スニークブラザース

登録日:2011/08/05 Fri 12:22:08
更新日:2025/06/04 Wed 23:14:57
所要時間:約 3 分で読めるぞ!





「兄貴! 俺達の項目が出来たらしいぞ!」

「何ぃ!? そいつは一度見ておく必要があるな……弟よ!」

「ああ、行くぜ兄貴ぃ! そぉぃやっさぁぁぁぁぁっ!!!」
ブンッ

「うぉあぁ~~~~……」
ヒューーーン




















ボン、ボン、コロコロ…
「おっ、おぅっ、今回は無事に着いたな……どれどれ」


俺達の概要だ!

スニークブラザースとは、スーパー戦隊シリーズ第35作「海賊戦隊ゴーカイジャー」に登場する宇宙帝国ザンギャックの怪人。
登場話は第8話「スパイ小作戦」。

その名の通り、兄のエルダー(CV:千葉繁)と弟ヤンガー(CV:檜山修之)から成り立つザンギャック行動隊長で、常に二人揃って任務に従事する。

強化改造は『肉体肥大化(ヤンガー)』
モチーフは『ウニ(本体)』『ウミガメ(ヤンガーのボディ)』


尚、彼らの名前はスニークブラザー『ス』であり、ブラザー『ズ』ではないので注意(媒体によってはズ)。


彼らの種族は本来、兄同様野球ボール程の大きさしか無いが、弟の方は改造手術により肥大化し、与えられた人型の体に寄生している。
兄は転がっての移動や跳躍、張り付きなどができる。

また、2人はテレパシーで繋がっており、通信機器無しで連絡が取り合える。

活躍だ…。

「ザンギャック一のスパイ」(by兄)を自負するだけあり、諜報活動を得意としている。
開発技官インサーンのお気に入りで、その腕を買われ、ゴーカイジャーの行動拠点であるゴーカイガレオンに潜入する。




………が、そこに行き着くまでがあまりにも雑……。
ガレオンが空を飛んでいるとはいえ、ヤンガーがエルダーをガレオンに向かって全力投球するというアナログとかいうレベルじゃない潜入方法だった。
しかも更に悪い事にこの弟、遠投はからっきしのノーコン……。
案の定何度も目標からすっぽ抜け、護衛のゴーミン達すらアホ臭くなって暇つぶしに走る中、エルダーは幾度と無く冷たい塩水に水没する事に……。


「わざと?! ちょっと!?! わざと!?」

なんとか潜入に成功する*1も、ドアに挟まれたり、饅頭と間違われてルカにかじられたりと、やっぱりロクな目に合わない。

なんだかんだで結局見つかり(しかも見つかった理由は自分が放ったツッコミ)、戦闘に突入。
最初は兄を使った跳弾攻撃で翻弄するも、デンジマンゴーグルファイブにゴーカイチェンジしたゴーカイジャーのデンジパンチやゴーグルリボンに翻弄され、そのままゴーカイスラッシュで撃破された。

「兄貴、大丈夫か!?兄貴!?」
「アゴ打っちゃった...」
「兄貴のアゴってどこだ!?」

インサーンは「ちょっと可愛がってた二人だったのに」と言っていた。
ぜひ自分も可愛がってもらいt(ry

そして巨大戦に移行し(この時兄は漸く等身大と同程度のサイズになった)、ゴーカイオーに跳弾攻撃を仕掛ける。
…が、ゴーカイオーが何処からか取り出した「ゴーカイバット」で兄は見事ホームラン。星になった。

「お疲れ様ァーーーッ!!」
「兄貴ィィィィーーーーッ!?」

兄の復讐に燃えるも、弟は「ゴーカイフルブラスト」で爆散した。


合掌……。

そんなこんなで終始騒々しかったものの、ちゃんと情報を味方に届けられてるあたり、「ザンギャック一のスパイ」が誇張ではないのが分かる。


因みに先述の通り、兄は死亡していない。ひょっとして……。


【以下ネタバレ】




弟の仇を討つべく劇場版『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にてついに再登場。
分身能力を持ち、各々違う断末魔を放つ。
場面が切り替わる前の個体がついに「ちばー」と叫んだ。
スタッフGJ!
しかも、今度は妹である行動隊長シスター(CV:加藤英美里)を引き連れてくる。こらそこ、ヤンガーにリボンが付いただけとか言わない。ちなみにこのシスター、初の女性行動隊長である。

その後、『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』でも復活。
なぜかエルダーがスペースショッカー、ヤンガーが宇宙犯罪組織マドーの傘下に加わっているが……。








「そっか……俺達、やられてんだっけなぁ……。」
グスン

『兄貴? どうした兄貴! 兄貴ぃー!!!』

「大丈夫だ弟よ。今戻る」

『そ、そうか』

「ああ。……さて、誰か、いい追記・修正してくれるといいなぁ……」


「私がいるよ!」


『「妹!?」』

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最終更新:2025年06月04日 23:14

*1 弟はゴーミンから拍手されていた