妲己

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妲己とは紀元前11世紀ごろに中国に存在した「殷」王朝の君主であった紂王の妃である。 後世で暴君として知られる紂王だが、記録によればプライドの高い部分はあったものの、頭の回転が速い上に猛獣も素手で殺す文武両道の君主であり、 前代まで続いていた人身御供を取り止めるなど、統率者としての素質は備えていたとされるが、 有蘇氏を討った際に献上された妲己を寵愛するあまり贅沢の限りを尽くしたため民や家臣から失望され、 後の「周」の君主となる武王に国を滅ぼされたとされている。 強大な力を持っていた殷王朝の王を惑わせる美貌を持ち、 それを後ろ盾に国を滅ぼすまで傍若無人に振る舞った逸話から、中国史に残る悪女として知られている。 **創作物における妲己 明の時代の小説『封神演義』において紂王の無礼に怒った女神・女媧の送り込んだ三匹の女妖の長女「九尾狐狸精」とされている。 が、あまりに好き放題し過ぎたため女媧の怒りを買い、最期は太公望によって討伐されたとされている。 この伝承が元となり、妲己の正体は「九尾の狐」とされるようになる。 日本では『絵本三国妖婦伝』で名前が知られるようになり、 妲己は殺されて九尾の狐に身体を乗っ取られており、太公望の手で肉体は喪失したものの九尾本体は逃げ伸びており、 700年後に現在のインドにあたる摩竭陀国の王子「斑足太子」の妃である華陽夫人として再び表舞台に立ち、 紂王のときと同じく太子を堕落されるが、耆婆という医者に正体を看破され、薬王樹で作った杖で正体を暴かれたという。 ただし耆婆はこのとき九尾を仕留め損ねている。 その後、九尾の狐は中国に戻り、西周の王である幽王の寵姫「褒似」の姿で王に取り入ったとされる。 褒似は全く笑顔を見せない妃だったが、手違いで上げられた緊急事態の知らせの狼煙を見て駆け付けた諸侯が「無駄足」と脱力した姿を見て笑ったため、 彼女の笑顔を見たい幽王が何度も無駄に狼煙を上げたため周囲から失望を買い、西周は反乱軍に滅ぼされるが九尾の狐は逃げ伸びており、 遣唐使船に同乗し&b(){日本に降り立った}。 最初は藻女という名で子のいない夫婦の元に身を寄せた後、鳥羽上皇に仕える女官となって玉藻前と名を変え、 その美貌と博識から鳥羽上皇に寵愛されるようになる。 しかし、陰陽師・安倍泰成に正体を看破され、上総介広常の手でついにトドメを差されたとされる。 以上の事から九尾の狐は&b(){国を跨いで人を誑かせた大妖怪}として名を知られるようになり、 妲己もその化身の1つとして同じく名を知られるようになる。 特に日本では藤崎竜氏の漫画「封神演義」の印象が強い。 また、同時期に教育テレビで放送された『天才てれびくん』の劇中劇「妖怪すくらんぶる」でも九尾が強敵として登場しており、 関連した逸話を持つ妲己の名が当時の子供達に知られるのに一役買っていた。 ---- **MUGENにおける妲己 koyu@TWINT氏の妲己Rが公開中。 元々はMUGENドット絵板の企画「聖板戦争」で之々氏によって考案されたキャラであり、 「改変、動画使用は自由」とされていたため、koyu@TWINT氏の手で改めて改変された経緯を持つ。 攻撃範囲に優れた性能で、時間経過及び任意で下から射出する設置技など面白い性能を持つ。 7P以降は強化モードとなり、下に「九尾ゲージ」が追加され、 必要本数を消費してゲージ技の威力を上昇させる事ができる。 8P、11Pは常時ゲージ増加、9P、12Pは常時ゲージMAXとなる。 AIも搭載されている。 &nicovideo(sm34734428){340,185} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[妲己],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[妲己],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[妲己],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //↓にタグを追加した場合、此処の部分にコピペ上書きするようにしてください。
