SuperXX chassis
Super XX chassis
[基本データ]
重量(
ボディ、ボディキャッチ、電池を除いたノーマルの全重量):71g
特徴
エアロミニ四駆 マックスブレイカーブラックスペシャルにて初登場。
テーブルトップや人工芝、ドラゴンバック等の設置されたアップダウンの激しい昨今の公式大会のコースレイアウト用セッティングに対応すべく、タミヤが
スーパーXをリニューアルして誕生した11年ぶりの新型シャフトドライブシャーシ。&5年ぶりの新型シャーシ。
わかりやすい改修点としては、全体的にマスダンパー運用を想定した補強が各所に加えられている。
フロント
バンパーは根元の上面両端にリブが追加され、ただでさえ強度が高かったSXのフロントバンパーがさらに屈強になった。
付属パーツのノーズガードはフロントバンパーに取り付けることで、FRPプレートやアルミプレート無しで各種
ローラーと組み合わせて規定ギリギリの幅出しが可能(最大で104mm)。
ただし、そのままだとある程度速度を出せるユーザーなら(特にスタビ装着やハイマウントローラーにした場合だと)根元部分が強度不足となっていて、何かの拍子にひびが入りやすい(シャーシへの固定部付近から細くなっているため、その辺りが破損する)。
下側から弓FRPやSX用FRPマルチプレート、FRPマルチワイドステーなどの4点で固定できるプレートで軽く補強してやるだけで頑丈になり、従来のFRP2枚重ねよりも安く済む。
サイドガードも肉抜き穴が埋められ剛性アップ、さらに形状も変更され、F-15のようなクリップドデルタ翼型に大型化されている。
また、それぞれにネジ穴が追加され、拡張性が高くなっている。
リヤステーは、旧SXのものが強度・剛性共に低く、実戦投入には向かないものだったのに対しビートマグナム型を採用。
1点支持となるが、総合強度と汎用性を高め、
ローラーベースもXシャーシより縮まる形になる。
勿論シャーシ後端には二点支持部分もあるので、他シャーシやGUPの2点支持型リヤステーも装着可能。
さらにシャーシ本体中央部の強度も上げられ、しかもバッテリーホルダーも強化されているので、ただでさえ捩れに強かったXシャーシからさらに捩れにくくなった。
シャーシ底部は肉抜き部分にフレームが追加され、さらにサイドのサブフレーム部との隙間も埋められているため、シャフトドライブシャーシの中でARに次いで高いねじれ剛性を獲得している。
バッテリーホルダーも、右側(ヒンジとは逆側)にX型の補強がなされ、以前のものよりもさらに信頼性を増している。
基本設計はSXと同等であるため、多くのXシャーシ用パーツが使用できる(但しボディ等はSX系車種でも一部の物は改良された部分が干渉する場合がある)。
駆動系やスピードについても旧SXとほぼ同等。
また、マックスBSとライジングWSに付属のホイールは、形状こそ初期のSX用小径ワイドホイールと同じだが素材と軸穴が改良され、差し込みがPRO用大径ホイール並に硬くなり、ホイール貫通などの改造をしなくても脱輪しにくくなった(SX系は貫通改造がしづらいのでこれは嬉しい)。
シャーシ側のギヤ
ケース(というかモーターマウント)がSXシャーシの初期金型と同じ形になっている。
ギヤケースランナーの金型をSXのものから流用したためか、バリが出ているものがある。
場合によっては組み立てに支障をきたしたり、組み立てられても走りに影響が出たりメンテナンスに支障をきたす恐れがあるので、気づいたらきれいに取り払っておこう。
2点支持型リヤステー装着ポイントは壊れやすいとの報告もある(特に後述の水色)。
気になる場合は、根元を補強するか、井桁改造で施すか、GUPの「強化リヤダブルローラーステー(3点固定タイプ)」などで3点固定にするか、何らかの対策をして置けば安心(他の部分は殆ど補強要らないので)。
ちなみに金型番号の場所は、フロントギヤケース底面のスペース(スイッチの右横)に変更されている。
