概要

 当記事ではサニェーラの軍事に関する記録を纏める。

部隊編成


第一次スラーン宙域戦争時代における対ギールラング部隊(1760年以降)
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  • サニェーラ独立国宙軍 第一輸送艦隊(輸送艦、ロフィルナ連邦宇宙軍に協力)
  • サニェーラ独立国宙軍 第二輸送艦隊(輸送艦、同ロフィルナ宙軍に協力)
  • サニェーラ独立国宙軍 第三輸送艦隊(輸送艦、同ロフィルナ宙軍に協力)
  • サニェーラ独立国宙軍 第四輸送艦隊(輸送艦、ツォラフィーナ文明正規軍に協力)
  • サニェーラ独立国宙軍 第二特務輸送艦隊(給料艦や工作艦、ロフィルナ・ツォラフィーナ文明正規軍に協力)
  • サニェーラ独立国銀河鉄道省 第四装甲列車(装甲列車、ツォラフィーナの鉄道施設警備用)
  • サニェーラ独立国銀河鉄道省 第十二装甲列車(装甲列車、ツォラフィーナの鉄道施設警備用)
  • サニェーラ独立国銀河鉄道省 第二軍事輸送列車(軍用貨物列車、ツォラフィーナの軍事輸送用)
  • サニェーラ独立国銀河鉄道省 第二警備艦隊(ツォラフィーナの鉄道施設警備用)


最高指揮官親衛隊

 ラーオル最高指揮官の為に全ての障害を排除することを目的として行動する団体。1790年までは第五主力艦隊の一部だったが、これまでの「ラーオルの命令に従う」という行動方針から、ラーオルの命令が無くともラーオルの事を考え、あらかじめ障害を排除する方針に転換した。サニェーラの障害になるような国家や組織への積極的な攻撃や妨害を行うようになる。第五主力艦隊から独立した際に量産型輸送艦3隻と新型のテスニー級攻撃型装甲揚陸艦1隻を強奪した。旗艦のテスニー級は船体を漆黒の塗装変更して武装や動力を大幅に改造しており、隣国の中型艦との戦闘を想定する。

サニェーラ宙軍

主力艦隊

 幾つかの攻撃艦隊を持つ。主な内容はサニェーラ宙域の防衛と戦時における友好国の援護、遠征小型戦艦、宙域戦艦、装甲巡洋艦、攻撃型装甲揚陸艦、レーダー戦艦、駆逐艦、輸送艦を運用する。

輸送艦隊

 大量の輸送艦と駆逐艦や仮想巡洋艦で構成された輸送艦隊。工作艦や病院船や給糧艦と輸送艦で構成された特務輸送艦隊がある。

護衛艦隊

 駆逐艦や哨戒艇や武装貨物船で構成された艦隊。宙域内の一般旅客船や列車の護衛を担っている。

地上支援艦隊

 海上防衛艦や地上砲台を使い対地攻撃から本土を守る。

装甲列車隊

 宙軍に配備された装甲列車を運用する。銀河鉄道省の鉄道軍と違い路線が通っている他国にとどまり、敵対国の侵攻を防ぐ目的にも使われる。(ツォラフィーナとギールラングの国境やシャグマ・ラゴン戦争中のツォラフィーナとウビウリ国境に大量配備された)

輸送列車隊

 銀河鉄道を使った攻撃を目的とした装甲列車隊と違い、災害や戦争で破壊された鉄道施設の復旧や救護訓練を行う。多数の貨物列車と救護訓練のために国際路線用3000型列車と同型客車で構成された旅客列車を所有している。また、ラーオル専用列車などの特別列車の護衛等も任務に含まれている。

サニェーラ宙軍徴用艦船部隊

 戦争が始まり、運休路線が出ると徴集される。緊急輸送部隊。
銀河鉄道省もしくはサニェーラ系企業所有の艦船を徴用し、運用する。

主な艦船

運用艦船

  • パニー級哨戒艇
 小型の攻撃艇。1720年代からサニェーラの中小企業で量産され、サニェーラ宙軍の防衛艦隊や警備部隊、銀河鉄道省の鉄道軍において運用する。サニェーラ中枢院も10隻所有しており、他に友好関係のある弱小国家へも輸出予定。パニーとはサニェーラ語で「小さい」を意味する。

