登録日:2026/08/14 Fri 10:30:54
更新日:2026/10/06 Tue 11:47:44
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【概要】
『しあわせ草』はチュンソフト制作のローグライクゲーム『風来のシレン』シリーズに登場するアイテム。
シリーズ第1作から登場。
分類はその名の通り「草」である。
効果は「飲むとそのキャラクターのレベルが1上昇する」。読んで字の如く純粋なプラスアイテム。
◇活用方法
・自分や仲間が飲む
基本的な使い方。
正確には次レベルまでの残り必要
経験値分の経験値を獲得する効果であり、レベルが上がったばかり(さらに次のレベルまでの経験値は一切獲得していない)の状態になる。
そのため、レベルが上がった直後に飲んだ方がお得である。
また、レベルが上がるにつれて次レベルまでの必要経験値も上昇するため、序盤で入手した際にはすぐに飲まずに温存しておくのも手。
草投げの杖に入れてパーティのレベル上昇を図るも良し、よくきき草と草受けの杖を併用して自分の大幅なレベルアップを行うも良し。
シレン3~6には草投げも草受けもよくきき草もないけど。
・敵に投げる
序盤で吹き飛ばしの杖などと一緒に手に入れば、
- あなぐらマムルにしあわせ草を投げる
- どうくつマムルにレベルアップ
- 吹き飛ばしの杖や石などの固定ダメージで倒す
なんて活用法もある。序盤であれば、レベルの上昇量はこの方が大きい。
また、有用な特技等を持つ高レベルモンスターを誕生させる、という使い方もある。
この用途の場合、レベルが上がるほど合成数が上がるマゼルン系に投げるのが多いか。
育てた上で肉や桃まんにして、シレンがその特技を活用するなんて事も。
ただし当然、レベルアップしたモンスターに倒されないように注意。
シレン2ではMr.ヘリコという逃げ回るモンスターが高確率でしあわせ草を落とす。
その上位種のMr.ジャイロは復活の草を高確率で落とすため、Mr.ヘリコをもう1匹見つけて投げるのも手。
・異種合成
異種合成が登場した『
2』からは武器や盾に合成させることも可能。
『2』と『アスカ見参!』では、武器に合成すると倒した時の経験値が上がり、盾に合成すると攻撃を受けたときに経験値がもらえる。
武器効果はなかなか有用だが、盾効果はそもそも殴られたくないのでいまいち。
『3』~『5』では合成した武具の基本値が上昇する。
基本的にレベル上げに使った方が良いのだが、稀に基本値が重要となるダンジョンもある。
どちらかと言えば、後述する天使の種を使う事の方が多いかもしれない。
【関連アイテム】
・天使の種
飲むとレベルが3(初代シレンでは5)も上がる上位互換アイテム。
一部の作品では異種合成も出来て、こちらもしあわせ草より効果が高い。
いずれにせよ、手に入ると嬉しいアイテムである。それだけあって床落ちしてることは滅多に無く、店で見つけてもシリーズによって安くて6の2000G、最高額は初代の10000Gと草系アイテムにしては結構なお値段である。
・くねくね草/不幸の種
逆にレベルが下がるアイテム達。飲むとそれぞれレベルが1/3下がる。
ただしシレンGB2・DS2では、くねくね草が存在せず、不幸の種がレベルが1下がる効果となっている。
「くねくね草」の名前は、「くねくねハニー」というこちらのレベルを下げる技を使う敵が由来。
自分が飲む分には全く役に立たないので、敵に投げて使うのが主な使い道……とはいえ使い捨てなので持っておく優先度は高くないが。
作品によってはレベル1の時に飲むと、レベル2に上がる直前まで経験値が増えるというマニアックな仕様がある。
名前としては「しあわせ」草と「不幸」の種が対比されているように見えるが、実際はしあわせ「草」とくねくね「草」、天使の「種」と不幸の「種」が対比されているのがちょっとややこしい(前述のGB2とDS2を除く)。
・超不幸の種
くねくね草系列の最上位アイテムで、飲むとレベルが1
に下がる、恐ろしいアイテム。
さらに付属効果としてHPも1になり、作品によっては満腹度すら0になる(草を飲んだ分の満腹度回復はその後に発生するので、すぐには餓死しない)。
ちなみに
イッテツ戦車に投げ付けるとボウヤーまでに退化する。
主に、アイテムが未識別な難関ダンジョンの後半に出て来て、うっかり飲み識別したシレンを絶望に追いやる。
ダンジョンの前半で必要な草の識別は済ませ、後半は迂闊に草を飲み識別しないようにしよう。
異種合成が可能な作品もあるが、露骨なマイナス効果なことが多いのでやめておいた方がいい。
シレン4・5では「相手のHPを1にする」という効果だが、こちらもばくだんウニ種などに発動すると不都合だったりする。
・幸せの杖/不幸の杖
