ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ

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#image(left,Orochi_Iori~The_King_of_Fighters_'98_Ultimate_Match.jpg,float,title=ド、コ…ダ…? キョォゥ…グオォォオォォッ!) #image(capsnk2-iori-orochi-02.jpg,width=220,title=ココォォ・・・・ロロォォ・・・・ススゥゥ・・・・・・!) &font(24,b,i,#4b0082){「キョオオオオオォォォォォ!!!」} #clear #image(Orochi_Iori~stand.gif) 『[[THE KING OF FIGHTERS]]』の登場人物、[[八神庵]]の[[オロチの血が暴走した姿>EXキャラクター]]。 漢字表記に直すと「月の夜オロチの血に狂ふ(狂う)庵」だろうか。 通称「&b(){暴走庵}」。名前が長く読みづらい事や分かりやすさから、一般的には通称の方が浸透している。 [[オロチ]]の封印が解かれた影響は、血の契約を交わした者への体への負荷も強いようで、『'96』と『'97』(あと『XI』)などで吐血する場面が何度かあった。 なおこの暴走庵、姿勢や技のモーションなど、どこからどう見ても&b(){[[エヴァの暴走初号機>エヴァンゲリオン初号機]]そのもの}である。 [[担当声優はオリジナルの庵と同じく安井邦彦>MUGENキャラクターCV別一覧]]。 暴走した姿自体は、『'96』の八神チームEDが初出。 自我を失い本能のままに暴れ狂い、一時的に手を組んでいた[[オロチ八傑集]]の[[マチュア]]と[[バイス]]に襲いかかって致命傷を負わせ、死に至らしめている。 この時はただ庵が暴走した姿が描写されたのみで、正式名称はおろか「暴走庵」という通称も付いていなかった。 なお、ノベライズ版ではまさかの暴走庵VS覚醒レオナ(&b(){『'97』ではなく『'96』のノベライズ版である})の対決が描写されている。 &s(){また、嬉野ノベライズ版の庵が暴走したのはこの時だけだったりする。} オロチ編最終章となった『'97』では、大会優勝チームの決定後に暴走を起こし、ステージ7の中ボスとして立ちはだかる。 &s(){この際に&bold(){「なめるなよオロチ。俺は貴様等の血に支配などされん!」と言っておきながら即自我を失い暴走する}という格好がつかない姿を晒し、} &s(){京(とプレイヤー)から呆れられたりした。} なお、条件次第では暴走庵に代わり、「[[ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ>レオナ・ハイデルン]]」(覚醒レオナ)が出現する場合もある。 [[京>草薙京]]・[[ちづる>神楽ちづる]]との三種の神器チームでは、最終決戦でオロチの呪縛による血の暴走に侵されながらも、 京ではなくオロチ本体に襲いかかって動きを封じ、見事「封ずる者」の使命を果たした。 &s(){しかしこの時の構図テッカマンブレードの15話で見たような… あれもブレード暴走中だったし…} この際に京が八尺瓊一族の「コノ男ヲ呪ワレシ宿命カラ救ッテヤッテクレ…」という声を聞き、 庵共々オロチを「[[最終決戦奥義・無式]]」で祓う決心を固める。&font(l){『八神庵の異世界無双』の庵の回想を見る限り庵には「邪魔をするな」くらいにしか思われていなかった模様。ご先祖様は泣いていい。} なお、基本的に以後のストーリーは三種の神器EDから続いているのでストーリー上では庵は上記の情けない姿を見せてない事になる。よかったね、庵。 なお、稼働当初は「ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ」という名称は発表されておらず、 しばらくして隠しコマンドと共に正式名称が公表される事になるのだが、 「血の暴走」というセリフや見たまんま、何よりエヴァブーム全盛期だった事もあり、「暴走庵」という通称がすっかり定着してしまった。 『'97』では同じく覚醒レオナが同期で登場していたため、暴走コンビとして扱われる事も多かった。 オロチとの決着がひとまず付いたため、その後KOF本編で暴走庵が再登場する事はなく(『XI』は怪しかったが)、 『'98』のMAX「禁千弐百拾壱式・八稚女」でその片鱗が垣間見えたり、家庭用版『2002』と『'98UM』でプレイヤーキャラクターに追加されている程度。 