番号が大きくなっているので、どこにあるのか見つかりやすい。
現段階の金型番号は、1番と2番の2種類が存在する。
スーパーXXシャーシ EVO.1には専用のGFRP製アンダーパネルが付属する。
フロントプレートとメインプレートの2分割式だった
VS EVO.1のものと違い、1枚の大型プレートでシャーシ全体を覆ってしまうので、強度が高く整備もしやすい。だけどギヤカバーを開けにくい。
マスダンパーをサイドガード前方(サイドガードと前輪の間)に装着できるようになっているなど、独特なセッティングに対応している。なお、後述のカーボンシャーシとさらにポリカABSのギアケースを組み合わせるとガッチガチのカチンコチンシャーシができるが、何れもスポット生産品の為、入手が大変。
カラーバリエーション
マックスブレイカー ブラックスペシャルにて初採用。
材質は通常のABSで、付属のギヤカバー他はマックスブレイカーが旧X標準の物と同じグレー、サンダーショットオープントップがパープル。
シャーシ 部品コード:10331214 単価:252円
Aパーツ 部品コード:10006566 単価:357円
ライジングトリガー ホワイトスペシャルにて採用。
材質は通常のABS。
ライジングトリガー ホワイトスペシャルは限定商品ではない為、カスタマーサービスからパーツ単位での購入が可能。
シャーシ 部品コード:10331216 単価:252円
Aパーツ 部品コード:10006587 単価:357円
珍しい白い
ビートマグナム型リヤステーはビートマグナム リミテッドスペシャル(シルバーメッキバージョン)に次いで、2つ目のキットとなる。
スーパーXXシャーシEVO.1に同梱のものはシャーシ本体をホワイトのポリカABS素材に変更、ギヤケース類はクリアブルーのABS製になる。
ミニ四駆スーパープレゼントキャンペーン限定商品。
シャーシ本体からギヤケース、リヤーステーに至るまで全てクリアブルー。
スモーク(後述)と2色2台分のセットで抽選100台。
ミニ四駆スーパープレゼントキャンペーン限定商品。
シャーシ本体からギヤケース、リヤーステーに至るまで全てスモーク。
クリアーブルーと2色2台分のセットで抽選100台。
ダイナホークGX スーパーXXスペシャルにて採用。
ギヤケース・ノーズガード等のAランナーパーツはシャーシ同様ポリカABS製だが、リヤステーは表記がないため強化素材かは不明。
レイザーギル スーパーXXスペシャルにて採用。
カーボン繊維配合ナイロン樹脂製。
メタリックグレーのビートマグナム型リヤーステーはこのシャーシが初採用になる。
シャドウブレイカーZ-3 スーパーXXスペシャルにて採用。
ライトブルーのビートマグナム型リヤーステー(しかもポリカABS)はこのシャーシが初採用になる。
ギヤケース、ノーズガードともに強化素材。
ナックルブレイカー ブルースペシャルにて採用。
材質は通常のABS。
シャーシ 部品コード:10331221 単価:252円
Aパーツ 部品コード:10006771 単価:357円
ダークブルーのビートマグナム型リヤーステーはこのシャーシが初採用になる。
クロスタイガーVR シーブルーバージョンにて採用。
GUP。
下記の蛍光ピンクとセット。
蛍光グリーンのビートマグナム型ステーはこのGUPが初となる。
GUP。
上記の蛍光グリーンとセット。
蛍光ピンクのビートマグナム型ステーはこのGUPが初となる。
GUP。
下記の蛍光イエローとセット。
GUP。
上記の蛍光オレンジとセット。
- 多分VSと同じく金型傷んでます。再販されたカーボンシャーシのレイザーギルに、カウンターギヤシャフトが通りにくいというか通らなかったです。車軸を貫通させたら直りました。2番金型だったと思います。 -- 名無しさん (2020-07-28 17:50:55)
最終更新:2023年02月18日 17:25