質疑応答 制作エピソード関連について


A. 2017年9月1日
第2巻制作中
髙「魔王炎殺拳はやめときましょう」
み「ですよね」

toi8さん、深井さんにお願いした経緯については、制作エピソードとして語るとちょっと長いのですが、軽く触れてみましょうか。(髙松)

【制作エピソード】
打ち合わせの席で、この作品の方向性からまず話し合いがスタートしました。いわゆる『萌え』の方向でないことは確かで、現代日本と異世界の人々を描き分けできて、雰囲気のあるイラストが描ける人がいいと。これはすぐに意見が一致しました。(髙松)

みのろうさん、ぽにきゃんBOOKSの担当さん、私、の三者の意見が、ですね。そういった絵描きさんがいないかということで、私のほうからtoi8さんを推させていただきました。そして、これもすぐに賛成を受けて、toi8さんにお引き受けいただいて、現在に至ります。(髙松)
第1巻のカバーについては、ぽにきゃんBOOKSの担当さんから「ちょっと不穏で、かつ現代日本と異世界のギャップが出るものがいい」と。みのろうさんからは「ワイバーンとF-15が戦う姿がいい」と、それぞれご要望をいただきました。(髙松)

そして私自身としては、この作品は決まった主人公がいないので、第1巻のカバーはキャラクターを前面に押し出したものではないほうがいいと考えていましたので、一般文芸寄りなあの感じに落とし込んでいただきました。あのカバーイラストは、私も完成を見たとき、素晴らしいと感動しました。(髙松)

ですが、メカものは専門知識が必要ですので、toi8さんにお願いするのは非常に負担になってしまいます。なので、もうお1人追加し、分担していただく形でできないかとぽにきゃんBOOKSの担当さんにご相談しました。二つ返事で許可いただき、またtoi8さんにもご了承いただきました。(髙松)

その後、私のほうで深井さんを推させていただいて、これを引き受けていただいて現在の体制になったというのがすべての経緯となります。
toi8さん、深井さんの絵はどれも素晴らしくて、魅力的で、引き受けていただけて本当に幸せだと思います。(髙松)

なるべく簡潔に簡潔に……と必要な情報を絞って解説したつもりだったのですが、ちょっと長くなってしまいましたね……失礼しました。(髙松)


Q.
一から三巻のアピールポイントは

A. 2017年9月8日
ご質問ありがとうございます。
みのろうさんとしてはやはり加筆した部分かと思います。第3巻は現在進行形で頑張っている最中ですので、まだ内緒です。
第1巻ですと、書籍に落とし込む際の文章・文体のフォーマット作りが最も大変でした。作品の盛り上がりや描写がどれだけ詳細でも、→

フォーマットが崩れていては世界観に入り込めません。ここは一番気を使いましたね。
第2巻では、第1巻で回収されなかったフラグの回収や、登場人物の心情描写、セリフの内容に気を使いました。特にセリフは、立場がある人はそれなりの言葉遣いになりますし、組織的に使わない言葉も→

→あるだろうということで、単語レベルで気を使っています。いくらフィクションとはいえ、全部投げっぱなしにするわけにはいきませんからね。
アピールポイントとして挙げるなら、オペレーションモモタロウです。あそこは作戦の合理性や装備など、かなり徹底して調査しました。(髙松)

オペレーションモモタロウで1つ思い出しました。
「エンシェントカイザーゴーレム」から「エンシェント」を省いた理由は、魔王にとっては古代ではないからです。また、モアたちにとっては確かに古代ですが、口語的にわざわざ「古代」と付けることは考えにくいという理由で省きました。(髙松)

A. 2017年11月8日
web連載時の『ベルセルクアロー』を第1巻で『ライジョウドウ(雷上動)』に変えた経緯ですが……「伝説の剛弓」と形容してあったのが最大の理由ですね。アローは矢ですので。
そして、どうせ変えるのであれば和風のものがいいであろうということで、ライジョウドウを選びました。(髙松)

