デスメダロット社

登場作品:メダロット魂

企業概要

戦闘能力に特化したデスメダロットの販売・流通を一手に担う、バッカス財閥の傘下の企業。
最高責任者はヘンリー・マッケンナ
設立者はコクリュウの父、シンスイ
本Wikiでも長らく誤記されていたが、コクリュウは研究開発部顧問である。
関連する組織としてデスメダロット研究所が存在するが、恐らく企業の研究開発部門程度の意味合いであろう。

ちなみにバッカス財閥の名前の由来は、ギリシャ神話の酒の神バッカス

デスメダロット者関係者

ヘンリー・マッケンナ

先述のとおり、デスメダロット社最高責任者の金髪の白人男性。
何処となく、某国大統領経験者の大富豪を思わせる顔立ちである。

メダロット市場がメダロット社の一社独占状態にあることを危惧して、デスメダロットで市場の活性化を目論む。
一応は、子供達のためにデスメダロットの開発・販売をしようとしていた。
だがコクリュウに対してグレインの開発中止を進言したのは、倫理的面よりもあまりにも強くロボトルのバランスが崩壊してビジネスが成り立たなくなるという理由からでしかなかった。
そのため、良くも悪くもビジネスパーソンとしての面が強い。

その進言は、コクリュウに「ビジネスに興味はない、僕が欲しいのは強いデスメダロットだ」と一蹴されてしまい聞き届けられなかった。
内心ではその横暴な態度に対して、シンスイの息子でなければと毒づいていた。
最終的に、メタビー達の様を見てメダロット博士の主張が正しかったことを知ったのだった。

なお、エンディングクレジットでの表記は「ヘンリーマッケンナ

(CV:西松和彦)

マイヅル博士

デスメダロット社の研究者。
元はメダロット社メダロット開発をしていたが、より強いメダロットの開発のためにデスメダロット社に入社した。

コクリュウ

デスメダロット社研究開発部顧問。
シンスイの息子でもあり、デスメダロットを世間に広めるために暗躍もしている。

劇中での活動

デスメダロット開発期間

研究開発部顧問コクリュウの元、ガンデスペラードをはじめとする様々なデスメダロットを開発。
当初はギンカイやワカバといった有望なメダロッターや、モモカワなどの部下になり得る少年達にデスメダロットを与えて、デスメダロッターに仕立て上げていった。

一方で、コクリュウイッキメタビーの存在を敵視し、彼らをつけ狙う様になる。

デスメダロッターの行動はメダロット社メダロットを襲撃したり、一方的なケンカ同然のロボトルを仕掛けるといった卑劣な振る舞いが目立つ。
しかもテスト中のブロッソメイルが暴走した際には、テストのためにわざと放置するといった問題行動を起こしている

本格的販売開始

コクリュウイッキ達の前に現れてから数ヶ月。
ついにデスメダロット社は大型直営店の建設や記者会見を行い、大々的にデスメダロットの販売を開始した。

ヘンリー・マッケンナ曰く、表向きはメダロット市場がメダロット社の一社独占状態にあることを危惧し、日本経済の活性化と発展を掲げて、デスメダロットの開発と販売を開始した。

だが、そのためのやり方は卑劣なものであった

イッキメタビーエクサイズブロッソメイルとロボトルをする様をリアルタイムで合成して街頭ビジョンで放映し、悪徳メダロッターに仕立て上げた。
現代でいうフェイク動画に加えて、テドリガワがサクラとなってイッキメタビー、ひいてはメダロット社メダロットにマイナスイメージを植えつけてしまうのだった。

+ デスメダロット社の理念への疑義【以降、ページ作成者の主観が含まれます】
だが、連続性が明確ではないにせよ前作でのメダロットの起源や、世界観が異なるにしてもゲーム版やほるまりん先生の漫画版での設定を考えれば、メダロット社がメダロットを独占的に販売するのは、メダルの悪用を危惧してのことと見なすことも出来る。

それに加えて劇中のデスメダロッターの行いや、ブロッソメイルの放置といった事態も考慮すると、デスメダロット社には一切の大義も正義もあり得ない

隆盛、そして終焉

"宣伝"の効果や強いメダロットという触れ込みもあり、デスメダロットは順調に売れていった。

その中で、コクリュウはネオデスメダルで動くブラックビートルを完成させる。
そしてさらなる強さを求めてマイヅル博士と共にグレインの開発に着手した。

だがマイヅル博士は、自身の行いを顧みてデスメダロット社を退職。
さらに社長ヘンリーも、ビジネス面からグレインの開発中止を進言した。
しかし、コクリュウはそれらを顧みずにグレインの開発を強行、ついにグレインは完成してしまう。
デスメダロット研究所にて、コクリュウはイッキ達とのネオデスメダルの処遇を懸けてのグレインでのロボトルに及ぶ。

その最中にヘンリーは、メダロット博士の理念こそが正しかったと思い知らされ、デスメダロット研究所はロボトルの末に爆発炎上。
それが原因となったのかは定かではないものの、最終回のナエのモノローグではデスメダロット社は無くなった、と語られている。
デスメダロットの売れ行きは良かったことから恐らくは倒産ではなく、自主廃業か解体されたものと推測される。

他メディアにおいてのメダロット社以外のメダロット開発・販売企業

世界観を問わず、メダロットは基本的にはメダロット社が独占販売しているが、作品世界観毎に独自にメダロットを開発・販売する企業もいくつか登場している

本流であるゲーム版の世界観および漫画版の世界観では、メダロット・naviにおいて初のメダロット社以外のメダロット開発・販売企業ロボトルリサーチ社が登場。

ゲームにおいてはメダロットDUALまでの世界観と、クロスオーバー作品であるメダロットSにおいて存在し、メダロットの開発・販売をしている。
世界観の連続性の無いメダロット8とメダロット9においても、アルバムコメントをみるに存在していると考えられる。
漫画版にても、メダロット・naviおよびメダロット5で存在が言及された。
同社も恐らくは、メダロット市場の変革を図っていた可能性が考えられる。

メダロットDUALでは、SGIパーツを開発・販売した田ノ中製作所の様に、中小のメダロット販売企業の存在も確認されている。
メダロットSにおいては、ベーガ社が登場。
基本的にはメンテナンス業であり、メダロットの本格的な販売には至っていないが、マリークラウンを開発出来るだけの技術力を備えていた。

関連項目

作品世界における関連企業
メダロット社 メダロットの秘密も握るメダロットの製造・開発最大手
メダロッターズ メダロッターのための施設運営を行う会社
ロボトルリサーチ社 メダロットの生産やシステム開発、
ロボトルランキング集計を行う企業
デスメダロット社 心無きメダロットを売る悪徳企業
ベーガ社 メダロット修理カスタム会社、目玉商品は曰くつきのオイル
デスメダロット社関係者
コクリュウ デスメダロット社の若き研究開発部顧問
マイヅル博士 強いメダロットを求め悪に堕ちた天才技術者

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最終更新:2024年09月09日 22:06