生年月日 |
シンテーア暦1669年5月7日 |
出生地 |
スティア統治連合 サラナ |
没年月日 |
|
死没地 |
|
出身校 |
アスティン大学 |
軍歴 |
シンテーア暦 |
配偶者 |
- |
親族 |
- |
LECRで高い地位に就いているにもかかわらず、「ヴェスヴィネの怪物」オルタイアことアクシア・マークツィルスの正体は多くの者にとって不明である。ただ明確に分かっていることは、彼女が優秀な指揮官としての資質と、少々行き過ぎた嗜虐的趣向を持ち合わせていることだ。
略歴
第三次星系間戦争時代
オルタイアの名が初めに浮かび上がったのはSint.1687年のことだ。
スティア連邦の最新鋭戦艦、オーリシア級の設計図が統治連合の内通者であった設計士、マグロブによって奪取された「マグロブ事件」において、統治連合情報院の工作員として現場指揮をとっていたとされる。
さらに戦争終盤にはオルタイアによって流された偽情報によって連邦軍の一個師団が壊滅に追い込まれた。連邦情報局の特殊部隊、
OGAグループは戦時中オルタイアを追い続けたが迫りきることはできず、終戦後彼は姿を消した。
小康戦争時代
再びオルタイアが現れたのは1696年。統治連合情報院が、惑星リデル内で輸送中だったスティア連邦のメガトン級兵器を奪取した事件にて指揮を取っていた。
この頃彼はザーバラリカ星系を活動の拠点としており、OGAグループもザーバラリカを拠点に移し小康戦争中両者は度々対決した。
だが連邦と連合の「雪解け」によって両国の関係が改善すると、それに伴ってオルタイアの活動も低下した。
イェスタ紛争
イェスタ紛争が勃発すると、彼は「雪解け」を推進していた統治連合情報院のロイヤリスト勢力「ビクトル派」のリーダーであり、上司でもあった、ビクトル中将を殺害、彼と対立していた「パルタス派」の実働部隊、
デルタコープに合流した。
だがその行動の真意はアーネフォン最高議長とナルゲン内務省長官の命令の下、パルタス派による統治連合政府へのクーデター計画を暴き出すことにあり、ビクトル中将の死も偽装だった。
リストノフ包囲
デルタコープへの合流後、オルタイアはイェスタ紛争中のリストノフ宇宙港攻防戦に参加し、宇宙港の防衛システムをダウンさせた。その過程でOGAグループに自身がデルタコープと協力していることを察知されたが、彼はむしろこれを好都合だと考えた。即ち、OGAグループに自身の影を追わせることでデルタコープを追い詰めさせようとした。
EMP装置
それから彼はデルタコープとして活動する裏で、OGAグループを積極的に支援した。バゼルト要塞に潜入したセイヴァーとアンドレットが追いつめられると、彼らが要塞から脱出するのに手を貸した。
その後オルタイアはデルタコープの指揮官、マズダン少佐からデルタコープの目的がイェスタ独立国の開発したEMP装置を入手することであることを知らされ、EMP装置を運び出す準備中のアリューデンティック航空基地に向かうように命令される。
オルタイアはアリューデンティック航空基地からOGAグループに向けビーコンを発信した。ビーコンを受信したフレスケル、セイヴァー、アンドレットそしてアスターはアリューデンティック航空基地を強襲するが、これはマズダン少佐による罠だった。少佐はOGAグループの攻撃により、オルタイアの裏切りを確信し、デルタコープに彼の殺害を命じた。オルタイアはOGAグループと協力して窮地を脱したが、EMP装置は既に惑星ヴォルドに移されていた。
オルタイアはOGAグループにEMP装置がヴォルドに運ばれたこと、パルタス派がクーデターを企てていること、そして自身はクーデターを防ぐための二重スパイであることを明かした。OGAグループは最初このことを疑ったが、結局のところオルタイアと協力することを選んだ。
ズデゼルツキ・ビル
オルタイアはパルタス派の諜報網の全容を暴くため、惑星ヴォルド、オルトユクリークの情報院本部ビルに潜入することを提案した。これは無茶な提案に思われたが、最終的にはフレスケルによって承諾された。フレスケルとセイヴァーはビクトル中将の手を借りて情報院本部ビルからパルタス派の名簿を確保することに成功した。オルタイアは始終作戦を支援し、アンドレットとともに2人の脱出に手を貸した。
クーデター
連邦情報局はOGAグループが手に入れた名簿をもとに殲滅作戦を開始した。パルタス派の壊滅は時間の問題に思われたが、パルタス派の指導者、ヴォルコフ大将は最後の抵抗としてクーデターを実行に移した。OGAグループがEMP攻撃によって連絡の途絶えた統治連合中央委員会ビルに向かうことに決めると、オルタイアは旧友のブローカー、ストランディアに武器と移動手段を手配するように伝えた。
OGAグループはパルタス派の司令部にされていた中央委員会ビルに突入、アーネフォン最高議長を救出し、ヴォルコフ大将を殺害した。突入チームにはオルタイアも加わった。
チームはその後、オルトユクリーク郊外の秘匿された基地で脱出の準備を進めているデルタコープとイズランジェ大佐を特殊作戦部隊とともに強襲し、壊滅させた。
代価
イェスタ紛争とパルタス事件が終結した後、オルタイアは連邦情報局本部に連行され、ボーフォート情報局長官と会合した。オルタイアは統治連合情報院の連邦情報局への吸収を円滑に進める見返りに、自身をOGAグループのメンバーに正式に加えるように取引を行った。
マーカス内戦
マーカス内戦中、オルタイアは特別活動群のメンバーとしてマーカスに派遣された。
双子の回収
マーカス内戦の終結後、アクシア・マークツィルスことオルタイアは再結成されたECRの特殊作戦部隊、OGAグループの指揮官として連邦情報局に復帰した。
オルタイア率いるOGAグループの最初の任務はデルタコープから離反したイオナリュフェルトネルト博士と彼が生み出した双子のラヒュス、ユールとルーシェを救出することだった。
ザーバラリカ犯罪戦争
第二次宇宙大戦
ヴォルドの動乱
ラフライヤー内閣へ
オルタイアの由来
オルタイアという通称は惑星スティアから見たレガリオ星団内の星座、オルタイア座に由来している。
人物
好きな食べ物はアイスクリームとヴォルトツァイト(珪素モグラ)のステーキ。
ギャラリー
SDオルタイア |
か ん た ん オ ル タ イ ア |
関連項目
最終更新:2023年01月07日 22:46