登録日:2025/05/28 (水曜日) 15:20:00
更新日:2025/05/30 Fri 07:53:04
所要時間:約 18 分で読めます
静寂を切り裂き 轟く叫び そして平和は 終焉を迎えた
DAWN of the FANTASY CR PACHI QUE
CRパチクエとは、2006年にサンセイアールアンドディ(R&D)によって導入されたパチンコ台。
正式な名称は「DAWN of the FANTASY CR PACHI QUE」
我々のよく知る
ロールプレイングゲーム(RPG)と
パチンコが合体したような台となっている。玉を入れて回転させていくと途中で雑魚敵であるミニモンスターが出現するので倒すとレベルが上がりボスモンスターに勝ちやすくなるシステム、ゲーム性が導入されている為、RPGをやっているように感じて通常時に飽きや苦痛が来にくいようになっている。…それでも当たらずハマっていると流石に苦痛だが。
復活した魔王がモンスターを使って世界を恐怖に陥れており、さらに王国のお姫様が攫われてしまったので、伝説の武器である「聖剣」を探し出して魔王の討伐とお姫様を助け出す為に勇者の少年が旅に出る!…というまさにRPG(ファンタジーもの)のお手本のようなストーリーとなっている。流れるBGMも作中に合っておりどれも良曲揃い。
演出やリーチはRPGをやっていると見られるようなものが多い。特に
某RPGを強く意識しているところは結構ある。
台の概要・スペック
台はミドルスペックである戦士タイプ(以下の2種も含めて公式でこう紹介されている)のCA、ミドルで連チャン率は低いが出玉の多い武道家タイプのDA、甘デジの賢者タイプのBAの3種類が存在しているが、全国で多く導入されていた甘デジの賢者タイプを解説する。
ただしミドルでのみ見られた演出があるので、それは後ほど改めて解説する。
■スペック
種別 確率変動デジパチ
継続・回数 2or8R9カウント
賞球数 3&4&10
大当り確率 1/99.3 高確率時1/33.1
確変確率 60%
Aモード時 勇者覚醒モード突入率 33%(2R確変3%含む)
Bモード時 勇者覚醒モード突入率 10%(2R確変1%含む)
時短 勇者覚醒モード突入時の大当り後50回(潜伏や通常当たりでは時短なし)
連チャン率 25.5%(勇者覚醒突入率含む)
確率や出玉は当時のオーソドックスな甘デジ。ただし高確率時の当たり確率が若干高めなので100回転以上ハマることがたまにある。
確変率は単純なスペックを見ると60%だが、潜伏確変も含まれておりこちらは27%、そして従来の確変は33%(2R確変3%も含む)と分けられている為、単純な確変率は他の台を比べると低め。初回当たりで通常当たりを引いてしまうと時短は付かない。潜伏確変に入った場合は、確変の割合が変化して次回当たりに潜伏(時短無し)の占める割合が50%まで達してしまい、潜伏ループ(履歴には単発の嵐)になることもあってそこは非常にわかりにくいと不満の声が一定数あった。
ただし一度でも確変に入る、若しくは初回当たりで一部の潜伏である「勇者覚醒モード」(モードCと紹介しているところも。通常をモードA、潜伏をモードBとも呼んでいる。)を引けた場合は時短が50回転付くので引き戻す可能性は十分ある。さらに時短中にレベルアップすると魔王城へ再び突入して確変状態に突入することも。その時は内部確変状態の場合が多いが、通常だったとしても2R確変を引ければ突入する可能性あり。さらに時短は50回で、画面左上に回転数が表示されて通常に戻ると消えるのだが、これが50回転を過ぎて「∞」になると内部確変確定。
