であったことがバレ、かつて自身の父親を騙っていたオリオンのエージェントが監督となったことで、イタリア代表は再びサポーターをつけ始めてしまう。
体が壊れるリスク、そして何よりサポーターを付けていなかった際の熱いサッカーへの思いから食い下がるものの、騎士として集められた彼等には届かず説得は失敗し、試合は再開。
決死の思いで放った新必殺技は相手監督がサポーターのパワーを限界にしたことで止められ、その反動で相手のキーパーはユニフォームが所々破れるほどの衝撃を喰らい、担架で運ばれ退場となってしまった。
意図せず相手選手を傷つける結果となり、激しく動揺する明日人。奥の手として提案した
グリッドオメガと灰崎の真空波を合わせることで気絶させるという策すらグリッドオメガ返しにより破られ追い詰められる。
復帰した豪炎寺のアドバイス、そして一星も3人に協力したことによりラストリゾートΣを完成させ点を決め、勝利を決めるが、それはフィールドに出ていた相手選手全員がシュートに巻き込まれ起き上がれず、試合続行不可能なため不戦勝という不本意なものだった。
円堂にフォローされるも気が晴れず、一人通路を歩く中でまたも新条に出会う。決勝へ進んだことを称賛されるも、あんな試合では納得出来るはずもなく
「俺が好きな、本当のサッカーはなくなってしまうんですか!?」と問いかける。それを聞いた新条の答えは
「いや、サッカーはいなくならない。」というかつて母親が残したものと同じセリフ。そのことから新条が自分の本当の父親であることを確信する。
決勝戦、ロシア代表パーフェクトスパークとの試合途中、突如オリオン最強のチーム
シャドウ・オブ・オリオンが乱入し、各国の混合チームチョウキンウンズの一員として立ち向かう。完成したばかりのラストリゾートΣすら止められ圧倒されるが連携と執念で食い下がる。
「負けたら存在意義がなくなる!自分がこの世界にいる意味がなくなるんだ!」と勝ちに執着するキャプテンのユリカに対して
「勝っても負けても、君はそこにいる。」と諭し、シュートチェインラッシュのトリを飾り決勝点を決めた。
試合終了後は父親とも和解。FFIが終わった後は明日人は島に戻り各国へ旅立つ父親を見送り、伊那国中学サッカー部としてフットボールフロンティア・サッカーオータムトーナメントに出場。雷門中と対峙するのだった。
【必殺技】
初使用は御影専農戦。
稲光のように相手に迫りボールを奪う必殺技。ぱっと見ブロック技に見えるがゲームだとドリブル技。足球雑技団の必殺タクティクス、少林寺光速十八陣を破る際にも使われた。
初使用は帝国学園戦。
海原、
小僧丸または
アフロディとの連携技。3人で力をためて同時に氷のシュートを撃ち出す。自陣ゴール前からの発動でも多くのキーパーを破れるかなりの威力。2号なのは皇帝ペンギン2号意識。
初使用は星章学園戦(予選最終試合)。
飛び上がり背景を海に変えながらオーバーヘッド。初登場の試合で使われた灰崎のパーフェクトペンギンに所々似ている。世界編でも続投しウズベキスタン代表から点を奪ってみせた。
初使用は星章学園戦(予選最終試合)。
氷浦、小僧丸との連携技。氷浦と2人で小僧丸を打ち上げ、小僧丸がオーバーヘッドを放つ。角度を下向きに変えフェイントでゴールを奪った。
初使用は世宇子戦。
シャイニングバードと小僧丸のファイアトルネードのオーバーライド技。
木戸川清修のものと動きは近い。コースを変えるトリッキーな使い方をしたこともあった。
初使用は白恋戦。
小僧丸との連携技。相手のシュートを逆に相手のゴールまで弾き返すカウンター型のブロック技。アレスのラスボスの必殺シュートすら弾き返してみせた。
同名のGOのアニメ未登場技(キャッチ技)とは多分関係ない。
初使用は利根川東泉戦。
小僧丸、剛陣との連携技。小僧丸のファイアトルネードをイナビカリ・ダッシュで蹴り出し、剛陣がヘディングする。円堂のマジン・ザ・ハンドの隙を突き破るものの風神雷神に止められた。
初使用は利根川東泉戦。
小僧丸、道成との連携技。3つのエネルギーを同時に放つ。円堂の風神雷神を真正面から破ってみせたものの、ブレを補正した道成が負傷してしまった。
漫画版オリジナルの必殺技で初使用は王帝月ノ宮戦。
シャイニングバードと灰崎のパーフェクトペンギンのオーバーライド技。
初使用はガーディアンズオブクイーン戦。
稲光を纏ったシュートを放つ。オリオンの刻印で最初で最後の単独の新技。
初使用ではサポーター装備のキーパーに止められたが、シャドウ・オブ・オリオン戦ではチェインフォーとしてゴールに押し込んだ。
初使用はガーディアンズオブクイーン戦。
一星の加入とアドバイスにより完成した、灰崎、野坂、一星と共に撃つ進化版ラストリゾート。相手選手を纏めて吹き飛ばし、ペトロニオのラストリゾートDすら無理やり突き破るパワーを持つ。
しかしシャドウ・オブ・オリオン戦ではユリカとディフェンダー3人による片足で放った逆回転の旋風でブロックされてしまった。
【余談】
イナズマイレブンシリーズの主人公では初となる男性声優を起用している。インタビューによると
日野晃博社長から指名されたとのこと。
追記修正はてっぺんを目指す人がお願いします。
最終更新:2025年06月02日 18:51