イェスタ紛争
年月日:シンテーア暦1743年6月12日-シンテーア暦1747年14月20日
場所:イェスタ独立国、メルデッサ
結果:大同連合の勝利
交戦勢力
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指揮官
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戦力
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損害
イェスタ紛争
メルデッサ
イェスタ紛争とは、シンテーア暦1743年6月12日から1747年14月20日までの約8か月間にわたってイェスタ独立国内で勃発した戦争である。

背景

イェスタ自由国はスティア連邦と分離主義者率いるヴェスヴィネ自治連合の対立の中で生まれた。イェスタ星系を巡って勃発した第一次星系間戦争の後、どちらの側につくこともよしとしなかった現地の有力者たちは結束し、独立国家の樹立を宣言した。
こうして成立したイェスタ自由国はその豊富な資源を背景にスティア連邦、スティア統治連合(ヴェスヴィネ自治連合)の両方と貿易を行った。連邦と統治連合の間で再び戦争が勃発すると、疲弊していく両国の裏でイェスタは資源や兵器を売りさばき、経済的な存在感を増していた。
1700年代に入ると連邦と統治連合の対立は冷戦構造に転換し、その冷戦も統治連合の経済的疲弊やヴァルエルクとの接触によって雪解けが進み、スティア文明圏統一構想「レセスティア」の立ち上げとスティア文明圏統一のための協力機関、大同連合の設立にまで至った。
しかしイェスタ独立国はこの一連の動きを良く思わなかった。イェスタの政治を牛耳る企業連合体「多頭蛇」の盟主達はスティア文明圏の統一よりも保身と更なる利益を求めていたからである。
そのため、大同連合内での統一に向けた決議交渉は経済的利益を求めるイェスタ独立国とその他の国による意見の相違によって難航することとなった。

イェスタ通信事件

決議交渉の難航によりイェスタ独立国はレセスティア構想にもはや愛想をつかし、スティア文明圏外の国家との協力に活路を見出し始めた。そこでイェスタ独立国との協力を志向していた統治連合情報院の有力派閥「パルタス派」は大宇宙連合会議大同連合合同事務所の職員であり、裏でパルタス派と内通していたサコジェバ・マグナスを介してイェスタ独立国とサーヴァリア企業連合の仲介を行った。
イェスタ星系近郊に停泊する外交船上で両国の代表は会議を行い、イェスタ側は惑星メルデッサが産出し続けている膨大な資源と貿易関係を結ぶことによって得られるヴァルエルクに対しての優位性を説明し、商機を見出したサーヴァリアはイェスタへの協力と独立保障の提供を約束した。また、サーヴァリアにはレセスティア構想を妨害し、イェスタが有している膨大な資源を確保することで当時マーカス内戦で対立していたヴァルエルクへの優位を得る目的があった。
一方で、統治連合情報院の穏健派閥、ビクトル派から情報を得たスティア連邦情報局(SECR)はECステルス艦を派遣し、イェスタ独立国の警備艇の通信を傍受することでこの秘密会談を察知する。
SECRの裏付け調査により、大同連合はイェスタに対して抱いていた疑念を確信に変える。イェスタとサーヴァリアが協力関係にあるという揺るぎない証拠を得たスティア連邦は、ゴレアム連邦大同連合全権大使とモルノンイェスタ大同連合全権大使の間で執り行われた二者間協議において、この行為が惑星スティアを起源とする国家の協力と統一を目指す大同連合決議008に違反しているとし、軍の派遣をちらつかせながらイェスタに対して関係を切るように迫った。

戦闘の進行

大同連合軍によるイェスタへの派兵

陰謀が露見したことで進退窮まったイェスタ政府はサーヴァリアに助けを求め、何としても資源を手に入れたいサーヴァリアは軍を派遣した。先手を打つことで大同連合は手を引くと考えたためである。
一方でスティア文明圏最大の資源地帯であるイェスタを加えた上での新国家樹立を目指したい大同連合は緊急会議を行い、大同連合決議068を採択、イェスタへの制裁と軍事介入を決定した。
また、ラフライヤー在ヴァルエルクスティア連邦大使によってヴァルエルク軍のイェスタ派兵が要請され、ヴァルエルクはこれをマーカス内戦にスティア連邦軍を派兵することを条件に承了承した。
大同連合決議068が採択された直後、モルノン大同連合全権大使は決議への非難とイェスタ独立国の大同連合脱退を宣言した。また、ニュートルヴェリッヒ最高理事長はイェスタ全土への緊急事態宣言と戒厳令の発令を行い、これを根拠に連邦のコバーン大使及び統治連合のスタグフレノフ大使を両国の大使館に軟禁し、大使館業務を行わせないことによって両国民の出国を妨害した。結果として特に外国人の多い首都シルファーステラには80万人以上のスティア連邦国籍者及びスティア統治連合国籍者が取り残され、「事実上の人質戦術」として大同連合に批判された。