A. 2017年11月19日
web連載時のエルトというのはかなり流れに翻弄される立場の人間で、ルディアスが戦争続行を決める時点で出番が終わってしまうのですが、その後が気になったのが1つ目の理由です。初期のエルトというのは主張があまり強くなく、丁寧な言葉を使うので女性的なイメージが強かったんですね。(髙松)

また、第1外務局に対する因縁めいたものがカイオスから感じられましたから、これの関係も解決していなかった。カイオスとエルトの力関係を考え、何かがないとあの状況(それぞれの局長への昇格)はありえない。(髙松)

そこで、パーパルディア皇国が生まれ変わる段階でルディアスの代わりにカイオスが国家元首に立ったように、エルトにはレミールの後継になってもらうことにしました。つまり、エルトはレミールの対比になっています。こうした点も踏まえて、エルトは女性であることが望ましいと判断しました。(髙松)

古い時代の象徴がルディアスとレミールだとすると、新しい時代の象徴がカイオスとエルト、ということになりますね。(髙松)

あとは、第1外務局の局長のポストに収まるということは、それなりに才能がないと任されないはずです。流される人間だとまずいので、沈着冷静な人物として再構築したのはそうした理由でした。(髙松)

あちこちのネタを繋ぎ合わせたので、かなりややこしい説明になってしまいました(反省)。
ただまぁ、レミールが全部ぶち壊すという構図がより引き立ったので、すべてのピースがうまくはまったなと思います。
エルトの印象、皆さんにはどう映ったでしょうか。(髙松)

ついでにルディアスの評価もやってしまうと、人物の才能を見抜き、適切な位置に置く才能はずば抜けていました。
ただ、自身が高い地位にいたことで驕りがあり、周囲の人物を正確に評価できていなかったことが彼にとっての不幸ですね。(髙松)

彼が皇帝ではなく大臣クラスに収まっていたら、パーパルディア皇国はもっと強くなっていました。ぶっちゃけミリシアル帝国レベルで強くなっていたと思います。
残念ながら、彼は皇国の象徴に収まってしまったので、その手腕が振るわれることは今後ないわけですが……。(髙松)

Q.
P-3Cが爆撃機になった経緯について

A. 2017年11月20日
お買い上げ、ありがとうございます!
P-3C周りは本来かなり苦しい展開だったのですが、みのろうさんの強いご希望もあって、ややSF設定で推すことになり、あのような形に落ち着きました。
今回もあちこちが細かく違うので、楽しんでいただけたのでしたら幸いです。
5巻まで頑張りたいですね!(髙松)

A. 2017年11月21日
そういえば、「竜」と「龍」は全体の形状で使い分けています。
竜は西洋竜、龍は東洋龍で、より近いほうの漢字を充てます。
リヴァイアサンの頭部は西洋型ですが、全体の形状が東洋龍に近いので「海龍」としています。(髙松)

西洋竜にも
  • ワーム型(翼がなく四足歩行)
  • ワイバーン型(腕と翼が一緒)
  • 真竜型(翼とは別に腕がある)
がいるのでややこしいですね。(髙松)

A. 2017年11月29日
そういえば、第3巻で名前だけ出てきたアルタラス統治機構長官のシュサクについてですが、彼本人が登場したわけではないので末路は省きました。
ただ、カスト以上に凄惨な死を遂げています。統治機構の「降伏」というのも、表現としてはあんまり正しくはないですね。(髙松)

本国へ降伏の報告をした人は生存しているので、そういうのは数少ない恨みを買わなかった職員ですね。
それ以外は……お察しください。アルタラス王国も現代地球基準で言えば、まだ法整備が整っていないのです。(髙松)


A. 2017年12月14日
お気づきの方がいらっしゃるかもしれませんが、第2巻第2章『辺境の魔王』で登場した魔法の詠唱3つには、それぞれモチーフが存在します。(髙松)


A. 2017年12月31日
今年も残すところあと3時間と少し。
3月に第1巻を刊行して以来、ここまで突っ走ってきた感じがありますが、それもこれも、支えてくださった本作ファン、読者のみなさんのおかげです。
著者、出版社、制作陣を代表して御礼申し上げます。→(髙松)