「しあわせの杖」はしあわせ草の効果が杖になっており、相手のレベルを1アップさせる。
一見すればデメリットアイテムだが、前述した「敵に投げる」の効果を何回も使えるので、使い方によってはかなり便利。
なお、何らかの方法で反射して自分に当てた場合は、レベルアップではなく経験値が獲得出来る。
シレン5までは500の経験値しか得られなかったが、6では2000も得られるようになり実用性が増した。
こちらの使い道は低レベルだとかなり美味しいのだが、高レベルだとイマイチ。
まあそもそも反射する方法を確保するのが難しい作品が多いのだが、6では10割バッターやボヨヨン壁が登場したので活用しやすくなった。
また、レベルが上がるタイプの仲間に当てた場合も、効果は経験値獲得になる。
「不幸の杖」はそれと対になる効果で、相手のレベルを1ダウンさせる。不幸の種と違って3ではない。
しあわせ草と対になるのはくねくね草なのに、しあわせの杖と対になるのは不幸の杖、と言うのがまたややこしい……。
もちろん敵に振って使うのが主。
・よくきき草
シレン2・アスカ見参に登場。
これを飲むとしばらくの間、一部の草の効果が2倍になる。
つまり、これを飲んだ後にしあわせ草を飲めばレベルが2上昇する。
しあわせ草が祝福されていれば、さらに上昇量が上がる。
・草投げの杖/草受けの杖
シレン2・GB2・DS2に登場。
シレン2では
杖の中に草を入れる
ことで、その草と同じ効果の魔法弾を草投げの杖から出せるようになる。
つまり、草投げの杖にしあわせ草を入れれば、幸せの杖とほぼ同じ使い方ができる。
草受けの杖の場合は杖を振ると、草と同じ効果の魔法弾がシレンに向かって飛んでくる。
GB2・DS2では、杖の中に草を入れるのではなく、足元にある草と同じ効果を発揮するようになった。
特に存在感が大きいのはシレン2の草受けの杖。
もっと不思議にあたる
最果てへの道でも普通に拾えるうえに、上記のよくきき草と併用すると、1つの草の効果を何倍にも増大できる。
しあわせ草を入れても強力だが、それ以上にちからの草を入れてシレンのちからをドーピングする行為が超強力。
草投げの杖も、大将どん・エスカルゴン・店長など魔法弾を反射するキャラクターを利用することで、シレンに魔法弾を当てることが可能になる。
・草効果の壺
シレン2に登場。
壺の中に草や種を入れることで、自分自身と同じ部屋にいるキャラクター全員にその草と同じ効果が発揮される。
つまりしあわせ草を入れれば、自分も仲間も敵もレベルアップしてみんなハッピー。
当然だが、大勢の敵をレベルアップさせる場合は、それ相応の対策手段を用意しておかなければ危険。
シレン2では仲間を連れこめない最果てへの道でしか入手できず、他に相性の良い草もあまりなかったので、存在感が薄い。
【他シリーズにおいて】
トルネコの大冒険シリーズ
シレンシリーズの前身にあたる
トルネコの大冒険シリーズでは「しあわせの種」の名前で登場していた。
本家ドラクエで、
はぐれメタルの経験値が多く一部の作品で「しあわせの靴」をドロップする縁からか、はぐれメタルを倒すと必ずドロップする。
名称についてはドラクエシリーズ恒例の「ちからのたね」や「すばやさのたね」と合わせたものと思われる。
シレンにしろトルネコにしろ、草系アイテムは「草」と「種」が混在しているが、どちらであるかはシリーズごとに異なるのでちょっとややこしい。
不幸の種も存在するが、こちらはシレンGB2・DS2同様にレベルが1下がる。
「しあわせ」の「種」と「不幸」の「種」でしっかり対比されており、わかりやすい。
なお、トルネコ2の魔法使いはレベルアップ時に呪文を習得する仕様なため、積極的に不幸の種を飲んでもいい。
レベルアップした直後に飲めば、失う経験値は少なめに済むので覚えて損はない。
ちなみに関連アイテムでは他にも、トルネコ3では「よくきき草」が「しんぴの草」、「草効果の壺」が「草の神の壺」として逆輸入された。
また、「草受けの杖」は「草うけの杖」、「草投げの杖」は「草なげの杖」となぜか一部ひらがなで逆輸入されている(GB2/DS2の足元参照効果)。
この中では特に、草の神の壺は相性が良い草が増えた上に出現機会が増えた大部屋モンスターハウス対策としても有効なため、一気に重要アイテムとなっている。
最初の作品である『青・赤の救助隊』からレベルが1上がる「しあわせのタネ」と、レベルが1下がる「ふこうのタネ」が登場。
なお、本家ポケモンシリーズでは使うとレベルが1上がるアイテムに「ふしぎなアメ」があるのだが、ポケダンシリーズでは未登場。
本家本元こと『風来のシレン』シリーズに準拠して『タネ』にしたのか、あるいは飴を「たべる」だと表現上の問題があって別の物に変更せざるを得なかったからなのかは制作側のみぞ知る。