以上のことから、確変に入って時短を得ることが前提になるものの、一度入ると平均連チャン率は5連以上で継続率は約76%なので比較的出玉を増やしやすい点と、何より独自の演出が打ち手からも好評で、割と長い期間稼働していた台でもあった。
登場キャラクター
「諦めるわけにはいかないんだ!」
この作品の主人公。ツンツンヘアーで赤いハチマキを身に着け、服装は青いベストと半ズボンの少年。
偉大な戦士である父と、魔法使いである母との間に生まれたことから、剣も魔法もどちらも使いこなす。
魔王ヨンサーを倒し、コリン姫を助け出す為に旅に出る。
名前の由来は会社名のR&Dから。
「アルディ…負けないで…!」
ヒロインのお姫様。見た目はオーソドックスかつ可愛らしいが、結構セクシーなドレスを身に纏っている。また
巨乳でもあり、作中でもよく揺れる。地味にアルディよりも背が高い。
復活した魔王によって攫われてしまう。彼女を助け出すことも旅の目的。
姫の想いは倒れ伏すアルディを何度も奮い立たせる。早い話、\ケーーーーン!/ポジション。
名前は、当時グラビアアイドルとして活動しており、現在はママタレとして活動している、「ゆうこりん」というあだ名で呼ばれていた小倉優子がモチーフになっている。
「未熟者めが…!」
突如現世に復活し、多くのモンスターを生み出して世界を混乱の世に陥れ、コリン姫を攫った魔王。
筋肉質な(創作でよく見る)ガーゴイルのような見た目をしている。
武器は持たず素手で戦い、引っ掻き攻撃や斬撃、火炎呪文を繰り出してアルディを返り討ちにしてくる。
とある村人曰く、非常に憶病な性格。
名前はサンセイのライバル会社であり、
海物語シリーズで有名なパチンコ・パチスロメーカーの「SANYO」から。
向こうから何も言われなかったのだろうか…?
ゲームシステム
変動が開始するとアルディがフィールドを歩き始め、様々な予告が起きる。
旅立ちの草原、いにしえの洞窟、灼熱の砂漠、滅びた街の4つのフィールドを行き来する。(地味に違うフィールドに移動した直後に何かが起こればチャンス。)
その中でボスモンスターと戦い勝つ、カジノで1等になる等で聖剣を獲得すると大当たり。当たりラウンドにて魔王と戦う魔王バトルに突入し、撃退出来れば確変突入。
レベルが高い程ボスモンスターに勝ちやすくなり(例外は存在する)、魔王バトルでも勝ちやすくなる。…と公式で説明しているが、確変率が上がるなんてことではなく、魔王の攻撃を避けて反撃しやすくなるということなので勘違いしてはいけない。
武器
アルディが戦う時に使う武器。
通常時は
剣、
爪、
槍、
杖の4種類があり、それぞれに
強い武器と
弱い武器の2種類が存在する。
道中で出現した宝箱に入っていたりカジノの景品になっているが、
獲得すると強制的に武器が切り替わってしまう。選択権は無く、強い武器から弱い武器に変わってしまうこともあり、杖に変わってしまうとミニモンバトルが勝ちにくくなるのはちょっと困りもの。
ボスモンスターの弱点になっている武器もあり、その武器を持ってバトルになると大チャンス。
強い武器では必殺技が使用可能であり、ボス相手に繰り出せば勝利確定。
また、確変である魔王城内では武器が聖剣で固定される。
◆剣
ウイングソード < インフィニティソード
RPGでおなじみのオーソドックスな武器。変動開始1回転目にも装備されている。
ミニモンバトルは連打で、ボタンを押していればいいので簡単。(ただ当時の台のボタンは連打しにくかったので連打を嫌がっていた人も少なからずいた)
魔術師系ボスの弱点。
