禁断機関 VV-8

登録日:2016/11/13 Sun 12:42:24
更新日:2025/04/21 Mon 12:37:59
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0の永久機関 12の王 DM DMキャラクター項目 LEG No.2 T・ブレイカー ぅゎょぅι゛ょっょぃ かわいい ずっと俺のターン ふともも エクストラターン エターナルマシンデュエル コスト6 タイムリープ ダークヒロイン チート デュエマ デュエル・マスターズ デュエル・マスターズ プレイス ドローバンク以外の全てがかっこいい男の切札 ネガティブ ヒロイン プレイヤーLOVE ヤンデレ レジェンド レジェンドカード ヴィヴィ 上田麗奈 劇場版ヒロイン 加害者にして被害者 味方だと頼もしいが敵に回すと恐ろしい 幼女 悲劇のヒロイン 愛が重い 拘束具 擬人化 時間操作 欠陥エンジン 殿堂入り 水文明 水文明のクリーチャー 禁断 禁断クリーチャー 禁断レジェンド 禁断レジェンド←ではない 禁断機関 VV-8 禁断王 禁断起動 追加ターン 邪鬼王来烈伝 龍魂珠被害者の会




基本的に自分のターンと相手のターンを交互に繰り返すカードゲームでは、自分のターンが2回続くということはかなり有利である。

デュエル・マスターズに於いてもそれは変わらず、むしろ相手ターンに積極的な妨害を仕掛けることがほとんどできないデュエマでは、
エクストラターンは「入ったものが勝つ」と言っても過言ではない。

かつて《聖剣炎獣バーレスク》を皮きりに様々な猛者達がその禁断の果実に手を伸ばし、
あるものは使いこなせず、またあるものはその性能を十分に発揮し、引退生活を余儀なくされたりもした。

そんな『禁断の果実』に『「禁断」の使徒』が目をつけた時、また新たな禁断が誕生した。



「W」のイニシャルズたちは4-Wをオール・フォー・ワンで改造し、禁断機関 VV-8を復活させた。

画像出典:デュエルマスターズVSRF 第41話 「永久VS熱狂っ!ナンバーツーの誇りを賭けた闘いっ!」より
©TM and(C)2016, Wizards of the Coast,Shogakukan,Mitsui/Kids,ShoPro,TV TOKYO



概要

《禁断機関 VV(ブイブイ)-8(エイト)》とは、TCG「デュエル・マスターズ」のクリーチャーである。レアリティはレジェンドカードの派生である禁断レジェンドカード

禁断機関 VV-8 LEG 水文明 (6)
禁断クリーチャー:(種族なし) 12345
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚を自分の手札に加える。このクリーチャーに封印を3つ付ける。
禁断機動:このクリーチャーの封印がすべてなくなった時、このターンの後に自分のターンを追加する。
《ドキンダムX》《ドキンダム・ソウル》に続く3枚目の禁断クリーチャーで、火文明以外では初めての禁断クリーチャーである。
禁断クリーチャーであるためかフレームとイラスト右下のレアリティ表記には禁断レジェンドのものが使われているが、実際のレアリティは普通のレジェンドなので、1箱買えば確実に1枚は手に入る。

能力は大きく分けて2つ。
ひとつは「鼓動」面を持たない禁断クリーチャー共通の、『登場時に自身を封印する能力』。
もうひとつは『自分の封印がすべてなくなった時に、エクストラターンを発生させる能力』。


まず『自身を封印する能力』は、ぱっと見処理が分からないかもしれないが、「山札の上から5枚を見て、そのうち2枚を手札に加え、残りの3枚で自身を封印する」という動きをする。

これまでの封印能力と違い、封印に使用するカードをある程度選べるのが強みで、封印処理に必要なカードを手札に引き込みながら《VV-8》を封印することができる。

そして目玉の能力、禁断機動。
封印3枚外して動きだした《VV-8》は、自分のターンをもう一度作りだす事ができるのだ。

これまで登場したエクストラターン発生能力の中では最も安定しており、封印解除で『確実に』エクストラターンを発生させられるのは、火文明の一か八か能力ではない、知識を知識で束ねる水文明だからこそできた能力だろう。
アイツも出るだけでエクストラターン?アイツ勝ちきれなかったら負けじゃないですかー)