リストノフ宇宙港強襲

手始めに、メルデッサの2つの軌道宇宙港のうち、守りの手薄なリストノフ宇宙港を軌道側は連邦海兵隊の突撃大隊が、地上側を第2海兵師団が攻撃する。スティア宇宙軍の強撃艦と艦隊母艦が部隊を投下している間、ヴァルエルク艦隊は付近に留まってサーヴァリアとイェスタの艦隊を牽制した。降下ポッドで地上に投下された第201降下強襲大隊は装甲車を含む空港防衛部隊から熾烈な攻撃を受けたが、航空支援を受けつつ後続部隊の着陸地点を確保することに成功、第2海兵師団の本隊が降下を開始し、宇宙港の地上部分の占領に成功した。防衛部隊の増援として到着したイェスタ陸軍の2個混成中隊が反撃したが、装甲部隊がこれを撃退した。
軌道上のステーションには第8621-A突撃中隊が強襲艇で突入したが、ステーションの警備隊は少数だったため即座に降伏し、突撃中隊は無血でステーションを占領した。

サリュークト宇宙港への航空攻撃

リストノフへの航空支援が行えないようにするため、イェスタ空軍の航空戦力が集結し、イェスタ軍とサーヴァリア軍の一大拠点となっていたサリュークト宇宙港に対しては大同連合の57任務部隊の艦艇とその艦載機による大規模な航空攻撃が行われた。サリュークト宇宙港は強力な対空コンプレックスによって防護されており、この能力をそぐため「戦闘機による制空戦闘」→「上宙の艦隊からの軌道攻撃」→「攻撃機による宇宙港のアセットへの精密攻撃」という3段階の攻撃が行われた。これによりサリュークト周辺の防空網は機能不全に陥り、大同連合の航空攻撃によって80機以上の航空機と300両以上の車両が破壊された。一方で、57任務部隊の打撃艦2隻と巡空艦1隻がこれを迎撃したサーヴァリアの艦隊からの攻撃によって撃沈された。リストノフ宇宙港強襲の陽動という主目的は果たしたため、ヴァルエルク艦隊の増援が到着し次第57任務部隊はサリュークト上宙から撤退した。一方で、リストノフ宇宙港の占領が完了するまでの間、57任務部隊の航空隊はイェスタ空軍との航空戦を続け、イェスタ空軍によるリストノフへの航空支援を阻止した。

リストノフ上宙の艦隊戦

リストノフ上宙のイェスタ艦隊は、ヴァルエルク艦隊が待機している間は手出しをしなかった。だがヴァルエルク艦隊がサリュークト攻撃部隊の支援のために移動して手薄になった隙を狙い、巡空艦とアーセナル艇からなる小規模な艦隊が大同連合の艦隊を攻撃した。
イェスタ側は部隊の投下直後で警戒がおろそかになっていた強撃艦隊に対しミサイルによる攻撃を実施、強撃艦隊はこれを対空ミサイル及びレーザーで迎撃するも5発がリュウゴ級艦隊母艦「リュドアーク」に着弾、軽微な損傷を受けた。攻撃を受けた大同連合艦隊は転回を済ませると即座にコイルガンによる反撃を実施、イェスタ艦隊のアーセナル艇2隻を撃沈、巡空艦「ダズラン」を小破させた。「ダズラン」もこれに対抗してコイルガン1発を放ったが着弾せず、強撃艦隊襲撃の報を受けたヴァルエルク艦隊の一部が戻ってきたため、イェスタ艦隊は即座に撤退し艦隊戦は終了した。

