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*&ruby(エーアール){AR} &ruby(シャーシ){chassis}

[基本データ]
・全長(キット素組み):155mm
・全幅(同上):97mm
・ホイールべース:82mm
・地上高:5mm(大径装着時のリアスキッドバー地上高&小径ローハイト装着時:約2.5mm) 
・[[使用ドライブシャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]:60mm
・[[対応ギヤ比>ギヤ]]:5:1、4.2:1、4:1、3.5:1、3.7:1 (※)
・[[使用カウンターギヤシャフト>カウンターギヤシャフト]]:ツバつき
・[[ターミナル>ターミナル(金具)]]:X型
・重量(シャーシのみ):18g
・重量(ボディ、ボディキャッチ、電池を除いたノーマルの全重量):72g

※詳しくは[[ミニ四駆グレードアップパーツマッチングリスト(ギヤ比) >http://www.tamiya.com/japan/cms/serviceregulation/1873-regulationgear.html]]を参照

#amazon(B00829SSOQ)
-概要
ミニ四駆30周年を記念して2012年に登場、「ミニ四駆REVシリーズ」で採用。
完全新規設計としては、[[VSシャーシ>VS]]以来となる[[プロペラシャフト]]で駆動伝達を行うシャフトドライブシャーシ。
空力追求と謳う通りシャーシ裏面がフラットになっていたり、各部が流線型デザインを取り入れていたり、各部にモーター・電池を冷却する為のエアインテイクが設けられている。

従来のミニ四駆は、そのサイズ・速度では実測値に影響する程のダウンフォースは発生しなかった。本シャーシでは上面の気流の大半をインテイクで取り込む事で、少しでもダウンフォースを稼ぎつつ、モーター冷却に風を充てる様に工夫がされた事で、総合的に「風」の恩恵を受けられる様になっている。

基本的には、空力性能を掲げZERO系よりも長いホイールベースで直進性を上げたとされる[[TZ]]の、後釜と謂う認識でOK(あちらもモーター部分にエアインテイク、その後部がディフューザー状となっていてホイールベースが82mmなど、共通点が多い)。
特に、シャーシ各部にあるインテイクからは走行風が取り込め、エアロアバンテなどARシャーシ用にデザインされたボディでは、ボディのインテイクと連動し効率よく空気を取り込める様になっているなど、工夫が光る。
また前後左右のバンパー(ステー)はシャーシと一体化され、高い強度を確保している。

-フロント
フロントバンパーは、[[X系シャーシ>X系]]のような中央部がやや抉れた前進型(Y字型)で、S2シャーシとほぼ同じ位置にネジ穴が有り強度・拡張性が高い。
但し、従来の幅76㎜の穴(MSシャーシ以前のフロントバンパー外側の穴)が無くなっており、一番外側の穴もS2より前に出ている(X用FRPリアステーと同じ位置)。
前に出っ張っているため、フルカウルミニ四駆などのボディが他のシャーシに比べ干渉しにくい。

-サイド
サイドガード(サイドステー)は従来のシャーシと異なり、左右のネジ穴の間隔がかなり狭いため、ローラーの取り付けは殆ど考慮されておらず、FRPプレートなどの追加部品の装着に特化していると言える。
具体的に言うと、TR-1シャーシ(ラジ四駆シャーシ)のフロントバンパーの、ローラー取り付け用のネジ穴のうち狭い方のネジ穴同士の間隔より狭い(ほぼ同じなのだが、こちらの方が若干狭い)。基部はX系の様なサブフレーム状で、剛性を飛躍的に高めている(とされる)。
またその下部はサイドエアインテイクと成っていて、其処及びモーター上部のエアインテイクから進入する走行風はモーターに当たり、上部のモーター後方と直下の最後尾にあるエアエスケープから排出、モーターの熱ダレを効率的に防ぐ構造になっている。
その為、アルミモーターサポート等の冷却強化パーツの設置を考慮していない構造である(と言うよりも、モーターなどをシャーシ下面から取り出せるようにした為の制約の方が大きいか)。