ただ、その独特な個性もあって、中ボス的な位置付けに使いやすいからか、 『[[SVC>SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]』や『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』シリーズといった外部作品では度々登場している。 その他ではネオポケSVCこと『[[頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM]]』やGB版『熱闘KOF'96』にも登場している。 カプコンとの[[クロスオーバー]]では、同じく暴走系キャラの[[殺意の波動に目覚めたリュウ]]と対比される事も多い。 なお、『SVC』では個別EDがあるのだが、その内容は[[公式ネ>ヘビィ・D!]][[タキャラ>ラッキー・グローバー]]が町を歩いている時に、たまたま蹲っている暴走庵を発見。 襲ってきた暴走庵から「チームメイトでもねーのに、殺られてたまるかァーッ!!」と逃げる姿で終わるというネタEDだった。 &nicovideo(sm10497116) また、この作品では[[洗脳されたケン>ケン]]と対をなす中ボスとして登場する。 #ref(SVC_bousou.jpg,,left,width=400,title=※公式絵) #clear ゲーム系テキストサイト「墓標」の名物企画「[[美形>橘右京]][[会議>アンディ・ボガード]]」では暴走庵こそ登場しないものの、この際の猫背が祟って平時から腰痛持ちになっている模様。 新作ゲームで出番を貰った[[ロバート>ロバート・ガルシア]]が調子に乗って京と庵に大盤振る舞いする件りでよく健康器具の虜になっているのもそのためらしい。 ---- **ゲーム中の性能 #image(Orochi_Iori~taunt.gif) 基本的にはオリジナルの庵に比べて、スピードが格段に上がっており、一部の技や防御力と引き換えに攻撃力も上昇している。 初登場の『'97』では、性能がCPUと全く同じ隠しキャラクターであり、異常な速さで跳ね回る暴走庵が各地のゲーセンで猛威を振るった。 他にもしゃがみBにキャンセルがかかったり、特殊技を空振りしてもゲージが溜まるなどノーマル庵よりも強化されている部分も多く、 ADVモードではバックステップ百合折りを繰り返すだけで簡単にゲージを溜められる (ただしジャンプ高度が極端に低くなったため、百合折りは本来の使い方では使えない)。 元々ジャンプの強かったKOFを決定的に&b(){バッタゲー}たらしめ、『'97』の対戦バランスも暴走させるに至っている。 ただし、ジャンプ高度がかなり下がった結果、[[ジョー東]]のハリケーンアッパーを飛び越えられず、また緊急回避の動作までは早くなっていないため、 強ハリケーンアッパーを連発されると「裏百八式・八酒杯」を撃たない限りハメに近い戦いを強いられる。 『熱闘KOF'96』の暴走庵はニュートラルポーズが異なり(手を体の前ではなく横に垂らしている)、 「百式・鬼焼き」の降下時に「百弐拾七式・葵花」の3段目に似た叩き付け攻撃を繰り出しながら落ちてくる、 「弐百拾弐式・琴月 陰」で相手を地面に叩き付けるのではなく京のように持ち上げる(端限定で追撃可能)、 密着時に限り突進前の発動部分がガード不能になる新[[乱舞>乱舞技]][[超必>超必殺技]](名称不明)の追加など、性能面が他作品の暴走庵とは大きく異なる。 『最強ファイターズ』では、「百八式・闇払い」が2ヒット判定の巨大飛び道具になったため、遠距離戦が強化されている。 『CVS』シリーズでは殺意リュウと対をなす隠しキャラクターとして登場(庵の[[EX>EXキャラクター]]を選択するとレシオ4で使用可)。 『PRO』のCPU戦では乱入キャラクターの[[ナコルル]]の出現条件を満たした際に、4分の1の確率で代わりに乱入してくる事がある。 本シリーズでは「屑風」と八酒杯が削除され、[[昇龍裂破>昇龍拳]]の鬼焼き版である「裏百式・鬼焔」が追加されている。 『KOF』シリーズに比べると動きはやや遅く([[バルログ]]並)、ジャンプの軌道が高い。 『CVS2』ではCPUとしてはボスモードにのみ登場し、家庭用版のみプレイヤーキャラクターとして使用可能。 プレイヤー使用時はCPU時に比べて体力が-20%となる補正がかかり、[[豪鬼]]よりも打たれ弱くなる。 『SVC』では前述の通り、洗脳ケンと対をなす中ボスとして登場し、隠しコマンドで使用可能。 