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初心者Q&A - (2020/05/08 (金) 23:34:53) の1つ前との変更点

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*復帰組&ミニ四駆に興味がわいた人のためのQ&A Q.ミニ四駆?昔流行ったけど、今も続いてるの? A.第二次ブーム終了後は大会も無くなり新商品もあまり出ていませんでしたが、2005年に発売された新シャーシを皮切りに続々と新製品が発売され、大会も復活しました。現在は当時ほどの勢いはないものの、当時ブーム直撃だった世代やその子供世代を中心に再び盛り上がっています。  また、ボビー・オロゴンなどがミニ四駆に挑戦する番組も放送されました。 #amazon(B083JYP59Y) Q.ミニ四駆欲しいけど、売ってるとこあんの? A.プラモデルを取り扱っている家電量販店やトイザらスなら大抵置いています。ただ、品揃えは店によって千差万別です。品揃えを重視する場合はネット通販や、近所にある模型店を覗いてみましょう。 Q.コースで走らせたいが、自宅では買えないor置けない! A.古くよりミニ四駆ショップとして存在する模型店はもちろん、第三次ブーム以降にコースを設置するようになった模型店やミニ四駆専門店もあります。  人を集めてレースを開催する場合にはタミヤのサーキット貸し出しサービスを利用することができるかもしれません。[[こちら>http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/regulation_rental.html]]も確認してみましょう。ただ、送料を考えると買ったほうが良さげ。 Q.コース買いたいんだけど、どれがお勧め? A.タミヤから発売されている3種類の公式コースから選ぶと良いでしょう。 ・ちゃんとした環境で走らせたいなら:[[ミニ四駆 ジャパンカップジュニアサーキット>http://www.tamiya.com/japan/products/69506jr_circuit/index.htm]]  主流中の主流。店舗設置コースで最もよく使われ、公式5レーンコースより馴染み深い人も多いであろうコース。ウェーブを始めスロープやバンクといった各種セクションが豊富に発売されているため最も拡張性が高いです。  大抵の練習走行やレースはこれで必要十分です。 #amazon(B000BMYLWA) ・予算やスペースを抑えたいなら:[[ミニ四駆 オーバルホームサーキット>http://www.tamiya.com/japan/products/69569/index.html]]  低価格で省スペース。その分レーン数が少なく、立体レーンチェンジが急すぎたりコース素材が柔らかかったりと安いなりのお察し部分があります。  しかしながら素材が柔らかいため消音性がジュニアサーキットよりも高く、一般家庭に設置するのにより適した仕様となっています。  ミニ四駆完成品2台付きのセットもあり、&bold(){取り敢えず}ミニ四駆を走らせたい場合には最適です。  余談ですが、柔らかさやレーンチェンジの都合上、速度が上がってきた中級者以降では逆に難しすぎるコースにもなります。 #amazon(B004LVOV04) ・最高クラスの環境を用意したいなら:ミニ四駆 5レーンサーキット  素材こそ異なるものの、公式と同じ5レーンでの走行を楽しめるハイエンドサーキットです。  当然、相応に高く(定価95040円)、大きい(3,466㎜×1,905㎜)ので、複数人集まって資金とスペースを用意できるチームや本物のお金持ち向けと言えます。全国に数あるミニ四駆コース常設店の中さえ数店舗ほどしか無いほどです。  いずれにしろ高い買い物ですが、オークションなら半額以下で買えることが多いので中古でも良ければ狙ってみる価値はあります。  非正規品(ミニ四駆の模倣品のコース)だとリサイクルショップで1000円台からとかなり安くで売られていることもあります。軽く遊ぶ程度なら十分ですが、基本的にはメーカーごとにコースの繋ぎ方が違うので、同じ会社のコースを探さないと拡張はまず不可能です。