喫茶マウンテン

登録日:2011/02/14(月) 14:29:06
更新日:2022/08/01 Mon 22:08:08
所要時間:約 9 分で読めます




愛知県名古屋市にある、カオス…もといステキなメニューと大盛りが自慢の喫茶店。
通称「山」。

ファン(客、ではない。多分)の間では店に行くことを「登山」、
完食することを「登頂」、
完食して店から出ることを「下山」、
完食できずに残すことを「遭難」、
完食できずに店から出ることを「途中下山」という。
耐えきれずにゲロすることは「雪崩」とも

元々は付近にある大学生のリクエストに答える形で、通常盛りから大盛りになって行った。
これだけなら大学そばの飯屋にありがちな話なのだが、そこからマスターがさらにリクエストに答えた為、後述する現在のメニューに変化していった。
……誰か止めろよ
全国でTV報道されたため、休日には県外からの観光客が集まる。
何をトチ狂ったのか、 マウンテン攻略WIKI まで存在する始末である。
後述もするが、あくまでゲテモノがとことんヤバイのであり、普通のはなんてことない為、ご安心を。
基本的に甘いのと辛いのがヤバイ。不安だったら店員さんに聞こう。


【MENU】

  • 甘口抹茶小倉スパ
とても毒々し……綺麗な草原を思わせる緑色のパスタ。頂点に乗った一握りの小倉あんと、それを囲む白い生クリームが鮮やかな一品。
彩りよく添えられたフルーツと共にこのパスタを食した人々は、漂う甘い香りと口の中に広がる甘さに皆絶句……いや舌鼓を打つことだろう。

メニュー名は間違えてません。

甘口といってもたかが小倉あんだろうと思ったそこのアナタ! 間違ってますよ!
抹茶が練り込まれた自家製パスタがすでに甘い。
そして、生暖かい生クリームが甘い。もちろん、小倉あんだって甘い。
あまりの甘さで脳が誤作動を起こすのかパスタは食べてると苦くなってくる。
食べる時は一気にまぜて味を誤魔化……なじませて食べるのがいいらしい。


  • 甘口イチゴスパ
鮮血のよう……じゃない鮮やかな赤いパスタと生温かく美しい白い生クリーム。
二つのコントラストは見る人全てを、紅白まんじゅ−−不思議の国を思い起こすだろう……。
そこに添えられた黄緑のスライスキウイ。非常にサイケデリックなカラーリングをしている。

メニュー名は間違え(ry

昔の名前はイチゴショートスパ。抹茶スパ同様、イチゴを練りこんだ自家製(ry
「甘酸っぱいアクセントが特徴」との事だが、上にのってるキウイ以外全部甘いので罠である。
一口目で現実を知り、二口目で頼んだ己の軽率さを呪い、三口目で語彙が死ぬ。


  • 甘口バナナスパ
そのま……ヴィジュアル面では普通の黄色のパスタ。だが上にはクリームとチョコクリームがトッピングされている…
要するにチョコバナナである。そのため一見すればチョコバナナクレープに似ている。
普通のパスタに見かけは一番近いが、味は甘口スパでも一二を争うくらいヤバ…いや珍味である。
しかし人によっては食べやすいらしいので、好みが分かれる。

メニュー名は(ry

ちなみに昔は普通のチョコレートが乗せられていた。
噛めば噛むほど、こめかみに響く甘さのスマッシュブロー。


  • 甘口メロンスパ
雑そ……草原のエメラルドグリーンをイメージするような緑色のパスタ。マスクメロンをかたどった生ぬ(ry生クリー(ry

メニューめ(ry

昔の名前はメロンパンスパ。生地にメロンを練り(ry
熱々の甘いパスタの上にメロンパンを模して格子柄に生クリームが鎮座している。そして中には油まみれのごろごろメロン
味としては全くと言っていいほどメロンではないが、激し過ぎるメロン臭が香る
どちらかと言えばメロンパンに近い甘みの方向性…を、濃縮したかき氷のシロップに近い。


  • 甘口キウイスパ
芋む……メロンスパより薄い色の黄緑色のパスタ。当然クリームはついて(ry

メニュ(ry

匂いはキツイが味は酸味が主体なので甘口ではマシ…大衆向けである。
とは言えキウイ、パイン、チェリーを炒めた熱気むんむんの酸味の右ストレートは、ダイレクトに胃酸を刺激する。
胸焼けからのむせ返り雪崩コンボに涙した者も多いので油断大敵。


