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素材による違い(タイヤ)」を以下のとおり復元します。
タイヤの要素の中で、最もラップタイムに影響する要素。
ゴム系、スポンジ系に大別される。
僅かな素材の変化によっても重量・グリップ力、跳ねやすさなどが変わってくる。

#contents(fromhere)

*ゴム系素材
タイヤにおいては基本となる素材。硬さやその他の特性を考えて幾つかの種類から選択する。
過去のブーム時期には軽さとグリップ力のあるスポンジタイヤが主流だったが、適度に滑るゴムタイヤがコーナーでの速度ロスの少なさから主流に変わった。


**ベーシック
***&bold(){ノーマルタイヤ}
大抵のキットに付属しているタイヤの素材(TPE素材)。
「ノーマル」という語感からくるイメージもあって中々評価されにくいが、バランスが良い。
初心者はノーマルタイヤから無闇に変えない方が良いだろう。


***&bold(){ハードタイヤ}
ノーマルタイヤより硬い材質になっていて、グリップ力を抑え、若干だが跳ねにくい。
グリップを減らすことで旋回性を向上させることができるが、食いつきが悪いので思ったより速度アップに繋がらないこともある。


***&bold(){スーパーハードタイヤ}
ハードタイヤより更にもう一段階硬くした素材。
一言で説明するならこうなるが、より滑る特性と制振性によりすぐに立体コースの多い公式レースでは人気のタイヤになった。
スターターパックやミニ四駆PROのヘキサゴナイトにも採用されている。

***&bold(){ソフトタイヤ}
名前の通りハードタイヤとは真逆のコンセプトであり、強力なグリップ力を持つ代わりにコーナーで減速しやすく、そして跳ねやすい。
その分食いつきが良く駆動力を路面にうまく伝えるため固い素材で作られている公式5レーンコースには最適。
とはいえ立体要素の多い公式レースではさほど使用者はいない。
ブレーキゴムとして使用することが多いが、コレを使いたい等の場合は接着剤ではなく両面テープなどを用いる必要がある(瞬間接着剤が使えない素材のため)。

**特殊
***&bold(){ショック吸収素材}
ローハイトショック吸収タイヤ(絶版)の素材。ショック吸収を商品名にしているだけあってとにかく着地で跳ねにくい。
ノーマルより軟らかく、伸び縮みしやすいので小径、大径どちらにも対応する。
グリップに関しては、暖かい時期はノーマルより上だが、寒い所に持っていくと極端に下がるという特性がある。

***&bold(){中空素材}
中空タイヤに使われている素材でグリップ力が高い。
2010年代半ばから、タイヤの軽量化や跳ねないタイヤとして極端に薄くしたペラタイヤが増加し、この中空タイヤを裏返して余分な部分を切って簡易ペラタイヤとして利用する人が増えた。しかし、その場合にはグリップ力の強さからコーナー速度がネックとなりやすい。

***&bold(){ローフリクションタイヤ}
スーパーハードより更に硬い、ほぼ硬質プラスチックなタイヤ。
グリップを落として上り坂で減速させるという特殊な使い方が出来る。
コースレイアウトやコンディションによってはグリップ力が無さすぎて遅くなる場合も少なくない。
2017年頃から限定品で度々登場しているが、出るたびにサイズや形状が微妙に異なる。


*スポンジ素材
どれもゴムやシリコン素材より軽いのが特徴。
1次ブーム〜2次ブーム期は主流タイヤだったが、軟らかすぎて転がり抵抗が大きく、変形しやすいのでトルク抜けの原因になるなど、癖が強く扱いが難しい。
現在は、軽いのを生かして[[ハーフタイヤのダミーや超大径のインナー>タイヤの改造]]など、補助として使われることが多い。
スポンジタイヤは抜けやすいので、これらを使う際は両面テープなどでホイールに固定すること。
なお、スポンジ自体はブレーキ素材として見直されることになったので、自作ブレーキ素材用にタイヤセットのGUPが買われていることもある。


***&bold(){スポンジ}
レストンに取って代わるまでのスポンジタイヤはそんなにグリップせず、レストンスポンジよりは走行中の変形は少ない。
モノによってグリップ力や密度に差があり、軽いものはレストンより軽い。
経年劣化により、ボロボロになる。

***&bold(){レストンスポンジ}
現在販売されている公認タイヤの中では最も密度が小さく、強いグリップ力を持つので直線でのスピードの伸びはトップクラス。
しかしグリップ力の強さ、転がり抵抗の大きさゆえ、コーナーでは大幅に減速してしまう。そして跳ねやすい。
ワンウェイホイールとの併用や、超大径タイヤの素材やダミータイヤとして使われる。
また、濡れた路面でもグリップを維持しやすいため、天気の悪い日の屋外レースでは活躍することも。

***&bold(){低反発スポンジ}
HG低反発スポンジタイヤに使われている素材。着地時の跳ねにくさは本物で、ショック吸収ゴム素材と同等か若干上くらい。
グリップ力は旧来のスポンジ(非レストン)程度、柔らかさはレストンに近い。
グリップ力そこそこ、軽量、跳ねないとメリットばかりにも見えるが、柔らかいせいか転がり抵抗が大きく残念ながらそのまま使っても遅い。
使うのであれば超大径のインナーのようにホイールとタイヤの間に仕込む、中空タイヤのインナーとして使うなどで表面の素材をうまく変えてやるといい。



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