能力の強烈さにより若干霞んでいる気もするが、《VV-8》本体のスペックも6マナでパワー12000超えのTブレイカーと、水文明では珍しいパワフルさを持っている。
そして『封印』されているクリーチャーは「無視(バトルゾーンにいないものとして扱われる)」されるという特性上、《VV-8》は除去に対して非常に強い(《VV-8》を除去するには封印をすべて外さなければならないが、封印を全て外した時点でエクストラターンがストックされる)。

コスト6で封印3枚外すのは今の環境だと若干間に合わないこともあるかもしれないが、その手間をかける価値はあるので是非体験してもらいたい。

特徴的な名前の由来に関しては諸説あり、レシプロエンジンの配列形式「V型8気筒」であるという説、「VV」という字を「W」に見立てている説、面白いところでは「V」はローマ数字の5であり、「VV」で10、10から8をひくと2であるため(VV(10)-8)、使用者であるNo.2の事を表しているというものも。


相性のいいカード

D2W ワイルド・スピード SR 水文明 (7)
クリーチャー:ソニック・コマンド/マスター・イニシャルズ 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を見る。その中からコスト6以下のクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、自分のクリーチャーはすべて、種族にソニック・コマンドを追加する。

Dの機関 オール・フォー・ワン R 水文明 (5)
D2フィールド
自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、そのクリーチャーよりコストが最大2大きい、水の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。
Dスイッチ:自分のクリーチャーがバトルゾーンに出て、その能力がトリガーするとき、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、その能力は1度のかわりに2度トリガーする。
《VV-8》とデザイナーズコンボを形成するカード。

手札に《ワイルド・スピード》、バトルゾーンに自分の《VV-8》とコスト5以上のクリーチャーがあれば、《オール・フォー・ワン》の効果で場のコスト5以上のクリーチャー破壊して《ワイルド・スピード》を出し、登場時能力を《オール・フォー・ワン》のDスイッチで2倍にすれば、コスト6以下の水クリーチャーを2体踏み倒すことで《VV-8》の封印をすべて剥がすことができる。
こうして迎えたエクストラターン、バトルゾーンには《VV-8》と《ワイルド・スピード》、さらに水クリーチャーが2体いることになるため、ここから一斉攻撃でゲームセットも可能。

Dの禁断 ドキンダムエリア VR 闇文明 (5)
D2フィールド
自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れるとき、代わりにそのクリーチャーに封印をつける。
Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、自分の封印を6枚まで墓地に置いてもよい。
「ずっと俺のターン!」をしたい時に。

《VV-8》の禁断機動条件である『このクリーチャーの封印がすべてなくなった時』は、《VV-8》自身の能力で付けられた以外の封印を外した時でも効果が発動する。
そのため「《VV-8》を除去する→《ドキンダムエリア》で離れる代わりに封印される→封印を外して禁断機動!」のループを作りだすことで、山札が尽きるまでエクストラターンをストックすることができる。

超次元ガード・ホール R 光/闇文明 (7)
呪文
バトルゾーンにある進化ではないクリーチャーを1体選んで裏向きにし、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加える。
闇または光の、コスト10以下の、「コマンド」と種族にあるサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

