現在のミニ四駆用モーターは、シャフトドライブシャーシ用のモーター(通称 片軸モーター)とMSシャーシ用のダブルシャフトモーター(通称 両軸モーター)の2種類に分けることが出来る。 それぞれ搭載できるシャーシが限られているので、購入の際はしっかり確認しよう。 基本的に高回転、高トルクな物がマシンを速くできるが、ギヤ比やタイヤ径、コースレイアウトを考えて選択しないと速すぎてコースアウトしてしまったり、逆に性能を発揮できず遅くなったりするので気を付けよう。 3連ドラゴンバック設置コースや大径タイヤ限定クラスにおいては、ダッシュ系モーターではおおむね速すぎてコースアウトしてしうまう為、ノーマルモーターやチューン系モーターの方が相性が良かったといった例もある。 シャフトドライブシャーシ(旧シャーシ)用 [[片軸モーター]] MSシャーシ用 [[両軸モーター]] ●その他 ・放熱フィンセット モーターにフィン状の部品を貼り付けて表面積を増やし、冷却効果を狙ったパーツ。 フィンはモーターの曲面・平面両方に対応していて、穴が開いているので付属のアルミ棒を使って一まとめにも出来る。 しかし貼り付けが、熱伝導率の低い両面テープなので効果に疑問がある。 正直半分夢パーツだが、見た目がかっこよくなるのでドレスUPには向いている。 ・アルミモーターサポート #amazon(B001VZ4V30) シャフトドライブシャーシ用のパーツ。 薄いアルミ板をコの字型に曲げた物で、モーターとシャーシの間に挟むことでモーターとターミナルの接点を圧迫し、接触不良を防ぐ。 又、アルミ特有の熱伝導率の高さにより放熱効果も狙っている。 放熱効果に関しては、両面テープを介さない分、放熱フィンよりはまし。 現在は、主にギヤのバックラッシュ調整のために使われることが多い。 モーターとシャーシの間に挟むという構造上、TYPE-1系列(TYPE-1、3、トラッキン)のシャーシには使用できず、その他にも1部のシャーシでは加工しないと装着できないシャーシが多い。 ・ダンガンレーサー モーターヒートシンク ダンガンレーサー用に発売されたもので、トンネル型のアルミ製パーツをモーターを包み込むようにはめて使用する。 モーターと接している面が大きく、また表面もフィン状に加工されているため放熱面積が大きく、装着に両面テープなどを使わないためにモーター冷却用のパーツとしては最も優れている。 ミニ四駆にはMSシャーシのみだが、シャーシ側(ギヤケース)を少し加工することで使用可能。 ・モータークーリングシールド #amazon(B002CAO2J6) こちらも元はダンガンレーサー用に発売されたパーツで、↑の後継品。 使用方法はほぼ同じで、形状もヒートシンクとよく似ているが、こちらはフィン状ディティールがなくなり穴が開けられている。 ヒートシンクがアルミ削りだしで、こちらはアルミ板のプレス加工で作られているところをみると、多分こっちのほうがコスト安なんだろう。 ミニ四駆にはMSシャーシのみ使用可能だっだが、最新型のスーパー2シャーシでもこのパーツに対応するようになった(ちなみにS2はアルミモーターサポートも使える) ・ミニ四駆・ダンガンレーサー モーターケース #amazon(B001VZCA24) 片軸モーター用に開発されたモーターケース。 片軸モーターを8個収納でき、さらに2箇所パーツケースを設けてあるので、ピニオンギヤやアルミモーターサポート、ピニオンプーラーなどを一緒に収納できる(モーターも入れられます) 両軸モーターには対応していないが、少しの加工で収納できるようになる。 ただし、モーター軸とギヤをさけて収納するので、交互に並べなければならない分7個までしか収納できない。 ----