大雷鳳

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大雷鳳 - (2011/06/01 (水) 04:00:25) の1つ前との変更点

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#image(niconicomugen.jpg,title=戦闘画面だと結構ずんぐり体形,width=250) *&font(24,red,i){「俺の闘志に応えろ、大雷鳳!」} 『[[スーパー>ゲシュペンスト]][[ロボット>アルトアイゼン・リーゼ]][[大戦>ソウルゲイン]]』シリーズに登場する機体。読みは「だいらいおう」。''「ダイライホー」ではない''。 初出は『α』シリーズの完結編である『第3次スーパーロボット大戦α』にて、 男性主人公の一人、トウマ・カノウ(声:[[加瀬康之>バットマン]])の後期搭乗機として登場。 なお、「大雷鳳」の「鳳」は「[[鳳凰>破魔明星鳳凰]]」の「''鳳''」なのでお間違えなきよう。「[[鳳凰>ホウオウ]]」の''「鳳」はオスで「[[凰>美凰]]」はメス''。これ豆知識。 前期搭乗機、雷鳳をベースにメインパイロットであるトウマ・カノウの能力に合わせて、 機体そのものに徹底したカスタマイズを施した結果、非常にピーキーな特性を持つに到っている。 その影響により、トウマ以外では歩行させる事すら困難な代物となっている。 バラン・ドバンとの戦いで頭部が破損したためフェイスマスクが被せられており、フルパワー時にのみ展開される。 ちなみに首に巻いてるマフラーは人の手で持てる上に布団代わりにできるぐらいの柔軟性を持ちながら 戦闘中の激しい動きでも破れたりしない脅威の品である。 #region(パイロットのトウマ・カノウについて) #image(touma.jpg,title=スーパー一般人) //写真持ってる人はお願いします…… 19歳、[[日本全国津々浦々を渡り歩くフリーター>仮面ライダーファイズ]]。 確認できる限りでは浅草から函館まで、第3次αではスペースコロニーのミラー掃除の経験もある。 性格は実直で一本気。ガッツに溢れ、曲がったことや悪党を許しておけない熱血漢である。やや妄想癖あり。 高校時代は空手部に所属していたが、目立った実績は残していない。 どうも本人があまり部活に熱心でなかったことが原因だったようで、別作品の主人公である空手家からは筋の良さを認められていた。 鎌倉でのアルバイトでミナキ・トオミネ(後述のシステムLIOHの開発者であるカオル・トオミネ博士の娘)に一目惚れし、 宅配便を届ける際にアプローチをかけようとしていたところを戦闘に巻き込まれ、成り行きで雷鳳のパイロットになる。 それからは仲間達の交流や厳しい特訓、戦いの中でシステムLIOHに取り込まれかけたり、 ゼ・バルマリィ帝国の歴戦の武人であるバラン・ドバンとの勝負などを経て、一人前の戦士として成長していった。 ちなみに前日談として、戦闘に巻き込まれた際に[[ゼンガー・ゾンボルト>スレードゲルミル]]の乗るマシンに命を救われた事がある。 このことが彼にとって「夏の日の巨人」として非常に印象深く残っていたらしく、 「あの時のように、誰かを守れるような存在になりたい」という思いをずっと抱えていた。 彼がフリーターをやっていたのも、そうした思いの中で自分に出来ることを探していたから、という側面がある。 この一連のエピソードは、OG外伝(2.5)において再現された。 また、第2次αにおける[[アクシズ>νガンダム]][[落とし>サザビー]]はテレビで見ていたらしい。 軍と一切の関わりを持たない生粋の民間人であり、[[身内に科学者などの特別な人間が居る>マジンガーZ]]わけでもなく、 超能力などの特殊能力も持っていないという、まさに&b(){[[一般人オブ一般人>右浪清]]}とでも言うべき、 スパロボとしてはもちろん、ロボット作品云々を脇に置いても非常に珍しい主人公。 (その点、過去作から繋がる非常に複雑な因縁を持つ[[クォヴレー・ゴードン>ディス・アストラナガン]]とは対照的である) そのため、ミナキへの想いから空回りしたり、力を追い求めるあまりに道を踏み外しかけたりと、 等身大の人間としての物語が重点的に描かれている。 特に、その自身の努力と闘志(つまり『人の誰もが持つ力』)でシステムLIOHを凌駕し、「神雷」を放つシーンは非常に人気が高い。 ちなみに、その設定からモブ、あるいはエキストラとしてOGにちょくちょく登場している。 第2次スーパーロボット大戦OGのパッケージに雷鳳が登場していることから、次回での登場はほぼ内定と見て間違いない。 今後の活躍が期待されるところ。 なお、当時の社会問題として話題になっていたことから&b(){NEET}だとか&b(){無職}だとか呼ばれることがあるが、 定職に就いていないだけで多くのアルバイトをこなし、それに伴う資格も取得しているので、これらには当たらない。 