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アクース連合 - (2021/02/08 (月) 10:16:18) の編集履歴(バックアップ)


 アクース産業労働主義連合マユィ語Akuséś Dauktjonacćtés Smaficz)とは大宇宙銀河極東、タシュトヘム宙圏の端にあるヒューマノイドのアクース人による産業労働主義国家。首都はプナキェーン。

アクース産業労働主義連合
Akuséś Dauktjonacćtés Smaficz
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(国旗)
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(国章)
国の標語:希望あれ。未来あれ。栄光あれ。(マユィ語:Ul akeć. Ul halky. Ul kvorc.)
国歌:武器を取れ、市民よ!
地図的なもの
公用語 マユィ語
首都 プナキェーン
最大の都市 嶺宮市
政府 全世界産業労働連合総議会
国家元首の称号 全世界産業労働連合総議会革命局局長
国家元首の名前 セツ・エメルダ
国家元首の称号 全世界産業労働連合総議会総議長
国家元首の名前 タルキサン・カヌィトラグス
面積
総計 約102億9700万 km2
水面積率 約63.21549966 %
人口
総計 273億5702万8215 人
人口密度 2.65685425027 人/km2
建国 1736年
国教 なし
通貨 革命ルヴェ

















国名

マユィ語による正式国名は、Akuséś Dauktjonacćtés Smaficz(アクセシュ・ダウクチョナッチュテス・スマフィチュ)、通称Akus(アクース)。
公式のE語表記は、Akusian Industrial-Labourist Federation、通称、Akus, AILF。
ニフォン語の表記は、アクース産業労働主義連合。通称、アクース。漢字表記は婀香珠

概要

アクース連合は、1733年に端を発するアクース内戦を起源とする。セツ・エメルダを筆頭とする産業労働主義者は内戦自体には敗北したが、一年後に再び革命が発生し、産業労働主義者の国家たるアクース産業労働主義連合が成立した。

 内戦の指導者であったセツ・エメルダは議会を閉会し、全国の労働組合からなる全世界産業労働連合総議会を結成し、後にエメルダ思想と呼ばれる、産業労働主義の一潮流にして今後のアクース連合の思想基盤になる思想を形成した。

歴史

有史以前

惑星ヅォークスに於いて発生したアクース人は、シンテーア暦前1000年にトゥルク大帝国として惑星を統合などのイベントがあり、なんやかんやあってアクース星系を統一する国家が1500年までに、デンチュク星系を統一する国家が1630年までに誕生する。

ニョルカ条約とゴルギアの時代

1640年後半、ニーネン=シャプチがアクース連邦の領土であるシャーマ星系とヴァユスニェ星系、デンチュク星系を発見。翌年1641年には、同地にアクース人による宇宙文明があることを指摘、学者集団を派遣。連邦政府はこれを受け入れた。アクース領土では、当時外宇宙に高度に発達した文明が存在する可能性は低いと考えられていたせいか、人々の混乱が相次ぎ、外宇宙人に対する様々なイデオロギーが発足。1652年には同国と正式に国交を樹立し(ニョルカ条約)、大宇宙連合総会に加盟。1653年には連邦政府はニーネン=シャプチに定期的に使節団を送ることを決定。新技術を大量にと入り入れ、技術革新の時代を迎える。この時の政府はニーネン=シャプチを筆頭として他諸国との積極的な交流により国力を発展させていこうとしていた。

しかし同年代、大宇宙ではゴルギスト問題にまさに直面している最中であった。1641年は大宇宙連合総会で政治組織「ゴルギア」が反社会的勢力と認められた年でもあった。
1654年、時の大統領、イウル・シェン・ラーネンズトが失踪。ニーネン=シャプチ政府がゴルギストの犯行と決定付けたのに対し、国内では与党が流布した、外国嫌悪派極右野党「黄金の剣」所属の若者、セギッサユク・チュグルゼコスの犯行であるという考えが主流であった。(実際はゴルギストにアクース人の幼い女子のような容姿のために拉致されており、肛姦された挙句殺害されている)
黄金の剣は強制解散を命じられ、同年、次期大統領にチュガ・ザデンが就任。当時のアクース人の考えを反映しつつ過激でない、平和的孤立主義を推進した。しばらくはニーネン=シャプチとしか交流を行わなくなる。