生産終了品ばかりでただでさえ入手が難しいため、その覚悟がある人だけ買うようにしましょう(養生テープなどで貼る方法もありますが、組み合わせによっては接続部が邪魔で隙間ができます)。 Q.ラップタイム測りたいんだけどラップタイマー高すぎない?  ラップタイマーは販売終了により価格が高騰しています。これでもスマートフォン向けのラップタイム計測アプリの普及により落ち着いてきています。  そもそもラップタイマーは連続してタイムを記録できない上にそれなりの値段もするため、最近では店舗コースでもラップタイマーの代わりにスマートフォン置きを設置している場合もあり、ラップタイマーに拘わる必要はなくなりつつあります。 Q.ブーム時と大会ルールが違うって本当? A.特に大きく変わった部分を挙げるとすれば、(プラズマとウルトラ以外の)ダッシュ系モーターが解禁され、大人がレースに参加できるようになったことがあげられます。  これにより子供でも簡単に速度を出すことができ、大人は公式大会に出られることでより高い向上心を得ることができました。  新しい改造(井桁やマスダンパーなど)に対応して規制強化されてる部分もありますが、復帰組ならすぐに気にする必要は少ないでしょう。  その他細かい部分も色々変更、追加されていたり、部門によってルールが違ったりするので、詳しくは[[公認競技会規則>http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/regulation.html]]を見ましょう。 Q.なんか新シャーシ色々出てるみたいだけど? A.後発の5種類のシャーシを覚えておけばまずは大丈夫です。 ・[[ARシャーシ>AR]]  2012年登場のリアモーター型最新シャーシ。発売当初は全シャーシ中最高の強度を誇り、現在でもMAシャーシと並ぶトップクラスの強度の高さが魅力。下から電池やモーターを取り出せるメンテナンス性の高さも魅力。  タミヤ公式のシャーシ系統図では完全新規シャーシ扱いだが、規格などは第二次ブームのTZシャーシに近く、現にTZで登場したマシンがARでいくらか再登場している。 ・[[FM-Aシャーシ>FM-A]]  2017年登場のフロントモーター型最新シャーシ。リヤステーこそ分割に戻っているが、強度や柔軟性のバランスも良く、メンテナンス性にも優れているため初心者も安心して使える。  高さのあるモーターが前部にあるためボディの種類はやや少ないが、FMシャーシのボディ展開の少なさを反省してか、大幅に選択肢は広がった。当然FMシャーシのボディも流用できる。その他にも他シャーシとは一風変わったデザインが多いため気に入ったボディがあれば使ってみる価値はある。 ・[[MAシャーシ>MA]]  2013年登場のミッドシップ型最新シャーシ。軸が両方から伸びたモーターでギヤを直接回転させるダイレクトドライブを採用。2005年登場のMSシャーシにあった分割方式から一転してリヤステー一体型シャーシとなり、剛性や信頼性を重視した設計もあってロスが少なく最高の駆動効率を誇る。 ・[[スーパー2シャーシ>SUPER 2]]  2010年登場のシャーシ。ブーム当時主流だったスーパー1シャーシをベースに、現在のレース環境に合わせて強度や拡張性を高めている。MA、ARシャーシ程は頑丈では無いものの、その分軽く柔軟性に富み旧来の感覚でセッティングしやすい。 ・[[VZシャーシ>VZ]]  2020年登場の最新シャーシ。上記の新シャーシたちが登場した後も根強い人気を誇っていたVSシャーシが遂にリメイクされた。VSシャーシの良さは残しつつ拡張性は飛躍的に高まっている。特にフロントバンパーが分割式となったことによりバンパーレス加工を行わずともフロントローラーやブレーキの自由度が高いため加工が難しい子供や初心者に優しい。 パーツ展開も当然現在主流のシャーシに合わせて行っているため、入手難度の面から考えても上記5種のいずれかを選ぶのが無難です。古いシャーシで速いマシンを作る人も多いですが、相応のテクが必要なのも事実なので強いこだわりがない限りは新しいシャーシを選んで損はありません。 Q.ネットやお店でAOパーツってのが売ってるけど、何これ?使って大丈夫なの? A.AOはアフターサービスオリジナルの略。  キット付属品の予備部品からロングビスやベアリングなどのAOパーツでしか手に入らない高性能パーツまで色々と揃っています。  