時空の支配者ディアボロスZ(ゼータ) SR 光/水/闇/火/自然文明 (10)
サイキック・クリーチャー:ワールド・コマンド 9000
E・ソウル
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
相手のクリーチャーの能力によって、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。
覚醒-自分のターンのはじめに、バトルゾーンまたはマナゾーンから自分のカードを3枚選び、山札に加えてシャッフルしてもよい。そうした場合、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZ(ゼータ) SR 光/水/闇/火/自然文明 (20)
サイキック・クリーチャー:ワールド・コマンド 23000
E・ソウル
このクリーチャーが攻撃する時、相手の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーを1体ずつ破壊する。
解除
Q・ブレイカー
《VV-8》の必殺性を底上げするカード。
《VV-8》が封印されている時は除去をしつつブロッカーを展開でき、時間稼ぎにはもってこい。《ディアボロスZ》は全色のコマンドなので無色以外のあらゆるクリーチャーの封印に対応が可能。なので当然、《VV-8》の封印を外すこともできる。
特筆すべきは《ディアボロスZ》の覚醒時の時。場、もしくはマナゾーンからカードを3枚選ぶ必要があるのだが、これはあくまでも『カード』な為、《VV-8》の封印を対象にすることも可能。必要枚数は3枚な為、間違いなく《ディアボロスZ》の覚醒と共に禁断機動が炸裂する。12000のTブレイカーと23000のQブレイカーが同時に並ぶだけでも十分凄まじいが、本当の悪夢はここから始まる。
《デビル・ディアボロスZ》のコストは20なので、超時空ストームG・XXがすっ飛んでくる。通常、《ストームG》の覚醒は次の自分のターンまで待つ必要がある。…が、ここで生きる禁断機動。次の自分のターンなんかこの後すぐじゃないか。という事で、相手に一切阻害される事なく100%の確率で《ストームG》は《ラスト・ストーム》に覚醒する。ここまで来たらもはや勝利は確定したも同然である。《ラスト・ストーム》が殴れば能力で唯我独尊ガイアール・オレドラゴンも飛んでくる訳で。
因みに、《ドキンダムエリア》を展開している状態で《ガード・ホール》の対象に《VV-8》を選べば、《ドキンダムエリア》の能力で再度コイツを封印する事が可能。そして《ディアボロスZ》を出せば即座に禁断機動が炸裂し、追加ターンを獲得できる。《ラスト・ストーム》覚醒時にこの動きをすれば勝利をこれ以上ない程に確実なものにできる。

S級宇宙(スペース) アダムスキー SR 水文明 (7)
進化クリーチャー:マジック・コマンド/S級侵略者 7000
進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。
S級侵略[宇宙]-水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃するとき、バトルゾーンまたは自分の手札にあるこのカードをその上に重ねてもよい。)
W・ブレイカー
このクリーチャーはブロックされない。
このクリーチャーがシールドをブレイクするとき、かわりに相手の山札の上から2枚を、持ち主の墓地に置く。
元祖禁断クリーチャーである《ドキンダム》と同じように、《VV-8》もまた侵略との相性は素晴らしい。
特に上記《アダムスキー》はフィニッシュにシールドをブレイクする必要がないため安全に勝利することが可能であり、また《ワイルド・スピード》で自分のクリーチャーをすべてコマンド化することが出来るので、バトルゾーンで侵略できる「S級侵略[宇宙]」を存分に活かすことが出来る。
注意点としては、封印を外す時はコマンドをバトルゾーンに出す必要があるので、《アダムスキー》の「S級侵略[宇宙]」でバトルゾーン内で侵略しても《VV-8》の封印を外すことは出来ない。

フォース・アゲイン UC 水文明 (4)
呪文
S・トリガー
自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、そのクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンに出す。
墓地経由でクリーチャーを出し入れするカード。
禁断機動を使い終わった《VV-8》に使うことで、4マナで再び封印を3枚つけて《VV-8》をセット出来る。
残念ながら《アゲイン》と《VV-8》の親和性は公式の方でも十分に把握していたようで、「ブラックアウト!」の発売2日前の時点で殿堂入りしてしまった。
予断だが、コイツの詳細が明らかになる前にNo.2がデッキの一部と思われるカードを広げていた場面があるのだが、その時はまだ《アゲイン》は殿堂入りしていなかったので、複数枚の《アゲイン》がデッキパーツとして映っていた。

