#image(EVA_massprod.png,width=450,title=白うなぎ) &font(25,b,i,red){「エヴァシリーズ!? 完成していたの…?」} アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版である『Air/まごころを君に』に登場した、汎用ヒト型決戦兵器 人造人間[[エヴァンゲリオン>エヴァンゲリオン零号機]]の量産型。 &s(){空飛ぶ正義の味方でシルバーの剣で敵を倒すんだ} 人類補完計画を推し進めるゼーレの主導の下、5~13号機の計9機が各国において建造された。 専属パイロットは不在であり、渚カヲルのパーソナルが移植されたダミープラグによって起動する無人機。 暴走時の[[EVA初号機>エヴァンゲリオン初号機]]などと同様に鳴き声を発するが、これは渚カヲルのCVを務める[[石田彰>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:石田彰|]]氏の音声を加工したものとなっている。 動力として[[使>シャムシエル]][[徒>ラミエル]]が持つものと同じ永久機関であるS²機関を搭載しており、それまでのEVAシリーズと異なり&link_anchor(*1){*1}アンビリカルケーブルからの電力供給を必要とせず、 強力な再生能力を備える。 白を基調としたカラーリングで、ウナギを思わせる長い頭に口だけが付いているという頭部の異質なデザインが特徴。 そのため、ファンからは&b(){「白うなぎ」「ウナゲリオン」}などと呼称され、後述のスパロボ参戦時においても一部のキャラから呼ばれている。 多くの機体に標準搭載だった肩部のウェポンラックが無く、代わりに単独飛行が可能で折りたたみ可能な巨大な翼を持つ。 武装は「諸刃の剣」のみと極めてシンプル。所謂[[両刃剣>ゲルググ]]であり、全長は自身の全高に匹敵するほど巨大。 しかし、実はこの武器の正体はロンギヌスの槍(のコピー)が擬態したもの。オリジナル版が深紅であったのに対しこちらは灰色であるが、 オリジナルと同様アンチA.T.フィールドを発生させ、EVAや使徒の持つA.T.フィールドを容易く貫くことができる。 #region(作中での活躍) 『Air』では、戦略自衛隊によるネルフ本部制圧作戦において、ゼーレが9機全機を実戦投入。 [[アスカ>惣流・アスカ・ラングレー]]のEVA弐号機と相対するも、アスカが完全に調子を取り戻していたこともあり次々に撃破されていく。 ところが、撃破されていた機体が前述の再生能力により密かに復活しており、 擬態したロンギヌスの槍を投擲するという二重の不意打ちにより弐号機に致命傷を与える。 その後はエネルギー切れで動くことができなくなった弐号機に止めを刺すべく、&b(){9機で寄ってたかって内蔵を滅茶苦茶に食い散らかし引きずり出した}上、 上空から残りの8本の槍を投げ付けてズタズタにした。 #region(閲覧注意) |再現度の高い%%カオスな%%MADでご堪能ください&br()&nicovideo(sm125496)| #endregion 『まごころを、君に』では[[碇シンジ]]とEVA初号機を拘引して依り代とし、サードインパクトを発動。 この際、リリスと[[レイ>綾波レイ]]が同化した事を機に全機体の頭部が彼女のそれへと裏返り、 その中には頭部を潰された個体のそれも変化するというショッキングな演出が印象的。 最終的にはシンジは精神世界の中で補完を拒否する事を選び、全機が石化し十字架を思わせる姿となり地表へと落下した。 ちなみに漫画版では弐号機が鳥葬される前に覚悟を決めたシンジが初号機で救援に駆け付け、 アスカを救出するという熱い展開に変更された。そのため弐号機の損傷は軽微で済んでいる。 その一方、量産機側は破損した部位を完全回復させる程に再生能力が強化されていた。 弐号機の奮闘の中でも無事な個体が存在した事もあり、両機は苦戦。 最終的にシンジが怒りと絶望の中でサードインパクトの依り代にされるという原作同様の顛末になってしまった。 山下いくと氏による小説『エヴァンゲリオン ANIMA』では、プロローグにて弐号機を人類補完計画の依り代に用いようとしたが、 こちらは初号機と零号機(共にF型装備)の救援もあり計画は破綻。 量産機の残骸は一部を残し各国支部へと輸送されたが、その最中に行方不明となり、 それらは腹部に繭状のコンテナを内蔵した「エンジェルキャリヤー」として改修された。 こちらはコンテナ内部に使徒の幼体を有しており、[[過去に戦ってきた使徒の能力を使用する事が可能>セス(ストリートファイター)]]となっている。 #endregion #region(『スーパーロボット大戦』シリーズでの活躍) 『スーパーロボット大戦』では『α』シリーズから登場。 原作通りHP回復を持つほか、HP自体も高く設定されている事が多く、攻撃力も優れている難敵。 作品によってはHPが一定値に減ると回復しつつ強化されたり、特定条件を満たすまで何度でも復活したり、 専用能力のA.T.フィールド(強)を持っているなど、厄介な特殊能力を与えられている。 劇場版を再現したシナリオで出現する場合が多く、原作同様集団でEVA弐号機を蹂躙するが、 流石に危うい所で自軍に阻止されるので原作通りの鬱展開にはならない。 &s(){せっかくこのシナリオで弐号機もガッツリ強化されて本人も前半でガッツリ経験値稼いで1軍レベルに躍り出たアスカが消失だなんて、&br()ウィンキー時代のスパロボじゃあるまいし……} なお、『α』では火力も高くないのでイベント戦闘ではガッツリ弐号機の頭部にブッ刺さるロンギヌスの槍も、 &b(){実際の戦闘ではATフィールドにカキーンと弾かれて弐号機の頭に届かない}。ギャグかな? それどころか、&b(){自軍メンバーが気力MAX、必殺技使い放題の状態から開始}となるため、今度は自部隊に蹂躙される羽目に。 『MX』でも同様のイベントが発生するが、その時にアスカを真っ先に助けに来たのがあのロム・ストールであったため、 &b(){「待てぇい!!!」}といういつもの口上に対して「!?」と驚き、&b(){説教もちゃんと最後まで聞く}というとてもシュールなシーンが拝める (ついでにいえばこの前口上は、その前のシナリオにて第14使徒ゼルエル相手にも発揮された)。 ただし、次のステージでは気力が上がっていない状態での戦闘になるうえに、敗北条件の機体(特に初号機)を優先して狙ってくる。 オマケに本作からは攻撃に「ATフィールド中和」特性が追加されているのでATフィールドも全く役に立たない。 その為、初号機を突っ込ませると長射程の槍でフルボッコにされて、呆気なくゲームオーバーもあり得るなど、 前ステージでの楽勝ぶりがウソのように強くなっており、『MX』屈指の強敵と言われている。 |>|CENTER:戦闘デモ| |『MX』版&br()&nicovideo(sm2503916)|『第3次α』版&br()&nicovideo(sm3962664)| #endregion ---- **MUGENにおけるエヴァンゲリオン量産機 #image(unagi_mugen.gif,title=弐号機の鳥葬シーンはみんなのトラウマ) axois氏による手描きキャラが存在する。 原作におけるアイアンクローや投擲などが再現されている他、[[3ゲージ技>超必殺技]]では相手を拘束して複数機で貪る「鳥葬」も使用可能。 画面下部に表示されている特殊ゲージを溜めることで「人類補完計画」を発動することもでき、非常に凶悪な[[即死攻撃]]となっている。 なお、A.T.フィールドは[[ジャストガード>ジャストディフェンス]]という形で再現されている。 原作の映像を使用するなど非常に気合の入った作り込みとなっているが、それ故にフォルダサイズが&b(){160MB}以上と中々に重いので注意されたし。 この他にオプションやカラーによって数を増やすことができ、設定次第では9機で戦うという[[原作再現]]も可能。 また、設定によって渚カヲルの[[ボイス]]にすることもできる模様。 [[AI]]はデフォルトで搭載されており、[[ランク>MUGENキャラクターのランク付け]]は狂中位以上となっている。 &nicovideo(sm41055435) &font(25,b,i,purple){「やはり毒は、同じ毒を以て制すべきだな」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[エヴァンゲリオン量産機],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[キャラ名],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[キャラ名],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 4号機はS²機関搭載型となる予定であったが、実験中の事故により基地ごと消滅し失敗に終わっている。 また、初号機も本来はS²機関を持っておらず、使徒を[[捕食することで獲得>カービィ]]している。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:石田彰|,白色,羽付,悪役,メカ,ロボット,人造人間,兵器,量産型,大剣,槍使い,噛み付き攻撃,再生能力,バリア,飛行