銀装騎攻オーディアン

登録日:2012/05/12 (土) 19:32:52
更新日:2024/01/09 Tue 15:10:55
所要時間:約 5 分で読めます





それはとても静かに
誰にも気付かれずに
僕の居場所 そのすべてを…

『銀装騎攻オーディアン』(ぎんそうきこうオーディアン)とは、2000年にWOWOWで放送されたロボットアニメである。
監督は大張正己。
リアルロボットとスーパーロボットを足したような展開が特徴である。
前半はリアルロボットであり、後半は北欧神話をモチーフとしたスーパーロボットのような展開である。

所謂、セカイ系のロボットアニメだが説明不足な点が多い。
恐らく、一回みただけで全てを理解するのは不可能。
しかし、前半のリアル系を意識した展開は評価されている。

また、 独特すぎるOP はよく話題になる。
人を選ぶ歌だが、何だかんだで、このアニメに合っているような気がする。

外伝作品に「銀装騎攻オーディアンORO」がある。主人公のOROは終盤に登場する。


<あらすじ>
高校を中退した哉生優は先輩の橘了から兵士養成機関「IMO」への入隊を誘われる。
そこで幼馴染の藍原ナンナと再会し、入隊した優はチームメイトのウォルフ・エリクマイヤー、ネル・マクマハウゼンと上官の哉生香織と出会う。
そして、優は自分自身の出生を知る事に…。


<登場人物>

哉生優
CV:川田紳司
主人公であるが、イマイチ戦闘では活躍しない。
中国戦線のトラウマに恐怖する事になるが、のち克服する。
序盤はドラゴンファングに搭乗し、中盤からオーディアンに乗り換える。
ある意味、全ての元凶なのかもしれない。

ウォルフ・エリクマイヤー
CV:三木眞一郎
ドイツ人であり、優達に比べて、実戦経験が豊富。
中国戦線から様子が変わり始める。
実は…

藍原ナンナ
CV:榎本温子
ヒロインの筈だったけど、ネルにヒロインの座を奪われた。
大張だから仕方ない。
乗機のサザンショットに愛着を持ってる。
中盤に一時的に離脱。ヒロイン降格はそのせいかもしれない。

ネル・マクマハウゼン
CV:池澤春菜
本作の真のヒロイン。
クール系だが、中盤から優にデレる
しかし、終盤で…。
バリの嗜好からして綾波よりルリルリがモデルかもw

哉生香織
CV:桑島法子
優と同姓な上官。
ツンツンだが、中盤からデレる
実は優とは腹違いの姉弟。

橘了
CV:石川英郎
優の先輩。乗機は炎帝[フレイムカイザー]
哉生香織とは肉体関係にあると匂わせる会話がちらちらと…
中国戦線で…

ORO
CV:矢尾一樹
外伝の主人公であり、終盤に登場。本名はケヴィン・シュウ・オロバス・クロウ。
絶対を招く者(アブソリュート・インバイター)の異名を持つ凄腕の傭兵。戦闘技術は非常に高く、愛機セイムセイムでオーディアンを圧倒。
最終回では美味しいとこ取りで、完全に主役を食う活躍を見せた。


<メカニック>
機軸連動戦機(リムヒューガン)と呼ばれる機動兵器。
軍規格で開発されたものは「実機」「準機」等の区分分けがされており、軍規格ではない個人所有の機体はラウド・リムヒューガンと呼ばれる。
名前には漢字表記と、米軍向けのコードネームが付いている。


  • 龍牙[ドラゴンファング]
前半の主人公機。
似ているが、決してドラグナーでは無い。
前衛任務を主体とした機体。準機クラスであるが、運動性能は実機に迫る…のだが、パイロットの優が上手く使いこなていないのか、あまり活躍しない。
主な武装はアサルトライフルと、腕部に付属されたブレード[ドラゴンクロウ]

  • オーディアン
後半の主人公機で、世界でただ一機のプラチナムヒューガン。
第一話の冒頭から出てる。
戦うたびに破損が絶えず、特に腕がよく千切れる。
グングニールスピアを使うたびにフェイスガードが出てくる。
ダンガイオーではない。

  • 無頼[デスペラード]
ウォルフ・エリクマイヤーの乗機。
中・遠距離での射撃戦を念頭に開発された機体であり、両腕の機関銃と肩部に内装されたレールガンが主な武装。
特にレールガンの精度は高く、無頼のFCSとウォルフの腕前により、暗所での狙撃さえ可能にする。

  • 南撃[サザンショット]
藍原ナンナの乗機。
情報処理、電子制御等に優れた機体で、後衛任務向きに開発されている。
ナンナ自身、電子戦能力を充分に引き出しており、戦闘で役立つ場面は殆ど無いが、基地のセキュリティに侵入する活躍を見せる。
ややずんぐりに見えるのは、パイロットの生存性を重視して他機より装甲厚があるため。

  • 天撃[バルショット]
終盤に登場した南撃の後継機。
藍原ナンナの父・藍原章治司令が開発主導した機体であり、引き続きナンナが搭乗。
南撃の性能を極限まで強化した機体で、あらゆるシステムに問答無用で侵入して操作、消去する事が可能。
生半可な電子機器やシステムなら瞬時にダウンさせられるので、その気になればこれ一機で戦況を覆せる。
機体サイズの大型化に併せて動力も強化され、リムヒューガンでは非常に珍しい単独飛行が可能であるなど、ある意味チート機体。

藍原司令の子煩悩ぶりがうかがえる。

  • 蒼斬[スカイリッパー]
ネル・マクマハウゼンの乗機。
装甲を犠牲に機体を軽量化、機動性を重視した機体であり、その機動力と運動性は龍牙をも上回る…筈だが、戦闘には殆ど参加しなかった。
だが嵐で航行できなくなった船舶の救助任務では、その機体の軽さを最大限に利用して活躍した。
どういう原理か不明だが無人で動ける様で、ネルがI.M.O.施設の屋上から身一つでダイビングした際、コクピットを開けた状態で落下コースに現れてネルを収納、そのまま着地した(どう見ても墜落だが機体もパイロットも無事だった)。

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最終更新:2024年01月09日 15:10