-リヤ
リヤステーは[[MSシャーシ>MS]]と同じ一体型だが、MS・・・というよりも、最初の本格的なリヤステーであるリヤースキッドローラーステーを除き、従来の全てのリヤステーと大きく異なるのは左右分割式ということである。
これによりボディキャッチへのアクセスは従来のリヤステーよりも大幅に向上したが、非常に分厚く成型されてはいるとは言え強度的に正直少々不安な面でもある。
しかし、キットには左右のステーをつなぐプレート型のスキッドパーツが標準で付属し(このパーツ自体も非常に頑丈)、又やはりネジ穴も多いためFRPによる補強が容易に行えるようになっている。ただし、このスキッドプレートを取り付けるネジ穴が、下に長くのびているためか折れる事がある。長いネジを使ってネジ穴上面まで貫通させるかそれに近い状態にすれば折れにくくなる。
そうして出来た中央部の空間にマスダンパーを設置する事が前提となっている模様。
さらにこのシャーシ専用のFRPリヤステーが、ARフロント用FRPプレートと共にARシャーシ ファーストトライパーツセットに付属する(後に単品でも発売)。
なお、初めて標準装備となったリアスキッドバーにはスポンジやゴムは付属せず、樹脂面をそのまま路面に擦る弱タイプのスタビライザーとなる。ビスの頭が沈み込む形状の為にコース損傷の心配がなく、地上高は約2.5mmである。なおこれもGUP版が発売された。
余談だが、リヤステーの形状は二次ブーム時に出たパチ四駆シャーシのもの(サンダーボルトシャーシ)にそっくりである。フロントもどっかで見たような・・・(シナ製のパチ四駆のシャーシであった気が。そう言えばあのシャーシも電池が裏から取り出せたな・・・)

-ギヤ
シャーシの駆動系統などの構造は、[[ZERO系]]や[[TZ系]]の物をTYPE-2方式にして独自の改良(後述するシャーシ裏側からのアクセスなど)を加えたモノで、1.4mmペラシャにヘリカルクラウン、TYPE-2系のギヤ(カウンターとスパー)などを右側に集中配置する従来のシャフトドライブ方式になっている。
ちなみに、ギヤ交換はカウンターギヤのみシャーシ上面から行い、その他はシャーシ裏面から行う。
そのため、カウンターギヤの交換時は唯一、ボディを外す必要がある。ギアカバーはリバース形状のバネ爪によって着脱しやすく、またホールド性も高い。
又、シャーシの構造の特殊性ゆえか、&bold(){キット付属の標準プロペラシャフトを外すにはリヤホイールも一緒に外さなければならなくなっている}、という数少ない欠点がある。
厳密に言うと、外す必要があるのはリヤ側クラウンギヤなのだが、クラウンギヤを外すにはシャフトを車軸受から最低片側外す必要があり、つまるところ車軸に装着されているホイールを外さなければならないという事である。
中空プロペラシャフトに換装、ないしニッパや爪切でギヤの角落とし加工をしていれば、ホイールの脱着なしにプロペラシャフトを外す事が一応可能(ギヤの形状の違いに由来)。ただし少々面倒くさい&プロペラシャフト及びリヤ側ペラシャ受け破損の危険を伴うなど、難しい面があるので自信がない場合はやらない事。
因みに、駆動系統はかなり優秀。

また、このシャーシは&bold(){使用するピニオンギヤーが制限されている}点にも注意したい。
構造上、従来の白ピニオンや紫ピニオン、ダンガンレーサーのカラシ色ピニオンやオレンジピニオンなど8Tなら使用可能だが、ルール上ではカーボン強化ピニオン(ARキットに標準で付属のモノ、強化ギヤ&ワンロックギヤカバー付属品、GUPカーボン強化8Tピニオンギヤ(6個)など。全部色が黒)と真鍮ピニオンの2種類に制限されている。
これは従来のシャフトドライブシャーシより駆動効率が上がった分、ピニオンギヤーへの負担が大きくなったか、シャーシの頑丈さゆえクラッシュ時の衝撃がピニオンギヤーに集中するためか、強度の高いピニオンギヤーに制限したものと思われる。

