シーザー(機獣新世紀ZOIDS)

登録日:2010/02/18 Thu 15:41:45
更新日:2024/09/18 Wed 11:16:13
所要時間:約 5 分で読めます




漫画『機獣新世紀ZOIDS』に登場するゾイド。

主人公バンの相棒を務める主役機である。
作中では度々機体が変わっている。

元々はムンベイの兄“ジャッド”が乗っていたシールドライガーで、後にバンの相棒となった。
名前があったり感情表現が多いためアニメのシールドライガーより相棒っぽさが強い。




シールドライガー時】
ゾイドの能力を飛躍的に上昇させる反面、使用されたゾイドが命を落とす危険があるアイテム“シャドーキー”を守るよう命じられ、命じた主が死んだ後も一人でシャドーキーを狙う野党等と戦い続けていた。

無人ながら圧倒的な強さを誇っており、並のゾイドでは歯が立たない。

死んだ主以外には心を開いていなかったが、レッドホーン長距離リニアレールガンで瀕死の重傷を負った際にバンが自分のために涙を流しているのを見てジークの合体を受け入れ(合体はゾイドが心を開いてなければ出来ない)復活、バンを新たな主に選んだ。
(ジャッドは死ぬ間際にシーザーに新たな主にいい人を選ぶようにいい、その基準を「ゾイドのために涙を流してくれる人」と告げていた)。


バンと組んで以降はジークの力もあってかなりの活躍を見せるも、旅の途中『ポルトの街』にてレイヴン操るジェノザウラーと交戦。
荷電粒子砲の直撃をうけて身体の右側を三割ほどごっそり消し飛ばされるという大ダメージを負う。
しかし街で町民から愛され、レイヴンに破壊される危険があったゾイド〈ウェンディーヌ〉を守るため、ジークとシャドーキーの力を使ってなんとか復活。
この時のシャドーキーの効果で消し飛んだ部分がやや気持ち悪い形で修復されていた。

再びジェノザウラーに挑みかかるもやはり地力の差は埋められず、再び窮地に追いやられる。
しかしフィーネとウェンディーヌの力で〈ブレードライガー〉へと進化した。



ブレードライガー時】
第一世代ゾイド〈ウェンディーヌ〉とフィーネが生み出した〈ジークハート〉の力で生まれ変わった姿。
元々の設定では前面に展開するだけのEシールドが漫画版では360度に展開可能になっている。これによりシールドの反発力を利用した様々なアクションが可能になった。
足下に展開することで水上を移動でき、真後ろに展開すれば陸上ゾイドでありながら水中でも圧倒的なスピードを発揮できる。
さらにブレードの力場でシールドの反発力を一点に集めて相手を吹き飛ばす《シールドリフレクト》という技もあみだした。

因みに、一度ムンベイの店の客寄せにされかけた。

ジェノザウラーを圧倒し、シールドの応用で水中戦もこなすが、ミュールでデススティンガーから町を守るために戦い多大なダメージを負ってしまう。



ライガーゼロ時】
デススティンガーとの戦いで深刻なダメージを負ったシーザーからゾイドコアを取り出し、メリッサが持ってきた新型ライガーのボディに移植して誕生した。
一応タイプゼロの姿だが、肩部分のアーマーが箱型になっているなど、一般のゼロとはややデザインが異なる。

暴走するデススティンガーを止めるため、移植後の神経接続などの手間をジークの合体で省略して緊急出撃するも、合体の神経接続がアーマーまで届かず重荷を背負った状態になってしまう。

しかしミュールの第一世代ゾイド〈オルーガ〉の協力によりアーマーを排除、ライガーゼロ素体状態に移行する。
素体状態のため一発攻撃を受けただけで撃破されそうなほど脆くなったが、ずば抜けた運動性を発揮、攻撃を全てかわしてパイロットを救出しつつ暴走デススティンガーを破壊することに成功する。

その後もアーマーを装備することなく、素体状態を基本に行動。
ゾイド乗りとしての腕前を大きく上げたバンの操縦も手伝って、時には同型発展機である〈イエーガー〉&〈シュナイダー〉の二機を同時に相手取り勝利するという目覚ましい活躍を見せた。

ライガーゼロは様々なゾイド作品で活躍しているが、素体のまま使われ続けているのは恐らくコイツだけ。



【ライガーゼロ・シーザー・ザ・キング】
『機獣新世紀ZOIDS』にのみに登場するオリジナルゾイド。
名前の通り一応ライガーゼロだが、CASをオミットしたため他のアーマーには換装できない。
レイヴンとの決戦に向けてバン専用に作られた機体であり、ジークとの合体を主眼において設計されている。デザインはジーク風ライガーゼロのような雰囲気で、機体色もジークと同じ白銀。

火器を装備していない完全な近接戦闘用ゾイドで、機体の両側にブレードライガーを彷彿とさせる二本のブレード状パーツを持つ。これはブレード以外にシールド発生装置や飛行ユニットとしても機能する。
また、鬣や四肢にフィンのようなパーツを持ち、ジークが合体するとそれらが展開する。

具体的なスペックは不明だが、動揺していたとはいえレイヴンの〈バーサークフューラーSE〉と闘い、これに勝利したことからゾイドの中でも最高クラスの性能を持つと思われる。


ちなみに『シーザー・ザ・キング』の名前を思いついたのは『ゾイドジェネシス』の主人公ルージという事になっている。
※このエピソードは作者の個人サイト『別冊兄弟拳』で公開されている。




余談だが、シーザー・ザ・キングは今まで立体化されていないためファンの間では地味に立体化が待ち望まれている機体である。
さぁ、早くHMMで出すんだコトブキヤ






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最終更新:2024年09月18日 11:16