  • ミューラー級重巡洋艦
 1750年代から建造が始まった。全長約500メートル。主砲が第3世代ジャルトラーム連装砲3門、副砲は第2世代ジャルトラーム砲が3門搭載されている。1750年代製の3隻をファルトクノアへ譲渡し、1隻をアポラへ譲渡した。

  • エプラー級工作艦
 1号:1760年進宙。1800型貨客船の図面を元に建造された。自国はもちろんタシュトヘム全域や友好国の主要艦船を5隻同時に修理できる。ただし、図面の入手が出来ない艦船は応急措置しか出来ない。損傷の規模にもよるが、応急措置だけなら1日1隻の修復を可能としている。外観は1800型貨客船の船体で、クレーンはコンテナ式から従来のワイヤー吊り下げ式の物に変更されている。船底にもクレーンがあり、中央部には艦内にある簡易ドックへ入るための巨大ハッチがある。名前の由来は、サニェーラに自生するエプラーと呼ばれる樹木(食用ではないが樹液には傷を癒す効果が確認されている)。建造時は多目的輸送艦3号として建造されていた。第一特務輸送艦隊に配備される。

 2号:1760年進宙。スペックや規模は1号と同じ。建造時は多目的輸送艦4号として建造されていた。
第一特務輸送艦隊に配備される。

 3号 1761年進宙。スペックや規模は1号と同じ。建造時は多目的輸送艦5号として建造されていた。
第二特務輸送艦隊に配備される。

 4号 1761年進宙。スペックや規模は1号と同じ。建造時は多目的輸送艦6号として建造されていた。
第二特務輸送艦隊に配備される。

  • サニェーラ独立国宙軍1777型対地大型戦艦
 全長約1200㍍級
高さ約300㍍(砲を伸ばしたらもっといく)
所属 サニェーラ宙軍20隻、ロフィルナ宙軍5隻、ラーオル専用艦1隻、フリートン侯爵専用艦1隻、ソプゲン・ナプトー専用艦1隻、アポラ宙軍(白紙)6隻、サヴェリネムス専用艦1隻(白紙)
用途 対地攻撃
主要兵器 小型列車砲用3号口径砲
サニェーラ独立国が第一次スラーン戦争に参加している1777年に計画を始めた大型戦艦。艦形は飛行船型で船体下部に地上へ向けた大型砲台を多数備えている。大気圏内で敵の地上へ向けての攻撃や敵軍艦の真上から集中砲火をすることを目的に開発されていた。船体が大型なのは敵軍への威圧も兼ねている。
当初、サニェーラ宙軍は多数の同型艦を宙軍戦力が弱いアポラへ売り込もうとしていたが、完成したのはシャグマ・ラゴン戦争後だったため売り込む計画は白紙となった。最も威力を発揮したのはロフィルナ革命で敵軍への対地砲撃とされる。
ロフィルナ連邦共同体のフリートン侯爵やニーネン・シャプチのソプゲン=ナプトーへも専用艦として譲渡された

  • サニェーラ級主力戦闘機母艦
1799年~1802年に
ニーネンの軍事関係のスガイユンに主力宙域戦闘機母艦5隻発注
費用は1隻辺りサニェーラの1年分という噂
全長1400㍍級
1番艦サニェーラ
2番艦フェイ・サーフェイ
3番艦イ・ツェウ
4番艦イ・ヴェウ
5番艦タシュトーレム

  • 1800型給糧貨物船
 1763年に5隻建造された。1800型貨客船の食品輸送に特化させた艦船。
艦内で生産する能力は無いものの、フェオメル級給糧艦と同じぐらいの食糧備蓄能力がある。
1隻が予備艦隊へ、2隻がそれぞれ第一特務輸送艦隊と第二特務輸送艦隊へ配置になった。

  • フェオメル級給糧艦
 1号:1757年進宙。ギールラング以外のタシュトヘム全域の甘味料や、ファルトクノアやアポラで主に食べられてる食料品を艦内で生産し、味方の部隊へ配給する。1日で大型戦艦1ヶ月分の甘味料や食糧の生産を可能とした。外観は1800型貨客船の左側のクレーンが無い代わりに、巨大で特徴的な形状の煙突(調理用)が突き出ている。建造時は多目的輸送艦1号として建造されていた。第一特務輸送艦隊に配備される。

