アットウィキロゴ

ビアレス

登録日:2026/04/30 Thu 21:18:46
更新日:2026/07/08 Wed 23:54:58
所要時間:約 6 分で読めます





「並の甲羅を使ってんじゃないよ!」

ビアレスとはアニメ『聖戦士ダンバイン』に登場するオーラバトラーの1つである。

◆スペック
分類∶オーラバトラー
全高∶9.1メット(m)
重量∶9.5ルフトン(t)
オーラ係数∶1.2
必要オーラ力∶8オーラ
限界オーラ力∶16オーラ
巡航速度∶240リル=約960km/h
最高速度∶360リル=約1,440km/h

装甲素材∶強獣の甲羅
所属∶クの国、アの国
主なパイロット∶トッド・ギネス、ゼット・ライト、赤い三騎士(ガラミティ・マンガン&ニエット&ダー)、その他一般兵

◆【概要】

クの国が独自に開発したオーラバトラー。
クの国王ビショット・ハッタはドレイク・ルフトが掌握したアの国と同盟を結んだが、そのドレイクが召喚した技術者にしてオーラバトラーの生みの親であるショット・ウェポンの手を借りずに開発された機体である。
本機の開発にはショウとの戦いで負傷しリハビリ後にクの国に身を寄せたトッド・ギネスも関わっており同機のテストパイロットを務めた。

ダークグレー系に塗られたそのボディーはオーラバトラーとしては珍しく鞘も含めて左右対称の形をしており所々から角が生えているという、レプラカーンとは別ベクトルで悪役メカデザインをしている。特に股間の一本角が卑猥

ビランビーやレプラカーンといった高機動型をベースにしているが、レプラカーンが「機動性やパワーを犠牲に火器を詰め込むも、個々の火力が低く思ったほど火力が出ない」機体となったのを踏まえ、武装をシンプルにしオーラ・マルス(筋繊維)も増やしている。
その結果パワー・運動性・防御力といった基本性能がビランビーやレプラカーンと比べて格段に向上し、更にはそれまで最速だったバストールを上回る最高時速360&巡航速度240リルという飛翔速度を誇る。これは双方共にビランビーの1,2倍の速度で最高速度はボゾンのほぼ倍&ボチューンのほぼ1,5倍。

限界オーラ力こそ16程度ながら基本性能の高さでビランビーやレプラカーン以上の戦闘力を発揮した本機はパイロット次第ではマーベル・フローズンが搭乗する改修されたダンバインですら圧倒するほどの強さを誇るほどの厄介な存在となった。
トッド以外にも、同じく地上人のゼット・ライト*1、ガラミティ・マンガン率いる「赤い三騎士*2」というコモン出身のエースが本機を駆り活躍した。
ショウ・ザマの操るビルバインにしても、手練れが乗るビアレス三機を同時に相手するのは結構苦労するほど。

これだけ高性能でありながら生産性も悪くなくまとまった数が配備されており、撃墜されてもパイロットが生存していれば補充できる&余剰パーツも割と余裕があるという長所がある。
そのため、ラウの国侵攻時にはエリート用にかなりの数の本機が配備されている描写がされていた*3

ショット・ウエポンはこのあとレプラカーンとビアレスの長所を合わせる形でズワァースを開発するも、コスト度外視で基礎性能はずば抜けているものの限界オーラ力が頭打ちしていた*4所為で対ビルバイン用のハイエンド機としてはやや物足りない性能に終わる。ショット自身の興味も人型から航空機型オーラマシンに移っていった。
一方でクの国はアとの共同で本機やレプラカーンの要素をバストールに盛り込み更なる総合性能を誇るライネックを完成。
限界オーラ力もボチューンに並ぶ18と高く本機譲りの機動性を備え、性能に比するとコストパフォーマンスにも優れる名機となった。



◆【武装】


  • ワイヤークロー
ドレイク陣営お約束の両腕に内蔵された射出式のワイヤー付き鉤爪。攻撃だけでなく投擲した鎌状ソードの回収にも使うことができる。

  • オーラバルカン
これまたドレイク陣営お約束の前腕部に搭載された機銃。

  • フレイボム
胸部に搭載されたナパーム・ランチャー。なお、本編ではちゃんと使っているのにスパロボとかだと往々にしてハブられる。

  • 鎌状ソード
本機を象徴する武装。二本携行しており普段は両腕の前腕部にある特殊加工された腕甲に収納されている。
鎌と表現されているが、刃は外側に付いているため使用感はハンドアックスに近い。クの国開発だけに片仮名の"ク"の形をした近接武器で、見方によってはブーメランにも見える。
切れ味も良好な上に刀身にオーラ力を籠めることも可能でダンバインが剣では手こずった恐獣ルグウの表皮をやすやすと切り裂いた。
またその見た目通り投擲も可能で、ゼット・ライトはこれを投擲しその後ワイヤークローを伸ばして回収するという芸当を披露している。
鎌状ソードを未使用時に収納する籠手は防具としても機能し、反ドレイク側では上位のオーラバトラー乗りであるマーベルが駆るボチューンの斬撃を容易く弾いている。記事冒頭の台詞はこの時のもの。

