【地名】ヴァラウタ魔法学園
【場所】パロサック共和領近くのとある花畑の、泥沼の最も綺麗な水のあるあたりから、北に100歩、東に32歩、南に52歩進んでから12歩戻ったところ
【地形等】温暖な気候。小高い森林と点在する湖が特徴。針葉樹が多い。のどかな田園と石造りの古屋が密集する中に、石でできた城が建っている。屋根や川底など至る所に花が咲いており、城にもよく見ると灰色の花が咲いている。また、草原に見えるもののいくらかは緑色の花である。
【民族】リカントロープ(人間と敵対しないが、狼に変身する能力を持つ者)が2割, 人語を話す狼が2割, 魔法使いが2割, その他人間。
【産業】輸出品は、材木, 魔法の杖, 被ると魔物の言葉が分かるようになる緑色の鬘(超高額)。主な交易相手は地元の貴族。学園の場所は極秘のため、場所を決めてお互いの顔も見ず、互いに沈黙して行われる。民家には牛乳が出る魔法の蛇口とドラゴンの火の釜戸があり、学生の食を支えている。学校の卒業生は原則としてこの国の防衛と産業に従事する。
【地下】
魔法学園の学生寮兼部室棟。断崖を水平に繰り抜く形で発展している。端から端まで行くと、その間同じ植物の呼び名と呼び分け方が二度変わる程度の広さを持つ。
ヴァラウタはその膨大すぎる人員のために校舎を複数に分け、さらに治安維持のための警備員も配置している。
魔法学園の学生寮兼部室棟。断崖を水平に繰り抜く形で発展している。端から端まで行くと、その間同じ植物の呼び名と呼び分け方が二度変わる程度の広さを持つ。
ヴァラウタはその膨大すぎる人員のために校舎を複数に分け、さらに治安維持のための警備員も配置している。
稀に雨が降って最下層が水没する。理工学部が開発したある種の形而上学的魔導機構によって空気そのものを浄水器とすることで対処している。あまりに綺麗になるため、水の中でも呼吸や会話ができ、機械を入れても壊れない。
【特徴】魔法使いとリカントロープが支配している都市国家にして学園都市。太陽と月と惑星の神々を信仰し、自分たちをその遣いであるカエルやヘビの子孫であると称する(狼やリカントロープはヘビの子孫であると自称することが多い)。ヘビやカエルのオーラを用いた攻撃魔法を使うのが得意。
中立国だが、非常に連携の取れた陸軍および空軍を持つ。陸軍の基本戦術は、相手の何割かに幻覚の魔法をかけて停止させたのち、バリア能力に長けた者が残りの敵を食い止め、その隙に敵のバリアを貫く強力な魔法の詠唱を完了させて放つものである。これは対魔法使い等に特に有効だが、強靭な肉体や武器との絆を持つ者には破られてしまうことがある。
中立国だが、非常に連携の取れた陸軍および空軍を持つ。陸軍の基本戦術は、相手の何割かに幻覚の魔法をかけて停止させたのち、バリア能力に長けた者が残りの敵を食い止め、その隙に敵のバリアを貫く強力な魔法の詠唱を完了させて放つものである。これは対魔法使い等に特に有効だが、強靭な肉体や武器との絆を持つ者には破られてしまうことがある。
【言語】ここでしか話されないヴァラウタ語を話す。以下、その特徴。
- 他のどの言語とも系統関係が明らかになっていない(借用語は多い)。
- 歯側面接近音l̻と歯茎側面接近音l, 両唇摩擦音ɸと唇歯摩擦音fがそれぞれ別々の音素である。
- 無声無気音と無声有気音が対立するが、声門摩擦音は存在しない。
- 唇歯入破音ɗ̼がある。
- 目的語-動詞-主語の語順である。しかし、前置詞句と関係節は主要部の後に来る(つまり英語と同じである)。また、関係代名詞は関係節の後に来る。
- 自動詞の主語, 他動詞の目的語, 他動詞の主語が全て異なる語形で表される。
- 単数と複数に加えて三つ一組のものを表す数があるが、二つ一組のものは無い。
- 生きていないものに対しては数による語形変化があるが、生きているものに対しては無い。
- 名詞のそれぞれに男性・女性・中性・混合性の別が設定されており、形容詞で名詞を修飾する際はこれらの性によって形を変えなければならない。またそれとは別に、〜個, 〜枚, 〜本のような類別の違いがあり、他動詞は目的語の類別に合わせて形を変えなければならない。
- 鉄, 蜜, 機械, 権利といった語はしばしば複雑で例外的な語形変化をするが、水, 目, いる, 来るといった語は規則的な変化をすることが多い。
- 「緑」と「青」は異なる一音節の語彙だが、「白」と「赤」は同じ語彙である。
【主要人物】
○アーガシュ・テュシュケ学校長
○アーガシュ・テュシュケ学校長
纏帷楼(てんすいろう)
ヴァラウタからのみ観測し、相互に干渉することができる牢獄。球形をしており、はるか上空に浮いている。夜には月のように輝く。
その昔は兵器を備えた空中要塞だったらしいが、まともに扱える者は居ない。
牢獄とはいうものの最深部に一枚の鏡が安置されているのみで、囚人もまた居ない。