もちろんTAMIYAがミニ四駆用に作ってるので大会にも出場可能。  要は、その名の通りアフターサービス(AOパーツ以外にも、各種スペアや不良品の交換を行っているTAMIYA通販)を中心にTAMIYA直営店やバックアップが強い店など扱いが限られるGUP(グレードアップパーツ)。 ネットでも手に入るショッピングサイトがあるので色々探してみましょう。  余談として、ダンガン、ラジ四駆用として売り出されてるパーツや商品がありますが(パッケージが違うので見分けられる)、これも公式大会で使えます。有用なパーツも多いので、セッティングを考えるときはこちらのほうにも視野を向けてみましょう。  ただしパチ物モーターみたいな社外製商品はもちろんのこと、TAMIYA製でもミニFパーツやRCパーツなどはダメなので気をつけてください。 Q.空力性能が高いマシンってどれよ? A.実はミニ四駆に空力性能(ダウンフォース)はあまり関係ありません。ミニ四駆のサイズと速度ではレースカーのような自重の数倍のダウンフォースを得ることはまず無理で、マシンパワーを路面に伝えたりコーナー安定性を高めたりするためだけなら、より効果的な方法はいくらでも存在します。  ただ、立体コースでのジャンプ後の姿勢をダウンフォースにより制御しようという試みが一部で行われており、検証動画も上がっています。とはいえ現時点でそれほど詳しく検証している人がいないためはっきりとはしません。そもそも大量のボディを集めて計測装置を用意することは容易ではありません。基本的には見た目の好みで選んでしまって良いかと思われます。  強いて言えばエアロ〇〇というボディがオススメ。(これは空力と言うより冷却性能が高いという感じ。詳しくは[[AR]]で) Q.ダウンフォースは意味無くても、肉抜きは意味あるよな? A.ポリカーポネイト製ボディに交換した方が手っ取り早く重量あたりの強度も高いです。  中には200g越えで活躍するモンスターマシンもあるので、肉抜きは速さよりもドレスアップ目的でするのがいいんじゃないかと。    ただし、タイヤやホイールといった足回りの軽量化に関してはそれ以外の軽量化の10倍効果があると言われています。  軽量化加工は難しくうまくやらないと強度やバランスを失い逆に遅くなってしまいますが、まずはタイヤとホイールをより軽いものに交換する、ぐらいでも違ってくるので色々試してみましょう。 Q.初めてor久しぶりにミニ四駆を組むけど、どんなセッティングにすればいい? A.こういうのは自由にやってこそ楽しいし、間違いなんてものはないので好きに組んでみましょう。  詳しくは[[初心者向けマシンの作り方・作例]]や[[お勧めパーツ・セッティング]]を参照してください。基本知識として、FRP等を使っての強度アップは壊れにくくなるだけでなくシャーシのねじれを防ぎ速度向上にも繋がること、[[たからばこセッティング]]というものが現在のローラーセッティングの定石となっているということぐらいは頭に入れて取り組むとやり易いかもしれません。 Q.スピードチェッカーで○○km/m出たよ!これって速いの? A.スピードチェッカーは個体差と状態による差異が大きく、同一個体を使わない限りマシンの性能を競い合う用途ではあまりアテになりません。実際チェッカーのローラー部分に注油するなどすると、数km/h程上昇します。  また、チェッカーはマシンパワーまで測ることができないため、数値上では速くてもいざコースインさせると遅い、なんてことも良く有ります。  但し、全く無用の長物というわけではなく、上記の通り、同一個体のセッティング変更の前後でどのように変化したかの目安にはなります。上級者でも使ってる人はいるので、チェッカーの出す数値がどういうものかをよく理解すれば使える一品といえます。  余談ですが、公認競技会規則の範囲内での理論上の最高速度は約45km/hです。当然ながらトルク無視の直線番長なのでゼロヨンレースでさえ余裕で負けると思います。 Q.そのほか分からないことが・・・ A.コースで速い人に訊きましょう。大抵の人は優しく教えてくれます。  人見知りなどでどうしてもそれが難しいならGoogle。もしくはツイッター等のSNSで情報を拾うのもありかと。  一通りの基礎知識であれば最近は関連本もいくらか出ているので、読んでみるのもいいと思います。 &italic(){}&bold(){}
