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アメモース

登録日:2010/04/25 Sun 22:44:23
更新日:2026/08/25 Tue 17:10:38NEW!
所要時間:約 6 分で読めます






しょっかくの めだま もようで てきを いかく。
4まいの はねを つかい ヘリコプターの ように くうちゅうで ぜんごさゆう じゆうに すすめる。



アメモースとは、『ポケットモンスター』シリーズのポケモンの一種である。

■データ


全国図鑑No.0284
分類:めだまポケモン
英語名:Masquerain
高さ:0.8m
重さ:3.6kg
タマゴグループ:水中1/虫
性別比率:♂50♀50

タイプ:むし/ひこう
特性:いかく(場に出た時に相手の攻撃を1段階下げる。先頭にすると自分よりレベルが5以上低いポケモンの出現率が半分になる)
隠れ特性:きんちょうかん(相手は木の実を食べられなくなる)

種族値
HP:70
攻撃:60
防御:62
特攻:80→100(SMから)
特防:82
素早:60→80(SMから)
合計:454

努力値:特攻+1、特防+1

アメタマがLv.22で進化する。


■概要


ルビー・サファイア』で初登場した種。
進化前の可愛いアメンボとは打って変わって(ちょっと)恐ろしい姿になった。
本体は相変わらずの愛くるしい顔をしているのだが、目を引くのは目玉模様のでっかい触角
そちらが翅のように見えるが図鑑説明でも「触角」と書かれているため公式設定。逆に胴体についててパタパタしている足のような部分が翅である。

進化に伴いタイプも虫水→虫飛、特性もすいすい→いかくと様々な点が変更された。
なぜタイプを変更した。と言われるポケモンの1体。
その名前や見た目、電気タイプや岩タイプの技が抜群になる関係から、アメモースの事を初見で水飛と勘違いしたプレイヤーは少なくないだろう。


■ゲームでのアメモース系


進化前のアメタマはストーリー最序盤の比較的早く出会える場所(102番道路)に生息しているのだが、
同じ虫タイプのポケモンであればケムッソの方が僅かに早く登場する上、アメタマ自身の出現率が異様に低く、殿堂入り後の大量発生下でもないと滅多にお目にかかれないレアポケモン。
アメタマ系統を使うトレーナーは中盤から登場するため、元々の出現率の低さもあって初見プレイでは存在を知るのも遅くなりがち。
その為「へー、こんなポケモンいたんだー」とか「虫はもう居るし、いいかー」などと思われることが多かった。
なお、同じ第三世代でも『エメラルド』では野生出現すらしないので、より空気に…*1

ゲーム内においてアメタマ系統を使うトレーナーは少なく、ネームドトレーナーでも使うトレーナーはごく僅か。グズマには使われているが、ツクシやリョウは見向きもしていない。
ケムッソ系統のアゲハントドクケイルはギンガ団したっぱから四天王まで御用達なのに…マイチェンとかでは揃ってリストラされてるけど
これについてはアメタマ系統が地方図鑑外(もとい、ぜんこく図鑑)のポケモン枠に追いやられている作品が多いからというのもある。

しかもきちんと手に入れて育ててくれた子供も……

(●\ /●) 〈ギャギャギャギャ
おめでとう! アメタマは アメモースに しんか した!
チビッ子「え……キモ……(目玉模様の触角を見ながら)」

と、彼自身のビジュアルが中々個性的だったためにアメモースになった途端に見捨てられることもあった。


初登場の第三世代ではレベルで強力な技をあまり覚えてくれず、旅パ用のポケモンとしては使いにくい部類。
第四世代以降は世代を追うごとに技のバリエーションが改善されてきているが、アメタマ系統を殿堂入り前で捕獲・使用できる作品が少なかったり、あまり赴かない場所にひっそりいたり等で地味。

後発作品では進化する事によって、水タイプがなくなったのに何故かなみのり(ポケモン)を覚えられるように。
但し覚えられるようになったのは第九世代『SV』になってからと、かなり遅かった。ホウエン地方で覚えてくれ


ポケモンXDではアメタマがポケスポットの一つ、オアシスに出現。
いかにもみずタイプが住み着いていそうなオアシスに生息しているが、そこで出てくるみずタイプはアメタマだけ。しかも、レアポケモン枠なので中々見かけない。
アメタマがレベル25「バブルこうせん」を覚えるので、以降にアメモースに進化させても遅くないだろう。また「いかく」持ちなのも強み。
わざマシンも意外と範囲が広く、「れいとうビーム」や「ふぶき」なども覚えられる。