大使救出作戦

人質として大使館にて軟禁状態に置かれていたコバーン、スタグフレノフ両大使を救出するため、連邦軍の海兵浸透連隊A-1チームと統治連合軍特殊作戦軍がイェスタ独立国の首都、シルファーステラに投入された。部隊はCA35VTOL機によるヘリボーンで抵抗なく大使館に突入した。シルファーステラを防衛するイェスタ独立国防衛隊は大使を殺傷することを恐れたため、特殊部隊への攻撃を行わなかったが、代わりに装甲車で大使館を包囲し、対空兵器を展開して脱出用のVTOL機が近づけないようにした。

11号幹線道路の戦い

包囲された大使館を救援するため、リストノフから出撃した第211・212歩兵大隊と第201装甲大隊からなる16作戦群がシルファーステラに進軍する。一方スティア軍の動きを察知したイェスタ陸軍は第1機甲連隊を投入し、11号幹線道路でこれを迎え撃った。
数で劣る16作戦群は苦戦し、一時壊滅の危機に立たされた。スティア宇宙軍による航空支援によって危機は脱したものの、甚大な被害を受け、シルファーステラへの進軍は阻まれた。

冬鳥作戦

16作戦群による大使館救援が失敗したため、スティア海兵隊は大型VTOLでシルファーステラの郊外に大部隊を投入し、大使館周辺の市街地を制圧する「冬鳥作戦」を決行した。第27装甲師団及び第8空挺師団から供出された8両の戦車、14両の装甲兵員輸送車、18体の汎用巨兵、400名の歩兵からなる17作戦群を載せた8機のCA70は潜入していた工作員の誘導によってシルファーステラ郊外の独立記念公園に降下した。降下中1機のCA70が公園の木と激突し墜落したが、軽傷者が数名出ただけで済んだ。墜落したCA70はその後爆破処理された。降下した17作戦群は大使館周辺の数ブロックを占拠し、大使館を包囲していたイェスタ独立国防衛隊と対空兵器を排除した。包囲から解放されたコバーン、スタグフレノフ両大使と特殊部隊はCA35で脱出した。
この作戦の支援のため、スティア宇宙軍の航空部隊がシルファーステラ郊外に大規模なカウンターメジャー散布を行い、イェスタ軍のレーダーを妨害した。また、第27装甲師団の砲兵部隊が長距離支援砲撃を行い、装甲部隊は陽動のためシルファーステラに進軍してイェスタ陸軍の第1機甲連隊と交戦する。
完全な奇襲を受けたイェスタ軍はサーヴァリア軍に救援を要請し、これに応えたサーヴァリア地上軍の大部隊がシルファーステラ近郊のフレシェック基地から大使館に向かった。サーヴァリア軍の増援を察知した17作戦群は撤退を開始し、第27装甲師団の支援を受けてシルファーステラからの脱出に成功した。

リストノフ宇宙港攻防戦

イェスタ軍・サーヴァリア軍はリストノフ宇宙港奪還のため、大規模な反攻作戦を展開する。
イェスタ軍の4割の戦闘機・攻撃機・爆撃機がリストノフ攻撃のため集結し、陸上からは独立国防衛隊を含むイェスタ軍第1軍とサーヴァリア軍が、海上からは海上艦隊とそれに支援されたイェスタ海兵隊上陸部隊が接近し、宇宙ではイェスタ軍第1艦隊とサーヴァリア艦隊が大同連合艦隊を攻撃した。また、陸海両方からイェスタ軍のホバークラフト部隊が進撃した。
大同連合軍とヴァルエルク軍は痛手を負うが、連邦軍の空間戦闘群・重爆撃機部隊と統治連合外征軍の増援が到着し、イェスタ軍・サーヴァリア軍を撃退した。

海上艦隊撃破

イェスタ海軍の海上艦隊は軌道上への攻撃能力も有するイェスタ軍最大の脅威であり、大同連合はイェスタ全域での攻勢を始めるにあたって海上艦隊の作戦能力を削ぐことが必須だと考えていた。高い迎撃能力を有する海上艦隊を撃破するため、大同連合軍は航空機と宇宙艦による大規模な飽和攻撃を実施した。航空機によるミサイル攻撃に海上艦隊が気を取られているうちに57任務部隊がその上宙に移動、コイルガンの一斉射撃により大きな被害を与え、更にミサイルによる追い打ちで海上艦隊は壊滅した。