ネタとしてはともかく、不快に感じるファンも少なくないことは知っておこう。 #endregion 主にプラズマコンバーターの出力向上など、パワーに重点を置いた強化が施され、機体強化には[[ゼンガー>スレードゲルミル]]も関わっていたとされている。 また、強化に伴い機体が大型化しており、全高53.8m、総重量148.6tとなっている。 (雷鳳は全高48.3m、総重量122.2t) 型式番号DGG-XAM3C。正式名称は「ダイナミック・ライトニング・オーバー」であるが、 その名前を聞いたトウマにより「大雷鳳」と呼ばれ、以後その名称が定着している。 &s(){先輩のダイゼンガーといい、どう考えても略称にあわせた当て字正式名称と言わざるを得ない} 長所を伸ばす事に特化された為、短所は雷鳳と同様に残されている。 特に、システムLIOHによりパイロットの潜在能力を引き出していなければフルに性能を発揮できない、という雷鳳の呪縛もそのままである。 特に大雷鳳の場合、システムLIOHを使用せずにフルパワーで戦うと、強化された出力に機体が耐えられず、 反動で機体が自壊する(当然パイロットも)という危険な側面を持つに到っている。 (作中で「壁に叩き付けられる時速150kmの野球ボールと時速200kmのボーリング球」と例えられた) これを克服するためには、互いに戦闘機動を行っている中で、相手の真芯を正確に捉えなくてはならない。 1000分の1秒のズレしか許さないという過酷な条件だが、トウマは持ち前の闘志でそれを克服し使いこなした。 #region(システムLIOHとは) 「Lead Innovation Organic Hermony」の略称で、 意訳するなら『有機的な調和によって潜在能力を引き出す』システムと言ったところか。 噛み砕いて大雑把に説明すると''「パイロット向けに機体を自動調整しつつ、強制的に火事場の馬鹿力を引き出す」''システム。 「パイロットの適性に併せて機体の能力そのものを変化させる」というきわめて画期的な特性を持ち、 生粋の民間人であったトウマが乗り込んでいきなり戦闘を行えたのは、システムLIOHの存在なくしてありえなかったことは間違いない。 雷鳳が格闘戦に特化した機体になったのもトウマが空手の心得があったからに過ぎず、 乗り込んだパイロットに応じて戦闘スタイルや機体特性も変化するはずである。 (雷鳳自体も、[[カラテ>リョウ・サカザキ]]よりはむしろ[[ニンジャ>如月影二]]を意識したデザインである) しかし、それに応じて「パイロットも(システムによって強制的に)機体に合わせる」ことを余儀なくされ、 それによるパイロットの肉体的、精神的な負担は非常に大きく、最終的にシステムLIOHの能力を最大限引き出すと言うことは、 潜在能力を極限まで引き出した果ての廃人化、あるいは死亡することを意味する。 それどころかシステムそのものに&bold(){「パイロットが限界を迎えた場合、最後の力を絞り出させて一体でも多く} &bold(){敵を道連れにして玉砕する」}という人命無視の最終フェイズが組み込まれており、当初からシステムLIOHが &bold(){実質的な[[特攻兵器>電光戦車]]}として設計されていた事実が明るみになった際には誰もが言葉を失った。 諸刃の剣というより、コンセプトそのものの欠陥と言うべきであろう。 誤解のないように付記しておくが、ヒロインのミナキはこの事実をまったく知らなかった。 ただ純粋に、父の遺した“平和のための力”を完成させることにひたすら打ち込んできたのである。 それだけに亡き父の遺産の正体に気づいたときの絶望は如何ばかりであったろうか…。 実際に戦いの中でシステムが暴走し、トウマ自身も生死の境を彷徨う事態になったことでLIOHは封印され、 新たなインターフェースとして[[ダイレクト・モーション・リンク>シャイニングガンダム]]に積み替えることで改めて運用されることになる。 #endregion 雷鳳はDGG(ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン)3号機としての認可は受けていなかったが、 大雷鳳へと生まれ変わった後にミナキ・トオミネの意向により、正式にDGG3号機としての認可を受けている。 ゲーム上でも雷鳳の強化機体という事で、全体的なスペック強化が図られている。特にデフォルトで飛行可能になった点は結構大きい。 より対ボス戦に尖がった性能に仕上がっているが、底上げされた武装の攻撃力とトウマ自身の格闘値と技量値のアップ、 加えて小隊長能力が「格闘武器の攻撃力+20%」に変化したお陰で、通常でも見違える程のパワーを発揮する。 何故なら大雷鳳は武装全てが格闘武器である為、事実上ほぼ無条件で常時“[[マジンパワー>マジンガーZ]]”や“野生化”状態とも言えるからである。 