-電気系
VSシャーシのものに近く、前後ともXシャーシ型の[[ターミナル>ターミナル(金具)]]を使用する。
スイッチは既存のどのシャーシとも異なる、円弧状のレールをスライドする新方式(MS軽量センターやS2又はMAの物はスイッチ自体がピボット軸といえる)。突出するスイッチレバーを保護するフェンスが前方に成形され、走行中の誤停止事故を防ぐ。
電池を下から取り出すバッテリーボックスの構造上、重心が低くなり高い安定性を期待できる。

-足回り・ボディ
ホイールベースはTZ系と同一の為に多くのTZ系マシンのボディの多くが搭載可能。
それ以外のシャーシ(ホイールベースが82mmのシャーシはもちろん、80mmも)でも、一部のボディが無改造で載るらしく、イベントやJr.ニュース(143)でそのリストの一部が発表されている。
でも何故かFMマシンなのに、イベント発表のリストに入っていたストラトベクター・・・現物を試したが当然載るはずもなく、商品紹介ページの搭載できるボディ一覧からは消されている。
逆に、TZ系シャーシのボディでも載らない物がある。レイホークガンマがその最たる例で、大改造しない限りぶっちぎりで載らない。タイガーザップもかなり大がかりな切削が必要である。と云うよりもTZのスーパーシリーズは全部改造しないと乗らない・・・orz
逆にリストに載っていないボディでも、FM系以外なら小改造であっさり乗るボディもある(ホイールベース等の制約は除く)。超皇帝(MSシャーシ)が好例で、リヤのサスを外せばギヤケースとモーターマウントが当たる所を一寸削るだけでいい。なんとフロントはそのままで行ける。サイドも丁度いい具合に干渉を避けている。

-その他
シャーシサイド(電池スペースの辺り)はX系の様なサブフレーム構造で、捩れに強くなっている。更に其処にもネジ穴がある。
但し、この部分がかなり横幅があるため、MS程ではないにせよトレッドが制限されている(特に大径ホイールは顕著)。
60mmシャフトならTZ(TZ-X)小径タイプやTZスーパータイプ・大径ナローライトウェイトホイールタイプなどのワイドトレッドホイールが、72mmシャフトならX系ワンウェイホイール付属の60mmシャフト対応スペーサーやローラー用6mm長アルミスペーサーの使用で全ホイールが適合する。因みに72mmシャフトのテクはX系を除き他シャーシにも応用可能。

また、電池収納スペース上部(電池と電池の間、シャーシの中央線上)にもネジ穴を設け、そこにマスダンパーなどのパーツを装着できるなど、今までになかった拡張性がある。
と、いうことは、バッテリーやモーターの交換にボディを外す必要が無い(カウンターギヤの交換のみ必要)為、この部分にボディを固定してより頑丈にしたり、その場合クリアボディなら前後のボディ固定パーツを省けるので軽量にも出来る。
因みにリヤステーの中央に装着する部品(スキッドプレート)にまで追加装着用のネジ穴がある。