プレイヤー使用時はCPUよりも防御力が低くなるが、その他の性能はCPUと同じ。 オリジナルと比較すると、「参百拾壱式・爪櫛」「裏参百拾壱式・析爪櫛」がなく、 「禁千弐百拾壱式・八稚女」のフィニッシュが『CVS』のLv2版に準じた動作に変更された関係で、「裏参百拾六式・豺華」も無くなっている。 代わりに八酒杯が使用可能で、AB投げがオリジナルの八稚女フィニッシュと同じ動作になっている。 また、EXCEEDでは相手を地面に叩き付けた後に持ち上げ、火柱に包み爆発させる「???!」という&s(){技名の読みようがない}技が追加。 演出的に『'97』での三種の神器チームEDをモチーフにした技といえる。この技の動作は『2003』『XI』で庵が使う「三神技之弐」にも使用されている。 ---- **MUGENにおけるツキノヨルオロチノチニクルフイオリ オリジナルと同様に知名度の高さから、国内海外問わず数多く製作されている。 以下で紹介されているキャラクター以外にも、通常庵のEXモードとして暴走庵が搭載されているケースもある。 #region(CCI氏製作 '97ベース+アレンジ) -CCI氏製作 '97ベース+アレンジ 現在は氏のサイトではなく、海外サイト「Fanatic Mugen」にて代理公開されている。 『'97』ベースだが、ヒットエフェクトが『[[RB餓狼>餓狼伝説]]』風など大幅なアレンジが加えられている。 さらに覚醒レオナを[[ストライカー]]として召喚する。 対人戦向けのAIが搭載されている。 #endregion #region(アリ氏製作 '97ベース+アレンジ) -アリ氏製作 '97ベース+アレンジ 上記のCCI氏同様、かなりアレンジが入っている。 2015年4月1日に氏の引退を以て公開停止されたが、転載・改変自体は自由。 現在はfoxy氏のOneDriveにて代理公開されている。 デフォルトAIが搭載されている他、鳶影氏によってAIパッチが作成されている。 #endregion #region(HIro=hiRO氏製作 2002仕様+アレンジ) -HIro=hiRO氏製作 2002仕様+アレンジ 挙動は比較的『2002』に近いが、何故か歩きがダッシュより速い。 超必殺技は1ボタンor2ボタン同時押しで出る簡易コマンドが用意されている。 「鬼焔」や「析爪櫛」が追加されているが、鬼焔のダメージがやたら低いなど、調整不足と思われる点がちょくちょく見られる。 デフォルトでそこそこの強さのAIが搭載されている。 #endregion #region(Zelgadis氏製作 2002+KOFMアレンジ仕様) -Zelgadis氏製作 2002+KOFMアレンジ仕様 現在は入手不可。 NameとDisplayNameが「Iori Orochi」となっている。 技構成は『2002』ベースだが、『XI』で使用したドリキャンが搭載。 「強鬼焼き」のヒット時に出せる追加入力技(元ネタは『熱闘KOF'96』のアレでモーションも同じ)、 「八稚女」のフィニッシュ時に出せる「豺華」や「通常版八酒杯」、 さらにオリジナル乱舞超必が搭載されているなど、多少のアレンジが施されている。 デフォルトでAIが搭載されているが、同氏の庵系同様、遠距離での[[飛び道具]]によるガン攻めなどを多用する。 また、状況次第では1コンボで7~8割の体力を奪う事も可能。 #endregion #region(ANMC氏製作 CVSベース+アレンジ) -ANMC氏製作 CVSベース+アレンジ スプライトは『CVS』のものだが、技の性能やエフェクトにかなりのアレンジが加えられている。 AIも搭載されてはいるが、記述はごく簡易的なため対人戦向け。 #endregion #region(@ndroid氏製作 CVS2ベース+アレンジ) -@ndroid氏製作 CVS2ベース+アレンジ 「琴月 陰」や「鬼焔」が搭載されてないが、十分戦う事はできる。 エフェクトが多少アレンジされている。AIは未搭載。 #endregion #region(アフロン氏製作 2002UM仕様アレンジ) -アフロン氏製作 2002UM仕様アレンジ 基本性能は本来登場していない『2002UM』仕様となっており、勝利デモも搭載。 技は各種作品の複合のようで、本来暴走版にはないはずの「黄泉払い」に、 MAX専用超必として『熱闘KOF'96』でのオリジナル技も搭載されている。 なお、闇払いSCMAX版八稚女をすると…&color(white){相手を掴めず演出が変化する。これも『熱闘'96』の独自演出の再現である。