更に、小隊長能力は小隊員全員に適応されるため、小隊攻撃の威力も底上げされる。 試しに小隊員を全員、[[小隊攻撃武器が>ガンダムサンドロック]][[格闘武器である>ガンダムナタク]][[メンバー>ガンダムデスサイズ]]にして、それら全員に「支援攻撃」のスキルを習得させてみよう。 メンバーや武器の改造状態にもよるが、小隊攻撃だけで1万近いかそれ以上のダメージを楽に叩き出せる筈である。 つまり四人小隊なら約一万ダメージの援護が3回にとどめの一撃が入るといった塩梅。なかなかご無体である。 これだけでも相当なものだが、更に終盤に追加される必殺技「神雷」が破格の威力を誇る事に加え、 敵のバリアや特殊装甲、サイズ差によるダメージ低下を無視してダメージを与えるので、 正にボスキラーとして部隊の中心的存在になる。 余談だが、この機体が登場するよりも前に『スーパーロボット大戦OG2』にて[[リュウセイ>R-1]]がダイゼンガーに倣い、 [[ライ>R-2]]の名前を取って「ダイライ」、ひいては「ダイライオー」と発言している。 前作でも似たような据え置き最新作ネタバレがあったため、スタッフのお遊びの一種だろう。 なお、リメイク版である『OGs』では既に大雷鳳が『第3次α』で出ている事もあり、この場面ではリュウセイが 「ダイライオーは蹴り技を使えればいいのに」とのたまった。 原作の戦闘アニメはこちら。(1:45あたりから) &nicovideo(sm3889390) 演出の凄まじさは本作でも随一であり、&b(){このアニメーション作成だけに2ヶ月かけた}という逸話もある。 それだけにファンからの人気も非常に高く、MADでの採用率も一、二を争うほど。 &s(){実は神雷のアニメは半分以上がトドメ演出のため、倒しきれないと尻切れで終わるのは内緒だ。} &i(){(以上、ニコニコ大百科より転載、改変)} ---- **MUGENにおける大雷凰 [[ディス・アストラナガン]]を製作した猫飯氏によるものが公開されている。 ディス・アストラナガンと同じく気力システムが搭載されており、それにより使える技が増えるようになっている。 飛び道具のハーケンインパルス・ドライブ、当て身技のカウンターブレイク、 ゲージ技としてプラズマスパイラルダイブ、ライジングメテオ、ライジングメテオ・インフェルノが搭載されている。 一番の大技である神雷は搭載されていないが、演出が難しいためじっくり作っていくとのこと。 12Pになれば常時ハイパーアーマーになり、気力が300、更に攻撃力が倍になる。 AI等はまだ入っていないようだ。 &nicovideo(sm14424056) //***出場大会 //#list_by_tagsearch([大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) #co(){ ''削除済み'' #list_by_tagsearch([削除済み大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch([更新停止中大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch([凍結大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) ''非表示'' #list_by_tagsearch([非表示大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //ロボット,主人公
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宅配便を届ける際にアプローチをかけようとしていたところを戦闘に巻き込まれ、成り行きで雷鳳のパイロットになる。 それからは仲間達の交流や厳しい特訓、戦いの中でシステムLIOHに取り込まれかけたり、 ゼ・バルマリィ帝国の歴戦の武人であるバラン・ドバンとの勝負などを経て、一人前の戦士として成長していった。 ちなみに前日談として、戦闘に巻き込まれた際に[[ゼンガー・ゾンボルト>スレードゲルミル]]の乗るマシンに命を救われた事がある。 このことが彼にとって「夏の日の巨人」として非常に印象深く残っていたらしく、 「あの時のように、誰かを守れるような存在になりたい」という思いをずっと抱えていた。 彼がフリーターをやっていたのも、そうした思いの中で自分に出来ることを探していたから、という側面がある。 この一連のエピソードは、OG外伝(2.5)において再現された。 また、第2次αにおける[[アクシズ>νガンダム]][[落とし>サザビー]]はテレビで見ていたらしい。 