必殺技は掲げた剣から無数のレーザーを出現させて相手を撃つ「ホワイトレーザーストーム」。
◆爪
ニードルクロウ < アルティメットクロウ
某RPGで武道家が使っていそうな武器。両手ではなく片手のみに装備する。
ミニモンバトルは連打でゲージを溜めて攻撃し、最大まで溜めればどんなミニモンも倒せる。溜めたゲージの量で攻撃のエフェクトが変わるのは細かいながら良ポイント。
ハッスル系ボスの弱点。
必殺技は爪を地面に突き刺して巨大な竜巻を発生させて相手を引き裂く「アルティメットハリケーン」。
◆槍(スピア)
アイアンスピア < ブレイブランス
リーチの長さがウリな武器。
ミニモンバトルは左右に動く矢印をボタンで止め、真ん中に近い程ダメージが高くなる。ど真ん中に止めればクリティカルで確殺出来るが、体力の多いミニモン相手だとちょっとでもズレると逃げられてしまいやすい。
ドラゴン系ボスの弱点。
必殺技は槍を投擲し、その槍が一角獣の姿になって相手に突っ込んでいく「シューティングユニコーン」。
◆杖
ブルーロッド < ドラゴンロッド
魔法を使うのに使用する武器。母が魔法使いなのでアルディも使用できるようである。主に炎属性の呪文を繰り出す。
ミニモンバトルはスロットになっており、ボタンを押して止まったレベルが高い程与ダメージが増える。(SPでクリティカル)だがスロットのスピードはかなり速く、体力の高いミニモン相手には失敗しやすく、レベルを上げにくい武器でもあり、正直運ゲーになりがち。
ヨロイ系ボスの弱点。
必殺技は魔法陣から出現した炎がドラゴンの形になって相手を焼き尽くす「ドラゴニックブラスター」。
◆聖剣
魔王を倒すことの出来る唯一かつ伝説の武器とされており、通常時はこれを獲得することで大当たりとなる。また、所有者の行きたい場所へ連れて行ってくれる魔法も使えるようになる。
ボスモンスターを倒した際に出現した宝箱に入っていたり、カジノの1等の景品になっていたり、ミッションを達成したお礼に貰えたり等、入手手段は結構多い。伝説の武器とは一体…。
確変である魔王城ではこの武器が固定で、他の剣と同じ仕様でバトルとなる。
予告演出
ミニモンバトル
道中で出現するミニモンスター、略してミニモンと戦う演出。ミニモンバトルで相手を倒すと経験値を獲得し、一定値まで貯まるとレベルアップする。ボス戦に敗れて体力が減っている場合は全回復する。
バトルはボタン連打だったり目押しだったり武器によって変化する。
ボタンを押さない、倒し切れなかった場合は逃げられてしまい経験値は獲得出来ない(レベルも上がらない)。
かなりの数のミニモンがおり、可愛らしいモンスターもちらほら。この作品のオリジナルモンスターだが、元ネタを意識したものもちらほらいる。例えば色んな演出でも姿を見せる「まるもん」なんかは間違いなく
これ。ただ狂暴なモンスターばかりではなく、人間に敵意の無い友好的な個体もいるようだ。
中には大量の経験値をくれるメタル系のモンスターや、大当たり確定のプレミアムミニモンも…。
さらにバトルの後に宝箱が出現したり、”あやしいけはい”がすることも…!(バトルに失敗しても発生する)
台詞予告
変動中に画面下にキャラウィンドウが出現し、村人や商人等色んなキャラ喋る予告。独り言でアルディが喋ることもある。
台詞の内容はRPGで村や町のNPCキャラに話しかけた時に聞けるようなもので、何気ない日常の雑談や冒険のちょっとしたヒントを喋ってくれる。
モンスターに襲われている!等の助けを呼ぶ台詞や、アルディを褒め称えたりチャンスという言葉を使っているとアツい。
声優である松本梨香本人が出てくることも…!?