このシリーズはレベル引継ぎ仕様のため、通常ダンジョンでは滅多に入手できないが、レベル1からスタートのレベルリセットダンジョンでは割とよく落ちている。
敵ポケモンに当てるとレベルが上がる(下がる)のも同じだが、本家本元の不思議のダンジョンシリーズと違い、レベルアップした敵を倒した際の経験値には差がないので、自分で使った方が得。加えて敵側をレベルダウンさせてもほぼ弱体化しないので、投げつける必要性も特に無い。
ちなみに敵ポケモンがこれらを拾った場合はダンジョンにもよるが「しあわせのタネ」は即食べてしまう。その際はレベルアップのファンファーレも鳴るため、非常にイラッとくる事だろう。
「ふこうのタネ」は食べずに持ち歩き、こちらを見つけるとそれを投げつけてくる。
『青・赤の救助隊』では後の作品よりもレベル補正があまりに強烈だったため、レベルが高くなればそれだけで敵よりも優位に立ちやすい。
ただ、それが災いしてかレベルアップの必要経験値量が多いポケモンばかりとレベリングがキツい作品でもあった。
そんなレベリングの助けになる「しあわせのタネ」はエンディング後のカクレオン商店でたまに売られている。見かけたら買っておくと良いだろう。
『時・闇・空の探検隊』では、食べるとレベルが5上がる「おうごんのタネ」も登場。こちらは特定の宝箱からしか入手できないため、「しあわせのタネ」よりもレアリティが高い。
「ふこうのタネ」はレベルリセットダンジョンこと「きよらかな もり」内でしか基本的に入手できないレアアイテム。
食べるとレベルが1下がってしまうため、本来ならデメリットアイテムでしかないのだが『青・赤の救助隊』ではこれを利用した技の多重習得というテクニックが存在。
本作は『同じ技を複数覚えられる』というトンデモ仕様があり、レベルアップ技は本家ポケモン作品同様にその技を覚えられるレベルに達した時に覚える事が出来る。
例えば
バタフリーや
ドクケイル・
アメモース等は「ぎんいろのかぜ」、
ウリムーや
ムチュールは「こなゆき」、
コータスは「ねっぷう」をレベルアップで覚えられるが、
それらを覚えた後に「ふこうのタネ」でレベルを下げ、再度レベルアップで習得レベルに達すれば該当技を再習得できる。この方法で強力な部屋全体攻撃技を多重習得しておくと乱発しやすくなるため、通常ダンジョンでは容易に無双可能。
ただし、「ふこうのタネ」を用いた技の多重習得は『レベルアップ技』だけに限られる。
リザードンや
モルフォンのように基本技で「ねっぷう」や「ぎんいろのかぜ」を覚える種族だと、この方法による技の多重習得は一切できないので注意。
『時・闇・空の探検隊』以降の作品では技の多重習得自体が出来なくなったため、ただのデメリットアイテムに。
通常ダンジョンでも時折落ちているため、見かけたら敵に拾われる前に回収&処分した方が良い。
また、『空の探検隊』には「ふごうのタネ」という
そっくりどうぐが登場する。
これを食べると「次のフロア内でポケ(ポケダン作品における通貨)が多く配置される」というメリット効果が得られる。
さすがに富豪になれる程の金額が拾えるわけではないが損もしない。
デメリット効果が多いそっくりどうぐの中では良心的な道具である。
しあわせ草に相当する「レベルアップの実」と、くねくね草(不幸の種)に相当する「レベルダウンの実」が登場。
ローグライク作品以外
しあわせ草は
テリワン3D以降のモンスターズシリーズにも輸入された。
追記・修正お願いします。
- しあわせ草(パワポケ)から分割 -- 名無しさん (2026-08-14 10:31:25)
- ちからの重要性が高いシレン2では、ちからの草投げの杖を有効利用するため店主及び店長に投げて杖反射OR物反射(残り0になっても活用できる)できるようにする、なんて使い方がある。こういう発想で有効活用できるとローグライクって感じがするね -- 名無しさん (2026-08-14 19:02:15)
- マゼルンをレベルアップさせようとしてそのまま飲み込まれるのは誰もが通る道、かも -- 名無しさん (2026-08-14 19:32:20)
- 草効果の壺が2にしかないのがなんとも惜しい -- 名無しさん (2026-08-14 21:08:47)
- ポケダン版は何故ふしぎなアメにしなかったんだろう -- 名無しさん (2026-08-14 21:14:26)
- ポケダン初代救助隊では、しあわせのタネよりもわざの重複習得に利用できるふこうのタネの方がシステム上遥かに重宝されていて、実際しあわせのタネ以上の貴重品だったりする。幸せとは。不幸とは。 -- 名無しさん (2026-08-17 04:40:23)
- 幸も不幸も当人の捉え方次第、ということですね -- 名無しさん (2026-08-18 15:46:38)
最終更新:2026年10月06日 11:47