ロザリンド(魔界戦記ディスガイア2)

登録日:2011/05/25(水) 19:45:54
更新日:2025/05/18 Sun 16:09:58
所要時間:約 4 分で読めます




「余を誰と思うておる!
余は魔王ゼノンの一人娘ぞ!」



ロザリンド(17歳)
CV:田村ゆかり
日本一ソフトウェアの有名タイトル、魔界戦記ディスガイアシリーズの二作目のヒロイン。

豪勢なドレスにも目がいくが、一番目を引くのは
彼女はディスガイアシリーズ類い稀な巨乳ヒロインなのである。

今作の黒幕である魔王ゼノンの一人娘で、屋敷に隔離されて育てられた為外界に関する情報をあまり持っておらず戦闘経験もゼロ。
また毎日のように父・ゼノンからたくさんの贈り物を貰い生活してきた為、過剰といってもいいほどのファザコンである。

性格は高飛車で常に落ち着いているが、父の事を悪く言われると感情的になる。
また、結構解りやすい。

ハナコやタローを家来にしたり心配する辺り、子供には優しいのかもしれない。

愛称が多く、基本的には「ロザリー」、ハナコは「ロザリン」、タローは「姫様」と呼ぶ。
因みに一人称は上記の様に「余」である。


■本編での活躍

ゼノンを召喚しようとしたアデルに間違って召喚されてしまった。

悪魔であるが為、契約に逆らえず仕方なくアデルをゼノンの元へ導くと言う。
だが実際はどうにかしてアデルを殺し、契約を解こうとしていた。

旅番組にヴェルダイムを訪れたアクターレをゼノンだと偽ったり、途中仲間になった家来のティンクと共に魔物にアデルを殺させようとしたり。

そんな中、打倒ゼノンを目論む魔神エトナに敗北、父の所まで案内しろと言われるのだが…


「余は父上がどこにおられるのかしらぬのじゃ…」

屋敷の中で隔離され育ったロザリンドは父の居場所はおろか出会った事すら無かったのだ。
それを知ったアデルは失望せず、「父親の所まで送り返す」という約束を守るためにロザリンドと共にゼノンを捜す。

そして念願叶いコロシアム地下でゼノンと出会うのだが、冷たくあしらわれてしまう。
ロザリンドは『あやつは父上の名を語る偽者』と考え、その偽者を退治する為に探索を続ける。

そんな中別魔界で魔王となった、我らが殿下ラハールと対峙した際、ゼノンの側近にのみ有る「四つ葉のクローバーの紋章」が破壊される。
紋章が破壊されると同時にゼノンの血が目覚めたロザリンドはラハールを難無く退ける。

アデルにより紋章が戻り正気に戻ったロザリンド。
その時の「何か」がまた目覚めるのでは無いかと心配をしながらも、偽ゼノンを倒す為ゼノン城へと向かう。



上がりやすいWMは銃。
魔ビリティは【回りにいる男性キャラの能力UP】
なにこれエロい

固有技は攻撃、補助共に覚え範囲も優秀。HIT依存なので銃との相性が良く、最終技ローズリバレートは魔法属性持ちの選択範囲攻撃なので非常に便利。
アデルが拳のため、遠距離攻撃ができるロザリンドは結構ありがたい。


以下ネタバレ






















「我は孤独なる者……
お前も敵だ……」


ゼノンを召喚しようとしてロザリンドが現れた理由、それは他でも無いロザリンドが正真正銘の魔王ゼノンだからである。

魔王ゼノンは昔、数多の魔王が恐れる実力者だったのだが、いきなりゼノンはヴェルダイム近辺で転生をするという不可解な行動を起こす。

その情報を手に入れた偽ゼノン、もとい現魔王ゼノンの元部下である悪魔が、復讐のために転生したばかりの魔王ゼノンを拉致、自らの娘として育てたのである。
だが、そのままでは感づかれる事を恐れた偽者は「四つ葉のクローバーの紋章」で記憶等を封印したのだ。
我らが殿下、ラハールに紋章が破壊された時の異様な強さは、魔王ゼノンの力によるものだったのだ。

偽ゼノンを倒した後、アデルも殺そうとするロザリンド。

しかしアデルは拳を握らず、ロザリンドに幾度となく攻撃されながらも彼女に近付いていく。

そして、至近距離に迫った時、アデルはロザリンドを抱きしめ、愛を告白。

強すぎたために孤独で、心から求愛されたことなどなかったロザリンド(ゼノン)は戸惑うが、一緒にいる中で彼に惹かれていたことを自覚し、彼の一途な愛に応える。

心から欲していた『愛』を得た彼女は、『ゼノン』を捨て、『ロザリンド』として、アデルの傍で生きていくことを決意するのだった。


因みにBadEndだと戦う事に成るのだがかなり強い。具体的に言うとラスボスよりだいだい22倍のレベルである。

魔界戦記ディスガイア2にはBadEndが二種類あるのだが、ロザリンドを愛する人達には見ることはオススメできない内容になっているので注意。
まあ、死んじゃうから


■ゼノンは男?女?
ゲーム中の徹底したミスリードから、「ゼノンは男だったが女に転生した」と受け取ったプレイヤーも多い。
実際はゲーム中では本物の「ゼノン」の性別には言及したことがないが、グラフィックでロザリンドと同じ髪型でマントを着ているものが存在しているため、元から女性として設定されていると見ていい。
小説版や漫画版では明確に「女性の魔王」と明かされている。

■漫画版では
ゲームではあまり踏み込んでいない「ゼノン」時代の彼女の素性にも踏み込んでいる。
「偽ゼノン」は本当は彼女に惚れていたことや、何年も共に過ごすうちに互いに親子の愛情を抱いていたという展開に改変されている。
また、ゲームと決定的に違うのはアデルの正体が悪魔であるときちんと明かされていること。種族の違いによる寿命の差に悩むことなく、互いにこれからを共に歩めることを喜びながら物語は幕を閉じている。

■2以降は
基本的にDLCなどのゲスト枠としてアデルと共に「2」枠で登場。
どうやらエンディング後には本格的に交際しており、周囲からは呆れられるほどのバカップルぶりを発揮。
しまいにはアデルは彼女との結婚資金を貯めていることも判明している。


ロザリー「アニヲタ達よ、余の為に追記・修正せい!」

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最終更新:2025年05月18日 16:09