妲己とは紀元前11世紀ごろに中国に存在した「殷」王朝の君主であった紂王の妃である。 後世で暴君として知られる紂王だが、記録によればプライドの高い部分はあったものの、頭の回転が速い上に猛獣も素手で殺す文武両道の君主であり、 前代まで続いていた人身御供を取り止めるなど、統率者としての素質は備えていたとされるが、 有蘇氏を討った際に献上された妲己を寵愛するあまり贅沢の限りを尽くしたため民や家臣から失望され、 後の「周」の君主となる武王に国を滅ぼされたとされている。 強大な力を持っていた殷王朝の王を惑わせる美貌を持ち、 それを後ろ盾に国を滅ぼすまで傍若無人に振る舞った逸話から、中国史に残る悪女として知られている。 **創作物における妲己 明の時代の小説『封神演義』において紂王の無礼に怒った女神・女媧の送り込んだ三匹の女妖の長女「九尾狐狸精」とされている。 が、あまりに好き放題し過ぎたため女媧の怒りを買い、最期は太公望によって討伐されたとされている。 この伝承が元となり、妲己の正体は「九尾の狐」とされるようになる。 日本では『絵本三国妖婦伝』で名前が知られるようになり、 妲己は殺されて九尾の狐に身体を乗っ取られており、太公望の手で肉体は喪失したものの九尾本体は逃げ伸びており、 700年後に現在のインドにあたる摩竭陀国の王子「斑足太子」の妃である華陽夫人として再び表舞台に立ち、 紂王のときと同じく太子を堕落されるが、耆婆という医者に正体を看破され、薬王樹で作った杖で正体を暴かれたという。 ただし耆婆はこのとき九尾を仕留め損ねている。 その後、九尾の狐は中国に戻り、西周の王である幽王の寵姫「褒似」の姿で王に取り入ったとされる。 褒似は全く笑顔を見せない妃だったが、手違いで上げられた緊急事態の知らせの狼煙を見て駆け付けた諸侯が「無駄足」と脱力した姿を見て笑ったため、 彼女の笑顔を見たい幽王が何度も無駄に狼煙を上げたため周囲から失望を買い、西周は反乱軍に滅ぼされるが九尾の狐は逃げ伸びており、 遣唐使船に同乗し&b(){日本に降り立った}。 最初は藻女という名で子のいない夫婦の元に身を寄せた後、鳥羽上皇に仕える女官となって玉藻前と名を変え、 その美貌と博識から鳥羽上皇に寵愛されるようになる。 しかし、陰陽師・安倍泰成に正体を看破され、上総介広常の手でついにトドメを差されたとされる。 以上の事から九尾の狐は&b(){国を跨いで人を誑かせた大妖怪}として名を知られるようになり、 妲己もその化身の1つとして同じく名を知られるようになる。 特に日本では藤崎竜氏の漫画「封神演義」の印象が強い。 本来はちょっと強い程度の妖怪に過ぎない(仙人>>妖怪)筈なのだが、 藤崎竜氏の漫画版では「&b(){メインヒロインにして[[ラスボス]](候補)}」という破格の扱いとなり、 全体的にキャラ付けが濃い同作のキャラクターの中でも、読者に強烈な印象を残す顔役の一人となっていた。 また、同時期に教育テレビで放送された『天才てれびくん』の劇中劇「妖怪すくらんぶる」でも九尾が強敵として登場しており、 関連した逸話を持つ妲己の名が当時の子供達に知られるのに一役買っていた。 ---- **MUGENにおける妲己 koyu@TWINT氏の妲己Rが公開中。 元々はMUGENドット絵板の企画「聖板戦争」で之々氏によって考案されたキャラであり、 「改変、動画使用は自由」とされていたため、koyu@TWINT氏の手で改めて改変された経緯を持つ。 攻撃範囲に優れた性能で、時間経過及び任意で下から射出する設置技など面白い性能を持つ。 7P以降は強化モードとなり、下に「九尾ゲージ」が追加され、 必要本数を消費してゲージ技の威力を上昇させる事ができる。 8P、11Pは常時ゲージ増加、9P、12Pは常時ゲージMAXとなる。 AIも搭載されている。 &nicovideo(sm34734428){340,185} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[妲己],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[妲己],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[妲己],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //↓にタグを追加した場合、此処の部分にコピペ上書きするようにしてください。

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