120mm迫撃砲RT

ひゃくにじゅうみりはくげきほう


日本国陸上自衛隊が運用する火砲。実在する。
開発 フランスTDA社
製造 豊和工業(ライセンス生産)
仕様
口径 120mm
重量 約600㎏
発射速度 約15~20発/分
有効射程 約8,100m(通常弾)、約13,000m(RAP弾:ロケット補助推進弾)

概要


120mm口径の重迫撃砲。107mm迫撃砲M2の後継として導入された、普通科部隊で運用される中では最大の火砲である。
従来の野砲の火力・長射程を誇るほか、高機動車の派生である「重迫牽引車」と呼ばれる車両で牽引することで高い機動性と迅速な射撃態勢への移行が可能となっており、前任の107mm迫撃砲M2と比べて高い機動性と火力の両立を実現している。弾種としては榴弾のほか、対軽装甲弾、煙弾、照明弾などが存在。

なお余談だが自衛隊では演習場の関係で最大射程で撃つことは訓練では基本的には無いらしい。

普通科部隊の重迫撃砲中隊、本管中隊重迫小隊等に配備。また第7師団には本砲を自走化・装甲化した96式自走120mm迫撃砲が少数配備されている。


作中での活躍


新世界新世界異譚IIで登場。
陸上自衛隊のグラメウス大陸先遣調査隊派遣において、ノスグーラのような魔獣への対策として牽引用の高機動車とともに1門がC-2に搭載されてグラメウス大陸へと持ち込まれている。

……が、C-2墜落により岡 真司を除いて運用可能な人員が全員死亡。
後の戦闘でも岡は人員不足を理由に本砲を使用しなかったばかりか、岡によって牽引用の高機動車から取り外されている。これは岡が高機動車を機動戦力として使用したかったためであり、砲自体も実際に人員不足ないので運用できないのは仕方ないのだが、この際に本砲は岡から「邪魔」と宣告されてしまった*1
登場したのかしてないのか怪しい16式機動戦闘車と同じくらいヒドイ扱いである。登場させて貰えただけマシか。


コミック版にも登場しており、ジン・ハーク攻防戦カルシオら夜襲部隊の頭上に照明弾を打ち上げている*2。こちらではカルシオらの夜襲を阻止しているので、外伝よりは活躍しているといえる。

随時加筆求む
関連項目
兵器自衛隊ジン・ハーク攻防戦

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〔最終更新日:2024年06月26日〕

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最終更新:2024年06月26日 17:48

*1 新世界新世界異譚II 279ページ9行目

*2 作中での本砲は砲身先端しか写されていないが、本砲を使用したのは96式自走120mm迫撃砲を装備する第7師団なので、96式に搭載された本砲が使用された可能性もある。