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ドレイク・ルフト(聖戦士ダンバイン)

登録日:2026/04/28 Tue 23:18:59
更新日:2026/08/01 Sat 18:22:15
所要時間:約 5 分で読めます




※推奨BGM:「ダンバインとぶ」


太平洋へと集結するドレイク軍に、
奇襲をかけるショウとゼラーナのクルー達。

その戦いの中で、ショットの思わぬ反撃にあい、ゼラーナを沈めてしまうニー・ギブン。

そして、ルーザの不貞を知ったドレイクは、戦火の中で、その怒りをビショットに放つ!

聖戦士ダンバイン、次回。

ドレイク・ルフト

戦雲がショウを呼ぶ。



「善だよ。私は良きことをしている」

概要

サンライズ制作のTVアニメ『聖戦士ダンバイン』に登場するキャラクターの一人。
彫りの深い表情に禿頭のイカつい人物。

本名:ドレイク・ルフト
性別:男
国籍:アの国
年齢:43歳
出身地:アの国
所属:ラース・ワウの領主→アの国の王
搭乗機:ウィル・ウィプス
声優:大木正司、柴田秀勝(OVA総集編)、塚田正昭(サンライズ英雄譚)


人物

バイストン・ウェルに存在する、「アの国」の地方領主の一人。妻にルーザ、娘にリムルを持つ。
作中でアの国の王、フラオン・エルフを骨抜きにして下剋上に成功し、王の座を勝ち得ることとなる。

なお小説『オーラバトラー戦記』では最初から王であり、アリシアという先妻と、彼女との間に生まれたアリサという娘(リムルの義理の姉)も存在する。こちらではリムルはルーザの連れ子であり、ドレイクとの血縁はない。

イカついせいか分かりにくいが、まだ43歳と意外と若い。まぁ戦乱の時代の人なので…。

世の乱れ、腐敗を憂いてバイストン・ウェル全土の支配を目論む、覇道を善と信じて歩む野心家。
その憂いと野心のもと、近隣領主であるギブン家との戦いを口実として大義名分を得て戦火を開く。
地上人の技術者ショット・ウェポンを召喚してオーラバトラーの開発を進めたり、同じく地上人で強いオーラ力を持つトッド・ギネスショウ・ザマ、トカマク・ロブスキーを聖戦士として召喚し、戦力を蓄えていた。
当然ながら、ニー・ギブンやマーベル・フローズンからは権力欲に取り憑かれたと思われ、警戒されている。
また、その為には資金も必要であると考え、フラオン王などにオーラバトラーの技術を売り渡す事で資金源としていた。

その野心はバイストン・ウェルを追放されても変わらず、オーラマシンの力をもって地上を制覇しようと目論む。
その一方で、地上にとって自分たちが異質な存在であることも認めていたが、だからこそ自分たちは粛清されねばならない存在であると考え、戦いを止める事が出来なくなっていた。

野心こそあれど悪人や外道の類ではなく、彼のために忠誠を誓う兵士も多い。
トッドが戦死した後、彼の故郷であるボストンを攻撃対象から外すという温情をかけた一面もある。
家族に対しても本人にこそ伝えずとも、十分に妻思い、娘思いの人物ではある。
特にリムルに対しては失踪した際に身を案じたり、政略結婚に利用しようとするルーザを一括するなどの場面も見られた。
しかしその一方で、リムルをバーン・バニングスへの褒美としてちらつかせた事もあり、身内であっても戦いに利用するという点は武人らしいと言える*1
最終的にその二人とも彼のもとを離れてしまい、更にはリムルの最期を考えると哀れとしか言いようがない。
また、それだけにルーザがビショットと通じていた事を知った際には強い怒りを見せていた。

彼自身はコモンでありながら、シーラ・ラパーナエレ・ハンムに並ぶほどの、かなり高いオーラ力を持っている。

ちなみに、手に持っている杖は「エツ」という生き物。
死体を加工しているのではなく生きたまま使っており、手を離しても自立したり4枚の羽根で飛んだりするほか、握ると鳴く。
また、生き物であるゆえにしなりも持たせられるからか、折檻やいざという時の武器にも用いている。