-特性
使用する上で既存のシャーシと最も異なるのは、電池・モーターと(カウンターギヤ以外の)ギヤ類をシャーシ下面から取り出す形式となった事、それに伴い前後ギヤカバーも下から着脱する様に成っている事である。因みにリヤアンダーギヤカバーはモーターカバーも兼ねる。カウンターギヤカバーは従来通りシャーシ上面に取り付ける。
モーターなら既にX系統で実現していたが、電池・ギヤを下面から取り出せるのはミニ四駆では初。
そのため電池交換の際もボディーを外す必要がなく、電池交換が必要な耐久レースや、電池をバトンにしたリレーレースなどでは特に大きな利点となる。
電池カバーパネルはカバー側面のサイドボタンを押しながら前方にずらすだけで簡単に外れ、モーター部分のディフューザー型カバーパネルも後部のボタンを押しつつ引き上げれば外れる仕様に成っている。しかしモーターパネルはちょっと外しにくい。特にナロートレッドのホイールを履かせるとかなり外しにくくなる。なお両パネル共に平らであり、路面との間に滑らかに空気を流す事でダウンフォースを発生させる「ベンチュリー効果」を意識しての構造。
フロントパネルはシャーシ上面のボディのフロントフック差し込み口後ろの爪を指で押すと外れる。
裏技的な方法として、裏返したときに右側にあるスリットに爪やマイナスドライバーを差し込み、テコの原理で引っ張り出すと外れる。
ちなみに、モーターパネルは単独で外せるが、フロントパネルは電池パネルを取った状態でないと外せなくなっている。

更に従来のシャーシにない特長の一つとして、ギヤケースやプラローラーを成型しているランナーが始めて低摩擦素材になっている。
この低摩擦素材は、その名の通り摩擦が低いだけではなく、粘り強く磨耗にも強いため消耗が少ないという特徴があるので、寿命は従来より長いと思われる。
そのため、同ランナーに成型されているプラベアリングはハトメが必要なくなり、初代ミニ四駆シリーズからずっと続いてきた、ミニ四駆の伝統ともいえるハトメ軸受けが初めて廃されている。
代わりにプラベアリングが5個付属し、余剰分はカウンターギヤに使う様になっている。
カウンターギヤは基本的にベアリングなしでも問題なく、また従来は予備を含め5ツ封入されていたハトメが廃されているため、5個目は実質車軸受けの予備として考えてもいいだろう。
同ランナーに成形されているローラーは、当然ながら同じ素材なので、低摩擦素材のローラーが標準で付属している事になる。而も標準でローラーが6個付属するシャーシはARが初である。ローラー付きのマグナムやソニックはボディの方に成形されている上、段付きビスは4つしか付属しない。

これまた同ランナーに成形されているボディキャッチは、規格は今までと同じ(なので完全互換)だが新規造形のジェットノズル型になっている。
ジェットノズル型は、以前TZ用強化バッテリーホルダー・ボディキャッチセットなどにも付属したが、あちらは絞りノズル型だったのに対し、ARの物はアフターバーナー点火時のような末広がり型になっている。
少々取り付けが堅くなっていて、しかも低摩擦素材でツルツルなので、指先の力と器用さが或る程度ないと扱い辛い。
特に外すのは大変で、リヤステーが左右分割式でボディキャッチに指が届き易くなってるとは言え、実戦ではこの部分にはFRPを渡す事が殆どだろうし、率直に言って取り外しのしやすい他シャーシ(TZ・X系の物がお薦め)やGUPのボディキャッチに変えておいた方が良い。

シャーシは厳密には数通り存在し、2013年6月時点では、スイッチ部位の刻印と金型で各2通り存在する。
1番金型の「18701-00」は、エアロアバンテ初期ロット同梱の物でシャーシ螺子穴の品質が安定せず、1発で緩くなるシャーシから数回迄耐えられるシャーシまで個体差が酷かった。これを改善したのが「18701-01」でエアロサンダーショット以降の物(軈てアバンテにも波及)だが、螺子穴は緩い方で固定された。
エアロアバンテ赤SPで登場した2番金型は「18701-00」の刻印で、螺子穴の品質の安定性は不明。一部のミニ四駆STAで扱うAO単品販売(¥320)もコレである。

このシャーシを採用したエアロアバンテの発売に合わせ、専用のファーストトライパーツセット「ARシャーシ ファーストトライパーツセット」が用意されている。
内容は、通常のファーストトライパーツセットからFRPプレート類をARシャーシ用のものに変更、低摩擦ローラーのサイズを13mmに、低摩擦ローラーとスタビヘッドの色を蛍光グリーンに変更など。
FRPプレートは、フロントがほぼ完全新形状。
リヤはXXシャーシEvo.1に付属したCFRPプレートに似ている。新規設計ではあるが、機能的にはXX Evo.1のモノに近い機能を有する。
両方とも、前後に伸びるような(ローラーベースを長くするような)形状をしたAR標準のバンパーに対し、逆にローラーベースを縮めるような形状をしているのが特徴。
専用とは言っても、基本的にネジ穴の規格が同じなので、Xシャーシ以降のミニ四駆シャーシなら流用可。
前後のFRPプレートはそれぞれ独立したパッケージとして2012年8月に発売された。