アクション予告
変動中にフィールドを歩いているアルディが取る演出。公式では予兆と呼んでおり、番号が振られていて番号が高い程期待度が高い。
腕を回したり遠くを見たりといった行動は予兆の番号が低い。空を見上げてあっちー…も別にアツくないので勘違いしないように。
その中でも、気合を入れる(ガッツポーズ)、何かに躓いて転びそうになる、何者かの気配を感じて振り向く、しゃがんで地面に落ちてる物を拾う、盛大に転ぶ…というような大きなアクションを取れば大チャンス。(予兆の番号も高い)
カットイン予告
主にミニモンバトルになる時に発生する。何かの気配を感じたアルディのカットインが入る。
その時に発する台詞で期待度を示唆。
「お?」とか「ん?」だとミニモンバトルで終わることが多いが、「いくぞ!」や「チャンス!」、「激熱!」といった台詞だった場合はその後の展開に期待。
「大当たり!」ならば当然…
ミッション系演出
変動中にマップ画面に切り替わり、ミッションを提示されることがある。
指定された内容を達成出来れば大当たり。
村人が襲われた、魔王城への道を知っているらしい等の理由で、制限時間内に指定されたミニモンやボスモンスターを発見出来れば大当たり。
ミッションに突入した際に潜伏確変に移行することもある。
ミッションという名のストーリーが展開され、その中で提示されたことを出来れば大当たり。
フィールドによって内容が違っており、旅立ちの草原では王様の指輪を見つけ出し、指輪を見つけられれば王様はお礼に聖剣をくれる。……持ってるなら最初から寄越さんかい!ていうか姫よりも指輪が大事に感じるのですがそれは…。
宝箱予告
道中で突然出現したり、ミニモンバトルの後で出てくる。ボロそうな見た目、普通な見た目、高級な見た目の3種類があるが、高級だからと言っても信頼度に特に違いは無い。
2個出てきてどちらを開けるかボタンで左右を選択する。選択しなかった場合、宝箱は消えてしまう。
武器や薬草が入っていたりするが、武器の項目でも話したように強制的に切り替わるので、強くてバトルしやすい武器が手に入ったならば敢えて宝箱を開けないのも手。
開けたら聖剣が入っていることもあり、その場合は2R確変となる。
しかし中にはモンスターが入っていることもあり……
カジノ
変動時にマップ画面からカジノへ向かうと発展するリーチ。
2種類のゲームがあり、1等を取れたら聖剣を獲得して大当たりとなる。2等の場合は強武器、3等は高級薬草となっている。
5匹のまるもんがレースをするのでどれが1位になるかを予想する。色によって勝ちやすいまるもんがいる等の違いはないので、気分で選んで問題なし。
ディーラーでバニーのお姉さんとカードで勝負し、出したカードの数字が高ければ勝利。3回勝てば1等となっている。
カードの柄に描かれたキャラで信頼度が変化し、赤いまるもんだとチャンス。コリン姫ならばプレミア。
・・・・・・
あやしいけはいが する!