活躍

第1話より登場。
当初はアの国の地方領主に過ぎなかったが、ショット達地上人を召喚してオーラバトラーを建造し、兵力を蓄えていた。
また、オーラシップや試作型オーラバトラー「ゲド」*2を売り渡す事で、後に戦火を広げる事になろうとも自身の財力を蓄え、更に高性能なオーラバトラーの開発を進めていた。
隣の領を治めるギブン家当主ロムン・ギブンにその動きを怪しまれて襲撃を受ける事もあったが、決して自分から手を出そうとはしなかった。
反撃のための大義名分を得るためである。

やがて戦力が整うと、腐敗し切ったアの国の王フラオン・エルフに対し反旗を翻す。
そしてフラオンは討たれ、ドレイクはアの国の王となった。
その後、クの国の王ビショット・ハッタと同盟を結び*3、バイストン・ウェル全土の支配へ乗り出す。
しかし、戦火が拡大する中で業を煮やしたジャコバ・アオンにより、全てのオーラバトラーもろとも地上へ追放されてしまう。

地上ではトッドを通じてアメリカ軍と接触し、世界の制覇を目論むが、次第に自分達の存在が間違ったものであり、粛清されるべき存在であると認識し始める。
しかし戦いを止める事も出来ず、感情のままに戦乱を広げるが、最期には座乗艦ウィル・ウィプスを沈められ、脱出しようとしたところをロムンの息子でありリムルの恋人であったニー・ギブンによって討たれた。
脱出の際には自分だけの力でもう一度立ち上がろうとする気概を見せていたが、ニーの乗るボチューンが目の前に現れるとどこか運命を受け入れたような表情を浮かべていた。


家族及び関係者


  • ルーザ・ルフト
妻(『オーラバトラー戦記』では後妻)。
ドレイクなりに夫として愛していたが、当の本人はビショットと不倫していた上、自らの野心のためにドレイクとビショットを利用することを企むというとんでもない毒婦。おまけにドレイクは地上に出てリムルから教えられるまで不倫について知らなかった。
ドレイクの覇道はルーザによって駆り立てられた部分もあったらしく、真相を知ったドレイクからは「この戦いの元凶」「八つ裂きにしてやる」とまで吐き捨てられた。

  • リムル・ルフト
娘(『オーラバトラー戦記』では義娘)。
父親として愛情を注いでいたが、リムルからは「戦乱を起こした元凶」と憎まれ、おまけに宿敵の息子の元に奔ってしまう。つくづく身内に恵まれない。
最期はあろうことか実の母によって殺された*4

  • バーン・バニングス
配下の騎士。
当初はリムルの婚約者としてまで考えていたが、敵方に寝返ったショウ相手に失態を重ねたことで見限る。
後に仮面を被り正体を隠した「黒騎士」として再び仕えられ、ドレイクはバレバレの正体を見破った上でバーンの心情を汲み「前非は問わぬ」と再びチャンスを与えた。

  • ビショット・ハッタ
同盟相手。……ではあるが、実質的にはドレイクの子分のような扱い。
本人はルーザとの不倫関係を隠してそれを利用するつもりでいたが、最期までいいように使われただけだった。

  • ショット・ウェポン
最初に召喚した地上人の科学者。彼の開発したオーラマシンによりドレイクの野心は加速した。
後にショット自身の野心により裏切られるが、黒騎士の働きもあり切り抜ける。
ドレイク曰く「よくよく徳のない男」。

  • ミュージィ・ポー
元はリムルに付けた音楽教師だったが、後にオーラマシンパイロットに転向したショットの恋人。元一般人なのにクソ強い。
ショットのためにと先走る形でドレイクを暗殺しようとするも黒騎士に阻止される。
彼女の恋人への献身を見たドレイクは「ルーザにもお前のような可愛げがあれば……」と切なげに呟き、反逆行為を赦した。

  • フラオン・エルフ
当初の主君。絵に描いたような愚王。アニメなんだから絵じゃんとか言わない
あまりに無能だったため、ドレイクによるクーデターが国民の大半に支持されていたほど。*5
最期は城壁から勝手に落ちて死んだ。