なお、準備稿では股間部の装甲部にオーラキャノンが仕込まれていたのだが、卑猥なことが災いしてか本編では実装されなかった。レプラカーンには付いてるけど。



◆【劇中の活躍】

初登場は24話。療養を終えたトッドがビショットに自分を売り込みビアレスを受領した後、ゼラーナ隊によるドレイク陣営工場襲撃を察知し逆に罠にかけたアレンに対し、「ビランビー聞こえるか?ダンバインは俺がやる!引っ込んでいろ!」と横槍を入れ、ダンバインをあと一歩のところまで追いつめるも退けられる。

26話では、アの国が誇る機動要塞・オーラバトルシップのウィル・ウィプスがナブロの要塞を圧倒的な戦力で侵攻。救援に駆け付けたゼラーナ隊にアの国と同盟したクの国に所属するトッドが襲い掛かりダンバインと交戦するも、双方のオーラ力の相乗効果で戦場から姿を消してしまう。

続く27話では転移の結果嵐の玉と呼ばれる場所にたどり着き、シーラ・ラパーナと邂逅したショウに、周辺に巣食っていたガロウ・ランが飼う強獣ルグウが襲い掛かる。ダンバインでは歯が立たなかったが、やや離れた場所に転移しトッドがショウを自分の手で倒したいがために駆けつけルグウを一刀両断。しかしショウとシーラには逃げられる。


33話では、コロンビア上空でトッドは交戦中のゼラーナを襲撃するが、駆け付けたビルバインとのぶつかり合いの末に海に落とされてしまうビアレス。しかし、トッドのオーラ力は強烈な竜巻を発生させショウ達を翻弄。窮地の中、ショウとマーベルは同時攻撃でビアレスを撃破する。

34話では赤い三騎士の襲撃を受け、彼らのコンビネーションに翻弄されショウは被弾するもなんとか持ち直してニェットとダーを撃破。

39話ではマーベルが搭乗する改修型ダンバインに勝利し捕縛した。

しかし、ビアレスでは限界が見えてきたのかトッドは44話からはより限界オーラ力の高いライネックに乗り換え、ショウとの最終決戦に臨む。

◆【他作品での活躍】


スパロボシリーズ


トッドが仲間になる時によく持ってくる……のはライネックの方。ビアレスを゙入手できる作品は少ない。
上記の通り原作でトッドが愛用していたのは寧ろビアレスの方で、ライネックは一回乗った後は終盤まで載っていなかったのだが、向こうにはハイパー化があるため基本的にトッドとセット扱いになっている。
スパロボからダンバインを知った層からしてみればトッド=ライネックというイメージがあるかもしれない。
ビアレスには赤い三騎士や一般兵が乗る他、ゲームオリジナルでバーンやアレン、リムルも乗る。

またミサイルのおかげである程度は遠距離に対応できるライネックと違い、フレイボムがハブられるビアレスは反撃運用がしづらいのも難点。

が、『BX』を最後にライネックがコンシューマーのスパロボに全く出なくなった事もあり、近年のスパロボではトッドの乗機は一貫してビアレスとなっており、当然自軍加入時もビアレスを持ってくる。
まぁ、大体の場合はトッドの参戦が遅いのでトッドを使うにしても乗り換えさせてやった方がいいのだが、『T』だけは例外で、トッドが早々に仲間になる上にビアレスのスペックもダンバインの上位互換となっているので、
聖戦士Lvの関係でビルバインのハイパーオーラ斬りがまだ使えないショウの乗り換え先として繋ぎとして有用な機体となっている。

劇中ではゼット・ライトが使用した投擲攻撃はスパロボではスロウ・ソードという名称で登場する。

聖戦士伝説

主にカオスルートで生産・使用されるが、ロウルートでも一機イベントで手に入る。
本作では斧遣いとしてクローズアップされており、斧系の強化パーツを装備できる一方で剣は装備できない。
とはいえ、パワーも移動力も良好でフレイボムにオーラバルカンにトマホークと装備のラインナップも充実しているのでラストまで非常に頼りになる。
量産も可能でズワァースよりコストも6割ほどリーズナブル。ライネックに至っては意外にヒロイックなフォルムが影響しているのかカオスルートでは入手できない一方でロウルートだと量産できてしまうため、これがカオスルート終盤の主戦力となる。

敵としてはロウルート第五章から登場。
こっちの戦力が充実してない時期から襲撃して性能を活かして翻弄してくるのでこいつの対策をしっかりとせねばならない。

バトルロボット烈伝

こちらではではトッドはライネックに乗り換えず本機で戦い続け、ハイパー化している。
鎌状ソードをよくぶん投げる。


追記修正は鎌状ソードに慣れてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年07月08日 23:54

*1 ショットと共同でダンバインを開発した技術者(組立に関してはほぼゼット)だが、政治に長けたショットに手柄をほぼ独占され出世できなかった男。

*2 どう見ても機動戦士ガンダムの黒い三連星のセルフオマージュです。本当にありがとうございました。

*3 資料によっては甲羅の特殊加工が難しいため量産が利かないと説明しているものもあるが

*4 ズワァースの限界オーラ力は16でビアレスと同じ、オーラ係数もビアレスと同じ1.2