→みのろうさんとお話ししている中で、「あんな話がしたいですね」「こんな話も面白いですね」とアイディアも色々と溜まっていますので、支えてくださるみなさんに少しでも還元できたらと思います。
来年はもっと大きなことができるように頑張りますね。
今後ともどうぞよろしくお願いします。(髙松)

そうそう、有志の方々が本作のwikiを開設して整備してくださっています。
https://www65.atwiki.jp/jp-summons/
大変な作業だと思います、ありがとうございます。
ご存じなかった方、色んな情報がたくさん載っていますので、ぜひご覧になってください。(髙松)


Q.
エルペジオ3にデザイン上のモデルは存在するのか?

A. 2018年3月28日
ご質問ありがとうございます。
我々からは明確なモデルの指定はせず、高野さんには「ジェットエンジンの性能が低すぎて仕方なくテーパー翼を採用した、変な機体」というオーダーでお願いしました。(髙松)

結果的に機体後部をMiGっぽくデザインされましたが、実際とても変な機体になっていて大変素晴らしいですね。(髙松)


A. 2018年3月28日
グラ・バルカス帝国外交官のダラスについて、第4巻ではかなりキャラクターをいじったんですが、その経緯みたいなものって皆さん聞きたいですかね?(髙松)

元々小悪党というか、いかにも小物くさい感じのキャラクターに描かれていたのはweb版読者の方ならご存じかと思います。
改稿にあたって、みのろうさんから「強烈なインパクトのある悪役にしたい」というご相談をいただきました。(髙松)

ロウリア編、パーパルティア編では王道感のある悪役ばかりだったので、今回は得体のしれない、ちょっと理解しがたい人物にしようということで、「感情の起伏が見えづらく、ただしやることは度が過ぎている」をベースに再設計しました。(髙松)

パーパルディア*
予測変換さんがおいたしました。(髙松)

シエリアを見ればわかる通り、グラ・バルカス帝国にもちゃんと良心は存在するんですが、強硬な侵略路線を維持するための悪役が必要だったので、その代表格として存在しているような形です。ゲスタにしても、多少ブレーキが壊れているくらいの描写が必要でした。(髙松)

その分、シエリアがかわいそうな状況になってしまいますが……。(髙松)

グラ・バルカス帝国は法体系自体が近代的なので、グラ・バルカス帝国の悪役もかなり狡猾です。第5巻以降、どうなるか楽しみですね。(髙松)



Q.
Web版で朝田がレミールに向けてはなった台詞が書籍版に無かったのはなぜなのか?

A. 2018年3月28日
ご質問ありがとうございます。
これはセリフ自体が長すぎたので、同じ意味の内容はまとめて分割、もう少し伝わりやすい言葉にするという判断で修正しました。朝田は頭がよくて論理的なので、感情が高ぶりすぎて勢いに任せたとしても、伝わりやすい言葉を使うはずだと思いますので。(髙松)



Q.
日本国召喚に登場する国旗について

A. 2018年4月23日
パーパルディアとアルタラスは私がデザインしましたが、ムー、ミリシアル、グラ・バルカスはtoi8さんにお願いしたのですよ。
そして、大まかなイメージはみのろうさんが最初に出してくださいます。(髙松)

他の国々も早く図案化しないとですね……ちょっと忙しくてすぐにはできませんが、なるべく早くお出しできるように頑張ります。(髙松)


Q.
ラヴァーナル帝国の名前はどのようにして決まったのか?

A. 2018年6月2日
ご質問ありがとうございます。
みのろうさんに伺いましたところ、ラヴァーナル帝国については公募なさったそうです。
パーパルディアは当初「パルディア」「パールディア」としていたそうですが、変換ミスで現在のようになったとか。→(髙松)

グラ・バルカスは重厚感のある名前を考えていたときに思いついたそうです。
そういえば別の国名を考えているときは「巷にある造語からさらにひねる」ということもやっておられました。
あと、書籍版でのみ登場する国や地名は大抵私のほうからご提案しております。(髙松)


※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。
過去のコメント

ここを編集
〔最終更新日:2019年05月03日〕

タグ:

質疑応答集
+ タグ編集
  • タグ:
  • 質疑応答集

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2019年05月03日 13:47