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スタビライザー - (2021/10/24 (日) 10:54:40) の最新版との変更点
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スタビライザー(通称:スタビ)とは安定化装置のこと。
ミニ四駆では主に転倒防止と姿勢制御に使われる。
*パーツの種類
**スタビライザーポールセット
ITEM.15059 140円
1次ブーム時代から存在するスタビのパーツ。
先端にライトグレーのボールが付いており、このボールがコースのフェンスに触れることでマシンの姿勢を安定させる役目を持っている。
1~2次ブーム時に長らく使用されてきたアイテムではあるが、ネジ切されている箇所が短く、各種ローラーをマウントさせることができない。
また、根元にある真鍮のボルト型金具が非常に抜けやすいのもネック。
**ショートスタビローラーセット
ITEM.15158 300円
2次ブーム時に登場した、スタビとゴムリングローラーのセット。
スタビヘッドがキノコ型に変わり、その名の通りスタビ自体の長さが短くなっている。
また、ネジ切されている箇所が長くなったため、スタビの下にローラーをマウントできるようになった。
スタビライザーポール共々、2次ブーム時には長らく使用されてきたアイテムではあるが、こちらも真鍮のボルト型金具が抜けやすい欠点を併せ持つ。
加えて、後年登場した2段ローラーのマウントには対応していない。
**アンダースタビヘッドセット
ITEM.15361 220円
バンパーの下に取り付けるタイプのスタビのセット。
スロープを上る際にコースに接触し、車体の姿勢を整える。
形状はキノコ型で、サイズ違いのスタビが2種類(小サイズ4個(黄)、大サイズ6個(青))が付属する。
**ボールスタビキャップ
ITEM.15385(モノクロ) / 15386(ブライト) 200円
スタビライザーポールの先端部分が単体でパーツ化したもの。
モノクロ、ブライト共に5色×4個付属する。
ロングビスの先端に取り付けて使用する。
スタビとしての用途は勿論、ネジの先端に被せてコースを保護する用途としても用いられる。
カラーバリエーションが豊富であるため、マシンのドレスアップにも役立つ。
単体で販売されている他、各種マスダンパーやファーストトライパーツセット等のパーツセットにも付属している。
また、限定カラーとしてビビットが登場している。
**大径スタビヘッドセット(11mm、15mm)
ITEM.15391 460円
ローラーに似た形状の、低摩擦樹脂製の円形の白いスタビヘッド2種類が付属するセット。
スタビヘッドの大きさに合わせ、13mm~19mmのローラーと組み合わせて使用する。
スタビヘッドは付属する専用のワッシャーを用いて取り付ける。&footnote(スタビヘッドの回転防止用のワッシャーで、内側に歯が付いたものとなっている。)
限定カラーとして、ブラック、レッド、ブルー、パープルが登場している。
**ロングスタビ低摩擦プラローラー(13mm)セット
ITEM.15408 300円
13mmの低摩擦プラローラーと、キノコ型のスタビヘッド2色(イエロー、レッド)、両ネジシャフトが付属するセット。
**大径スタビヘッドセット(17mm)
ITEM.15436 420円
上記の大径スタビヘッドセット(11mm、15mm)と同形状の白いスタビヘッドと、19mm低摩擦プラローラーが付属するセット。
19mmのローラーと組み合わせて使用する。
スタビヘッドの素材は11mm、15mm版と同様に低摩擦樹脂製で、専用のワッシャーを用いて取り付けるのも同様。&footnote(){1}
11mm、15mm版と同じく、限定カラーとしてブラック、レッド、ブルー、パープルが登場している。
**ハイマウントチューブスタビセット(ブラック)
ITEM.15528 200円
円筒形のABS樹脂製スタビヘッドが付属するセット。
13mm~19mmのローラーと組み合わせて使用する。
ゴムブレーキセットのソケット部分をスタビにする、所謂「湯呑みスタビ」がパーツ化したものと言える。
元々は限定品で登場し、後に通常ラインナップとして登場した。
カラーバリエーションとして、クリヤーグリーン、クリヤーバイオレット、クリヤーイエローが存在する。
*セッティング例
フロント2個、リア4個のローラーセッティングの場合、フロントにロングビス等を立て、その両端にフロントローラーよりもやや狭くなるよう(ローラーより直径が小さくなるよう)に装着する。
ちなみにローラーの下(あるいはバンパーの下)につけるスタビをアンダースタビと呼ぶ。
ローラーの上につける場合はオーバースタビと呼んでも良いと思うのだが、こちらは特に名称もなくスタビと呼ばれてたりする(ミニ四駆のスタビはこちらが元々のため?)。