2号 1759年進宙 スペックは1号と全く同じだが煙突の形状が異なる。
建造時は多目的輸送艦2号として建造されていた。第二特務輸送艦隊に配置される。

  • テスニー級攻撃型装甲揚陸艦
 1770年代からイ・ヴェウの造船所で建造されている宙軍艦で、輸送艦タイプも存在する。1775年から主力艦隊を中心に配備されて以降、様々な戦闘に参加した。1800年代には全て合わせて50隻就航している。形はこれまでの船型や飛行船型とは違い、巨大な翼を持っており、列車砲と同じ大型砲を2基と小型砲を4基搭載した。

  • 海上防衛艦0001号艦
 1780年にサニェーラの本土防衛を目的として配備された。ミサイル水上艦。強力なレーダーや宙域までカバーする小型ミサイルなど様々な防空装置を搭載するが、装甲は宙軍艦以下とされている。1791年のギールラングによる本土侵攻を受け、港にいた3隻が防衛に向かうも第4世代TLJ砲塔による対地爆撃を受けて撃沈された。(その後、同型艦が建造される)




  • 18型貨客船
 1800年軍事拡張計画で最初に建造された貨客船。他国への譲渡、船体の老朽化、第二次宇宙大戦シャグマ=ラゴン戦争)での大量消費によってロフィルナ~ファルトクノア方面に向かう客船航路へ支障が生じた為、1400年代から建造を続けていたケウニェ級貨客船の次級として製造を開始した。サニェーラでは銀河鉄道省・星系軍に大量配備された。他国へは交通網が貧弱な友好国等へも数隻譲渡される。

  • 1800年型宙域戦艦
 いわゆる海防戦艦・モニター艦に相当する巡洋艦で、戦艦並みの装甲と主砲を持つ。

  • 1800年型装甲巡洋艦
 遠征小型戦艦設計図を元に武装を小型に変更し、武装を増設した。

  • 1800年遠征小型戦艦
中域戦艦を他国へも行けるように改造した。新型エンジンが増設されたが武装が減らされている。

  • 大型レーダー戦艦
1830年大型豪華客船の設計図を流用して建造された。強力なレーダーを幾つか搭載する。
元が客船のため、装甲は脆弱。軍事機密扱いで、外観は豪華客船となった。普段はサニェーラの安全中域に停泊している。

  • ケウイ級駆逐艦
 1800年代~100隻。1900年代~50隻。
設計から建造までサニェーラで行った量産型駆逐艦。主砲は第3世代ジャルトラーム砲を1門装備した。
副砲は小型重力砲が2門、小型重力連装砲が2門搭載されている。

改造または退役した艦船

  • ケウニェ級貨客船改造仮装巡洋艦
1690年代~1750年代にサニェーラ領内を警備した。仮装巡洋艦。1600年代製のケウニェ級貨客船に小型ビーム砲を4台乗せただけの艦種である。それらの艦船は後に武装を外され。他のケウニェ級と共にファルトクノアやロフィルナ、アポラへ譲渡された。

  • 簡易対空護衛艦
 1752年から1800年代前半まで大量に運用されていた応急的な護衛艦。各地から輸入していた戦艦や巡洋艦の老朽化を受け、1751年から建造されていた。1800型貨客船に機銃を増設しただけの簡易戦力である。1800型装甲巡洋艦や遠征小型戦艦が揃うまで使用された。戦力が回復してきた1850年代には全ての簡易対空護衛艦が機銃を撤去して通常の貨客船として就航した。

実行された軍事計画

  • 1800年軍事拡張計画
1800年に第二次宇宙大戦シャグマ=ラゴン戦争)で疲労した星系軍のために標準化した軍艦を大量生産する計画。実際には1750年から計画が始まって最初に18型貨客船の生産から始まった。なお、この期間は銀河鉄道の列車も最低限の生産と整備にとどまっていた。この計画から造船工場の増設と建造ラインの完全機械化を推し進めた。

  • 18型貨客船
  • 1800年型宙域戦艦
  • 1800年型装甲巡洋艦
  • 1800年遠征小型戦艦
  • 大型レーダー戦艦

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最終更新:2020年09月13日 17:21