} 完成度は非常に高いのだが、気になる点がないわけではなく、 空中の敵の背面から葵花の3段目を当てると、相手が前ではなく後ろに飛ぶ不具合がある。 AGGLI氏によってAIパッチが公開されたが、屑風後にコンボをしないなど、強さはあまり安定しない。 また、カウンター表示の処理に不具合があるのか、Ctrl+Sで加速した状態で戦わせていると突然落ちるバグがある。 2015年の10月にはshao氏によるAIパッチが公開された。 AIレベル、ガードレベル、反応速度レベル(レベル11で超反応)、ゲージ増加レベル(レベル5で[[ゲジマユ]])、 CanRecover判定を無視するスイッチ(デフォでは無視する)などといった設定が可能。 また、このAIを入れると上記の背面葵花の不具合もついでに改善される。 #endregion #region(OPIRUS氏製作 KOFMLV2仕様) -OPIRUS氏製作 KOFMLV2仕様 [[MUGEN1.0>新バージョンmugenについて]]専用。 基本性能はコンプゲーの『THE KING OF FIGHTERS MEMORIAL LV2』仕様となっている。 技構成も通常版とほぼ同じだが、通常版との違いは「Bloody Claw」の搭載や超必殺技の変更。 デフォルトで高性能なAIが搭載されている。 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[暴走庵],sort=hiduke,100) #list_by_tagsearch_cache([大会],[ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[暴走庵],sort=hiduke,100) #co{ #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ],sort=hiduke,100) ''凍結大会'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[暴走庵],sort=hiduke,100) #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ],sort=hiduke,100) } ---- //タグ管理用スペース //|CV:安井邦彦|,炎使い,強キャラ,スネオヘアー,赤毛,暴走
#image(left,Orochi_Iori~The_King_of_Fighters_'98_Ultimate_Match.jpg,float,title=ド、コ…ダ…? キョォゥ…グオォォオォォッ!) #image(capsnk2-iori-orochi-02.jpg,width=220,title=ココォォ・・・・ロロォォ・・・・ススゥゥ・・・・・・!) &font(24,b,i,#4b0082){「キョオオオオオォォォォォ!!!」} #clear #image(Orochi_Iori~stand.gif) 『[[THE KING OF FIGHTERS]]』の登場人物、[[八神庵]]の[[オロチの血が暴走した姿>EXキャラクター]]。 漢字表記に直すと「月の夜オロチの血に狂ふ(狂う)庵」だろうか。 通称「&b(){暴走庵}」。名前が長く読みづらい事や分かりやすさから、一般的には通称の方が浸透している。 [[オロチ]]の封印が解かれた影響は、血の契約を交わした者への体への負荷も強いようで、『'96』と『'97』(あと『XI』)などで吐血する場面が何度かあった。 なおこの暴走庵、姿勢や技のモーションなど、どこからどう見ても&b(){[[エヴァの暴走初号機>エヴァンゲリオン初号機]]そのもの}である。 [[担当声優はオリジナルの庵と同じく安井邦彦>MUGENキャラクターCV別一覧]]。 暴走した姿自体は、『'96』の八神チームEDが初出。 自我を失い本能のままに暴れ狂い、一時的に手を組んでいた[[オロチ八傑集]]の[[マチュア]]と[[バイス]]に襲いかかって致命傷を負わせ、死に至らしめている。 この時はただ庵が暴走した姿が描写されたのみで、正式名称はおろか「暴走庵」という通称も付いていなかった。 なお、ノベライズ版ではまさかの暴走庵VS覚醒レオナ(&b(){『'97』ではなく『'96』のノベライズ版である})の対決が描写されている。 &s(){また、嬉野ノベライズ版の庵が暴走したのはこの時だけだったりする。} オロチ編最終章となった『'97』では、大会優勝チームの決定後に暴走を起こし、ステージ7の中ボスとして立ちはだかる。 &s(){この際に&bold(){「なめるなよオロチ。