マリヴィン一派


便宜上団長 マリヴィン・アクロイドの肖像


概要

賊を営む少女、マリヴィン・アクロイドが結成した賊団。
名前はまだ考案されておらず彼女を知る傭兵からは「マリヴィン一派」と呼ばれている。
非常にアバウトな集団で、団長も存在しなければ幹部的存在もなく、ヒエラルキーは存在し無い。
マリヴィン以外の主なメンバーの参加理由は
「面白そう」
「マリヴィンに一種のカリスマ性を感じた」
「比較的実力のあるヤツらが揃っているので、ついてけばくいっぱぐれやしないだろう」
「どうしようもない立場から助けだされた(拾われた)」
との理由から。

(今のところ)団員の殆どが一種のパワーアップ変身と呼ばれる技を持っている。

団員・比較的なじんでいるヤツらグループ


(※基本はリンク先をごらんください)


アダムス・アクライン

炎と地の能力を操る童顔少年。カルネアさんの事が大好きである。
まともなヤツかと思われていたが、最近マリヴィン並みの変態であることが判明。
♂好きな♂なのである。ティマフの事はキライじゃない。
パワーアップチェンジ「オブライム・ドライブ」によってマグマの巨人「レイジングトーチャー」となる。

「この筋肉ダルマを倒して強さをアピールしてデートしてチューして初夜だ これを一日で済ませる!」


アカメ


氷の能力を操る、ローイア諸島タイコウ国出身の不良少女。
仕組みのよくわからない、触手のような頭髪が特徴。小学生の頃のあだなはクリオネに違いない。
詳しい経歴は不明だが、平凡な日々に鬱屈し他の不良をケンカでノして暮らしていたらしい。
そんな日々の最中に、町が一派の襲撃を受け壊滅。能力で身を戦火から守っていたところをマリヴィンに遭遇。
己を守るために戦いを仕掛け、遣り合っている最中に「クラストアンジェ」への変身能力に目覚める。
以後、マリヴィンにシンパシーを感じ、平凡な日々から脱して賊となる。
変身態『クラストアンジェ』は、クリオネを模した氷の鎧。鉄よりも硬い強固な外殻、変幻自在の氷塊や冷気を操った攻撃で攻める。

「わたしの名前は『クラストアンジェ』。『あなた』の名前は?」


リアリー・サイド


数々の超能力を操る銀髪の少女。14歳で、普段は超能力で警察の操作に協力している。
とくに世を憎んだり憂いたり、悲しい過去があったワケでもないし、歪んだ性格でもない(とはいいきれない)
のだが、マリヴィンとの出会いに本人にとっては「天啓」と呼んでもいいほどの衝撃を受けたため一派に協力する事になる。
その役目は『超能力』を使ってのさまざまな工作。機密データの奪取、追っ手の催眠、情報操作などなど。
公的機関に協力する身でありながら賊団に属するという獅子身中の虫である。
現在恋する少女14歳。初めての事に色々と戸惑っている。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(つ )(にへ」


トリガ・ハピ・ハピィ

全身サイボーグ、火器の男。
ヴァラーと同じ場所で働いていた元軍人らしく、欠損した体を無茶なサブリメーション(機械代替)で修復している。
全身に内臓されたものは火器だけでなく、水圧カッターやチャフ、超音波兵器など様々。
空間を操る装置を体に内臓しており、どこでもいつでも大量の弾丸をばらまいていく事が出来る。
トリガ一人で一個師団に匹敵する火力を秘めていると言われるほど。
ヴァラーの所持する何らかの兵器を分離させ、合体させる事で「ドゥームズアームズ」という兵器に変形する事が出来る。
凶暴だが、精神はまるで子供であり懐いた相手には従順。

「仮面被って鬱憤晴らしかァ!?お遊戯は終わりだァァ、スーパーヒーローォォ!!」


バクストン・サージェント

白いスーツ、白いシルクハット、宝石のついた豪奢なステッキ、白手袋にブラックサンバイザー。
これだけでも既にあやしさ満載の変質者の男。
実はサングラスの下はキレイな目をしていてナメられるとイヤなので外さない。
「チンピラ嫌い」「うるさいの嫌い」「みんなスマートにしようぜ!」
の3点そろったスマーティズムなる美学を持っており、周囲でそれを破りまくる人物がいると
「読んでいた本を噛みちぎってフギギギギした上に地面に投げ捨てる」
「全身に浮かんだ蕁麻疹をギャアギャア言いながら掻き毟る」
といった行動を起こし、奇行に事欠かず自分がノットスマートな人間である事に気付いていない。
杖に取り付けられた能力「スロットル777・マックスロットル」により質量無視大変形した
時計の装飾をあしらった蛇型の鎧を纏って「サイクロック」と名乗る。

