*&ruby(タイプワン){TYPE-1} &ruby(シャーシ){chassis} [基本データ] ・ホイールべース:80mm ・地上高:10mm ・[[使用ドライブシャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]:60mm ・[[対応ギヤ比>ギヤ]]:5:1、6.4:1、8.75:1、11.2:1 ・[[使用カウンターギヤシャフト>カウンターギヤシャフト]]:ツバつき ・[[ターミナル>ターミナル(金具)]]:[[A型>http://www27.atwiki.jp/mini_4wd/pages/126.html#id_4732cc39]] ・重量(ボディ、ボディキャッチ、電池を除いたノーマルの全重量):62.2g&footnote(他のシャーシと違ってローラーが無いのであくまで参考程度に) レーサーミニ四駆としての初のシャーシ。 シャフトドライブ構造はこの時点でほぼ確立されていて、基本レイアウトは後の殆どのシャフトドライブシャーシに受け継がれる。 採用マシンの多くが当時のタミヤの看板商品だったRCバギーをモチーフにしている事からも判るように、どちらかというとオフロード向け。 コースという概念が無かった時代に作られた最初期型は[[ローラー]]用のネジ穴が無かったが、程なくしてフロントバンパーにローラー穴が設けられた。 また、スラスト角という概念が無かった時代に設計されたシャーシなので当然スラスト角はゼロ。 バンパーの柔らかさもあって、補強とスラスト角の調整無しでは現代的な速度にする以前にコーナーで簡単に飛ぶ。 さらにバッテリーホルダーが(バーニングサン以外)標準で付属しないため、[[電池>バッテリ]]が外れやすい。 初期のドライバーフィギュア付きのボディはドライバーフィギュアが電池を抑える構造になっていたり、エンペラーのようなフィギュアが付いていないボディでも、補強用の衝立がバッテリーを抑える設計になっていたりする。 つまり初期のボディと言うのはただの飾りではなく、電池を抑える役目を負ったある意味機能的な部品だったと言える。 その関係でボディがタイプ1シャーシの幅に合う形状になっているため最初期のキットのホットショットJr.やファルコンJr.はタイプ1系以外には載らない。(加工するにしても原型が分からなくなるほど削る必要がある) 駆動形はさすがに初期のものだけあって今日的な運用に対応できない。 走行中にモーターカバーが外れる事も多々あるが、これは当時はなにかのひょうしに電源が入った状態で完全停止状態になり駆動系すべてがロックした状態になった場合にモーターとギヤが弾けるように動いてモーターカバーが外れて駆動系を保護するように設計されていたから外れやすいのは当然なのだが(妙にぴったりと乗るボディも、ボディの内側から部品が飛ばないようにも設計されていたのだが)、後の時代で一般化するコースを高速走行するレースシーンではガタや精度などの観点から大きな問題点と言われる。 カウンターギヤシャフトもしっかり固定されていないので走行中にブレる。 さらに、リヤ側クラウンはシャーシとプロペラシャフト間に全く余裕が無いので、プロペラシャフトを押し付けるようになっている。 フロント側クラウンはハトメと干渉する。 なお、モーターカバー取り付け基部の形状が違うバージョンが存在する。 現在手に入る再販品は「コ」のような溝が付いているが、「г」のような形状の溝の物も存在する。 悪路走破性を考慮しているためか現在の目で見ると非常に地上高が高く重心も高い。レーンチェンジ等の横G性能を問われる場面では非常に不利になっている。 最高速度を上げるにはタイヤの径を大きくしてやればいいが、タイヤを大きくすると、高い地上高がさらに高くなり、 タイヤの径を小さくすると、最高速度は伸びない上、後述する通り5:1以下のギヤしか使えないので速度では全くかなわないレベルに。 タイヤの選別には究極の選択を迫られる事になるので覚悟が必要。 なお、小径を付けても相変わらず地上高は高いままなので、芝をほとんど無視して走る事ができる。 [[軸受け]]も標準ではハトメが入っているだけで、ボールベアリングを取り付けるには軸受け部分の穴を自分で広げないと取り付け不可。 さらにそれだけでなく、固定もかなりいい加減、 このシャーシ特有の軸受けの緩さのおかげで、走行中に多少シャフトが歪んでも平然と走り続ける事も。 昔の改造本にあったように、良い位置でハトメを固定してやるか、精度の高い軸受けを移植しないとどうにもならない。 ギヤも当時のマンガン電池とノーマルモーターでオフロード走行を想定したトルク寄りの6.4:1スピードギヤと11.2:1パワーギヤの2つがセットされていた(バーニングサンは除く)。 現在タイプ1用5:1ギヤ=GUPのハイスピードギヤセットが販売されていないので、手に入れたいなら再販品のタイプ3シャーシに付属する物を流用するのが一番手っ取り早い。 繰り返すが、当時のタミヤのRCバギーを縮小したような作りであり、良くも悪くもオフロード用シャーシといったところ。 再販品やメモリアルボックス、干支ミニ四駆のおかげで入手が割と楽な時期もあった。 キットの販売が行われていない現在でも新橋タミヤプラモデルファクトリーでシャーシの販売が行われている。また部品請求での入手も可能。その際は金具袋詰めの購入も忘れずに。 [[リヤローラー>リアステー]]をつけたい場合にはリヤローラースタビセットが必要になる。 ミニ四駆グレードアップパーツセット クラシックVol.2で入手可能。 但し取り付ける部分がボディキャッチなので、強度がかなり低い。 以下、その他カラーバリエーション ・ブラック 一番標準的な色。大抵の車種ではこれ。 ・レッド サンダーショットブラックスペシャルにて採用された色。 ・クリア ホットショット、FOX、ビッグウィッグなどで透明シャーシエディションが発売された。 このエディションはシャーシが透明なだけではなくスパイクタイヤの水色や黄色が付属する。 また、ロッテ景品にてタイプ1の透明シャーシが同梱された。 ・青 初期の頃、モデラーズギャラリーなどで販売された。 赤いレーサーミニ四駆という紙のタグで、ITEMナンバーは不明。 ・シルバー(シルバーグレイ) 2001年の干支四駆(馬)で採用された色。 透明シリコンのスパイクタイヤが付属する。 ・ホワイト 2003年の干支ミニ四駆(未年)で採用された色。 シャーシの色変えでは定番の色で、よくGUPとして販売されることが多い色だが、このシャーシに限ってはGUPで販売されていたか不明。 ---- - サンダーショットBSって何だろ?検索しても出てこないけど当時出た限定マシンかなんかかな -- 名無しさん (2018-08-18 23:24:30) - 限定マシンとして普通にあるよ。サンダーショット ブラックスペシャルな。 あんまりここも変な略語使わないでほしいんだが・・・ -- 名無しさん (2018-08-19 20:15:32) - 2年前のだけど・・・ BSからブラックスペシャルに変えときました。 -- 名無しさん (2020-04-04 11:13:45) - ミニ四駆は本来オフロードマシン。防塵性とロードクリアランスにおいてはタイプ1に勝るシャーシはない。何でもかんでもサーキット限定で語るのはやめて欲しい。 -- 名無しさん (2023-02-27 13:14:53) - おすすめシャーシの欄にも来てたねオフロード君。そんなにオフロードについて言及したいならオフロードの記事立てて詳しく書いた方が双方幸せになれるよ -- 名無しさん (2023-02-28 02:52:03) - すごいな。年下か年上かもわからないのに君とは。普通さん付けじゃないのか。顔も見えないのに。それともここではそういうものなのか(困惑) -- 名無しさん (2023-03-03 12:54:53) - ネットで年齢とかw コメントで文句垂れるだけで記事を充実させようともしない程度の人間に対しての礼儀って意味では「そういうもの」だよ。いいからはよオフロードの記事立てな -- 名無しさん (2023-03-03 13:17:28) #comment