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-カラーバリエーションの解説

-シャーシ
|金型刻印|ロット刻印|素材|色|説明|
|無し(1番金型)|18701-00|通常ABS製|ブラック|エアロアバンテで初採用。最初期ロットの宿命か、品質の個体間のバラつきが大きい。|
|~|18701-01|~|~|エアロサンダーショット以降の物。|
|~|~|~|ダークブルー|エアロマンタレイJC2014Ltdにて。|
|~|~|~|メタリックグレー|サイクロンマグナムPrmにて。|
|~|~|~|スモーク|シャドウシャーク・イエロ-SPにて|
|~|~|ポリカABS製|ホワイト|AR強化シャーシにて|
|~|~|~|ブラック|エアロアバンテ・バイオレットSPにて エアロアバンテ・ブラックスペシャル エアロマンタレイ・ブラックスペシャル マッハビュレット・メタリックスペシャル|
|2|18701-00|通常ABS製|ブラック|ミニ四駆STAの単品取扱い店舗にて。2014年10月時点での現行品。|
|~|~|~|メタリックグレー|エアロアバンテレッドSPで採用。|
|~|~|~|シルバー|エアロサンダーショットJC2013Ltdで初採用。|
|~|~|~|ショッキングピンク|エアロマンタレイ ホワイトSPにて初採用。商品説明は「マゼンタ」|
|~|~|~|オレンジ|ビートマグナムAR14にて|
|~|~|~|レッド|ARシャーシ(色彩)として。ミニ四駆STAにて限定取扱。|
|~|~|~|蛍光グリーン|~|
|~|~|~|蛍光オレンジ|~|
|~|~|~|蛍光イエロー|~|
|~|~|~|ホワイト|スラッシュリーパー・クリアレッドSP(以下SR-CRsp)にて|
|~|~|ポリカABS製|~|エアロアバンテ・クリアオレンジSPにて|

-Aパーツ
|色|素材|説明|
|ブラック|POM|エアロアバンテにて初採用。ランナーにはPOMの刻印があり、POM(ポリアセタールまたはポリオキシメチレン)素材であるのが判る。上記の通り、このランナーに軸受けも成型されているが、爆シードのオプションパーツでPOM軸受けが発売されているのを見て、ミニ四駆にも導入してくれと願うユーザーが少なからずいた。それが今回漸く実現したのである。|
|紅色|~|エアロアバンテレッドSPにて初採用。|
|イエローオレンジ|~|エアロサンダーショットJC2013Ltdにて。説明は「オレンジ」|
|桜色|~|エアロマンタレイホワイトSPにて採用。商品説明は「(淡い)ピンク」|
|グレー|~|SR-CRspにて|
|ブルー|~|エアロアバンテクリアブルーSPにて|
|ジャーマングレー|~|エアロマンタレイJC2014Ltdにて|
|イエロー|~|シャドウシャーク・イエローSPにて|
|蛍光グリーン|~|ARシャーシ(色彩)にて|
|蛍光オレンジ|~|~|
|蛍光イエロー|~|~|