「お前らみんなイカれてる!スマートじゃない!ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」


ヴィルジール・キリル


輝石大陸 ステルディア出身の少年。19歳。ミリタリールックが特徴。
数々の魔道兵器を操る天才技師ながらも、優秀なパイロットでもある。
所持する兵器は様々だが、中でも最大のものはV-Gabriel(ヴィオレータ・ジブリール)と呼ばれる大型魔道機動兵器。
しかし、討伐隊との交戦でV-Gabrielが大破。
現在は主に部下とする自律型アンドロイドの製作を行っていたが、ブラッディメアリーという新機体を手に戦力が向上した。

女性魔法騎士型アンドロイドのキール・ロワイヤルを始めとして6体のアンドロイドを直属の部下として持つ。

団にかなり早くから馴染み、ローズアカメにいじられたりアダムスに懐かれたりと良いポジションかもしれない。
当初は殺戮をゲーム感覚で行う常軌を逸脱した面があったが、一派との交流でそのような一面はなくなった。

「兵器製作には自信あるけど僕自身は普通の人間なんだってば!」


ケーニギンブルク・ローテローゼ


正しくは団員ではなく、団と同盟を結ぶ協力者(だが事実上の団員)。
当初はマリヴィンを利用出来る道具として見ていたが現在ではすっかり団に馴染んだ。
グリモワール=カーマ遺作の戦闘用フレッシュゴーレム「アリスシリーズ」の八号機であり、本名は「ハートクイーン=ワンダーミラー」。
MAX自尊心とエセオッドアイとロールパンドリルヘッドが特徴。
未完成のまま生みの親カーマが死亡してしまい、精神制御など幾つかの点が未完成のまま誕生(起動)するという経緯を持つ。

ボディそのものが「魔月器(モーントバッフェ)」『紅薔薇女王(ヘルツケーニギン)』であり解放すると、下半身が巨大な薔薇に変化する。

非常に高性能なゴーレムで、戦闘能力は高い…ハズが傭兵達と戦うと酷い目に会う。あとよく脱げる。
エロ達磨オヤジの仲間になったりロングパスされたり首が取れたりロボットに細切れにされたりしながらも、自分の王国を作るために日夜奮闘している。


「この、コエダメ以下の以下の以下がァァァァーーーッ!!!!」

ローズの殺してやるリスト:
ゼウス ラジャダム ベルファスト ラウルとその他


ワルス・ロンドヴェラ


貴族の青年。が、それは「元」の話であり現在は没落の末に出奔している。
(父の逝去の際父の隠し子に財産を騙し取られ、貴族としての能力の低い事が周囲に伝わっていた為、
親戚は皆が皆隠し子の方取り入り孤立の末の出奔。そのため没落というよりワルス個人の転落である)
放浪の末、とある遺跡でお宝探しに従事していた所をマリヴィンアカメと遭遇。
上から目線の説得や懇願にも似た説得を経て、マリヴィンに「使ってあげます!」と拉致同然に一派に入団。
入団後も貴族らしい振る舞いは止まらないが、独自のスメルが既に彼から漂っているのか、既に下っ端扱いを受ける。
しかしそれはそれで言い様によっては早くも馴染んでいるとも言えるのかも知れない。
彼が本来の目的「父の遺産相続権利奪還」を果たせる日はいつであろうか・・・。
ちなみに、戦闘力や人格、カリスマに様々な問題の有りそうな彼であるが、乗馬術は一流らしい。
最近、持っている武器「ウィルナイフ」からものすごいビームが出る事が判明。
どうやらマジックアイテムで、なかなか位の高い品のようだ。