第六世代ではXY、ORAS双方に登場。
どっちでもアメタマが人によっては印象に残る。
まずXYでは最初のジムのビオラが使うが、言うまでもなく「みず+むし」なので炎等倍。
そこに「みずあそび」でほのお半減。
更に「あわ」で逆にほのおタイプを倒しに来る。
安全に行くならひこうタイプで戦おう。

ORASは第三世代『RS』のリメイクなので当然出現。
出現率は低いままなのだが時折発生する揺れる草むら(忍び足で近付くと戦闘できる)から出会えたり、一度出会ってさえいればポケモンマルチナビの「ずかんナビ」から探せたりもできるのでマイナー系レアポケではなくなった。

今作の揺れる草むらから現れるポケモンはタマゴ技をランダムで一つ覚えている事がある。
アメタマの場合は「とどめばり」「みやぶる」等のショボい技を覚えたパターンも多いが、中には「シグナルビーム」や「ハイドロポンプ」を撃って来る個体もいる。
つまり、場合によっては最序盤の102番道路でタイプ一致補正により威力180の「ハイドロポンプ」をぶっ放すアメタマと遭遇することになる。

しかも102番道路の草むらから出現するアメタマはレベル3の個体……つまり初期技の「あわ」だけを覚えた個体しか出て来ない。
揺れる草むらから登場するポケモンは1番目の技を上書きする形でタマゴ技を習得しているため、「あわ」が「ハイドロポンプ」に置き換わる。ドロポンを最大5発も放つアメタマは恐怖そのもの。
いくらレベルが上がりやすい第六世代といえど、まだ「がくしゅうそうち」を持っていない(手持ちのレベルがインフレしてない)段階においてアチャモが受けようものなら即死確実。他のポケモンでも食らえば大ダメージは免れない。
…そんな野生の「ハイドロポンプ」持ちアメタマだが、ORASをやったプレイヤー達から時折語られる事があり、一部のトレーナーに強烈なインパクトを残した事が見て取れる。

なお、リメイク前でもリメイク後でもアメモースの方は空気である。どうしてこうなった。
レベル技が見直されているので旅パには入れやすくなったのだが。


レンタルポケモン

【エメラルド】
型1:クラボのみ:のんきAB:ぎんいろのかぜ/つばめがえし/こごえるかぜ/しびれごな
型2:のんきのおこう:れいせいBC:ハイドロポンプ/れいとうビーム/ギガドレイン/しびれごな

型1は「ぎんいろのかぜ」の全ステータスアップが狙える。ダブルなら「こごえるかぜ」で2体同時に相手をスピードダウンさせれる。
型2は一致技が無い特殊アタッカー型。「しびれごな」で相手をまひさせれば「のんきのおこう」の効果と合わさって相手からの攻撃を受けにくくなる。

【プラチナ・HGSS】
型1:ぎんのこな:ずぶといBC:ぎんいろのかぜ/エアカッター/こわいかお/あまいかおり
型2:ヤタピのみ:れいせいCD:むしのさざめき/エアスラッシュ/シャドーボール/しびれごな

型1は「ぎんのこな」で威力が底上げされた「ぎんいろのかぜ」が強力。全ステアップ効果を効果を引ければさらにパワーアップ。「エアカッター」と「あまいかおり」はダブルバトルにおいては相手全体が対象で、「いかく」持ちなのも相まってダブルバトルで活躍させやすい。
型2は「しびれごな」+「エアスラッシュ」でまひるみコンボを狙おう。「ヤタピのみ」が発動すれば火力も上がる。


■対戦でのアメモース


このように散々な目に遭ったアメモースだが、対戦面でも全体的に酷い性能であった。
当時はタイプ毎に技の物理・特殊が決定し、虫と飛行はどちらも物理だったので、比較的マシ(80)な特攻をうまく活かせなかった。
虫技も低威力の「ぎんいろのかぜ」くらいで、「いかく」持ちが唯一の救いという文句なしの弱ポケであった………
しかし、第四世代からアメモースは生まれ変わった!!
物理特殊の仕様変更により特攻を活かせるようになり、さらに強力なタイプ一致技が追加。
「エアスラッシュ」&「むしのさざめき」でガンガン攻められるガチポケになったのである!


…………と言いたいが、依然強い部類とは言い難い。
4倍、他にも等メジャーな弱点、微妙すぎる素早さ……数を挙げればキリが無い欠点。
ホントになんでタイプを変更したし。

それでも長所を上手く生かし、愛情を注げば意外と戦えるかもしれない……?


