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MS用ギヤ - (2018/06/13 (水) 03:50:56) の編集履歴(バックアップ)


MSシャーシMAシャーシで使われているギヤで、3種類のギヤ比が設定されている。
シャフトドライブシャーシの物と違い、ダイレクトドライブ方式で前後対称な駆動中枢を持つ為、スパー、カウンター共に二個ずつ使用する(ピニオンギヤも2個。その代わりクラウンギヤプロペラシャフトがない)

どのギヤ比にも共通して言えるのは、カウンター中央に520ベアリングを装備出来る事である。(専用のセットも販売されている)
シャフトドライブシャーシのカウンターギヤと違い、両軸用のカウンターは軸と接する部分が少ないため、プラ・金属を問わずベアリングを装備する必要がある(そうしないとガタガタで使い物にならない)
どちらにしろ装備しなければならないので、シャフトドライブシャーシのカウンターのようにただ単にボールベアリングを装備するだけでは意味がない、ということはない。
しかしドリルで穴をある程度広げる改造が有効なのは同じ。簡単なので挑戦してみるといいだろう。
高度な技術を持ったユーザーがフローティング加工を行っているのも共通である。
また、減速手順がシャフトドライブシャーシとは異なっており、両軸用では「減速→増速」となっている
(シャフトドライブシャーシでは減速→減速)
これは両軸用のカウンターは直径が大きすぎて(つまり歯数が多すぎて)従来の8Tピニオンギヤでは減速率が高すぎるため、スパーギヤを小さくして(つまり歯数を少なくする)調節しているためである。

各ギヤ比

シャフトドライブシャーシと違い、こちらには3種類しか用意されていないが、現在のレースシーンで使われる種類は揃っているので基本的には困らない。
3.5:1を「超速ギヤ」、3.7:1を「ハイスピードEXギヤ」、4:1を「ハイスピードギヤ」と呼ぶが、
用途を考えれば「3.5:1=スピードギヤ」、「3.7:1=ミディアムギヤ」、「4:1=パワーギヤ」くらいの認識で問題ない。


3.5:1 超速ギヤ

  • カウンター:黄緑
  • スパー  :ピンク

主に小径タイヤの車種で標準装備されていて、GUPでも販売されている。
単純に速度が出るので主流となっているのは片軸シャーシと変わらない。ハイパーダッシュPRO+超速ギヤという組み合わせは大会でも定番のチューンである。
とりあえずでこれを選んでも間違いない場合が多いが、組み合わせるモーターやタイヤ、走らせるコース次第ではトルクが足りなくて速度を活かせない場合もある。
そういう場合は下記の少しパワー寄りなギヤ比にすればいい。

3.7:1 ハイスピードEXギヤ

  • カウンター:黄色
  • スパー  :ピンク

ミニ四駆PRO発売から約6年も後に発売したギヤ。(その二ヶ月後に片軸シャーシ用も発売された)
小径マシンには超速、大径マシンにはハイスピードギヤが標準装備されるので、このギヤが標準装備される事は基本的に無い。(スターターパック等は例外)
超速ギヤが主流なのは変わらないが、マッハダッシュ等のスピード寄りなモーターを使う場合、ハイパーダッシュ使用時でもコースのアップダウンが激しい場合等にこちらのギヤにすれば、トルク不足を補ってむしろタイムに貢献する場合も多い。
シャフトドライブシャーシ用の4:1ギヤと4.2:1ギヤのように、超速ギヤとスパーギヤを共有しているので、この2種類の間であればギヤ比の変更が楽。

4:1 ハイスピードギヤ

  • カウンター:青
  • スパー  :オレンジ

主に大径タイヤの車種で標準装備されていて、GUPでも販売されている。
基本は超速、パワー寄りにしたければハイスピードEXにすると言ったような基本が出来上がっている為、このギヤを使うとどうしても速度が下がりすぎると感じる事も多い。
スターターパックでさえ、「MA"パワータイプ"」と称されているのに付属するギヤがハイスピードEXである事からも、普段遣いには適さないという現実が見えてくる。
ギヤ比の変更をしようと思った場合、このギヤのみスパーギヤの種類が違う為、変更が少々面倒(&ホイールの抜き差しでダメージが蓄積されやすい)
出番が少ないと言わざるを得ないギヤだが、大径タイヤを装備する場合や意図的に速度を抑えたい場合、バーティカルチェンジャーのような極端な上り坂がある場合には選択肢に入り得るかもしれない。
なお、カウンターギヤ外側のギヤ面積が狭く、損傷しやすいので注意が必要。


  • 古すぎたから大幅更新。タイトルも変更すべきかな -- 名無しさん (2018-06-13 02:43:15)
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