リーチバトル
ミニモンとは違う強力なボスが出現するリーチ演出で、倒すことが出来れば大当たり。(聖剣が手に入る)
基本的にリーチはこれだけなので発展した時点でチャンスと言えばチャンスである。(一応ストーリーミッションやカジノでもリーチはかかっているが)
6種類のボスがおり、さらにそこから強さのランクの違うモンスターに分かれる。うちシャドウとミミック以外には弱点武器が設定されており、その武器でバトルになると「チャンスバトル」となって激熱となっている。
対峙した時にアルディの発する台詞で信頼度を示唆。「とても強そうだ!」や「厳しいバトルになりそうだ…!」といった台詞では弱いが、「実力は互角!」や「弱そうな敵だな!」ならばチャンス。
アルディのレベルが高い程強いボスにも勝ちやすくなり、ボスに対しての台詞も変化する。レベルの低いうちは強そうな敵と言っていても、レベルが上がれば互角や弱そうと変化するのはRPGでレベル上げした醍醐味が味わえると言えるだろう。逆にレベルの低いうちは最高ランクのボスにはまず勝てない。(チャンスバトルとなってもほぼ当たらない)
が、最高ランクのボスを倒すことが出来れば確変濃厚(潜伏含む)という小ネタがある。レベルが凄く高い台が放置されていたらそれを見ることの出来る、ある意味美味しい台でもあった。
バトルは基本的に3ターンで、最初にボタン連打でどちらが先手を取れるかを競い、アルディが先攻ならチャンス。(1st Turn)
先攻側の攻撃を耐えたら後攻側の攻撃(2st Turn)で、また耐えられたら先攻側のファイナルターン(3st Turn)となる。
アルディが先攻を取ったならば3ターン目まで行けば勝利確定。逆に後攻だったとしても、ボスの攻撃を2回耐えればExtra Turnへと突入して勝利となる。
アルディが攻撃で技(例えば剣だとクロスドライブ、ソニックブレード)を繰り出せばチャンスアップ。ボスの攻撃が弱いと耐えやすいが、力をかいほうした…というメッセージだと強攻撃となりピンチ。相手の攻撃をすばやくかわした!となれば超激熱。
攻撃に耐えられずHPが0になるとアルディは気絶した…となって倒れてしまいハズレ。HPが1/10まで減った状態となって次回転に。
倒れてしまったとしても、コリン姫の想いが届けば再び立ち上がり、復活当たりとなる。
立ち塞がるボスモンスター達
騎士の鎧に魔力が注ぎ込まれて誕生したモンスター。元ネタはさまようよろい、若しくはボスなのであくまのきしだろうか。
防御力は高いがその分HPが低い。
最弱はヨロイスト。最強は深紅の甲冑のマスターナイト。
強攻撃はどう見ても
ギガブレイク。武器は斧だけど。
魔法に弱いようで、杖を装備して挑めばチャンスバトルになる。
魔法を使う厄介な魔術師。髑髏のような恐ろしい顔つきをしている。
最弱はみならいきとうし。最強は司祭のような恰好をしたプリーストロード。
瞬間移動からの奇襲や光弾のような魔法を撃ち、力をかいほうして撃つ魔法は最早ビット。
魔法使いだから剣に弱いようだ。確変中は聖剣になるので常にチャンスバトルになる。
まるもんが突然変異で誕生した合体モンスター。元ネタはもしかしなくてもキングスライム系統。
ユーモラスかつ可愛らしい見た目をしているが、えげつない攻撃を仕掛けてくる。強攻撃は強力なエネルギー弾。
特に最強ランクのプリンセスまるもんは屈指の強さを誇るボスモンスター。別名ピンクの悪魔。
合体しているという設定な為か、体を引き裂く爪系の武器に弱い。
作中では最強種族とされている見た目がまんまのモンスター。体のあちこちに棘を生やした西洋風の見た目だが首は短めで、若干トカゲっぽい。
体力も非常に多く、強力なブレスで攻撃してくる。強攻撃は
地面に着弾したブレスが火柱を上げながらアルディに迫る。
普通のドラゴンは最弱だが、最強ランクのゴールデンドラゴンは非常に手強い。
スピア、槍が弱点。
アルディそっくりな姿をした影のモンスター。魔王の影の一部という説がある。
他のボスモンスターと違い、レベルが上がっても一緒に強さも上がる仕様のようで必ず強敵となって立ち塞がる。
通常こそアルディそっくりの姿だが、力をかいほうすると魔王の姿になって襲い掛かってくる。
弱点武器は特にないが、どの武器でも等しくチャンスということでもある。
・・・
なんと宝箱はミミックだった!