経済戦争時代、星系間通信時代

1664年、イスラグィヴェシャルク・マルムカが大統領に就任。第1回連邦使節団のメンバーであった彼は、消極的外交を終了させた。実際に、消極的外交になってからここのところは経済が低迷していた。外国の技術を取り入れるべきと考える有識者もいて、マルムカはその第一人者であったのである。1666年、彼はサニェーラ独立国と国交を樹立、1667年には路線建設を始めさせ、タシュトヘム宙圏安全保障条約に加盟。1670年に路線は完成し、大きな経済的成長をもたらした。あまりにも人気があったので、特別措置として長寿技術を彼に与え、任期を延長。1680年には経済低迷を受けて発足したガニュー経済体制協力機構へ加盟、ニーネン=シャプチ、ロフィルナ連邦共同体ジエール帝国連邦ベリオン共和国と共に保護貿易を開始。特殊鉄木に代表される資源を輸出し、経済低迷を抑えた。しかし事件は起こったのである。
1684年、アクース人としては類を見ないほど長寿になったマルムカは、民衆の期待に添わず政界離脱を表明。大統領任期満了演説中に大統領席が突如爆発し、マルムカは即死。政府要人も死亡、もしくは重症を負った。民間人の死者は出なかったが、国内に大きな不安をもたらす事件となった(チュグルセゴス危機)。
黄金の剣の後継政党を自称する外国嫌悪極右組織「チュグルゼコスは生きている」が犯行声明を発表。次期大統領に就任したリュメーヤ・ザデンは黄金の軍をテロ組織と認定、暴力による解散も辞さない強行姿勢に出る。ここから約50年、アクースは混乱の時代を生きていくことになる。

1703年、サッコレ公害事件が発生。ヴァースリェ医師はアクース政府や癒着企業の軟弱さを指摘。1710年に行われたギゼヴトラ・ZHL条約には加盟せず、1713年にアクース・ZHL宣言を行う。ギゼヴトラ・ZHL条約が厳格にZHL兵器の撤廃を求めているのに対し、アクース・ZHL宣言は純爆発物は保有してもよいとした。政府はこれ以上力を失うことを恐れていたのである。
1730年、アイロームアンドロイドアイドルオーディションで300体以上の人工知能を消去していることが判明。アイロームのアクース支社長が逮捕され、アイローム社と提携していた政府も国際的地位を失う。
1731年、上問題や加速する労働問題を受け、労働省大臣であるユシフィッサ・インプラーンが暗殺される。もはや政府の力はこれ以上ないほど堕落していた。

全世界産業労働連合

いかに政府の信用が落ちようとも、技術革新による長期的好景気が凄まじいために社会不安による不景気の煽りを打ち消していた。しかし連邦の主要産業は社会不安などを理由に金銭の流出を拒み、労働者への賃上げを行わなかったのである。これにより、多くの企業でストライキやサボタージュ、デモが頻発した。特に労働災害の頻発するような産業では反対運動が活発に行われた。連邦では元々貧富の差が激しく、富裕層による貧困層の搾取などはよく行われていた。しかし政府は政治の富裕層の肩を持ち、ストライキやデモに対して違法であるとしたために、富裕層はストライキなどを積極的に行う労働者を解雇するなどの処置を取った。その中で新政党「全世界産業労働連合総議会」が誕生する。これらが攻撃的に政権を打倒しようとした結果アクース内戦が発生する。


高度ロボティクス時代

1740年、アクース連合臨時政府はマーカス内戦について国内の荒廃から中立を宣言。しかし産業組合派はアクース内戦の時にアイローム社に支援を貰っていたため、連合からアイローム社に金銭の受け渡しが密かに行われていた。この事実はアクース革命時、直後には明らかにならず、1747年に革命後の資料の整理の結果明らかになった。
1747年、アイローム金銭受渡事件の責任を負う形で初代産労議会総議長であるエメルダが辞任。中継ぎとしてアクース内戦を指揮した軍人であるゲッツァ・チャッシャーラが2代目総議長に就任。数日後、総選挙が開始され、3代目総議長にフニユト・ナドルトが就任。エメルダを踏襲しつつ穏健な政治を行い、長期政権を維持したたために第二次フニユト政権とも揶揄された(エメルダの本名はフニユト・ゲナスであるため)。

政治

国政では連邦制もしくは国家連合共和制産労議会制をとっている。連邦制であるか国家連合であるかは議論を呼んでいるところである。国家元首は規定されていないが、全世界産業労働連合総議会革命局局長たるセツ・エメルダであるとする考え方と全世界産業労働連合総議会総議長であるという考え方がある。産労議会制では三権分立は実現しておらず、二権
  • 行政立法権:全世界産業労働連合総議会
  • 司法権:連合裁判所
分立している。