なお、甘口パスタは総じて熱々パスタに生クリームがのっているので、早めにクリームを何とかしないと溶け始める。
ソースとシロップとクリームが悪魔合体した挙げ句にパスタがそれを吸収、コーティングされ、リバース…もとい雪崩を誘発する。
素人は雪解け水には要注意だ。


  • 甘口きしめん風チョコスパ
ゴキブ……大自然の気をイメージするような茶色のパスタ……ではなくきし麺。名古屋風である。
「スパゲッティ風チョコきしめんじゃね?」は禁句。
当然クリームはつ(ry。マロングラッセも乗せられている。

マスターの息子が考案したメニューで。期間限定でたまに売られる。
味は甘口最高傑作の声もしばしば。一番マシ…美味である。
ただし唯一の落とし穴として、こいつには他の甘口にある「フルーツによる酸味」の補助が一切ないので、一度でも止まると進めなくなる恐れがある。



  • コーヒーフロート
コーヒー1に対してアイスが0.8ぐらい。フロート(浮かぶ)のはずなのに、マウント(乗っかる)してる。
パッと見た目は コーヒーをボディにした雪だるま といったところか。
早めにどっちか減らさないと、アイスが溶けて中に落ち、決壊する。
ちなみに他のフロートも似たようなもん。


  • かき氷
普通の喫茶店は夏季限定だが、山は年中注文可能。全高約40cmのかき氷は正しくマウンテン。
席に置かれた時に座ってる自分の目線と同じ気がするが恐らく気のせい。形を保つために芯としてアイスが入ってる。
ちなみにマンゴースペシャル(辛口)や熊五郎(アルコール入り)なるものなど多種多様。
かき氷を更にスケールアップした「たらい氷」もある。何がたらいかって?本当にたらいに山盛りでくるんだよ。
こちらは体育座りした幼稚園児ぐらいのサイズがある。「こち亀」とかで出てきそうな代物。
胃袋をはじめとした消化器官に幼稚園児が入りそうな人なら挑戦してみるとよい。


  • 小倉丼
苺を入れて炊いたピンク色のご飯の上にあんことシロップ漬けのパイナップルが乗っかった代物。
ピンクのごはんは小倉の小豆の赤飯を見立てたのだろうか…。尚、乗っているあんこの量は山盛りご飯ぐらいある。
かつては裏メニューで甘口最難関の呼び名も高い。「砂糖に殺される」「即日糖尿病」との悲鳴…絶賛の声多数。
あまりの遭難事故の多さから、残したら罰金500円を払わせる事で安易な注文を防ぐように店側が配慮している。


  • ピカンテピラフ(激辛)
長きに渡り抹茶スパと甘口、辛口で双璧となっていた古参メニュー。改装前では最強の辛さだった。
ピカンテとはタコスなどに使うサルサソースのこと。トマトとハラペーニョで作られている。
見た目はそうでもないが超激辛。というか唐辛子の辛味以外の味はない。
ズシリとした手堅く痛烈なボディブローがじわじわと消化器官を焼き尽くす。


  • 赤いワンピース(激辛)
それは少女が身にまとう、美しく鮮烈なまでに赤い衣服…なわけはない。
もしそうだったら僕らは喜んで食べる。
その実態は“赤いスパゲッティ”……但し、

Q.これはミートソースですか?
A.いいえ唐辛子をすりつぶしたものです。

(激辛)の名のとおりその辛さはデスソースを飲むが如くとさえ言われている。最早辛いを通り越して痛い。
何より次の日の大便の時、最大最強のダメージを与える事だろう。もはや殺し屋の二つ名に聴こえる。


  • ハリケーントースト
練り唐辛子とタバスコで作った唐辛子ジャムをガーリックトーストに仕立てたフランスパンにたっぷりこってり塗ったモン
単純に辛いだけだから、食えないモンではない。ハンパなく辛い、いや痛いが。
プレートの近くに寄るだけでカプサイシンで鼻がピリピリする。

「暴君ハバネロを一袋まとめて食べた気分。一口で汗が止まらなくなり、全部食べたら体から冷や汗が噴き出すよ
とはBBSに現れた、実際に食べた勇者の感想。ハリケーンなんてただの炭水化物であるトーストに付ける名前じゃない…。


