Falcom Sound Team jdk Maniacs@Wiki

松村弘和

最終更新:

jdkmaniacs

- view
メンバー限定 登録/ログイン

松村弘和 (Hirokazu Matsumura)

目次

更新情報

  • 2021-12-24 : プロフィール項目の文量増加などの刷新

プロフィール

+ English
Born September 16, 1977. Born in Miyagi Prefecture, Japan. Graduated from Nippon Electronics College Computer Music Department in 1997.

Joined Falcom in 1998 and worked as a sound until around 2001. He retired with "Ys I & II full version", but returned to the sound staff again with "Dinosaur-Resurrection" one and a half years later. Furthermore, after 15 years, in 2017 we returned again as “Sen no Kiseki III” quality control. Although there is a possibility of another person, the kanji is the same, and since we have returned with "Dyna Sore-Resurrection-" before, it can be regarded as the same person. The mystery is increasing as to why he returned, why he was not a sound creator but quality control, and he was doing music in the meantime.

These unusual careers are not uncommon in Falcom. In the past, the same sound creator, Mr.Takahiro Tsunashima, was also transferred to the program. Ms.Mieko Ishikawa, now the director of the board, also moved from the sound creator to the managerial position. However, in the case of Matsumura, it can be said to be particularly odd because it is a revival after a long blank. Although it was not credited in "Sen no Kiseki IV", it may be credited for something in the future. It can be said that it is the most mysterious person among jdk members so far.

In the interview, there is a feature in creating a hot emotional song because you want to move people's emotions. The metal soul and distortion guitar that are actively emphasized can be said to be his trademark.

  • 在籍期間 : 1998~2001?, (2002, 2017)*1
1977年9月16日生まれ。宮城県出身。日本電子専門学校コンピュータミュージック科1997年度卒。

1998年よりファルコムに入社し2001年頃までサウンドとして携わる。氏がクレジットされたのは「イースI&II 完全版」が最後だったのでこの作品限りで退社されたと思われたが1年半後の「ダイナソア -リザレクション-」で再びサウンドスタッフとしてクレジットされ松村氏によるアレンジが聴けることになった。

そのあとはクレジットされることもなく普通に退社されたと思われたがなんと15年の歳月を経て2017年に「英雄伝説 閃の軌跡III」で意外にも品質管理としてクレジットされた。同姓同名という可能性もあるがファルコムに関わる同姓同名の人物というのは限りなく低いこと、漢字もそっくり同じこと、また以前ダイナソア-リザレクション-で戻ってきたこともあったので間違いなく同一人物とみていいだろう。さらに今度は3年後に発売された「英雄伝説 黎の軌跡」で再び品質管理としてクレジットされた。一体どういった経緯で断続的に戻ってきているのか、何故サウンド職ではなく品質管理なのか、その間何かしら音楽活動はしていたのか、興味は尽きない。

こういった異例の経歴はファルコムではそこまで珍しくなくかつては同じサウンドの綱島貴博氏もサウンドからプログラムへ転向しテクニカルサポートやシナリオプログラムと渡り歩いたり今は取締役部長の石川三恵子氏もサウンドから管理職へ移行したりしていた。ただ数十年後にクレジットされるというケースは中々ない。

さて松村氏の作風だが残念ながら確定した楽曲というものがない。ただ松村氏において強力なアイコンがありそれは”メタル魂”。下記リンクのインタビューでは人の感情を動かすような曲を作りたい、と言っているだけあって熱いエモーショナルな曲作りに定評がある。盛んに強調しているメタル魂、荒々しいエレキギターやドラムなどが氏のトレードマーク。実際に松村氏の在籍期間中に関わったタイトルでは大体においてロック曲など激しい曲の担当となっていて氏ならではの熱いパッションを聴くことが出来る。氏が入社される直前に退社された新井智氏の系譜を受け継いだと言えるだろう。

ただ松村氏の最大の不幸は入社時期が丁度ファルコムのWindows移行期でありその頃はやたら過去作のWindows版を毎月のように移植していた時期と重なってしまったこと。折角の才能がアレンジばかりに使われてしまい松村氏のオリジナル曲はモナークモナークと海の檻歌しか聴けなかった*2。もちろん過去の名曲のアレンジというのも大事な名誉ある仕事ではあるが3年間で7タイトルにも関わってオリジナルが2タイトル分しか作れなかったのでは本人のモチベーション的にはどうだったのだろうか。そしてそれにとどめを刺したのがファンから新アレンジが尽く不評だったダイナソア-リザレクション-。短期でサウンドを辞してしまったのもやむ無しだったといえるのかもしれない。ちなみに松村氏は原曲アレンジの場合は原曲にプラスして盛り上がりパートを付け加えることが多い*3。こういったことも溢れ出るメタル魂といったところだがオリジナルのメロディへの渇望も現れていたのかもしれない。

外部リンク


掲載ページ


ディスコグラフィ

残念ながら松村氏の確定曲は一切ない。ただしロック曲は顕著に氏の個性が色濃く現れているので比較的推測は立ちやすいほうだろう。そういった曲は掲載ページの各推測を参考にして頂きたい。

コメント

名無しさん
コメント:

すべてのコメントを見る


免責
※当wikiは非公式です。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく一切の責任を負いかねます。
※当wikiを利用することによって生じたいかなる損害も当サイトでは補償致しません。
※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。
※また当wikiおよび当wikiの管理人は日本ファルコム様とは一切関係はございません。
※当Wikiにて新たに執筆した文章の著作権は私にあります。内容の複写、転載はお控えください。
※無料のWikiサービスを利用しているため内容とは関係のない広告が表示されます。ご理解ください。
Disclaimer
※This wiki is unofficial. We do not guarantee the validity or accuracy of the information and cannot assume any responsibility.
※This site does not compensate for any damage caused by using this wiki.
※Please note that you will be at your own risk.
※Also, this wiki and this wiki administrator have nothing to do with "Nihon Falcom".
※The copyright of the text is on this wiki. Copying or reprinting the contents is prohibited.
※Because you use a free wiki service, you will see ads unrelated to this. Please understand.

タグ:

松村弘和
記事メニュー
目安箱バナー
注釈

*1 どちらも品質管理としてクレジット

*2 合間を縫うようにWin版英雄伝説IVではどうにかオリジナル曲を入れられたが。

*3 「PROTECTERS」「OVER DRIVE」「TERMINATION」、「邪魔をするな!」、「FIRST STEP TOWARDS WARS」「FINAL BATTLE」「CHASE OF SHADOW」など