看守は鏡を交代で見つめるだけである。鏡に写った自分の姿は決して見てはならず、鏡を傷つけてもいけない──看守にはそれだけが伝えられている。
ヴァラウタからのみ観測し、相互に干渉することができる牢獄。球形をしており、はるか上空に浮いている。夜には月のように輝く。
その昔は兵器を備えた空中要塞だったらしいが、まともに扱える者は居ない。
牢獄とはいうものの最深部に一枚の鏡が安置されているのみで、囚人もまた居ない。
看守は鏡を交代で見つめるだけである。鏡に写った自分の姿は決して見てはならず、鏡を傷つけてもいけない──看守にはそれだけが伝えられている。
鏡はいくつかの国をたらい回しにされた後、ヴァラウタに押し付けられたモノらしい。要塞との関係は不明。
ヴァラウタ間
ヴァラウタで用いられている長さの単位。地球での長さに直すと約2.413メートル。
1ヴァラウタ間=(物理的に意味のある最小の長さ)×(年利10割の無限回払いでお金を1貸したとき、1年後に貰えるお金の量)⁸¹
ヴァラウタで用いられている長さの単位。地球での長さに直すと約2.413メートル。
1ヴァラウタ間=(物理的に意味のある最小の長さ)×(年利10割の無限回払いでお金を1貸したとき、1年後に貰えるお金の量)⁸¹
【生物】
外部ではいなくなってしまったザルティスがまだ生息している
外部ではいなくなってしまったザルティスがまだ生息している
ヴァラウタ魔法学園の授業の一例(魔法学コース)
1年次(5歳)から:算数, 国語, 社会, 理科, 体育, 音楽, 家庭科, その他観察能力の訓練など
校長のコメント…ヴァラウタの市民なら魔法など家でやるものだが、必要なら基本的な呪文を教われる補習授業を選択できるようにしてある。
校長のコメント…ヴァラウタの市民なら魔法など家でやるものだが、必要なら基本的な呪文を教われる補習授業を選択できるようにしてある。
5年次から:語学, 宗教学, 訓古学, 弁論術, 論理学, デザイン論, その他詐欺ペテン手品泥棒の手口
校長のコメント…魔法学は統一された宗教と思想の下に学ばれるべきであり、迷信に騙されるような者が学ぶものではない。
校長のコメント…魔法学は統一された宗教と思想の下に学ばれるべきであり、迷信に騙されるような者が学ぶものではない。
8年次から:数学, 物理学, 生物学, 地学, 化学, 工学, 形式意味論, 法学, その他国語学, 危険学等
校長のコメント…魔法学を学ぶ前に論理的かつ倫理的な思考を身につけ、「全てに答えがある」などという蒙昧から解放されるべきである。
校長のコメント…魔法学を学ぶ前に論理的かつ倫理的な思考を身につけ、「全てに答えがある」などという蒙昧から解放されるべきである。
6年次から:農業, 畜産業, 漁業, 工業, 商業, サービス業, その他狩猟採集, 建築等(全て実習)
校長のコメント…人や自然と向き合わずに魔法という形而上の概念を学ぶことはできない。
校長のコメント…人や自然と向き合わずに魔法という形而上の概念を学ぶことはできない。
7年次から:経済学, 歴史・史学, 統計学, 地理学, 政治学, 社会学, 神話学, 文化人類学, 言語学, 心理学, 医学
校長のコメント…魔法学徒は、社会や身体が人の無意識に働きかける仕組みを知り、自身のバイアスを可能な限り除かねばならない。
校長のコメント…魔法学徒は、社会や身体が人の無意識に働きかける仕組みを知り、自身のバイアスを可能な限り除かねばならない。
9年次以降:魔法学, 哲学, 美学, 美術
ヴァラウタ式・魔法の段階の分類(※曖昧かつ被りもあれば漏れもある)
- 可能
魔法に関わっていない段階。
- 進行
呪文を唱える段階。矢を弓に番える段階。
- 反復
魔法がオンになり、何らかのきっかけがで発現する段階。弓を引き絞っている段階。
- 起動
魔法の「症状が出る」段階。以下のようなパターンがある。
1.単起
一度だけ起動する。
1.1. 瞬間
一度だけ、瞬間的に起動する。すなわち、起動と同時に魔法がオフになる。例:発火する呪文で火が点く。
一度だけ起動する。
1.1. 瞬間
一度だけ、瞬間的に起動する。すなわち、起動と同時に魔法がオフになる。例:発火する呪文で火が点く。
1.2. 持続
一度だけ起動する。ただしオフになるまでの時間が長い。例:音を出す呪文で鳥の鳴き声を再生する。
一度だけ起動する。ただしオフになるまでの時間が長い。例:音を出す呪文で鳥の鳴き声を再生する。
2. 継続
複数回、多くは非常に短いインターバルで断続的に起動し続ける。反復の時間範囲内でオンオフが切り替わり続ける。例:水を作る呪文で水が生成され続ける。
複数回、多くは非常に短いインターバルで断続的に起動し続ける。反復の時間範囲内でオンオフが切り替わり続ける。例:水を作る呪文で水が生成され続ける。
- 結果
魔法による生成物。それ自体も多く魔法的性質を持つが、それらにも進行→起動→結果…といった段階がある。
- 経験
魔法の全ての段階が終了した状態。