道中で出現した宝箱を開けると上記のメッセージが入り戦闘になる。見た目がボロ、普通、高級宝箱の3種類存在する。
宝箱に機械と思われる手足が生えている見た目をしており、元ネタの
ミミックとは似ても似つかない。さらにファンタジーな世界なのに
攻撃は腕に装備したマシンガン、レーザー、強攻撃ではミサイルを撃つなどこいつだけが異様にオーバーテクノロジー。
強さは固定となっており、最初こそ強敵だがこちらのレベルが上がってくれば勝ちやすい。故に公式からも最弱ボスモンスターだと解説されている。が、負ける時は普通に負けるのであまり舐めないように。
魔王バトル
大当たりラウンドでは魔王城の玉座にて魔王と1対1でのバトルとなり、魔王を撃退する、魔王の攻撃を耐えることが出来れば確変突入。
負けてしまうと外に放り出されてしまい、時短50回かそれ無しの【Next Stage】…通常落ちとなる(どちらも潜伏の可能性はあるが)。
ミドルスペックでは、まずアルディが技を選択して魔王に攻撃を放つ。最初はホーリーブレードとオーラブレードの二つしかないが、レベルが上がるとソニックブレード等新しい技が追加される。攻撃を放って魔王に防がれず命中すればチャンスアップ。技を選択する際、4つ全てがソニックブレードだったら激熱。
その後はアルディと魔王のどちらが攻撃するのかという展開になる。←甘デジはここから開始する。
アルディが攻撃すればソニックブレードを放って魔王に膝を付かせて撤退させ、確変突入。
魔王が攻撃の場合は、3種類の攻撃を放ってくる。爪で引っ掻いてくる弱攻撃、体から斬撃を放つ中攻撃、強力な火炎呪文“イビルインパクト”を撃つ強攻撃があり、弱攻撃ならチャンス。この攻撃を回避したり気合で弾き返せばアルディが反撃技の“クロスオーバー”を放ち、確変確定。この時のアルディは非常にカッコイイ。レベルが高くなるとこの演出を見やすくなる。
魔王の攻撃を喰らってしまうと、魔王に嘲笑されて逃げられてしまう。この後に倒れなかったら確変突入。
倒れてしまっても最後にコリン姫の想いが届けば…!
確変は魔王城内は舞台となっており、城内で出現するボスモンスターを撃破すれば再び魔王バトルとなり、以下繰り返しとなる。
ちなみに大当たりラウンド開始時に松本梨香の歌うオリジナル曲「KISEKI」が流れれば確変確定。結構燃えてくるような良曲である。
余談だが、この曲は2017年に公開された映画『Tokyo Loss』のOPにもなっている。そっちで知っている人ももしかしたらいるかもしれない。
エンディング演出
この台は
10連以上して通常当たりを引くと
エンディング演出に突入する。20連以上したり特殊当たりを引かないと見れないような他の台と比較するとかなり見やすい…のだが、スペック的に爆連するタイプではないのでそれなりの運は必要だった。
10連以降の当たりで確変だった場合は必ず「KISEKI」が流れるようになっており、流れていなかったら…というパターンである。この時は松本梨香の歌う「Last My Wish」が流れ、こちらも良曲。
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ネタバレ注意 |
囚われの身となっているコリン姫を見せつける魔王。
アルディは最後の勝負を挑み、斬撃がフェニックスの姿となって飛んでいく“シャイニングブレイク”を放ち、魔王に直撃!魔王の体が炎に包まれる。
「うっ…我は死なぬ!必ず貴様にこの苦しみを味わわせてくれよう…」
と、ありがちな台詞を言い残して消滅。
こうして魔王ヨンサ―は倒され、コリン姫も無事救出。アルディ達は皆の待つ城下町へと帰って行くのであった…。
そして下のような如何にも伏線満載、次回作に続きそうなナレーションが流れて幕を閉じる。(時短50回へ)
されど 今はただ この静けさの刻が 永遠に流れるように
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ちなみにもしもここで確変当たりを引いていた場合は……パリーン!
追記・修正は君の願ったゴール狙い定めて、負けないココロを持ってお願いします。
To Be Continued...CRパチクエネクスト
最終更新:2025年05月30日 07:53