行政立法権

アクース内戦で議会は永久に閉会(事実上の解散と目されることが多い)、行政立法権は全世界産業労働連合総議会(以下、産労議会と呼称)に与えられている。産労議会は、それぞれ大まかな地域に存在する地域産労議会連合の中の職業ギルド毎に地域別産業労働議会地域産労議会)が形成されており、そこの議長が産労議員になる。地域産労議会議員はすべての労働者とされている。よって、アクース連合には政治家といった職業は明確には存在せず、政治を行う人物であっても、名目上は職業は変更されない。自らが職を変更する際や引越しをする場合は地域産労議会連合に届出を出し、受理されなければならない。受理自体は、相当な場合でない限りは形式的なものである。
全世界産業労働連合総議会総議長は国民の直接選挙で選出される。任期は5年で、再任に制限はない。
産労議会の総議長、内務大臣、外務大臣、労働大臣、経済大臣、情報大臣は完全なる直接選挙で選ばれる。一方、産業別の大臣、例えば農林大臣などはすべての人に選挙権があるが、その職業に携わっている人の票はそうでないものの票より大きい。副議長は総議長の任命により選ばれる。一方で軍は議会から独立しており、国軍長官は総議長が名目上務めるが、事実上のトップと言われる国軍顧問は総議長と最高裁判長の双方の同意によって選ばれる。議席数は8965議席であり、地域産労議会の議長が出席する。
産労議会には政党が存在しない。しかし、事実上の政党のような役割を持つ派閥は数多く形成されている。派閥は非公式的なものなので産労議会も正式な数を把握していないし、議会が承認するといったこともない。派閥は基本的に国民に分かりやすいように発表することが不文律とされており、これは内戦後の最初の総選挙に則った手法が伝統として残っているのである。

司法権

連合最高裁判長は完全な直接選挙で選出される。強大な権力を持つ産労議会を監視する為にすべての裁判所がそれぞれ警備隊(裁警)を保有している。それぞれの長官は全世界産業労働連合総議長と連邦最高裁判長であり、両名は完全なる直接選挙で選出され、互いに互いを監視する義務を負う。


軍事

アクース連合軍は宙軍、陸軍、海軍、空軍がある。宙軍は他3軍隊と比べて規模が遥かに大きい。宙軍工兵部隊が高名である。


国際関係

アクース連邦の正式な後継政権であり、大宇宙連合会議に加盟している全ての国と国交を樹立している。亜人盟約とタシュトヘム宙圏安全保障条約、タシュトヘム管理同盟、ガニュー経済体制協力機構に加入しており、タシュトヘム宙圏間での繋がりを大切にしている。その他、ファルトクノア共和国とは思想的に歴史的な友好国である。


領土

移住星はアクース星系の惑星ラクチェ、惑星アクース、惑星タニェ、ヴァユスニェ星系の惑星セグ、デンチュク星系の惑星チェスカ、惑星ヴァプィト、ショクセ星系の惑星イバリエ、惑星アンスニェ、ヴィルメ星系の惑星サッコレ、惑星ジャルネ、惑星チケルニエであり、そしてその他に惑星タシュトヘムの一部を領有している。


地方行政区分

アクース連合は、地域・民族別に分けられた国と呼ばれる地方行政体の連合国家である。

主要都市

プナキェーン

惑星アクースに存在する、アクース連合の首都である。革命の中心都市と呼ばれる事もあり、政治・文化共に最大の都市である。

タリエ

惑星アクースに存在する、アクース連合の都市である。連合最大の超大規模の宇宙港、タリエ・エメルダ国際宇宙港が整備されており、「アクースの出入口」と呼ばれる。

嶺宮市

惑星ヴァプィトに存在する、アクース連合で最も人口の多い都市である。

ジナド

惑星サッコレに存在する、アクース連合で最も人口密度が高い都市圏である。


地理

その領有するところの移住星の数はタシュトヘムを除いても11個と多い。しかし、そのかわり開発が遅れている地域も多く、サッコレの治安問題は大宇宙の中でも特筆すべきものになっている。


経済

大規模な国土により国内でほとんどの自給自足を行えている国である。主な輸出品としてはレアメタル、鉄木、サッコリャルなどがある。


交通



国民

2000年代の人口動態は緩やかな減少傾向にある。

民族

アクース連合は多民族国家である。2000年の統計によると〜だが、公用語であるマユィ語が全域でほぼ完全に通用する。

言語

マユィ語が公用語である。各国の公用語として以下がある。
犀翁語、羊語、サルドン語、キラート・サミク語、ハフォース語、タートッシ語など。

宗教

国教は定められていないが、宗教は禁止ではない。主に信仰される宗教はウヴファマファール・ブショーのユルステコス派である。ウヴファマファール・ブショーは第一次アクース革命の時に各地の宗教を合同させようという計画のもと完成されられた。それと同時期に、王権と宗教を分けて考えるという派閥が主流になった。これがユルステコス派である。


メディア

どれも国営である。

テレビメディア

  • アクース通信社

ラジオメディア

  • アクース通信社

報道機関

  • セグィマファル通信

出版

新聞

  • セグィマファル

SNS



文化



関連項目