だが ジュルジュよ
紋章の謎第2部16章における
アストリアの台詞。
シチュエーションは、
暗黒皇帝と化した
ハーディンが治める祖国アカネイアから
マルス達同盟軍に寝返った
ジョルジュが、
祖国、そして何より
ニーナのために、アカネイアへの忠義を貫きマルス達に敵対するアストリアに対して、
ニーナはマルスに
ファイアーエムブレムを託したことを告げ、その真意を確かめるためにも仲間になるように説得するというもの。
アストリアはこのことと、婚約者である
ミディアのためにも祖国を裏切ることを決意するのだが、
もしハーディンの言う通り、マルスこそが悪であった場合は貴様を許さない、とジョルジュに啖呵を切る。
その最後の台詞の出だしが、
「だが ジュルジュよ」
である。
前述の通りシリアスな会話であり、アストリアはここに至るまで何章にも亘って敵として登場することもあって、
非情に印象的な説得シーンなのにも関わらず、この言い間違いである。
ちなみに同じ会話で、アストリアの口からジョルジュの名前はその前にも二回出てくるのだが、
その二回は普通にジョルジュと言っている。最後は興奮のあまり噛んだのだろうか。
明らかに誤字なのだが、リメイクである
新・紋章の謎でも忠実に再現された。
細かいことだが、新紋章では「だが、ジュルジュよ。」と句読点が追加されている(紋章では全ての台詞に句読点がない)。
同じくアストリアの台詞である「
おんならしくなったね ミディア」も紋章で削除されたにも関わらず、
新暗黒竜では復活していたりと、丁重に扱われているのかネタにされているのか。
そして十数年越しにも名前を間違えられる親友ジュルジュ……失礼、ジョルジュの心境はいかばかりか。
最終更新:2025年06月24日 21:59