D2W2 ギガスピード SR 水文明 (6)
クリーチャー:ソニック・コマンド/マスター・イニシャルズ 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある他のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻してもよい。その後、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
自分の水のコマンドはブロックされない。

チューン・アゲイン R 水文明 (5)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。そのカードが自分の水の進化ではないソニック・コマンドなら、それを手札からバトルゾーンに出してもよい。
漫画版で一足先にお披露目され、「ドギラゴールデンVSドルマゲドンX」で収録されたNo.2の新たな切札。
2枚はデザイナーズコンボを形成しており、『《チューン・アゲイン》で《VV-8》の封印をひとつ手札に加え、封印に使われていた《ギガスピード》をタダ出し。そして《ギガスピード》の登場時能力、「水のコマンド」である《ギガスピード》が登場したことによる封印解除』によって封印が3枚外れるため、《VV-8》の禁断機動が発動する、という動きが出来る。
さらにD2フィールドがあると発動する《ギガスピード》の追加効果は、《ドキンダムエリア》と組み合わせた「ずっと俺のターン!」コンボをお手軽に発動出来るようにしてくれる。

SSS級天災 デッドダムド P 水/闇/自然文明 (8)
進化クリーチャー:トリニティ・コマンド/S級侵略者 11000
進化:自分の水、闇、または自然いずれかのクリーチャー1体の上に置く。
SSS級侵略[天災]:水、闇、または自然のコマンド(自分の水、闇、または自然のコマンドが攻撃する時、バトルゾーン、自分の手札、墓地、マナゾーンにあるこのカードをその上に重ねてもよい)
W・ブレイカー
このクリーチャーを別のクリーチャーの上に重ねた時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地かマナゾーンに置く、または手札に戻す。

天災 デドダム P 水/闇/自然文明 (3)
クリーチャー:トリニティ・コマンド/侵略者 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。

虹速 ザ・ヴェルデ P 自然文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 4000
このクリーチャーをマナゾーンから召喚してもよい。
マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
このクリーチャーは、バトルゾーンまたは自分の墓地にある間、すべての文明を持つ。
「エクストラターン」という強烈なメリットをもたらしてくれるにもかかわらず、運用の難しさからコンボデッキが主な仕事場だった《VV-8》を一気に環境トップに引き上げた戦犯立役者。
《デッドダムド》は《アダムスキー》では成しえなかった「複数枚同時侵略に意味を持つ水のコマンド」であり、また『SSS級侵略:[天災]』によりほぼどこからでもバトルゾーンに出すことが出来、早期の禁断機動に一役買ってくれる。
一方の《デッドダムド》側も「盤面制圧能力に長けるがフィニッシャーとしては心もとない」という欠点を、エクストラターンと水文明には珍しい高パワーで補ってくれる《VV-8》は願ってもない相棒であり、《VV-8》登場時の封印能力もアドバンテージ稼ぎとして優秀である。
このようにしてお互いの特性がガッチリ噛み合った結果生まれた中速ビートデッキ【青黒緑デッドダムド】は、「自身より早いデッキは苦手だがそれ以外のクリーチャーコントロールデッキには無敵の強さを誇る」という、盤面の殴り合いであればほぼ敵なしなパワーを持つある種の到達点のようなデッキとなった。
このため2019年夏はどこもかしこも【ダムド】であふれ、そのまま《VV-8》を殿堂入りまで突っ走らせる……
と思われたがその年の秋になるとそれ以上の理不尽に駆逐され、環境から姿を消してしまう。
環境からは姿を消してしまったが、「簡単にエクストラターン獲得が可能になり、デッキの安定性を高める」存在になってしまったこのカードが許されるはずもなく、2020年1月1日を以て殿堂入りすることとなった。

余談だが《デッドダムド》は《ギュウジン丸》が《ドキンダムX》をコントロールするために研究・開発していた存在であり、完成前に《ギュウジン丸》が斃れたために本来の背景ストーリーでは存在しないクリーチャーである。
後述するように《VV-8》もまた《ギュウジン丸》の遺産から生まれたクリーチャーであるため、【青黒緑デッドダムド】は「ギュウジン丸の研究の集大成」と言っても過言ではないかもしれない。(ギュウジン丸「本人」の、と言っていいかは若干怪しいものがあるが)


