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SUPER TZ-X - (2010/06/18 (金) 23:16:37) のソース

superTZ-Xchassis

[基本データ]
・ホイールべース:82mm 
・[[使用ドライブシャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]:60mm
・[[対応ギヤ比>ギヤ]]:3.5:1、4.1、4.2:1、5:1
・重量(シャーシ骨格のみ他未装着):?g


TZシャーシの発展型として開発されたシャーシ。
ZEROに対するS1、といいたいところだが、実際は[[TYPE-2]]に対する[[TYPE-4]]のような立ち位置。というより殆どそのままである(後述)
フロントとリアに[[SXシャーシ>SUPER-X]]と同じ規格のネジ穴が追加され、SX用GUP(FRPステーなど)が取り付けられるような改良がなされ、[[TZシャーシ>SUPER-TZ]]と[[VS]]・SXシャーシのいいとこ取りしたシャーシで良シャーシと思われがち・・・
だが、TZシャーシよりギヤカバー等駆動系の精度が悪い、2点止めリヤステー取り付け部分は脆く、すぐ壊れてしまうなど欠点が多く、速くするには(あるいは速くなってからの改造は)相応の技術が必要である。
正直TZシャーシに間に合わせの突貫工事をしただけ、という感が否めない。
また、フロントバンパーのスラスト角が1.5°とTZシャーシの半分となっているためコーナリング速度は向上しているが、LCクリアの為の限界速度が低い。

ちなみに、リヤステーが付属するキットにはVSシャーシと同じタイプのものが採用されている。
また、ギヤケースの設計がほぼ同じため(後部ギヤケースだけ若干違う)TZ用の強化バッテリーホルダーが使える。

上記の通りTZに対してあまりメリットがなく、むしろ駆動形の出来の悪さで不利になっている。
これはまさにTYPE-2に対するTYPE-4の関係ではないか。

採用状況も似通っており、2次ブーム時に至ってはバニシングゲイザーしか採用されない有様。
後に干支ミニ四駆で採用され、GPAシリーズとレーサー二種でも採用されたおかげで車種は増えたが、その殆どがかつてのシリーズの色変え・焼き直しという(バニシングゲイザーはバックブレーダーの流用、マッドブルも実はグラスホッパーの色変え)状況まで再現している。
完全新規設計のバハキングJr.が発売されたことがせめてもの救いだろうか・・・

そして現在も生産しているのはバニシングゲイザー1種類だけ。これまた扱いがひどい。

余談だが、実はVSシャーシより後発である。
そのため、バハキングJr.が最後の完全新規設計レーサーミニ四駆ということを考えると、レーサーミニ四駆の最後を飾ったシャーシとも取れる。
一番最初の[[TYPE-1]]から始まり一番最後のTZ-Xで終わったという、なんだか壮大なシリーズとなった。

また、二次ブーム時に発売された次世代シャーシの中では唯一干支ミニ四駆に採用されたシャーシだったりもする。

以下カラーバリエーション

・ブラウングレー
一番最初のバニシングゲイザーで採用された色。
今のところバニシングゲイザー一車種でしか採用されていない。
シャーシ本体とギヤケースで若干色が違う。

・ブラック
レーサー二車種、およびビートマグナムGPAなどで採用された色。

・ホワイト
干支ミニ四駆(2001年・バニシングゲイザー)及びブーメラン・10 GPAで採用された色。 
干支ミニ四駆のものはホイール及びフロントローラーが白、タイヤがクリアーという白ずくめになっている。
後にGUPとして限定発売される。
最近あまり見かけなくなったが、残っているところには残っているようである。


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