また、フロントバンパーや[[リヤステー>リアステー]]の下に取り付け、アップダウンの出入り口で路面と接触させ、減速効果や姿勢制御効果を狙うものはスキッドブレーキとも呼ばれる。
・オーバー・アンダースタビ
スタビはローラーより少し幅(直径)が狭くなるように作るのだが、市販されているスタビヘッドは小さいサイズのものが主流で、大きいサイズのものは「大径スタビセット」しかない。
また大径スタビヘッドは2009年になってから発売されたパーツで、それ以前は[[クラウンギヤ]]、[[スパーギヤ]]などの歯を削り落とし、エッジを丸めてスタビの代わりにする、所謂「[[ギヤ]]スタビ」で大、中サイズのスタビを作っていた。
ギヤスタビは余っているギヤで作れる上、加工性が良くカラーバリエーションもあり、さらに使うギヤによっては硬さも選べ、もっと言うと加工次第でサイズの自由度がかなり高いため、大径スタビセットが発売された今でも愛用者は多い。
カウンターギヤはちょうど中央の穴にビス頭が隠れるため、スキッドにも最適。
ギヤ以外にも、ダンガンレーサー用のパッシングローラーがキノコ型でビス頭が引っ込むという、丁度いい形をしている上、9、10、11、12、14mmと手ごろなサイズが揃っていて、しかもダンガン展開終了の所為でダンガンGUPが軒並みワゴン行きとなり安く手に入ったので良く使われた。
なお、初心者にこそ人気かつ定番のショートスタビローラーやスタビライザーポールだが、実はユーザーのレベルが上がるにつれ使用率は下がっていっている。
理由の1つは強度不足。
てこの原理もあり、ローラーやプレートから離れた位置にスタビをセットしたポール(ビス)にはかなりの負荷がかかる。
すぐにポールが歪んだり曲がったりしてしまうわけだ。
その為、ビスは金属スペーサーなどで補強する事を薦める。
もう1つの理由は、根元にある真鍮のボルト型金具が非常に抜けやすいため。
これが抜けたりズレたりすると、ガタついてしまうため非常に不安定になってしまう。
使うのであればこの辺の対策は必要不可欠になる。
さらに言うと、ライザーポール(初代スタビ)はローラーと一緒にマウントがすることができず、ショートスタビは2段アルミローラーなどの厚み(高さ)のあるローラーを取り付けることができない。
そういった汎用性の低さからも、これらのGUPは使わず、ロングビスにスタビキャップを被せ代用するユーザーは多い。
ちなみにGUPのショートスタビローラーの先端のキノコ型スタビはシャフトをペンチなどで掴んで引っ張れば割と容易に抜け、交換する事が出来る
そこにボールスタビキャップを被せれば9㎜ローラーに丁度良い幅に出来る。
・センタースタビ
S字LCでは車体が跳ねるわウネるわするので、特にプラリンなどの大径ローラーの場合2段ローラーにしても上段が壁上に乗り上げやすい。
そうなると上段のローラーが効果を発揮しない(車体を支えない)のでバランスを崩すことが多い。
そのため、2段ローラーの中央付近にローラーより若干小さなスタビをつけて制御するのである。
ものは人によってさまざまで、FRPを加工して専用の物を作っていたり、FRPステーを延長してネジとスペーサーで作っていたり、ギヤスタビを使ったりとさまざま。2段アルミローラーを逆さ吊りにする人も。
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スタビライザー(通称:スタビ)とは安定化装置のこと。
ミニ四駆では主に転倒防止と姿勢制御に使われる。
*パーツの種類
**スタビライザーポールセット
ITEM.15059 140円
1次ブーム時代から存在するスタビのパーツ。
先端にライトグレーのボールが付いており、このボールがコースのフェンスに触れることでマシンの姿勢を安定させる役目を持っている。
1~2次ブーム時に長らく使用されてきたアイテムではあるが、ネジ切されている箇所が短く、各種ローラーをマウントさせることができない。
また、根元にある真鍮のボルト型金具が非常に抜けやすいのもネック。
**ショートスタビローラーセット
ITEM.15158 300円
2次ブーム時に登場した、スタビとゴムリングローラーのセット。
スタビヘッドがキノコ型に変わり、その名の通りスタビ自体の長さが短くなっている。
また、ネジ切されている箇所が長くなったため、スタビの下にローラーをマウントできるようになった。
スタビライザーポール共々、2次ブーム時には長らく使用されてきたアイテムではあるが、こちらも真鍮のボルト型金具が抜けやすい欠点を併せ持つ。
加えて、後年登場した2段ローラーのマウントには対応していない。
**アンダースタビヘッドセット
ITEM.15361 220円
バンパーの下に取り付けるタイプのスタビのセット。
スロープを上る際にコースに接触し、車体の姿勢を整える。
形状はキノコ型で、サイズ違いのスタビが2種類(小サイズ4個(黄)、大サイズ6個(青))が付属する。
**ボールスタビキャップ
ITEM.15385(モノクロ) / 15386(ブライト) 200円