-ARシャーシ用GUP
ARシャーシ用に最適化されているグレードアップパーツ。
しかし規格は他のシャーシと共通なものが多いため、流用も可能。
後発な事もあり、優秀な物が多い。
|商品|税込価格|説明|
|ARシャーシFRPフロントワイドステー|¥273|通常のワイドステーに加え17mmローラーを装着することが可能。穴が増えた分、強度は不安|
|ARシャーシFRPリヤワイドステー|¥315|~|
|ARシャーシファーストトライパーツセット|¥945|前2者とマスダンパーライト2個、[[たからばこセッティング]]の為の六角マウント類に13mm低摩擦プラローラーが付属。|
|HG ARシャーシカーボンフロントワイドステー|¥966|限定品。厚さ2mmで強度と軽さのバランスがいいが、値段が高い。|
|HG ARシャーシカーボンリアワイドステー|¥1,008|~|
|ARシャーシ セッティングギヤセット|¥945|標準ギアから超速ギアまでの全種と620ボールベアリング、フッ素コートギアシャフト、中空プロペラシャフト、カーボン製のヘリカルクラウンギヤのセット|
|ARシャーシブレーキセット|¥378|ブラック(ブレーキ弱め)とグレー(ブレーキ強め)の2種類のスポンジシートが付属。またブレーキバーの逆側はスキッドバーと成っており、スポンジ側をシャーシ方向に装着する事で、キット同様にリヤスキッドバー(但し上位互換版)としての利用が可能。プラスチック製のためやや強度に不安アリ|
|ARシャーシサイドマスダンパーセット|¥651|シャーシ外側に張り出した(XXシャーシEvo.1の物に近い)形状のFRPプレートにマスダンパーを装着。エアロアバンテでは、プレートは放射状に取り付けないとバージボードに干渉する。マスダンパーは新規設計で、シリンダーウェイトとボウルウェイトの2部構成。穴があけられている為、ナット分、重心低下の役割も|
|ボールリンクマスダンパー(6角ウェイト)|¥504|AR/[[MA]]ではリヤステー部分に設置してプチ[[提灯マスダンパー]]として機能させるのが、開発側の前提|
|フロントワイドスライドダンパー|¥462|X系を除くMS以降の全シャーシに取付可能。差詰めスライドワイドローラーステーのAR版|
|リヤワイドスライドダンパー|~|~|