背景ストーリーでの扱い

元々海底遺跡に封印されていた《伝説の禁断ドキンダムX》とは別の禁断の存在であり、ドキンダムが倒された後Wのイニシャルズ達が《改速4-W》を元に《Dの機関 オール・フォー・ワン》で改造することで復活したクリーチャーで、禁断機動は「時を組みかえる能力」と表現されている。
なお《オール・フォー・ワン》は元々前シリーズのラスボスである《ギュウジン丸》が残した研究施設を、イニシャルズ達がD2フィールドに改造したものである。また侵略ウイルスも元々、海底遺跡で眠るVV-8の技術を元にして生み出された物である。
あの野郎余計な置き土産残してくれやがって……。どうでもいい話だが、《ギュウジン丸》を《オール・フォー・ワン》の効果で破壊すると、73コスト以下の水のクリーチャーを踏み倒す事ができる。ほぼ何でも出せるというものである。

ミラダンテとの対決後、ドルマゲドンの復活が迫る最終決戦時自分を元に生み出された侵略者達を引き連れて革命軍に立ち向かうがダママ団の《プチョヘンザ》、《ワチャゴナ》、《大長老 ウェイヨウ》達により撃破される。

ちなみに勘違いされやすいが、VV-8はオールフォーワンで改造された存在である為「イラストの姿=本来のVV-8」という訳ではない。また親玉のドルマゲドンを除くとドキンダム以外で背景、メディアに登場した唯一の禁断の存在である。


メディアでの扱い

漫画・アニメ共にNo.2の切札として登場。
アニメの方では背景ストーリー通りに《ミラダンテXII》を使うルシファーを、漫画版では百獣レオをそれぞれエクストラターンで倒している。
どちらのメディアでも《VV-8》複数体による禁断機動で連続エクストラターンを実行しており、ルシファー戦では2体、レオ戦では4体の《VV-8》を展開し、それぞれ禁断機動を行った。
ちなみに漫画版ではバサラと出会った頃のNo.2が設計した新型エンジンの名前でもあり、空気を燃料にすることで一万馬力ものパワーを引き出す超絶ハイテクエンジンであるが、設計段階で『最大出力を出すと爆発する』という欠陥が発見されている危険なシロモノでもある。
そして天才科学者であるNo.2の父がこの設計図を偶然発見し、それを元に建造したのが現在の《禁断機関 VV-8》である。
つまりエンジンの欠陥は未だに改善されていない。


デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-29にて実装。
なんと能力面は殿堂入りしているにも関わらず紙版とほぼ同等。殿堂入りしているカードとしてはドギラゴン剣に匹敵するレベルで破格の扱い。
敢えて挙げれば封印用のカードを乗せる順番がトップ順になった程度。墓地利用の精度まで考えるデッキでは微弱体化と言える。

ヴィヴィ

メインストーリー27章から登場した、カードに先駆けて擬人化キャラ。
全身に拘束具を付けた記憶喪失の気弱幼女という色々な意味で強烈なキャラ付けを引っ提げて登場。名前は「ビビリだから」という理由でJJが命名。
本来の大人サイズの体はなかなかけしからんボディであり、豊かな双丘の間に禁断解放する鍵穴がある。
意図したものかは不明だが、その容姿はどこか彼女に似ている。

背景ストーリー同様にギュウジン丸*1から作られた。彼のことは「お父さん」と呼ぶ。
元々は禁断を止めんとするギュウジン丸の発見・研究の成果ではあるが、あくまで主戦力であり彼からの親子愛は希薄。