*復帰組&ミニ四駆に興味がわいた人のためのQ&A Q.ミニ四駆?昔流行ったけど、今も続いてるの? A.第二次ブーム終了後は大会も無くなり新商品もあまり出ていませんでしたが、2005年に発売された新シャーシを皮切りに続々と新製品が発売され、大会も復活しました。現在は当時ほどの勢いはないものの、当時ブーム直撃だった世代やその子供世代を中心に再び盛り上がっています。  また、ボビー・オロゴンなどがミニ四駆に挑戦する番組も放送されました。 #amazon(B083JYP59Y) Q.ミニ四駆欲しいけど、売ってるとこあんの? A.プラモデルを取り扱っている家電量販店やトイザらスなら大抵置いています。ただ、品揃えは店によって千差万別です。品揃えを重視する場合はネット通販や、近所にある模型店を覗いてみましょう。 Q.コースで走らせたいが、自宅では買えないor置けない! A.古くよりミニ四駆ショップとして存在する模型店はもちろん、第三次ブーム以降にコースを設置するようになった模型店やミニ四駆専門店もあります。  人を集めてレースを開催する場合にはタミヤのサーキット貸し出しサービスを利用することができるかもしれません。[[こちら>http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/regulation_rental.html]]も確認してみましょう。ただ、送料を考えると買ったほうが良さげ。 Q.コース買いたいんだけど、どれがお勧め? A.タミヤから発売されている3種類の公式コースから選ぶと良いでしょう。 ・ちゃんとした環境で走らせたいなら:[[ミニ四駆 ジャパンカップジュニアサーキット>http://www.tamiya.com/japan/products/69506jr_circuit/index.htm]]  主流中の主流。店舗設置コースで最もよく使われ、公式5レーンコースより馴染み深い人も多いであろうコース。ウェーブを始めスロープやバンクといった各種セクションが豊富に発売されているため最も拡張性が高いです。  大抵の練習走行やレースはこれで必要十分です。 #amazon(B000BMYLWA) ・予算やスペースを抑えたいなら:[[ミニ四駆 オーバルホームサーキット>http://www.tamiya.com/japan/products/69569/index.html]]  低価格で省スペース。その分レーン数が少なく、立体レーンチェンジが急すぎたりコース素材が柔らかかったりと安いなりのお察し部分があります。  しかしながら素材が柔らかいため消音性がジュニアサーキットよりも高く、一般家庭に設置するのにより適した仕様となっています。  ミニ四駆完成品2台付きのセットもあり、&bold(){取り敢えず}ミニ四駆を走らせたい場合には最適です。  余談ですが、柔らかさやレーンチェンジの都合上、速度が上がってきた中級者以降では逆に難しすぎるコースにもなります。 #amazon(B004LVOV04) ・最高クラスの環境を用意したいなら:ミニ四駆 5レーンサーキット  素材こそ異なるものの、公式と同じ5レーンでの走行を楽しめるハイエンドサーキットです。  当然、相応に高く(当時定価95040円)、大きい(3,466㎜×1,905㎜)ので、複数人集まって資金とスペースを用意できるチームや本物のお金持ち向けと言えます。全国に数あるミニ四駆コース常設店の中さえ数店舗ほどしか無いほどです。  今では通常入手手段が無い絶版品なので、よほど5レーンにこだわりが無い限りは選択肢から外していいでしょう。  いずれにしろ高い買い物ですが、オークションなら半額以下で買えることが多いので中古でも良ければ狙ってみる価値はあります。  非正規品(ミニ四駆の模倣品のコース)だとリサイクルショップで1000円台からとかなり安くで売られていることもあります。軽く遊ぶ程度なら十分ですが、基本的にはメーカーごとにコースの繋ぎ方が違うので、同じ会社のコースを探さないと拡張はまず不可能です。生産終了品ばかりでただでさえ入手が難しいため、その覚悟がある人だけ買うようにしましょう(養生テープなどで貼る方法もありますが、組み合わせによっては接続部が邪魔で隙間ができます)。 Q.