登録日:2009/07/02 Thu 16:17:41
更新日:2025/02/12 Wed 23:06:45
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ナドレの時とは違い、自らの意思でその姿を晒そう……!
この機体は……!?
……セラフィムガンダム!!
SERAPHIM GUNDAM
型式番号:GN-009
頭頂高:16.6m
本体重量:27.4t
装甲材質:Eカーボン
動力機関:GNドライヴ
セラヴィーガンダムの背中にバックパックとして隠匿されていたもう一機のガンダム。
隠し方が隠し方な為、作中のガンダムでは最小最軽量の機体。
ガンダムナドレの後継機に当たり、本機も
GN粒子貯蔵量は少ない。
太陽炉はこの機体に搭載されており、セラヴィーとのドッキング中はシェアする形になる。
「フェイスバーストモード」で展開されるガンダムフェイスはセラフィムのボディーパーツが変形したもの。
本機の手はバックパック状態でも任意に『腕』としての使用が可能で、向きの違いに対応する為に6本指で構成されており、親指が2つある。
この機体は元々、ナドレに搭載されていたトライアルシステムの有効範囲を遥か広域にまで広めた
「トライアルフィールド」を運用する目的で開発された。
胸部の巨大ガンダムフェイスと大型クラビカルアンテナはその為の装備である。
但し、この機体がロールアウトした当時は、ティエリア・アーデがヴェーダから閉め出された状態で
トライアルシステムの発動権限を停止させられている為、これは死に機能と化していた。
◆武装
普段は腕部を構成するが、再変形させる事で使用可能になる。
腕部に格納されている。他の機体が持つものより一回り小型。
セラヴィーの武装。本機も使用可能だが、粒子を貯蔵する大型GNコンデンサーが機体にない為、
威力はセラヴィー使用時より低下しており、機体も小型の為に取り回しが悪化している。
セラヴィーのGNHWだが、コネクティングポートはこちら側にもあるので使用可能。
但し、背中合わせに合体しているので、セラヴィー使用時とは上下が逆になる。
ケルディムガンダムのGNスナイパーライフルⅡを原型に改造したもの。
セムと同一のものでGNHWと一緒に装備される予定だったが、本機での戦闘は無いと判断され装備されなかった。
◆劇中での活躍
初登場は第14話の対
ガラッゾ戦。
GNフィールドを解除し、突き立てられたGNビームクローを受けつつセラヴィーが
トランザムを起動しガラッゾを拘束、分離したセラフィムが至近距離からのGNキャノンで見事撃墜した。
この時両腕でガラッゾのGNフィールドを貫通した為、「セラフィムは敵のGN粒子を吸収出来るのでは」と噂された(実際はトランザムで装甲表面に高濃度粒子が展開され、GNソードと同様の状態になっていた為)。
第19話では
ガデッサ相手にOPでも披露した6本腕でGNビームサーベルを使用しガデッサをフルボッコ、離脱するコアファイターをセラヴィーから分離し捕獲した。
本機はナドレと同じくトライアルシステムを搭載しているが、アクウオスの技術も反映されている為、有効効果範囲は従来の比ではない。
ヴェーダとのリンクが失われている為に使用する事は出来なかったが、第24話にてティエリアがヴェーダを奪還。
トライアルフィールドを展開してオートマトンまでも含めた
イノベイター勢力側の戦力を行動不能に陥れた。
が、その後ヴェーダとリンクしていない
リボーンズキャノンが現れると、機体を撃ち抜かれ、太陽炉共々爆散した。
因みにセラヴィーのGNHWを装備可能で、スペシャルエディションⅢ「リターン・ザ・ワールド」では実際に装備した状態でトライアルフィールドを展開させた。
◆
ガンプラ
HG単体でセラフィムガンダムが発売している。
細身かつ武装の少なさもあってか箱自体が薄く小さい。
設定を考慮してか手の甲パーツがクリアーになっているが、肝心のハンドパーツは規格品を流用したため6本指になっていない。また可動域は優秀な部類だが上半身は特に合わせ目が多い。
付属武器はGNビームサーベルで、刀身は長いものが2本、短いものが1本付いている。
