じんるい
新世界において、知性を持ち社会生活を営む各種族のうち、
魔物を除いた者たちの総称。
人間、
エルフ、
ドワーフ、
獣人、
竜人などで構成される。
人間以外の各種族はまとめて
亜人と呼ばれることもあるが、この呼び名を嫌う者もいるため注意が必要である。
○人間
新世界で最も個体数の多い種族。他種族と比べて目立った特技は無いが、人々を束ねる能力に長けている他、繁殖力が高く新陳代謝が活発な種族と思われる。
なお異世界から転移してきた
三国家は、転移時点で人間種のみで構成されていた。
平原を住処とし、燃料を得るために森を刈る習性を持つ。
○地球人(ヒト)
日本ごと
地球から転移してきた人類種。我々ヒトを指す。構成は主として日本民族であるが、転移前に在住していた少数の他国人も含まれる。見た目上は新世界における人間と区別がつかないが、新世界の人類や他の転移国家人と違い魔力を一切持たない。このため魔力を探知する魔法や装置に反応しない一方、魔法を使う事も出来ない。
特殊事例として神職や仏僧や修験者が魔法素養に開花したすることもあるようだが、稀である。
魔力が無いのは新世界人類や他の転移国家人と違い、魔力を生み出し体内に貯める器官が存在しないためで、魔法の源である魔素が体内に入っても、そのまま排出されてしまう。このため他種族や魔物、魔族の組織を接種した場合に起きる「
変質魔素中毒症」に陥る事もない。
人類中、最も高度な文明を築いている。
○ユグド人
惑星
ユグドから転移してきた人類種。
グラ・バルカス帝国人。見た目上は新世界における人間および地球人と区別がつかないが、新世界人類と同じで魔力を生み出し体内に貯める器官が存在するため、僅かながらに魔力を持つ。このため他種族や魔物、魔族の組織を接種した場合に起きる「変質魔素中毒症」に陥ると考えられる。
○
エルフ
尖った耳を持つ種族。他の種族より魔力量が大きいため、新世界では優性種と見なされることも多い。また全体として非常に長寿である。(精神年齢は外見に準拠する)
森を住処とし、竜を刈る習性を持つ。
ハイエルフは寿命がほぼ無限であり、魔力も非常に高い。
○
ドワーフ
身長が低く体格の良い種族。手先が器用でものづくりを得意としている。
山を住処とし、人間同様に森を刈る習性を持つ。
寿命もエルフほどではないが人間などと比べると高い。
○
獣人
獣のような頭部を持つ種族。屈強な肉体と剛腕で知られる。モチーフとなった動物によっていくつかの下位区分が存在する。
主に平原と山岳部を住処としている。
頭部がまんま獣な獣人もいれば、ラノベなどによく登場する獣耳が生えただけの者もいる。
○
竜人
竜の神々の眷属となる種族。人間より身長が高く、鱗に覆われた頑丈な肉体を持つ。魔力もハイエルフ並の水準で、竜種を使役することができるなど、個体としての能力は非常に高い。
エルフ同様、主に森を住処としていた。
○
有翼人
南方世界に生息する種族。白黒一対の翼を背中に持つ。魔力量は一定以上だが、国際会議に帆船で訪れるなど文明水準は低いと考えられている。
○
魔族
魔物のうち特に高い知能を持つ者たち。強大な魔力を持ち、背中の翼を使って飛行することもできる。魔物由来の種族なので人類に含まれるかは怪しい。
○
木人
長い年月を過ごした木が
神の祝福によって魂を宿し知的生命体になった者たち。自然を愛し人類文明に対して一切の干渉を行わない。独自の言語を操るため、エルフがいないと意思疎通は不可能。
○
光翼人
古の魔法帝国を建国し、全世界を統べた種族。魔力量で他種族を大きく引き離している。魔法を使う時のみ光翼が現れるのが特徴で、普段の容姿は人間と全く同じ。実際には鳥のような翼が背中から生えているが、一定以上の魔力がある時は実体を持たない。
作中では人類に含まれず、他種族と分けて扱われる。
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〔最終更新日:2024年01月21日〕
最終更新:2024年01月21日 11:35