俺は貴様等の血に支配などされん!」と言っておきながら即自我を失い暴走する}という格好がつかない姿を晒し、} &s(){京(とプレイヤー)から呆れられたりした。} なお、条件次第では暴走庵に代わり、「[[ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ>レオナ・ハイデルン]]」(覚醒レオナ)が出現する場合もある。 [[京>草薙京]]・[[ちづる>神楽ちづる]]との三種の神器チームでは、最終決戦でオロチの呪縛による血の暴走に侵されながらも、 京ではなくオロチ本体に襲いかかって動きを封じ、見事「封ずる者」の使命を果たした。 &s(){しかしこの時の構図テッカマンブレードの15話で見たような… あれもブレード暴走中だったし…} この際に京が八尺瓊一族の「コノ男ヲ呪ワレシ宿命カラ救ッテヤッテクレ…」という声を聞き、 庵共々オロチを「[[最終決戦奥義・無式]]」で祓う決心を固める。 &s(){『八神庵の異世界無双』の庵の回想を見る限り庵には「邪魔をするな」くらいにしか思われていなかった模様。ご先祖様は泣いていい。} なお、基本的に以後のストーリーは三種の神器EDから続いているのでストーリー上では庵は上記の情けない姿を見せてない事になる。よかったね、庵。 なお、稼働当初は「ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ」という名称は発表されておらず、 しばらくして隠しコマンドと共に正式名称が公表される事になるのだが、 「血の暴走」というセリフや見たまんま、何よりエヴァブーム全盛期だった事もあり、「暴走庵」という通称がすっかり定着してしまった。 『'97』では同じく覚醒レオナが同期で登場していたため、暴走コンビとして扱われる事も多かった。 オロチとの決着がひとまず付いたため、その後KOF本編で暴走庵が再登場する事はなく(『XI』は怪しかったが)、 『'98』のMAX「禁千弐百拾壱式・八稚女」でその片鱗が垣間見えたり、家庭用版『2002』と『'98UM』でプレイヤーキャラクターに追加されている程度。 ただ、その独特な個性もあって、中ボス的な位置付けに使いやすいからか、 『[[SVC>SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]』や『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』シリーズといった外部作品では度々登場している。 その他ではネオポケSVCこと『[[頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM]]』やGB版『熱闘KOF'96』にも登場している。 カプコンとの[[クロスオーバー]]では、同じく暴走系キャラの[[殺意の波動に目覚めたリュウ]]と対比される事も多い。 なお、『SVC』では個別EDがあるのだが、その内容は[[公式ネ>ヘビィ・D!]][[タキャラ>ラッキー・グローバー]]が町を歩いている時に、たまたま蹲っている暴走庵を発見。 襲ってきた暴走庵から「チームメイトでもねーのに、殺られてたまるかァーッ!!」と逃げる姿で終わるというネタEDだった。 &nicovideo(sm10497116) また、この作品では[[洗脳されたケン>ケン]]と対をなす中ボスとして登場する。 #ref(SVC_bousou.jpg,,left,width=400,title=※公式絵) #clear ゲーム系テキストサイト「墓標」の名物企画「[[美形>橘右京]][[会議>アンディ・ボガード]]」では暴走庵こそ登場しないものの、この際の猫背が祟って平時から腰痛持ちになっている模様。 新作ゲームで出番を貰った[[ロバート>ロバート・ガルシア]]が調子に乗って京と庵に大盤振る舞いする件りでよく健康器具の虜になっているのもそのためらしい。 ---- **ゲーム中の性能 #image(Orochi_Iori~taunt.gif) 基本的にはオリジナルの庵に比べて、スピードが格段に上がっており、一部の技や防御力と引き換えに攻撃力も上昇している。 初登場の『'97』では、性能がCPUと全く同じ隠しキャラクターであり、異常な速さで跳ね回る暴走庵が各地のゲーセンで猛威を振るった。 他にもしゃがみBにキャンセルがかかったり、特殊技を空振りしてもゲージが溜まるなどノーマル庵よりも強化されている部分も多く、 ADVモードではバックステップ百合折りを繰り返すだけで簡単にゲージを溜められる (ただしジャンプ高度が極端に低くなったため、百合折りは本来の使い方では使えない)。 