  • マエストロ(激辛)
ピカンテピラフ、赤いワンピース、ハリケーントーストと並ぶマウンテン激辛四天王の一角にして頂点。既に匂いがやばいらしい。

パンケーキでハンバーグをはさんだハンバーガーで、上に唐辛子と超激辛ソースをトッピング。
唐辛子が誕生日ケーキのロウソクの如く突き刺さってそびえ立っている。
辛いもの好きなら上三つはなんとか食べられるレベルであったが、これはキツイとの声が多い。
胃に着弾した箇所が炎症を起こしたような痛みを覚える。量が少ないのが救いか…。
限界を迎える頃には、全身から汗が溢れ頭皮の毛根が全開になっている。
一体何処がどうマエストロなのか。(マエストロとは本来、芸術家とかそういう意味である。)


  • なベスパ
名前は普通だがその実態は小倉丼と並ぶマウンテンの最難関。
ただしこちらの問題は甘さでも辛さでもない。 物量 である。
茹でられた麺を生姜風味のタレにつけて食べるのだが、その量が半端ではない。軽く4人分はある。
それもそのはず、鍋は鍋でもちゃんこ鍋である。どうしてこうなった。
しかも食べていくうちに伸びてきて終いにはうどんのようになる。その上、具材の九割がパスタである。
タレも最初は辛いが食べていくうちに薄くなり終いには味のない麺をすすっているだけという事態に…
一応50円で新しいタレを出してもらえるが…


  • おしるこスパ
その名のとおりおしるこの中にスパが入っているという代物。和洋折衷(物理)。
もちろん餅もある。3つも
量もなベスパほどではないがかなり多い。おまけに煮えたぎってぶくぶくしている。地獄かな?
しるこに麺が入っているだけなので甘口系列ではマシな部類だが、冬場じゃないとかなり厳しい。


  • 抹茶しるこスパ
しるこ系第二弾。というか最終形態。見た目はドブ……いや、ど……ドブ
しるこが抹茶風味になり餅が1つプラス。その上たい焼き2つまでプラスされ、その上麺が抹茶麺になるという鬼畜仕様。
おまけに抹茶のせいかなんか苦い。甘苦いという新感覚。もちろん煮えたぎっている。
甘さと物量の同時攻撃となっており、甘口スパ最高難度の声も挙がる。
筆者が食べたわけではないが、注文した後ろの席の人が数分後『あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁ』というゾンビのような奇声を挙げたことをここに記す。


  • スパ
3600円という飛び抜けた値段のラスボス候補。
ココナッツミルク、砂糖、ホイップクリームを使った白いソース。赤いワンピース同様唐辛子を過剰投入した赤いソース。
甘さと辛さの融合した、ある意味常軌を逸s……上記メニュー達の集大成。
店員曰く、「甘さと辛さの奇跡のハイブリッド」だとか。さすが中部地区である。
筆者の個人的感想としては 「甘さと辛さの地獄の挟み撃ちラリアット」 といった感じでしたが。


  • ロバライス
ドンタコスが大胆に添えられた単なるピラフ……に、一見見える超曲者。
中の具材はフルーツポンチである。プルーン、パイナップル、チェリー、桃、ナタデココ…が、生温く炒められている。
ここまでなら甘口フルーツスパを米に変えただけ、と思われがちだが、実はピラフは普通にスパイシーという罠。
パイナップル酢豚のようで良いという猛者もいる。甘さと塩辛さで中和しやすいのが救いか。


  • あつげしょう
名前だけでは何が何だか分からないメニュー。その実態はフランスパンで作った生クリーム小倉トースト。
「なんだ、普通じゃん」と思った人は、マウンテンを甘く見過ぎである。「フランスパン」をスライスしたと誰が言った?
まるまる一本のフランスパン(バケット)の上に、生クリームと小倉あんが鬼のように載っているのである。
その総量は下敷きになっているフランスパンとほぼ同量の体積。一応、半分に切ってくれる「あつげしょう(中)」もある。
とは言え量が多いだけなので、シェアすれば普通に美味かったりする。





ちなみにTV等は名古屋メシ代表みたいな扱いだが、実際は地元民からもゲテモノ扱いされている店である。食えるかこんなもん。
だがゲテモノばかりではなく、一応普通のメニューもあり、総じて量が多くコスパがいい。
なので地元民でも普通のメニューは食べに来る人は多い。特にカレーが美味い。
アレなメニューが目立つが、ちゃんと普通のメニューもあるのである。したがってここに来る客が全員変態とかドMでは無い。もちろんいる事はいるが。
ただただ、店長のノリがおかしい方向ではっちゃけてぶっちぎっているのだ。
無理に付き合いで連れてこられたなら、カレーを頼むといい。


名古屋人は毎日こんなゲテモノ喰ってる訳じゃないぞ!!




追記・修正は途中下山した悔しさを込めてお願いします

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最終更新:2022年08月01日 22:08