スタビライザーポールの先端部分が単体でパーツ化したもの。
モノクロ、ブライト共に5色×4個付属する。
ロングビスの先端に取り付けて使用する。
スタビとしての用途は勿論、ネジの先端に被せてコースを保護する用途としても用いられる。
カラーバリエーションが豊富であるため、マシンのドレスアップにも役立つ。
単体で販売されている他、各種マスダンパーやファーストトライパーツセット等のパーツセットにも付属している。
また、限定カラーとしてビビッドが登場している。
**大径スタビヘッドセット(11mm、15mm)
ITEM.15391 460円
ローラーに似た円形の、低摩擦樹脂製の白いスタビヘッド2種類が付属するセット。
スタビヘッドの大きさに合わせ、13mm~19mmのローラーと組み合わせて使用する。
スタビヘッドは付属する専用のワッシャーを用いて取り付ける。&footnote(スタビヘッドの回転防止用のワッシャーで、内側に歯が付いたものとなっている。)
限定カラーとして、ブラック、レッド、ブルー、パープルが登場している。
**ロングスタビ低摩擦プラローラー(13mm)セット
ITEM.15408 300円
13mmの低摩擦プラローラーと、キノコ型のスタビヘッド2色(イエロー、レッド)、両ネジシャフトが付属するセット。
**大径スタビヘッドセット(17mm)
ITEM.15436 420円
上記の大径スタビヘッドセット(11mm、15mm)と同形状の白いスタビヘッドと、19mm低摩擦プラローラーが付属するセット。
19mmのローラーと組み合わせて使用する。
スタビヘッドの素材は11mm、15mm版と同様に低摩擦樹脂製で、専用のワッシャーを用いて取り付けるのも同様。&footnote(){1}
11mm、15mm版と同じく、限定カラーとしてブラック、レッド、ブルー、パープルが登場している。
**ハイマウントチューブスタビセット(ブラック)
ITEM.15528 200円
円筒形のABS樹脂製スタビヘッドが付属するセット。
13mm~19mmのローラーと組み合わせて使用する。
ゴムブレーキセットのソケット部分をスタビにする、所謂「湯呑みスタビ」がパーツ化したものと言える。
元々は限定品で登場し、後に通常ラインナップとして登場した。
カラーバリエーションとして、クリヤーグリーン、クリヤーバイオレット、クリヤーイエローが存在する。
*セッティング例
フロント2個、リア4個のローラーセッティングの場合、フロントにロングビス等を立て、その両端にフロントローラーよりもやや狭くなるよう(ローラーより直径が小さくなるよう)に装着する。
ちなみにローラーの下(あるいはバンパーの下)につけるスタビをアンダースタビと呼ぶ。
ローラーの上につける場合はオーバースタビと呼んでも良いと思うのだが、こちらは特に名称もなくスタビと呼ばれてたりする(ミニ四駆のスタビはこちらが元々のため?)。
尚、ローラーやプレートから離れた位置にスタビをセットしたポール(ビス)には、てこの原理によりかなりの負荷がかかりやすい。
ポールが歪んだり曲がってしまう要因であるため、ビスは金属スペーサーなどで補強しておきたい。
また、フロントバンパーや[[リヤステー>リアステー]]の下に取り付け、アップダウンの出入り口で路面と接触させ、減速効果や姿勢制御効果を狙うものはスキッドブレーキとも呼ばれる。([[ブレーキ]]も参照)
・センタースタビ
S字LCでは車体が跳ねるわウネるわするので、特にプラリンなどの大径ローラーの場合2段ローラーにしても上段が壁上に乗り上げやすい。
そうなると上段のローラーが効果を発揮しない(車体を支えない)のでバランスを崩すことが多い。
そのため、2段ローラーの中央付近にローラーより若干小さなスタビをつけて制御するのである。
ものは人によってさまざまで、FRPを加工して専用の物を作っていたり、FRPステーを延長してネジとスペーサーで作っていたり、ギヤスタビを使ったりとさまざま。2段アルミローラーを逆さ吊りにする人も。
・自作スタビ
スタビはローラーより少し幅(直径)が狭くなるように取り付けるが、市販されているスタビヘッドは小さいサイズのものが主流で、大きいサイズのものは「大径スタビセット」しかない。
また大径スタビヘッドは2009年になってから発売されたパーツで、それ以前は[[クラウンギヤ]]、[[スパーギヤ]]などの歯を削り落とし、エッジを丸めてスタビの代わりにする、所謂「[[ギヤ]]スタビ」で大、中サイズのスタビを作っていた。
この他にも、小径ホイールを加工したもの、FRPプレートを加工したもの、ゴムブレーキセットのソケット部分をスタビに転用したもの(湯呑みスタビ)など、様々な自作スタビが用いられてきた。
2018年以降はローラーの装着数に制限が無くなったため、自作スタビに拘る必要性は薄れてきてはいるものの、今なおこれらの自作スタビを使用しているレーサーも少なくない。
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