「このワカ……ワルスの溢れ出る御名のオーラを隠せというのか」


ヴァラー・ラウサン

筋骨隆々の巨体、盲目の白く濁った双瞳、紺色の乾いた長髪、黒い功夫服といういでたちの男。
軍人崩れで、ある罪を犯し賊になるしかなくなるといった経緯を持つ。
自分でもそれを「お定まりのパターンである。」と自嘲しているらしい。
魔力反射効果の鏡面装甲を砲身に持つ二丁のバズーカを得物にしている。
種族は人間でなく、胸骨を根元にして虫のような3対6本の節足が生えている。それを使った高速移動が得意技。
アルムに本人も忘れているだろう恨みを少しだけ持っている。
精神が昂ぶると皮膚が弾け飛び、屈強なカブトムシの怪人を思わせる姿、「ビートロイド」となる。
最近入団した新入り、ヴィルジールの性格(ゲーム感覚で殺しを行う事の愚かさ、危さを)を嫌うと同時に心配している。
特技はピアニカ。小学生の頃に先生にうまいと褒められていた。

「な・・・なんだ?」


チェルダス・カマンベール


ヴォルス・リダスタ=リナウェスタが製作した少年型ゴーレム。
その出自は、とても複雑で正体は(むにゃむにゃうんにゃうんにゃ)らしい。
忠誠心といったモノはなく、本人への興味と遊び感覚でマリヴィンに付いて来ている。
マリヴィンもチェダーを可愛がっており、アダムスもかわいい弟分として接している。

マスターであるヴォルスの命令を無事に終えたが、後遺症で核の寿命が縮んだため事実上一派を脱退する。
魔法も自粛しなければいけない状態になったが、本人はいたって幸せに暮らしている。

「……チェダーもね、選んだの」


なじんでないヤツらグループ


鵜飼庵治

47本の粗末な数打ち刀と、1本の洗礼された巨剣の総数48本の刀を操る武士。
大それた夢を持つマリヴィンを「面白そう」と付いて来た。
付いて来ているだけで作戦に参加している回数が特に少ない男。
かつてはダイブと年齢を越えた親友だったらしく、今でもなんらかの因縁を持つ。
変身能力は持っているかは不明。

「いつまで保つかね」

トレイル・アンダスタ

江藤マンドリルに田中イライジャという2つの偽名を持つ男。
浮浪者。浮浪する前まではお堅い職業についていたお堅いリーマンだったらしい。
ある日「俺様強いんだしこんなことやってなくてもいーじゃん」と気付き賊に。
なぜ傭兵でなく賊なんかやっているか、なぜ賊団なんかに入っているかといわれると
「カツアゲで暮らしてたら賊って呼ばれてた」
「ニートって呼ばれんのやだから聞かれたら賊団員って答えられるじゃん」との事。
アルファが女になる瞬間を今か今かと狙っている。
変身能力は、やればやれるが編み出しておらず編み出す気も無い。

「よく言うぜ、濡れ髪くわえて誘惑したいって顔にかいてんぞw あとトレイルさま抱いてぇんとも書いてるわ」

クース・レインジャー

自称ディグレイヴ。特殊種族フェアリーの中でも異形の存在ランペイジャーとして生まれる。
よくアジトで廊下の影に隠れてオドオドしている。
その性格のためか、鬱陶しがられたり、存在を忘れられたり、名前を覚えてもらっていなかったり
(そもそも自分から名乗っていない相手もいる)する。

「わ、わかったよ、やるよ!・・・・・」

ザヴァルーダ・フラッシュマン

植物の体を持つ植物人間。全身を木や蔓、胞子などに分散させる事が出来る。
深く全身に被りこんだ黒布に、サングラスとカゼマスクが特徴で、全身を見せない。
つつましい(といえばつつましい)外見とは裏腹に、口癖はギャヒギャヒ笑い声のうるさい男。
真の姿は顔の形の洞を持つ木が生息する「森」であり、その形態は「ウッドアーバン」と呼ばれる。
表の顔を持っており、自然保護活動を推進する特定種族、「ダラス・プランター」としての肩書きを持つ。
その場では姿も、物腰もつつましくどちらが本当の顔なのかは分からない。
鬱憤を晴らすべくこのようになっているのかもしれないし、、戦闘で己を高揚させるためにこのようになっているのかもしれない。

「命あっての物種だよな!イヒギャヒイヒギャヒッ!その点においちゃ、ウチのボスは安心なのよ!」

ジェリク・ジェバ

能力不明、役割不明、金髪のショートヘアを持つ目つきの悪い地味な男。
無口なのか、喋れないのかジェスチャーや表情で他人に意思を伝える。
リアリーと同様に、警察組織から流れてきた者らしい。


余談


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最終更新:2012年03月30日 12:47