元々ジャンプの強かったKOFを決定的に&b(){バッタゲー}たらしめ、『'97』の対戦バランスも暴走させるに至っている。 ただし、ジャンプ高度がかなり下がった結果、[[ジョー東]]のハリケーンアッパーを飛び越えられず、また緊急回避の動作までは早くなっていないため、 強ハリケーンアッパーを連発されると「裏百八式・八酒杯」を撃たない限りハメに近い戦いを強いられる。 『熱闘KOF'96』の暴走庵はニュートラルポーズが異なり(手を体の前ではなく横に垂らしている)、 「百式・鬼焼き」の降下時に「百弐拾七式・葵花」の3段目に似た叩き付け攻撃を繰り出しながら落ちてくる、 「弐百拾弐式・琴月 陰」で相手を地面に叩き付けるのではなく京のように持ち上げる(端限定で追撃可能)、 密着時に限り突進前の発動部分がガード不能になる新[[乱舞>乱舞技]][[超必>超必殺技]](名称不明)の追加など、性能面が他作品の暴走庵とは大きく異なる。 『最強ファイターズ』では、「百八式・闇払い」が2ヒット判定の巨大飛び道具になったため、遠距離戦が強化されている。 『CVS』シリーズでは殺意リュウと対をなす隠しキャラクターとして登場(庵の[[EX>EXキャラクター]]を選択するとレシオ4で使用可)。 『PRO』のCPU戦では乱入キャラクターの[[ナコルル]]の出現条件を満たした際に、4分の1の確率で代わりに乱入してくる事がある。 本シリーズでは「屑風」と八酒杯が削除され、[[昇龍裂破>昇龍拳]]の鬼焼き版である「裏百式・鬼焔」が追加されている。 『KOF』シリーズに比べると動きはやや遅く([[バルログ]]並)、ジャンプの軌道が高い。 『CVS2』ではCPUとしてはボスモードにのみ登場し、家庭用版のみプレイヤーキャラクターとして使用可能。 プレイヤー使用時はCPU時に比べて体力が-20%となる補正がかかり、[[豪鬼]]よりも打たれ弱くなる。 『SVC』では前述の通り、洗脳ケンと対をなす中ボスとして登場し、隠しコマンドで使用可能。 プレイヤー使用時はCPUよりも防御力が低くなるが、その他の性能はCPUと同じ。 オリジナルと比較すると、「参百拾壱式・爪櫛」「裏参百拾壱式・析爪櫛」がなく、 「禁千弐百拾壱式・八稚女」のフィニッシュが『CVS』のLv2版に準じた動作に変更された関係で、「裏参百拾六式・豺華」も無くなっている。 代わりに八酒杯が使用可能で、AB投げがオリジナルの八稚女フィニッシュと同じ動作になっている。 また、EXCEEDでは相手を地面に叩き付けた後に持ち上げ、火柱に包み爆発させる「???!」という&s(){技名の読みようがない}技が追加。 演出的に『'97』での三種の神器チームEDをモチーフにした技といえる。この技の動作は『2003』『XI』で庵が使う「三神技之弐」にも使用されている。 ---- **MUGENにおけるツキノヨルオロチノチニクルフイオリ オリジナルと同様に知名度の高さから、国内海外問わず数多く製作されている。 以下で紹介されているキャラクター以外にも、通常庵のEXモードとして暴走庵が搭載されているケースもある。 #region(CCI氏製作 '97ベース+アレンジ) -CCI氏製作 '97ベース+アレンジ 現在は氏のサイトではなく、海外サイト「Fanatic Mugen」にて代理公開されている。 『'97』ベースだが、ヒットエフェクトが『[[RB餓狼>餓狼伝説]]』風など大幅なアレンジが加えられている。 さらに覚醒レオナを[[ストライカー]]として召喚する。 対人戦向けのAIが搭載されている。 #endregion #region(アリ氏製作 '97ベース+アレンジ) -アリ氏製作 '97ベース+アレンジ 上記のCCI氏同様、かなりアレンジが入っている。 2015年4月1日に氏の引退を以て公開停止されたが、転載・改変自体は自由。 現在はfoxy氏のOneDriveにて代理公開されている。 デフォルトAIが搭載されている他、鳶影氏によってAIパッチが作成されている。 #endregion #region(HIro=hiRO氏製作 2002仕様+アレンジ) -HIro=hiRO氏製作 2002仕様+アレンジ 挙動は比較的『2002』に近いが、何故か歩きがダッシュより速い。 超必殺技は1ボタンor2ボタン同時押しで出る簡易コマンドが用意されている。 「鬼焔」や「析爪櫛」が追加されているが、鬼焔のダメージがやたら低いなど、調整不足と思われる点がちょくちょく見られる。 デフォルトでそこそこの強さのAIが搭載されている。 #endregion #region(Zelgadis氏製作 2002+KOFMアレンジ仕様) -Zelgadis氏製作 2002+KOFMアレンジ仕様 現在は入手不可。 NameとDisplayNameが「Iori Orochi」となっている。 技構成は『2002』ベースだが、『XI』で使用したドリキャンが搭載。 「強鬼焼き」のヒット時に出せる追加入力技(元ネタは『熱闘KOF'96』のアレでモーションも同じ)、 「八稚女」のフィニッシュ時に出せる「豺華」や「通常版八酒杯」、 さらにオリジナル乱舞超必が搭載されているなど、多少のアレンジが施されている。 デフォルトでAIが搭載されているが、同氏の庵系同様、遠距離での[[飛び道具]]によるガン攻めなどを多用する。 また、状況次第では1コンボで7~8割の体力を奪う事も可能。 #endregion #region(ANMC氏製作 CVSベース+アレンジ) -ANMC氏製作 CVSベース+アレンジ スプライトは『CVS』のものだが、技の性能やエフェクトにかなりのアレンジが加えられている。 AIも搭載されてはいるが、記述はごく簡易的なため対人戦向け。 #endregion #region(@ndroid氏製作 CVS2ベース+アレンジ) -@ndroid氏製作 CVS2ベース+アレンジ 「琴月 陰」や「鬼焔」が搭載されてないが、十分戦う事はできる。 エフェクトが多少アレンジされている。AIは未搭載。 #endregion #region(アフロン氏製作 2002UM仕様アレンジ) -アフロン氏製作 2002UM仕様アレンジ 基本性能は本来登場していない『2002UM』仕様となっており、勝利デモも搭載。 技は各種作品の複合のようで、本来暴走版にはないはずの「黄泉払い」に、 MAX専用超必として『熱闘KOF'96』でのオリジナル技も搭載されている。 なお、闇払いSCMAX版八稚女をすると…&color(white){相手を掴めず演出が変化する。これも『熱闘'96』の独自演出の再現である。} 完成度は非常に高いのだが、気になる点がないわけではなく、 空中の敵の背面から葵花の3段目を当てると、相手が前ではなく後ろに飛ぶ不具合がある。 AGGLI氏によってAIパッチが公開されたが、屑風後にコンボをしないなど、強さはあまり安定しない。 また、カウンター表示の処理に不具合があるのか、Ctrl+Sで加速した状態で戦わせていると突然落ちるバグがある。 2015年の10月にはshao氏によるAIパッチが公開された。 AIレベル、ガードレベル、反応速度レベル(レベル11で超反応)、ゲージ増加レベル(レベル5で[[ゲジマユ]])、 CanRecover判定を無視するスイッチ(デフォでは無視する)などといった設定が可能。 また、このAIを入れると上記の背面葵花の不具合もついでに改善される。 #endregion #region(OPIRUS氏製作 KOFMLV2仕様) -OPIRUS氏製作 KOFMLV2仕様 [[MUGEN1.0>新バージョンmugenについて]]専用。 基本性能はコンプゲーの『THE KING OF FIGHTERS MEMORIAL LV2』仕様となっている。 技構成も通常版とほぼ同じだが、通常版との違いは「Bloody Claw」の搭載や超必殺技の変更。 デフォルトで高性能なAIが搭載されている。 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[暴走庵],sort=hiduke,100) #list_by_tagsearch_cache([大会],[ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[暴走庵],sort=hiduke,100) #co{ #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ],sort=hiduke,100) ''凍結大会'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[暴走庵],sort=hiduke,100) #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ],sort=hiduke,100) } ---- //タグ管理用スペース //|CV:安井邦彦|,炎使い,強キャラ,スネオヘアー,赤毛,暴走

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