主な特徴

●不一致ハイドロポンプ
何も知らず虫退治に来た岩タイプに一撃お見舞いしてやろう。素早さ60で。素早さは「こだわりスカーフ」を巻けばある程度は解消される。
何気に虫タイプで水技を使いこなすのはアギルダー等ごく少数である。

●技の多彩さ
タイプ一致技は上述の「むしのさざめき」「エアスラッシュ」以外に退却技「とんぼがえり」が使用可能。
サブウェポンも「ハイドロポンプ」「れいとうビーム」「シャドーボール」「エナジーボール」とそれなり。
また意外な事に「サイケこうせん」や「マッドショット」等変わった技や、先制技「アクアジェット」まで覚えられる。
「たつじんのおび」「いのちのたま」があると良い仕事をするかもしれない。
めざめるパワー」のタイプはを突破するための炎や地面等がオススメ。

補助技も麻痺の効果が強力で「エアスラッシュ」とのまひるみコンボもできる「しびれごな」、後続補助の「おいかぜ」「ねばねばネット」、
回復技「はねやすめ」、微妙な速さを補う「こうそくいどう」、積み技や「みがわり」を後続に引き継げる「バトンタッチ」等を覚える。
「ねむりごな」を覚えない点が残念ではあるが。

格闘に強い
特性も相俟って物理の格闘なら威力は1/6。「インファイト」が「あわ」並の威力になるぞ!!…格闘タイプの大半は岩技持ちなのは禁句な!


アメモースは全体的に性能が低め……と思われるが実は、種族値の合計が全ポケ中

ド 真 ん 中

であった(第四世代当時)。これではかえってネタにしにくい。そこら辺の進化前も含めての順位なので実際は印象通りに超貧弱である。


2匹のアメモースで「とんぼがえり」連発すれば実用性はともかく「いかく」がウザい。


さりげなく書いてあるが、アメモースの頭の(●\ /●)は羽ではない


そんなこんなで長い間一部でネタにされてきたが、ゲーフリはアメモースを見捨ててはいなかった。
第五世代では強力な積み技「ちょうのまい」を習得。アタッカー型は勿論、バトン型も大幅に強化された。
さらに第七世代では特攻が+20,素早さが+20も種族値が上昇。今作では他にも種族値が伸びたポケモンがいるが合計で+40も伸びたのはアメモースのみである。
特攻は大台の100に到達、素早さは性格補正を掛けて「ちょうのまい」を積めば最速145族まで抜ける80とまさに破格の救済措置が講じられた。
恐らくグズマの手持ちに入っているからであろう。

こうなれば前述の長所や差別化要素もネタでは済まされない。
なおここまでしてもそれほど高い能力とは言えないがやっとこのポケモンにも大きな個性や採用理由というものができたのではないだろうか。

ちなみに同時期にアメタマと同じタイプのオニシズクモグソクムシャが登場している。
特に後者はアメモースと同じくグズマに使われている。

レーティングバトルSMリーグWCSルール(アローラダブル)では一時期ウインディとの「いかく」2枚体制とするパーティで一定数使われていた。


■アニポケでのアメモース系


AG編でマサトにやたらとよく似た見た目をしたゲストキャラの少年が使用。
よく「アッ、アッ」と鳴く。
……喘ぎ声じゃないよ? 鳴き声だよ?

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者デオキシス』でも登場。
リュウの妹である双子キャサリン(CV:山本麻里安)とオードリー(CV:水樹奈々)が、それぞれアメタマとアメモースを手持ちにしている。
アメタマ「ア・ア・ア・ア…」シャカシャカグルグル
AG本編に登場した個体と同じく、鳴き声がやたらとエロい。喘ぎ声じゃないよ。

また、XY編ではビオラがアメタマを手持ちに入れている。なんと、サトシピカチュウに完勝する大活躍を見せる。


■ポケモン不思議のダンジョンシリーズにおけるアメモース


本家シリーズの地味さから打って変わって、かなりの強ポケ。ただしライバルや比較対象になる存在は多い。
  • 青・赤の救助隊
アメタマは「たきつぼの いけ」にしか生息していないが、アメモースは「てんくうの とう」を始めとしていくつかのダンジョンに生息。
敵キャラとして出てくる彼らはどちらも地味。後者は出現レベルの都合上「ぎんいろのかぜ」も放ってこない。

