ミニ四駆には必須な部品。だけど地味。
今までページが作られてこなかった所からも分かる。
ビス・ナットの緩み止めも参考。

ネジ

ミニ四駆のローラーや各種ステー等、様々な部品をシャーシ、ボディに接続する部品。コレがなければまともにコースを走れない。特に「すりわり」や「十字穴」を持つおねじ部品をビスとも呼ぶ。
キット付属のものや、GUPのもの、長さや、ネジ頭の形等、いろいろな種類がある。
段付きビス
内径3mmのローラーの固定に使用。プラスチック製のローラーは大体コレで固定できる。色は黒。
キットに付属しているので見かけた事のない人はいないだろう。
エアロハイマウントローラーやスライドダンパー等に付属していた組み立て式のローラーは分厚い為に専用の銀色の段付きビスを使用する必要がある。しかしガタつきが大きく、付属しているパーツも夢パーツに分類されるものの為に考慮する必要は低い?
内径3mmのローラーの固定はこのネジの他に真鍮製スペーサー等を使えば普通のネジでも固定可能。
二段プラローラー用段付きネジ
2012年発売のスーパードラゴン等に付属している二段プラローラーを取り付ける為の専用ネジ。長さは15mm。
段付きビスを引き伸ばしたようなイメージ。
構造上二段プラローラーは通常のネジに取り付けられない為、これが必須となる(それかキャップスクリューや両ネジシャフトにスペーサーを上手に使えば装着できる)。
入手するには二段プラローラーが付属しているキットを購入する以外に方法がない。ネジ頭がなめやすいのでAOパーツでの販売を期待したい。
ビス
昔は丸ビスと呼ばれていた普通のネジ。キット付属のものからAOパーツ、GUPで発売されたもの等、様々な長さ、種類のものがある。長さには40mmの長さまで発売されている。通常の素材のものは曲がりやすいので(長ければ手でも曲げられる)、ステンレス製のものも発売された。
両ネジシャフト
ネジ頭が存在せず、中央部分にはねじ山も存在していない、少々特殊なネジ。
二段ローラーには非常に便利な作りで、たからばこローラーセッティングにも向いている。
形状的には片軸モーターのシャフトにとても良く似ており、強度も非常に高い。
AOパーツや、GUPの大径スタビヘッドセット等に付属している
皿ネジ
ネジ頭が平になったネジ。VSシャーシEVOや、XXシャーシEVOのアンダープレート固定等に使われている。
後にFRP側の加工を前提としたステンレス皿ビスセット (10・12・20・25・30mm)も発売され、底面は全て皿ビスにするのが上級者の基本スタイルになりつつある。
トラスビス
ネジ頭が大きくなったネジ。普通のネジにワッシャーを挟みたい部分はこれを使えばワッシャー不要になるので、サイドステーやリアステーの固定に便利。
三点止めリアステーに付属しているものかAOパーツで販売しているもので入手可能。
ネジ山がなめやすいので注意
キャップスクリュー
先端に六角の穴があり、全体が黒い。六角の穴に付属の六角レンチを挿入して締め付ける。
値段は高いものの、両ネジシャフトを越える強度を誇るためフロントローラー用のビスとしておすすめ。
また治具として、ロングビスでバンパーを貫通させたい場合などに、あらかじめネジ溝を掘っておく用途にも使える。
(六角レンチによって、ドライバーを使うよりも楽にネジを回せる&ネジ頭を潰す事も無いため)
長さは30mmのものがAOパーツで販売。2本で420円。
2012年12月にGP.454 2mm キャップスクリューセット (25mm・30mm)としてGUPで発売。それぞれ2本ずつで540円。

ナット

ネジを固定するのに使うもの。ミニスパナ(両端に通常のナット用とロックナット用の両方がつく。ロックナット用が穴になっているものも存在する)は2、3枚重ねた方が使いやすい。
ナット
キットにも付属している六角形のナット。FRPプレート等のネジを締める事のできないものにネジを固定するのに使ったり、一点止めリヤーステーの固定に使ったりと様々に活用される。 一点止めのステーの固定等の例外を除き、GUP等に付属するミニスパナをドライバーと併用しなければきつく締められない。
ロックナット
ナットの中にナイロンの輪が入っているので普通のナットと違って大ぶりで緩みにくい。
と言っても何度も脱着をしていると緩くなっていくので注意。
この輪っかのおかげでビスの好きな位置で止まってくれるので、提灯やヒクオ等のバネを使ったセッティングでロックナットを上げ下げする事により、その場でバネのテンションを微調整する。と言う使い方も出来る。
入手するにはAOパーツで買うか、様々なGUPに付属しているのでそのGUPを買う方法もある。
また、カラーバリエーションとしてレッドやブルーのロックナットも限定GUPながら発売されている。
アルミロックナット
通常のロックナットよりわずかに軽い。
レッドやブルーの他、限定品として、ブラック、ピンク、オレンジ、グリーンがある。