ラップタイム測りたいんだけどラップタイマー高すぎない?  ラップタイマーは販売終了により価格が高騰しています。これでもスマートフォン向けのラップタイム計測アプリの普及により落ち着いてきています。  そもそもラップタイマーは連続してタイムを記録できない上にそれなりの値段もするため、最近では店舗コースでもラップタイマーの代わりにスマートフォン置きを設置している場合もあり、ラップタイマーに拘わる必要はなくなりつつあります。 Q.ブーム時と大会ルールが違うって本当? A.特に大きく変わった部分を挙げるとすれば、(プラズマとウルトラ以外の)ダッシュ系モーターが解禁され、大人がレースに参加できるようになったことがあげられます。  これにより子供でも簡単に速度を出すことができ、大人は公式大会に出られることでより高い向上心を得ることができました。  新しい改造(井桁やマスダンパーなど)に対応して規制強化されてる部分もありますが、復帰組ならすぐに気にする必要は少ないでしょう。  その他細かい部分も色々変更、追加されていたり、部門によってルールが違ったりするので、詳しくは[[公認競技会規則>http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/regulation.html]]を見ましょう。 Q.なんか新シャーシ色々出てるみたいだけど? A.後発の5種類のシャーシを覚えておけばまずは大丈夫です。 ・[[MAシャーシ>MA]]  2013年登場のミッドシップ型最新シャーシ。軸が両方から伸びたモーターでギヤを直接回転させるダイレクトドライブを採用。2005年登場のMSシャーシにあった分割方式から一転してリヤステー一体型シャーシとなり、剛性や信頼性を重視した設計もあってロスが少なく最高の駆動効率を誇る。 ・[[ARシャーシ>AR]]  2012年登場のリアモーター型シャーシ。MAシャーシと並ぶトップクラスの強度が魅力。下から電池やモーターを取り出せるメンテナンス性の高さも魅力。  タミヤ公式のシャーシ系統図では完全新規シャーシ扱いだが、規格などは第二次ブームのTZシャーシに近く、現にTZで登場したマシンがARでいくらか再登場している。 ・[[VZシャーシ>VZ]]  2020年登場の最新シャーシ。後発の新シャーシが次々登場した後も根強い人気を誇っていた[[VSシャーシ>VS]]が遂にリメイクされた。VSシャーシの良さは残しつつ拡張性は飛躍的に高まっている。特にバンパーが分割式となったことによりバンパーレス加工を行わずともフロントローラーやブレーキの自由度が高いため高度な加工が苦手な子供や初心者に優しい。 ・[[FM-Aシャーシ>FM-A]]  2017年登場のフロントモーター型最新シャーシ。リヤステーこそ分割に戻っているが、強度や柔軟性のバランスも良く、メンテナンス性にも優れているため初心者も安心して使える。  高さのあるモーターが前部にあるためボディの種類はやや少ないが、FMシャーシのボディ展開の少なさを反省してか、大幅に選択肢は広がった。当然FMシャーシのボディも流用できる。その他にも他シャーシとは一風変わったデザインが多いため気に入ったボディがあれば使ってみる価値はある。 ・[[スーパー2シャーシ>SUPER 2]]  2010年登場のシャーシ。ブーム当時主流だったスーパー1シャーシをベースに、現在のレース環境に合わせて強度や拡張性を高めている。MA、ARシャーシ程は頑丈では無いものの、その分軽く柔軟性に富み、旧来の感覚でセッティングしやすい。 パーツ展開も当然現在主流のシャーシに合わせて行っているため、入手難度の面から考えても上記5種のいずれかを選ぶのが無難です。古いシャーシで速いマシンを作る人も多いですが、相応のテクが必要なのも事実なので強いこだわりがない限りは新しいシャーシを選んで損はありません。 Q.ネットやお店でAOパーツってのが売ってるけど、何これ?使って大丈夫なの? A.AOはアフターサービスオリジナルの略。  キット付属品の予備部品からロングビスやベアリングなどのAOパーツでしか手に入らない高性能パーツまで色々と揃っています。  もちろんTAMIYAがミニ四駆用に作ってるので大会にも出場可能。  