8月攻勢

イェスタ軍の海上戦力に大きな打撃を与えた大同連合軍とヴァルエルク軍はメルデッサ全域で攻勢を開始した。目的はイェスタ・サーヴァリア軍に壊滅的なダメージを与えることで「多頭蛇」の威信を低下させ、サーヴァリア軍をコスト超過に持ち込むことによってイェスタから撤退する誘因を作り出すことにあった。
大同連合軍はイェスタ側の重要拠点であるフレシェック基地・シルファーステラ・バゼルト要塞に地上から攻撃をかけ、サリュークト宇宙港・アリューデンティック航空基地・アマディルク基地・バドラム複合宇宙港に降下作戦を実施した。また、8月攻勢の間大同連合軍は大規模な航空作戦を実施し続けた。
大同連合軍はフレシェック基地・サリュークト宇宙港・バゼルト要塞と周辺の都市を占領し、イェスタ・サーヴァリアの地上部隊に大損害を与えた。だが降下作戦は難航し、アマディルク基地手前で攻勢は停止した。一方で艦隊戦でもサーヴァリア軍に損害を与えたことでサーヴァリアはイェスタからの撤退を示唆し始め、イェスタ軍も回復不可能なダメージを負ったことで一定の目標は達成された。

転換点

サーヴァリア軍は、損害がイェスタ確保で得られる利益を上回りつつあったため、イェスタ政府との契約を破棄して撤退を開始した。また、大同連合はイェスタ独立国の首都、シルファーステラを占領したため、新たにイェスタ自由政府を設立し、イェスタ大同派の指導者 - を首班に据えた。
一方で、追い詰められたイェスタ軍は最後の抵抗の準備を行う。山脈の奥地に造られたジウム要塞に司令部を設置し、防衛線が完成するまでの時間稼ぎとアマディルク基地に取り残された部隊の救出のために重戦闘プラットフォームを出撃させた。

重戦闘プラットフォーム撃破

ジウム要塞から出撃した重戦闘プラットフォームの進軍を阻止するため、大同連合軍は総力を結集する。しかしアマディルク基地周辺に居た戦力では破壊は叶わず、頼りにしていた艦隊はイェスタ宇宙軍の総攻撃への対応に追われており、大同連合軍は重戦闘プラットフォームのアマディルク基地到達を許してしまう。
だが驚くべきことに、重戦闘プラットフォームはアマディルク基地に残った大勢の友軍を救出するどころか、彼らごと基地を跡形もなく消し飛ばしてしまった。
アマディルク基地攻撃後も進軍を続ける重戦闘プラットフォームを破壊するため、スティア連邦軍は核使用を検討するまでに至ったが、これはヴァルエルクの意向を受けたラインタル行政院長によって却下された。
万策尽きたように見えた大同連合軍だったが、占領地域の採掘場から接収していた同規模の採掘プラットフォームを衝突させることでこれを停止させることに成功する。停止後も抵抗を続ける重戦闘プラットフォームだったが、大同連合艦隊の攻撃によって撃破された。
重戦闘プラットフォームの破壊に沸く大同連合軍だったが、イェスタ軍同士での戦闘という異常事態に不安を募らせていた。

ジウム要塞攻略作戦


終戦


各国への影響

リスヒューメ王国・ファルトクノア共和国

サーヴァリア介入の時点で、リスヒューメ王国軍部は小耳にこの話を挟んでいたが、スラーンや自国の事情にほとんど関係ないものであり、最初は全く見向きもされなかった。
しかし、有力な政治家Aの側近が「イェスタ」を「イェスカ」と言い間違えたことから、「イェスカ主義者が革命戦争を始めた」という誤解が撒き散らされた。挙句の果てに「正しくはイェスタです」という真実を伝える者たちは、「イェスカ主義革命を隠蔽しようとする反革命《フェンテショレー》集団による陰謀」ということにされてしまった。
リスの外交官は大急ぎで、ファルトクノア政府に通報し、協力を求めた。ラヴィルは「んな、クソ遠くの宙域でイェスカ主義者が蜂起するわけねえだろ」と思いつつも、デスペアへの影響力拡大を求めて、リスヒューメ艦隊の後ろから観戦武官的な動きをすることになる。

(各国による追記募集中!)

関連項目

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最終更新:2022年12月12日 21:22