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ボディ - (2009/08/01 (土) 20:03:41) の編集履歴(バックアップ)


ボディ

PS製
ポリスチレン樹脂、いわゆるスチロール樹脂。
殆どのキットのボディはこの素材。
かつては軽量化の為に肉抜きが行われていたが、最近ではいまいち効果が薄いのと強度の低下を嫌ってファッションでしか行われなくなった。
加工性は非常にいいが、耐衝撃性などの機械的性質(物理的性質)や耐薬品性などがプラスチックの中では最も低い類。
クラッシュ時に破損しやすい。
瞬着よりも、模型用接着剤を適切に使用した方がしっかりとくっつく。

ABS製
アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂。材料名はそれぞれの原料頭文字に由来する。
アンチロックブレーキシステムとは特に関係ない。
一部のスペシャルキットで採用されている。
通常のPS素材より粘り強く、クラッシュで壊れにくい。
普通の模型用接着剤(樹脂混入型)は使えないので注意。

PC製
ポリカーボネート。RCカーのボディでは一般的に使われている透明な素材。
基本的にGUパーツだったが、PROの一部マシンでは標準化されている。
衝撃に強く、非常に薄く出来るため、軽く出来る。
変形しても押して直せる(ただし折り目が付いた場合、それは消せない)
端から切れやすいのが難点。特に切り出した際に切れ目が残っているとそこから裂けやすいので注意が必要。
基本的に接着は難しいので、補修には裏からテープ等を貼ると良いだろう。
普通の塗料では食い付きが悪く剥がれてしまう為、専用の塗料で塗装する必要がある。
専用の塗料で下地を作れば、通常の模型用塗料も乗るようになる。
また、衝撃などには強いものの耐薬品性が高いとは言えない。
塗装時、シンナーなどには注意が必要である。


PC混入ABS製
通称ポリカABS樹脂。
アバンテX、バンソンマグナムGスペシャルなどのスペシャル系キットのボディに採用されている。
ABS製よりやや頑丈で、クラッシュなどでも破損しにくい。


デカール・シール


熱転写>マイクロドライ/ALPSのMDプリンタ
利点は白を印刷できる事・トップコート以外のクリアを厚く吹ける事。
欠点は取扱店が極端に少ない・専用紙が高い・ドットが荒いため細かい印刷に不向き。

インクジェット>エプソン・キャノン・HP等が安値で売っているプリンタ
利点は取り扱い店が多いため安売りの対象等で安値で関連用品が手に入る。
専用紙と言う概念が少ないため100円ショップ等の格安デカール用紙でシールが作れる。
ドットが細かいため細かいものを印刷しやすい。
インクジェットでは白が出ない為、白い用紙を使う必要がある。
ボディ色が白の場合は透明用紙を使っても大丈夫。あまりはみ出しを気にせずに切り出す事が出来る。

転写シール作成は特殊用紙のため若干高い(マイクロドライ程ではない)。
専用転写シートが必要なため厚味のある転写シールになってしまう。
専用紙に印刷後トップコートを吹くという荒業で付属の転写シートを使わずに作れるが慣れが必要。


自作シール用紙


A-ONEノーカットラベル 水に強い光沢白無地フィルムタイプ 厚み0.27㎜
※染料インク専用
発色、切りやすさ共に良好。やや高め。
やや固く、長期間貼り付けてると剥がれて起きあがってくる。
(赤が変色しやすいですが、これはウチのプリンタのインクとの関係かもしれないので、他にそう思う人がいなかったら削除してください。)

ダイソー光沢紙フリーラベル 厚み0.18㎜
10枚105円と安く発色もそこそこ良い。
伸びないがそこそこ貼りやすく、長期間貼っていても剥がれにくい。
但し紙なので切り出しづらく、細い部分がヨレやすい。
耐久性が低くちょっとこすれるとすぐ剥げる。