別売りのセラヴィーガンダムの背部にドッキングする事が可能だが、GNキャノンⅡの砲門部分のクリアーカバーが無いのでポリキャップが露出してしまう。自作のクリアーカバーかセラヴィー付属のシールを付けるなりしよう。
またセラヴィーガンダムGNHW/BにおまけパーツとしてGNサブマシンガンとセラフィム専用の増加パーツ装着ジョイントが付属している。これでスペシャルエディションで見せた単体での姿を再現可能な他、プレイバリューもやや増えている。
1/100ではセラヴィーガンダムとセットで発売。
1/100シリーズでは唯一腰が可動するキットで、しっかりGNキャノンⅡ発射形態をスムーズに移行できる。ある程度合わせ目なども改善されており、HGの上位互換である事は間違いない。
だがハンドパーツは5本指で設定どおりではない。
2ndシリーズ登場のワールドから参戦。
セラヴィーから脱出・パージで運用可能な他、単体でも生産はできる。しかしナドレ同様に単体性能は全00機体中では低い水準にあるため、セラヴィーのフェイルセーフ的な運用の方が良い。
武装面では劇中使用していないGNバズーカⅡやTRANS-AMが使用可能。またトライアルフィールドが
MAP兵器として発動でき、効果範囲内の敵機を1ターン行動不能にする。
クロスレイズではトライアルフィールドが没収されたが、数値的なパラメータではヴァーチェを上回るよう調整された。
◆余談
1stシーズンの小説最終巻ではネタバレを防ぐ為か、「セラフィムシステム」と呼ばれている。
「セラフィム版トライアルシステムの事ではないか」とされているが、当時ヴェーダとのリンクが断たれていた為、
トライアルシステムだったとしても
テストが出来ず、ティエリアのセリフに
矛盾が生じる為、可能性は低い。
セラフィムそのものというより、セラフィムを起動させる為のシステムかも知れない。
その小説最終巻に近い時期の2008年11月、アニメ2期で言うと8話が出たあたりでセラヴィーのHG
ガンプラが発売され、
それを組めば
見るからに人型に変形しそうな形状の大型バックパック
をセラヴィーが背負っていたためある程度察した人間も多かった。
えぇい…!荒らすというのか、項目を?!
違う!!僕は“Wiki篭り”だぁッ!!!
- 00よりも前にセラフィムと名の付くガンダムがいた件 -- 名無しさん (2014-02-23 11:06:05)
- ↑あれ一応非公式のはずだから… -- 名無しさん (2014-05-28 00:09:01)
- 一応Z3でも健在のはずなんだよね -- 名無しさん (2014-06-20 00:23:55)
- ↑でも劇場版名義だけだから出せない。残念ながら -- 名無しさん (2014-06-20 00:24:37)
- ↑2 Z3にてセラヴィーⅡを作る時にパーツを流用したとかありそう。 -- 名無しさん (2014-06-20 00:29:59)
- ロボアニメ好きな友人が、ガンダムではなくガンメンと頑なに呼び続けているガンダム...... -- 名無しさん (2016-06-10 19:34:53)
- 色的にラゼンガン -- 名無しさん (2018-04-24 21:41:22)
- ガンプラでは非変形のバックパックがセラヴィーに付属し、正体判明後にセラフィム単品で発売、セラヴィーの非変形バックパックと入れ替える形で変形合体が可能。GNキャノン砲口とセラフィムの手首が交換可能なので、セラフィムの射撃形態やセラヴィーの隠し腕も再現できる至れり尽くせりっぷり -- 名無しさん (2018-05-09 17:09:05)
- セラヴィーとセラフィムは背中合わせに合体してるけど分離する時にコックピットはどうなってるんだろ?ティエリアはセラフィムに乗ってるけど、シートが180度回転してるのかな? -- 名無しさん (2018-05-09 17:18:05)
- 初見時てっきり5体でGN合体ソレスタルガンダム!とかやるかと思ってたけどそんなこと無かったぜ。ビルドシリーズでやってくれないかなぁ… -- 名無しさん (2023-01-29 10:12:34)
最終更新:2025年02月12日 23:06