軍と一切の関わりを持たない生粋の民間人であり、[[身内に科学者などの特別な人間が居る>マジンガーZ]]わけでもなく、 超能力などの特殊能力も持っていないという、まさに&b(){[[一般人オブ一般人>右浪清]]}とでも言うべき、 スパロボとしてはもちろん、ロボット作品云々を脇に置いても非常に珍しい主人公。 (その点、過去作から繋がる非常に複雑な因縁を持つ[[クォヴレー・ゴードン>ディス・アストラナガン]]とは対照的である) そのため、ミナキへの想いから空回りしたり、力を追い求めるあまりに道を踏み外しかけたりと、 等身大の人間としての物語が重点的に描かれている。 特に、その自身の努力と闘志(つまり『人の誰もが持つ力』)でシステムLIOHを凌駕し、「神雷」を放つシーンは非常に人気が高い。 ちなみに、その設定からモブ、あるいはエキストラとしてOGにちょくちょく登場している。 第2次スーパーロボット大戦OGのパッケージに雷鳳が登場していることから、次回での登場はほぼ内定と見て間違いない。 今後の活躍が期待されるところ。 なお、当時の社会問題として話題になっていたことから&b(){NEET}だとか&b(){無職}だとか呼ばれることがあるが、 定職に就いていないだけで多くのアルバイトをこなし、それに伴う資格も取得しているので、これらには当たらない。 ネタとしてはともかく、不快に感じるファンも少なくないことは知っておこう。 #endregion 主にプラズマコンバーターの出力向上など、パワーに重点を置いた強化が施され、機体強化には[[ゼンガー>スレードゲルミル]]も関わっていたとされている。 また、強化に伴い機体が大型化しており、全高53.8m、総重量148.6tとなっている。 (雷鳳は全高48.3m、総重量122.2t) 型式番号DGG-XAM3C。正式名称は「ダイナミック・ライトニング・オーバー」であるが、 その名前を聞いたトウマにより「大雷鳳」と呼ばれ、以後その名称が定着している。 &s(){先輩のダイゼンガーといい、どう考えても略称にあわせた当て字正式名称と言わざるを得ない} 長所を伸ばす事に特化された為、短所は雷鳳と同様に残されている。 特に、システムLIOHによりパイロットの潜在能力を引き出していなければフルに性能を発揮できない、という雷鳳の呪縛もそのままである。 特に大雷鳳の場合、システムLIOHを使用せずにフルパワーで戦うと、強化された出力に機体が耐えられず、 反動で機体が自壊する(当然パイロットも)という危険な側面を持つに到っている。 (作中で「壁に叩き付けられる時速150kmの野球ボールと時速200kmのボーリング球」と例えられた) これを克服するためには、互いに戦闘機動を行っている中で、相手の真芯を正確に捉えなくてはならない。 1000分の1秒のズレしか許さないという過酷な条件だが、トウマは持ち前の闘志でそれを克服し使いこなした。 #region(システムLIOHとは) 「Lead Innovation Organic Hermony」の略称で、 意訳するなら『有機的な調和によって潜在能力を引き出す』システムと言ったところか。 噛み砕いて大雑把に説明すると''「パイロット向けに機体を自動調整しつつ、強制的に火事場の馬鹿力を引き出す」''システム。 「パイロットの適性に併せて機体の能力そのものを変化させる」というきわめて画期的な特性を持ち、 生粋の民間人であったトウマが乗り込んでいきなり戦闘を行えたのは、システムLIOHの存在なくしてありえなかったことは間違いない。 雷鳳が格闘戦に特化した機体になったのもトウマが空手の心得があったからに過ぎず、 乗り込んだパイロットに応じて戦闘スタイルや機体特性も変化するはずである。 (雷鳳自体も、[[カラテ>リョウ・サカザキ]]よりはむしろ[[ニンジャ>如月影二]]を意識したデザインである) しかし、それに応じて「パイロットも(システムによって強制的に)機体に合わせる」ことを余儀なくされ、 それによるパイロットの肉体的、精神的な負担は非常に大きく、最終的にシステムLIOHの能力を最大限引き出すと言うことは、 潜在能力を極限まで引き出した果ての廃人化、あるいは死亡することを意味する。 それどころかシステムそのものに&bold(){「パイロットが限界を迎えた場合、最後の力を絞り出させて一体でも多く} &bold(){敵を道連れにして玉砕する」}という人命無視の最終フェイズが組み込まれており、当初からシステムLIOHが &bold(){実質的な[[特攻兵器>電光戦車]]}として設計されていた事実が明るみになった際には誰もが言葉を失った。 諸刃の剣というより、コンセプトそのものの欠陥と言うべきであろう。 誤解のないように付記しておくが、ヒロインのミナキはこの事実をまったく知らなかった。 ただ純粋に、父の遺した“平和のための力”を完成させることにひたすら打ち込んできたのである。 それだけに亡き父の遺産の正体に気づいたときの絶望は如何ばかりであったろうか…。 