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お薦めボディの紹介

・エアロアバンテ
本シャーシと一体で開発されたボディなので、当然ながら相性抜群で然もコンパクト。
モーター表面が殆ど露出せぬ本シャーシの補助として設けられたエアインテイクは全部開口済みで、ノーズインテイクはシャーシの内部流路に直結している。
また近年のF1における必需品ともなっているバージボードは、タイヤから発生する乱流を外側へ受け流し後方への悪影響を防ぐ。
リアウィングも従来の物は名目ばかりで、実際は強度確保の為にウィングに流れる気流に対し垂直にリブが立ち気流を乱す存在だったが、本品ではリブを排除しウィングとしての翼断面の維持に成功、更にフラップによる空力効率の上昇、ステーを介しより後方に配した事で梃子の原理により、リアタイヤによりトラクションが掛り、少しでも接地圧を稼ぐ構成となっている。
ボディ素材も、従来の「PS(通常プラスティック?)」から通常ABSに強化された事で高い耐久性を持ち、走行中に爪が外れボディをバタつかせる様なトラブルも減少が予想される。またシャーシとのフィット感も高く、ジャンプ等の強い衝撃を受けた際にはシャーシの歪みを抑えるつっかえ的な役割も期待できる。
この様に、正にシャーシの為のボディにしてボディの為のシャーシである。
余談だがフロントインテイクの連動に関し、本品ではシャーシ吸気口の上方2/3が連動の関係上確実に利用できるが、エアロサンダーショットではボディのインテイクからの走行風がシャーシ吸気口の真上を通過、エアロマンタレイに至ってはフロントインテイクすら無いと謂う有様である。
また、キャノピーを肉抜きすれば更に冷却効果が得られるが元が高性能な為、肉抜きに自信無い人は敢えて行う必要はない。その所為かは不明だが、軽量ポリカボディが最近登場せしも加工が一寸面倒w
・ア前テ・アメリカン/スーパーアバンテ(RS)
歴代アバンテで「エアロ-」に最も近い性能を有する。此方もキャノピーサイドのエアインテイク及びフロントノーズの小さな穴(小さ過ぎてエアインテイクの役目は期待できず)が特徴。リア部分をシャーシに合わせ切除する事で適合する。
然し2012年度の商品(↑)に最も近い性能の商品が、初版が1995年度の本品とは何たる皮肉。
・サイクロンマグナムTRF
肉抜きされている分軽く、そこから走行風が入るのでシャーシ上面の冷却機構が或る程度活かせる。
だが冷却機構の集中している中央付近の肉抜きがコックピットしかなく、追加の穴開けをした方がいい(ノーズ左右の肉抜きは残念なことにフロントギヤケースのインテークを避けている)。
しかし、車高が低いので穴さえ開けてあげれば効果は高い。
因みに原型であるサイクロンマグナム(プレミアム)は、肉抜きされていないので上部の冷却機構は全く活かせない。
ホイールはどちらもローハイトまでなら可。
但しそのままではフロントにワイドFRPが装着できず、リヤウイングも追加パーツに干渉し易いので注意。
・ビートマグナムTRF
↑と同じく肉抜きされている分軽く、其処から走行風が入るのでシャーシ上面の冷却機構がある程度活かせる。
上記と異なりフロントにAR用ワイドFRPが装着可能。
大径がデフォルトで使えるが、その分車高(重心)が高い。
シャーシ上面の冷却効果はサイクロンTRFに比べると、フロントノーズは肉抜きされているものの車高が高いのでフロントインテイクにイマイチ風が当たらず、やはり追加の穴開けをした方がいい。ただ、デフォのノーズ穴(実はモーター上部のエアインテイクと同じ高さ)からコックピットの穴にかけて風が抜ける上、原型のビートマグナムからあるコックピット後方の穴がエアエスケープとなるため、ラジエーターからモーター上部の冷却機構はそれなりに活かせている。
因みに原型であるビートマグナム(プレミアム)は、肉抜きされていないので上部の冷却機構は全く活かせない。
既に生産終了のGPA仕様は一応肉抜きはされているがどれも面積が小さく、その上全てボディ後方に集中しているため、ノーマルよりは冷却機構を活かせると言う程度か・・・
なおモーター部分を一寸加工する事でX系シャーシにも適合する。
余談として・・・コレが引鉄となったのかは不明だが、本品の特別限定版として2014年9月下旬にブンカ社流通限定で『ビートマグナムAR14 ターコイズSP』がリリース。ターコイズブルーのボディにオレンジのシャーシ、近似色である赤のローハイトに水色プリントのハードタイヤ、おまけにオレンジを基調とし銀・白・青をあしらった鮮やかなステッカーと、商品名に恥じぬ出立ちだが一寸高価で税抜¥1,100・・・2015年1月時点、在庫僅少。
・ハリケーンソニック・プレミアム
基本部分はサイクロンマグナム・プレミアムと同じ。オリジナルの対策が其の儘流用可。
・バスターソニック・プレミアム
基本部分はビートマグナム・プレミアムと同じ。フロントサスペンションの孔はエアインテイクの代用と成り得るが、サスペンションと一体でフロントの強度が確保されてる為に何とも・・・。またマグナムと異なり無改造でX系シャーシに適合する。
・Zウイングマグナム
マグナムシリーズの最新版・・・もう新規では出るまい、VFXとかTRFの様な公式改造シリーズを除きw 
 ・・・とか言ってたら最新モデル「グレートマグナムR(リボルバー)」が登場。現在発売に向け開発中である(こちらは[[FM-A]]シャーシ)。

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- VSがフォルダー化?した今、フォルダー化されていないのはこのARシャーシのみです。なんか不恰好なんですけど、どうにか出来ませんか?  -- 名無しさん  (2020-04-04 11:52:20)
- ARがシリーズ化するほど出てないからフォルダ化する意味が無いだけであって、フォルダ化はいつでも出来るんだよね。手間増えるだけだからやるつもりはないけど  -- 名無しさん  (2020-04-04 12:19:16)
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