要は、その名の通りアフターサービス(AOパーツ以外にも、各種スペアや不良品の交換を行っているTAMIYA通販)を中心にTAMIYA直営店やバックアップが強い店など扱いが限られるGUP(グレードアップパーツ)。 ネットでも手に入るショッピングサイトがあるので色々探してみましょう。  余談として、ダンガン、ラジ四駆用として売り出されてるパーツや商品がありますが(パッケージが違うので見分けられる)、これも公式大会で使えます。有用なパーツも多いので、セッティングを考えるときはこちらのほうにも視野を向けてみましょう。  ただしパチ物モーターみたいな社外製商品はもちろんのこと、TAMIYA製でもミニFパーツやRCパーツなどはダメなので気をつけてください。 Q.空力性能が高いマシンってどれよ? A.実はミニ四駆に空力性能(ダウンフォース)はあまり関係ありません。ミニ四駆のサイズと速度ではレースカーのような自重の数倍のダウンフォースを得ることはまず無理で、マシンパワーを路面に伝えたりコーナー安定性を高めたりするためだけなら、より効果的な方法はいくらでも存在します。  ただ、立体コースでのジャンプ後の姿勢をダウンフォースにより制御しようという試みが一部で行われており、検証動画も上がっています。とはいえ現時点でそれほど詳しく検証している人がいないためはっきりとはしません。そもそも大量のボディを集めて計測装置を用意することは容易ではありません。基本的には見た目の好みで選んでしまって良いかと思われます。  強いて言えばエアロ〇〇というボディがオススメ。(これは空力と言うより冷却性能が高いという感じ。詳しくは[[AR]]で) Q.ダウンフォースは意味無くても、肉抜きは意味あるよな? A.ポリカーポネイト製ボディに交換した方が手っ取り早く重量あたりの強度も高いです。  中には200g越えで活躍するモンスターマシンもあるので、肉抜きは速さよりもドレスアップ目的でするのがいいんじゃないかと。    ただし、タイヤやホイールといった足回りの軽量化に関してはそれ以外の軽量化の10倍効果があると言われています。  軽量化加工は難しくうまくやらないと強度やバランスを失い逆に遅くなってしまいますが、まずはタイヤとホイールをより軽いものに交換する、ぐらいでも違ってくるので色々試してみましょう。 Q.初めてor久しぶりにミニ四駆を組むけど、どんなセッティングにすればいい? A.こういうのは自由にやってこそ楽しいし、間違いなんてものはないので好きに組んでみましょう。  詳しくは[[初心者向けマシンの作り方・作例]]や[[お勧めパーツ・セッティング]]を参照してください。基本知識として、FRP等を使っての強度アップは壊れにくくなるだけでなくシャーシのねじれを防ぎ速度向上にも繋がること、[[たからばこセッティング]]というものが現在のローラーセッティングの定石となっているということぐらいは頭に入れて取り組むとやり易いかもしれません。 Q.スピードチェッカーで○○km/m出たよ!これって速いの? A.スピードチェッカーは個体差と状態による差異が大きく、同一個体を使わない限りマシンの性能を競い合う用途ではあまりアテになりません。実際チェッカーのローラー部分に注油するなどすると、数km/h程上昇します。  また、チェッカーはマシンパワーまで測ることができないため、数値上では速くてもいざコースインさせると遅い、なんてことも良く有ります。  但し、全く無用の長物というわけではなく、上記の通り、同一個体のセッティング変更の前後でどのように変化したかの目安にはなります。上級者でも使ってる人はいるので、チェッカーの出す数値がどういうものかをよく理解すれば使える一品といえます。  余談ですが、公認競技会規則の範囲内での理論上の最高速度は約45km/hです。当然ながらトルク無視の直線番長なのでゼロヨンレースでさえ余裕で負けると思います。 Q.そのほか分からないことが・・・ A.コースで速い人に訊きましょう。大抵の人は優しく教えてくれます。  人見知りなどでどうしてもそれが難しいならGoogle。もしくはツイッター等のSNSで情報を拾うのもありかと。  一通りの基礎知識であれば最近は関連本もいくらか出ているので、読んでみるのもいいと思います。 &italic(){}&bold(){}

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