プラローラー

安っぽさからあまり使えない印象があるが、実は結構使えるパーツ。
強度に難はあるが、軽量で摩擦も少ないため速さを追求するには役立つこともある。
チューン系モーターなら十分だし、ダッシュ系でも低摩擦タイプをリアに使用している人が多い。
回転しないように固定してスタビヘッドの代わりにもなるが、2018年特別ルールでローラー数の制限がなくなったので、減速させたいわけでなければスタビにする必要はなくなった。
ゴムリング装着型はゴムを外せば1mm下のサイズとして使用可能。(場所によってはゴムを外す事が認められない場合もあるので注意)

プラローラーって大きさと形以外基本性能は一緒でしょ?と思う人もいるだろうが、
実はおおまかに2つ(+1)に分けることができる。

通常プラローラー
キット付属物、セットアップローラーズ、赤いステーについてくるローラーなど。
タイプ2以降のタイプ系シャーシにはは10mm×4つ、AR以降の近年のシャーシ以外は13mm×4つが付属品としてキットに入っているはず。
基本プラローラーは9mmベアリング等のようにマシンを押さえつける効果は薄いが
摩擦抵抗があるため素組みや2000円レギュ程度ならフロントにも使える。
基本的にはキットや一部GUP付属の余りを残していれば事足りるので、そう大量に必要という場面は少ないだろうが、
セットアップローラーズセットが生産停止しているためキットなどの付属品以外のサイズはやや入手困難。

低摩擦プラローラー
低摩擦プラローラーセットや一部のGUPに付属してるローラーが該当。(最近の限定キットには標準装備されている物もある)
通常のプラローラーよりも摩擦抵抗が少ない素材でできているためスピードアップを図れる。
ただしその分、通常のプラローラーと比べ食いつきが弱く、コーナー速度は上がるが安定性は下がる。
AR、MAシャーシであればAランナーにPOM素材の13mm低摩擦ローラーが6つ、FM-Aシャーシは4つ付属する。

ベアリングローラーセット
生産停止品。ベアリングローラーセットという名前ではあるが、ボールベアリングは使用していない。非常にまぎらわしい。
ローラー軸にシャフトのハトメを使っただけのものなのだが、実は(といっても説明書にも書いてあるが)丸穴ボールベアリングをハトメの代わりに使用できる。丸穴ベアリングが使えると言う事は、620ベアリングも勿論使用可能である。
ベアリングに変更して利用する時に注意しなければいけない事としては、説明書に書いてある通りに組むとワッシャーが干渉して全く回らないので、内径3mmのベアリング用の皿スペーサーなどを使う必要がある。
丸穴×14mmセッティングは軽量な事もあって2次ブーム期は重宝された。


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最終更新:2023年02月12日 07:52