ワッシャー

ワッシャー
厚さ0.4mm
キットにも付属している。ローラーの抵抗低減や、ナットの緩み防止(接触面が増え、摩擦抵抗が増す)、FRPなどとの接触面を増やし穴の周辺への負担を分散させることなどが目的。ただし、あくまで緩みの防止は緩みにくくするだけなので、下記のスプリングワッシャーを使うか、ナットをロックナットに変えた方が確実。
ミニワッシャー
厚さ0.3mm、外径4mm
通常のワッシャーよりも小さい。スペーサーと組み合わせて微調整に使うのに最適。一般的なスペーサーと外径も同じため悪目立ちすることもない。
スプリングワッシャー
上記のミニワッシャーの一部を切り、バネ状にした様な外観。
これを通常のナットと一緒に締めれば緩みにくくなる。
2mm丸ビス用ハイトワッシャー
限定品。6個入りで378円と高いが、ドレスアップ効果が見込める。
本来の目的としてはコースのキズ付き防止に効果がある・・・と説明されているのだが、金属製の上にデザインがデザインなので、これ自体がコースを傷つける恐れがあるという・・・。なので、専ら装飾品扱いを受けている。
また、アルミ削り出しのため精度も高くワッシャー同様ローラーなどの抵抗軽減効果も大きい。

スペーサー

スペーサーと言っても様々な種類が存在する。内径3mmや5mmのベアリングをネジに固定する為のものや、長いネジを使った際にローラーの位置を決める為に使う為のもの等がある。
筒状スペーサー
長いビスに通してローラーの高さ調節に使う。ビスセットなどに同梱されている。
外径4mmのもの
一般的なものは銀色の金属製と、黒いブラ製。金属製は黒いものや、アルマイト加工されたものなど、ブラ製はカラバリで赤や青がある。長さには以下のものがある。
  • 1.5mm
  • 3mm
  • 6mm(中央に溝が入っているもの)
  • 6.7mm
  • 12mm
外径3mmのもの
WAローラーの中に入れるパイプ(AOパーツで別売りしている)や、プラローラー取り付け用のもの(これらのものをローラー高調整スペーサーとしても利用できる)、リヤダブルローラー・FRP&強化ステーセットに附属しているもの等がある。長さには以下のものがある。
  • 3mm(ダンガンのビスセットAに附属(ミニ四駆用のビスセットAではない))
  • 4.5mm(内径3mmローラー固定用スペーサー)
  • 5mm(WA用スペーサー)
  • 7.5mm(リヤダブルローラー・FRP&強化ステーセットに附属)
六角マウント
GUPで販売されている、両端にネジ止めできるタイプのスペーサー。
少々重くなるものの、長いネジを使わなくても良かったり、ローラーの交換が容易になるといった利点がある。
カラーバリエーションもある。
片手で手回ししやすく、セッティング中の仮止めに使うと便利。そのためだけに買っておいても損はないほど。
  • 10mm(穴全体にネジ切りしてあるので長いネジも貫通して使おうと思えば使える)
  • 15mm(穴には先端から5mmまでしかネジ切ってないのでそれ以上は絞められない)

皿状スペーサー
ベアリングローラーの固定に使用する。抵抗抜きにも使用する場合もある。
内径2mm、3mmベアリング固定用
830や730、WAや19mmプラベアリングローラー等の520ベアリングを採用しているベアリングローラーの位置固定に使用。
内径5mmベアリング固定用
13mm、11mm、9mm、850等の内径5mmのベアリングローラーの固定に使用。
HG ネジ付きベアリングブッシュ
限定品。13mm、11mm、9mm、850等の内径5mmのベアリングローラーの固定に使用。
ネジ穴が切られているので、 ローラーを固定するネジと一体化し、ローラー取り付け角度が変化しにくくなる。
付属のスパナで固定するための六角形の突起があるため、普通のベアリングスペーサーよりも高さがある。

ローラー角度調節用
ローラーのダウンスラスト角度を調整出来るスペーサー。
ローラー角度調整プレートセット
プラスチック製。1~3度までの調整用プレートとワッシャーが付属している。
HG角度調整チップセット
限定品。ニッケルメッキされた真鍮製で、ローラーのスラスト角を調整できるパーツ。2度と3度のチップが付属。


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最終更新:2024年03月10日 09:33