  • ショウ・ザマ
地上から召喚した聖戦士の一人。
彼を戦力にしようとしたが寝返られ、最大の難敵として幾度となく立ちはだかられることに。

  • トッド・ギネス
地上から召喚した聖戦士の一人。
紆余曲折あってビショット配下に鞍替えした時期もあったが、戦死後にドレイクからは「(失うには)惜しい戦士だった」と言われるほど働きを評価されており、彼の故郷ボストンを攻撃目標から外す気遣いを見せた。
……が、ルーザの不倫について教えてくれなかった*6ことに少しだけ恨み言を漏らしてもいる。

  • ニー・ギブン
宿敵ギブン家の嫡男。
当初はニー自身未熟だったこともあって煩い羽虫程度にしか見ていなかったが、最終的には戦士として成長した彼の手によって討たれることになる。


外部出演

スーパーロボット大戦シリーズでは、バイストン・ウェル軍のボスとして登場する。
しかし、悲しいかな乗機が戦艦であるため、一部の作品を除いてオーラバトラーを操るネームドボスに比べると硬いだけの資金源となりがちだった。
ただし『F完結編』では装甲は勿論、ドレイク自身は聖戦士技能を持たないことを考慮されてしまったのか運動性も異常に高く(最終決戦時に至っては運動性195装甲4500*7)、気力ゲーな本作で「強気」なのもあって結構な強敵となっている。
特定の条件を満たすとミュージィと相打ちとなってしまうため、資金のためにも敵の撃破順には気をつけたい。
戦艦の地位が向上してからはMAP兵器を撃ってきたり、艦載機を出撃させる攻撃を仕掛けたり、指揮系統中枢で敵ユニットの命中率を引き上げたりと硬いだけではない強敵と化している。

原作同様大物としての風格が漂う人物であり、地上界の制覇を目論むも、自分達が地上にとっての異物であることを受け入れて潔く敗北する場面も多い。
また、他作品の部隊と同盟を結ぶことも多く、オーラバトラーの性能もあって厄介な軍勢として立ち塞がる。

BX』では大木氏が没後であるため、一般兵との掛け合いによってやり取りをしている。
また、一部の武装でステキな笑顔で高笑いするカットインが入るのは必見。
最終決戦で倒して入手するスキルアイテムが『1/1チャム人形』なことはよくネタにされた。
ちなみに初登場シナリオのタイトルが『皇の浮上』。バイストン・ウェルの覇王ドレイクの初陣に相応しい……と思いきや、この「」が指すのは……。

アインストからの干渉すら乗り越えた『COMPACT2』および『IMPACT』、マーダル(機甲界ガリアン)の野心と共振して己の可能性を試した『BX』、ラー・ヴァルベルム(オリジナル)と組んで覇道を歩んだ『Y』とルーザ関係ではない時のほうがスパロボのドレイクはカッコいい傾向がある。



「我々はアニヲタwikiにあっては追記・修正されなければならぬ存在なのだ…」

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最終更新:2026年08月01日 18:22

*1 ただしドレイク曰くリムルは体が弱かったらしく、娘を強い男に守らせようと考える親心とも言える。

*2 ショットが開発したオーラバトラー第1号だが、試作機故に性能はポンコツそのものであったため躊躇わずに売り払うことができた。

*3 名目上は対等の同盟だが、実質的にはクの国の方が属国扱いに近い。本来の身分では生まれながらの王であるビショットの方が格上であるはずなのだが、ドレイクの外交手腕はビショットのそれを大きく上回っていた。

*4 アニメでは額を銃で撃ち抜かれ、『オーラバトラー戦記』では斧で頭をかち割られるという悲惨な殺され方をした。

*5 フラオン王の愚行はドレイクに唆された部分もあるのだが、そもそも彼に王としての気概があるならそんな誘いには乗らないはずなので結局愚物であることに変わりはない。

*6 トッドは一時ビショットの直属になっていたため、ルーザがそちらにいることを知っていたはずである。

*7 『F』のゲスト三将軍メカと同等