「じゃあポケダンでもアメモースは弱いのか?」というとそうではなく、むしろ育て上げれば順当に強くなる逸材。
アメタマとアメモースでレベルアップ技に違いがあり、それぞれに有用な技がある。
前者はPPが多くて使いやすい直線攻撃技「バブルこうせん」、倍速技「こうそくいどう」、能力変化をリセットできる「くろいきり」。
アメタマ時にのみ覚えられる技はレベル37までレベリングしてアメモースに進化させればいつでも思い出せるため、そこまでは育てておきたい。
後者はポケダンプレイヤーには言わずと知れた虫タイプの全体攻撃「ぎんいろのかぜ」。「ふこうのタネ」を用いた多重習得も可能。

しかし欠点もあり、アメモースの特性が「いかく」とポケダン的には受け身かつ地味な効果(物理攻撃のダメージ軽減)である事。
また同じ虫・飛行複合で特性「ふくがん」から命中ド安定の「ぎんいろのかぜ」(多重習得も可能)が放てる本作屈指の強豪枠バタフリーもいる。
一応アメモース側がバタフリーに勝っている点もあり、初期能力*2があちらさんより凄惨なわけではないため、即席で使いやすいという利点も。
……長い目で見るとバタフリーの方が圧倒的に強いのは否めないが、アメモースも並のポケモンより強いポテンシャルを持つ事は確かである。

  • 時・闇・空の探検隊
アメタマは「たきつぼのどうくつ」、アメモースは「しずかないけ」等に生息。序盤から出会えて仲間に出来るようになった。

全体攻撃技「あやしいかぜ」を新規習得。
「ふぶき」も攻撃範囲が部屋全体へと強化された事で「ぎんいろのかぜ」と合わせて三種の部屋技を使用可能。
タマゴ技からは「こころのめ」を習得できる。これと部屋技を連結なりすれば必中全体攻撃が放てる。
ただし、それを覚えさせずともかしこさスキルの「しゅうちゅう」や、レベルアップ技の「あまいかおり」と組み合わせる事で、それなりに攻撃を当てやすくはなるので必須技という程ではない。

本作ではかしこさグループが種族毎に決められるようになったため、各ポケモンの使い勝手や探索適正が変化している。
アメモースの場合は自前でワナ対策が行え、攻撃系スキルも充実した優秀なかしこさグループに属しており、探索適正が高い。主力として育てる価値が十二分にあるポケモンとなった。

前作の強豪枠であったバタフリーはワナ対策スキルが不安定発動の「わなはずし」のみ・部屋技が「ぎんいろのかぜ」のみと探索適正が下がっている。
しかし特性「ふくがん」による命中保障・かしこさ「コレクター」で宝箱のドロップ率上昇・かしこさ「たげい」で所持技のPP+5・かしこさ「くうかんはあく」でフロアマップ形状把握などアメモース側には無い長所も多い。
どのダンジョンにも単独で出張れるほど万能枠ではなくなったにせよ、ポケダンシリーズにおける虫ポケモン達は一定以上の強さを誇るポケモンが多い事が窺える。

ポケットモンスターSPECIALでのアメモース系


野生やナギ(アメモース)・ビオラ(アメタマ)の手持ちとして登場しているが、ポケスペの中で目立つのは第6章ラスボスガイルの相棒であろう。
最初はアメタマでの登場。
「サイケこうせん」という名のご都合主義ビームで、ジラーチを捕らえつつあったエメラルドゴージャスボールを妨害。
さらに図鑑データにある「水飴のような甘い液体」を大量に分泌して、即席の粘着トラップを作り出した。
戦闘面でも、ガイルを抑えつけたポケモン5匹を一気に吹き飛ばす等、進化前とは思えないスペックを誇っていた。

最終決戦でのゴールドレッドのニョたろう・ニョロの連携攻撃に逆ギレした際、突撃と同時にアメモースへと進化するが…、
ニョたろうにあっさりあしらわれてしまう。
進化して3コマ目には放り投げられている、あまりに格好悪過ぎる進化であった。

一応、最後の最後まで抵抗する等、ガイルに対しての忠誠心は評価できる。

因みにガイルがニセモノの鎧を被ったシーンで一緒に慌てる姿は可愛いので一見の価値あり。
本物。本物。本物。」 


追記・修正はタイプを変更してお願いします。

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最終更新:2026年08月25日 17:10

*1 『エメラルド』でも『ルビー・サファイア』のソフトとレコードコーナーにてレコードを混ぜれば、それ経由で『エメラルド』側にアメタマの大量発生が起きる事もある。

*2 キャタピーは初期能力があまりに低く、そこから進化させてバタフリーにすると極めて貧弱なステータス(いずれも10前後)と化す。よって大量ドーピングが必須。