実際に戦いの中でシステムが暴走し、トウマ自身も生死の境を彷徨う事態になったことでLIOHは封印され、 新たなインターフェースとして[[ダイレクト・モーション・リンク>シャイニングガンダム]]に積み替えることで改めて運用されることになる。 #endregion 雷鳳はDGG(ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン)3号機としての認可は受けていなかったが、 大雷鳳へと生まれ変わった後にミナキ・トオミネの意向により、正式にDGG3号機としての認可を受けている。 ゲーム上でも雷鳳の強化機体という事で、全体的なスペック強化が図られている。特にデフォルトで飛行可能になった点は結構大きい。 より対ボス戦に尖がった性能に仕上がっているが、底上げされた武装の攻撃力とトウマ自身の格闘値と技量値のアップ、 加えて小隊長能力が「格闘武器の攻撃力+20%」に変化したお陰で、通常でも見違える程のパワーを発揮する。 何故なら大雷鳳は武装全てが格闘武器である為、事実上ほぼ無条件で常時“[[マジンパワー>マジンガーZ]]”や“野生化”状態とも言えるからである。 更に、小隊長能力は小隊員全員に適応されるため、小隊攻撃の威力も底上げされる。 試しに小隊員を全員、[[小隊攻撃武器が>ガンダムサンドロック]][[格闘武器である>ガンダムナタク]][[メンバー>ガンダムデスサイズ]]にして、それら全員に「支援攻撃」のスキルを習得させてみよう。 メンバーや武器の改造状態にもよるが、小隊攻撃だけで1万近いかそれ以上のダメージを楽に叩き出せる筈である。 つまり四人小隊なら約一万ダメージの援護が3回にとどめの一撃が入るといった塩梅。なかなかご無体である。 これだけでも相当なものだが、更に終盤に追加される必殺技「神雷」が破格の威力を誇る事に加え、 敵のバリアや特殊装甲、サイズ差によるダメージ低下を無視してダメージを与えるので、 正にボスキラーとして部隊の中心的存在になる。 余談だが、この機体が登場するよりも前に『スーパーロボット大戦OG2』にて[[リュウセイ>R-1]]がダイゼンガーに倣い、 [[ライ>R-2]]の名前を取って「ダイライ」、ひいては「ダイライオー」と発言している。 前作でも似たような据え置き最新作ネタバレがあったため、スタッフのお遊びの一種だろう。 なお、リメイク版である『OGs』では既に大雷鳳が『第3次α』で出ている事もあり、この場面ではリュウセイが 「ダイライオーは[[蹴り技>仮面ライダー1号]]を使えればいいのに」とのたまった。 原作の戦闘アニメはこちら。(1:45あたりから) &nicovideo(sm3889390) 演出の凄まじさは本作でも随一であり、&b(){このアニメーション作成だけに2ヶ月かけた}という逸話もある。 それだけにファンからの人気も非常に高く、MADでの採用率も一、二を争うほど。 &s(){実は神雷のアニメは半分以上がトドメ演出のため、倒しきれないと尻切れで終わるのは内緒だ。} &i(){(以上、ニコニコ大百科より転載、改変)} ---- **MUGENにおける大雷凰 [[ディス・アストラナガン]]を製作した猫飯氏によるものが公開されている。 ディス・アストラナガンと同じく気力システムが搭載されており、それにより使える技が増えるようになっている。 飛び道具のハーケンインパルス・ドライブ、当て身技のカウンターブレイク、 ゲージ技としてプラズマスパイラルダイブ、ライジングメテオ、ライジングメテオ・インフェルノが搭載されている。 一番の大技である神雷は搭載されていないが、演出が難しいためじっくり作っていくとのこと。 12Pになれば常時ハイパーアーマーになり、気力が300、更に攻撃力が倍になる。 AI等はまだ入っていないようだ。 &nicovideo(sm14424056) //***出場大会 //#list_by_tagsearch([大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) #co(){ ''削除済み'' #list_by_tagsearch([削除済み大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch([更新停止中大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch([凍結大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) ''非表示'' #list_by_tagsearch([非表示大会],[大雷鳳],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //ロボット,主人公

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