時空を操るというチート能力を持っており、当初は無感情なVV-8として敵対する革命軍や勝舞・勝太編のキャラクターを手当たり次第消し回っていた。
ある時、何らかの事故により主人公がいる時空に不時着。なぜかロリ幼児化した上に記憶まで失い、時空操作能力のことも忘れてしまった。
主人公やルピコ、JJ、ルカに保護されるも、侵略者の襲撃が始まるとルカを殿に逃走。バサラ組やS級侵略者の追撃を受ける最中で本来の大人ボディと能力を取り戻したが、ギュウジン丸の知略には叶わなかった。
しかもギュウジン丸の暗躍により他の世界線のヴィヴィやギュウジン丸を呼び出しまくるという事態に発展、時空を繋ぐ歯車が崩壊して世界が消滅してしまった。

主人公補正運良く近くにいた主人公やルピコと共に時空の狭間的な空間で生存し、その辺の事情に詳しいカノンやキリコ(エンペラー版)の協力もあって、ギュウジン丸の過去にも触れながら時空を元に戻すべく反撃開始。
最終的にまた別の時空に逃げ込んだギュウジン丸をやっつけることこそ叶わなかったものの、時空を元に戻したついでに全キャラオールスターでの連携攻撃もあって禁断の阻止には成功。
生命維持に必要な侵略ウイルスを求めて手を組んだS級侵略者3人組と共に、JJらと別れて元の世界線のギュウジン丸を追い掛ける旅に出た。

関連カード

禁断 Vol-Val-8 KGM 水/火/自然文明 (9)
クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/禁断 54321
EXライフ
スピードアタッカー
T・ブレイカー
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない)
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚まで手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、パワー6000以下のクリーチャーをすべて破壊してもよい。
自分のターンの終わりに、このターン、クリーチャーが4体以上破壊されていれば、このターンの後に自分のターンを追加する
肉体を悪用させられ、同じくエクストラターンを発生させる効果を持つあの無双竜機ボルバルザークと結合したディスペクター
詳しくは個別項目を参照。


フィオナ・ガーディアンの背後にも禁断の存在はいた。
禁断樹幹 WO-ZERO LEG 自然文明 (3)
禁断クリーチャー:禁断/フィオナ・ガーディアン 12345
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見て、その中から1枚をマナゾーンに置く。その後、このクリーチャーに封印を3つ付ける。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそれと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。封印されているクリーチャーは無視される)
「デュエキングMAX2023」で登場したVV-8に酷似した自然の禁断にして、初の自然のレジェンドカード。
外観はほぼ緑色のVV-8であり、種族にダママ団の祖であるフィオナ・ガーディアンを持つ。
ダママ団は革命側の勢力でありながらD2フィールドを扱えるという特異な存在だったが、その回答ということだろう。

能力はVV-8と同じく出た時に封印を付ける形式だが、封印以外の部分は1枚分のマナ加速となり、見る枚数も1枚減った。
そして禁断機動は失われているため封印解除後は単純なT・ブレイカーであり、全体的にはタマシード/クリーチャーのような扱いとなる。
特に相性が良いのは封印を解除しつつ2マナ追加&2枚ドローできる《インフェル星樹》だが、自身がコマンドではないためもう1手必要となる。
2マナコマンドの《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》や、各種侵略、革命チェンジも併用したい。
面白い所では《爆流忍法 不死鳥の術》とも相性がいい。2ターン目に山札操作を挟み、3ターン目に《WO-ZERO》を出せば、次のターンには5マナで《不死鳥の術》を唱えることが出来る。
ここで《超炎怒アゲブロム》を踏み倒すことが出来れば、自然のコマンドが出たことによって封印が全て外れた《WO-ZERO》をタップして《アゲブロム》のハイパーモードを解放し、さらなる展開も可能になる。


追記の体は止まらない、修正の意思は止められない。
項目充填60%……70……80……90……
ガァン……ガァン……ゴォン……ゴォン……
ガン!ゴン!ガン!ゴン!ガン!ゴン!
項目充填100%!アニヲタ起動!ゼロの追記修正、発動!

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最終更新:2025年04月21日 12:37
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*1 こちらも擬人化している