人造人間16号

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人造人間16号」を以下のとおり復元します。
#image(android_No.16.png,title=お前を破壊する)
**&b(){&i(){&color(lime){ 「お前たちが騒ぐから、小鳥が逃げてしまった……」}}}

**キャラクター概要
鳥山明の漫画『[[ドラゴンボール]]』及びアニメ『ドラゴンボールZ』に登場したキャラクター。
[[セル]]や[[18号>人造人間18号]]らと同じく、レッドリボン軍の残党である[[ドクター・ゲロ]]によって[[孫悟空]]を抹殺するために造られた人造人間。
しかし、強大な力を持ちながら自然や動物を好む優しい性格であったことから、ゲロに失敗作と見なされいずれ作り直すつもりで封印されていた。&link_anchor(*1){*1}
後に[[17号>人造人間17号]]と18号が彼を目覚めさせ、しばらくの間行動を共にすることになる。

[[トランクス]]のいた未来では起動しておらず、トランクスは16号の存在を知らなかった。
また、セルも16号のことは知らなかった。

アニメやゲームにおける声優は[[ユウキ]]や[[リオン・マグナス]]、[[ヒイロ・ユイ>ウイングガンダムゼロ]]などと同じく[[緑川光>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91%E5%B7%9D%E5%85%89]]氏。
また、同じく緑川氏が演じるパイクーハン(『ドラゴンボールZ』に登場したアニメオリジナルキャラ)も肌が緑色だったりする。
『ドラゴンボール改』で緑川光氏が演じる[[天津飯]]も服が緑色。
&b(){&color(green){緑だから緑川}}なのだという声まである。偶然なのか、それともわざとなのか…。

#image(android_No.16_2.png)
17号・18号やセルのような人間の組織を使った人造人間と違い、機械のみで造られた完全なロボットタイプの人造人間である。
緑色のプロテクターを纏った巨体に[[モヒカン]][[頭>リクーム]]と見た目は厳ついが、争いを好まぬ温厚な性格をしている。
[[ハッチャン>フランケンシュタイン]](人造人間8号)の倍の数字であり性格や体格などもやや似ている。
ゲーム『Sparking! METEOR』のifストーリーでは少年時代の孫悟空を抹殺しようと時を越えて現れ、ハッチャンと激戦を繰り広げる。
また、その際にハッチャンは「8かける2は16…俺より強そう… でも俺逃げない!! ソンゴクウ守る!!」と答えている。
…やはり数字は狙っているのだろうか?
&nicovideo(sm1437567)

形式は17号・18号たちと同じ「エネルギー永久式」。
気功波などは出せないようだが、そのパワーや身体に仕込まれた機械兵器の破壊力は非常に高く、
第1形態限定とは言え力を取り戻したセルと互角以上に戦えるほどである。
ちなみにこの時点のセルは、一般人の生体エネルギーを大量に吸収してパワーアップしているため、
既に17号や神様と融合した[[ピッコロ]]すら一蹴する程の実力がある。
驚くべきは、これほどの強さの人造人間を一から造り出せるドクター・ゲロの頭脳や技術力、だろうか。
&nicovideo(sm16457770)

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**劇中の活躍
セル第2形態に敗れた際にボディを破損するも、[[クリリン]]の弁護もあり輸送先のカプセルコーポレーションにて修理を受け復活。
「孫悟空を抹殺する」という当初の目的は生きているため、悟空個人に気を許してはいなかったが、セルを倒すという共通の目的のため、セルゲームに挑戦する。
非情に徹することの出来ない[[悟飯>孫悟飯]]を見かねて、セルにしがみつき自爆を試みるものの、自爆装置は修理を受けた際に外されていたため不発に終わってしまった(ドクター・ゲロが16号の再起動を異様に恐れていた最も大きな要因が、この爆弾であったとも言われている)。
その隙を突かれセルに返り討ちにされボディを失うものの、残された頭部のみで[[悟飯>孫悟飯]]を説得。

だが、最終的にセルにより頭部も踏み潰され、完全に破壊されてしまった。
それを見た悟飯はついにブチ切れ、超サイヤ人2へと覚醒するのだった……。

……以上。''彼の出番終了''。
これほど重要な役回りだったにも関わらず、以後の出番は''全くない''。
純粋なアンドロイドのため、神龍の力による復活はできなかったとか、あの世にも行けなかったのではないかとも言われた。
しかし、『ドラゴンボールGT』では電池切れで動かなくなったメタリック軍曹や、[[ベジータ]]に破壊された人造人間19号が復活していたため、
完全な機械製のキャラクターであったとしても死人としてあの世へと送られたり、特殊な力によって蘇る場合があるということが分かる。
&s(){ってかそうじゃないと[[彼女>則巻アラレ]]が可哀想な事になるし、そもそもハッチャンはブウ編で一度破壊されているはずだが復活した事が確認されている}
にも関らずこの扱い…。しかも、ある意味(悟空にとってのクリリン的ポジション)ではセル撃破における最大の功労者であるのに……。&b(){&color(red){彼が一体何をした。}}

一応、PS2ソフト『ドラゴンボールZ3』のメニュー画面では青年悟飯や悟天などブウ編のキャラが乗った車にちゃっかり乗っている姿が確認されている。
また、アニメ版では16号が復活している可能性を示唆しているシーンが存在する。

なお、『超武闘伝』のストーリーモードでは[[原作再現]]で完全体セル戦で16号が使えるようになるのだが、
ここで16号がセルに勝利すると''「俺が存在する理由はこれでなくなった…」''と発言するという[[ラスボス]]撃破台詞なのに物悲しいものになっている。
%%それ以前に悟空抹殺はどうした%%
この[[勝利台詞>勝利デモ]]から、原作の17&18号の「ゲロは失敗したというなら何で16号を残したんだ?」という疑問(ちなみに問われたゲロ本人は答えないまま死亡)や、
上記のセル戦の善戦の様子を絡め「万が一セルが暴走したときの対抗用に16号を使うつもりだったのではないか?」という説もある。

完全な裏設定ではあるが、16号の容姿は若くして戦死したゲロの息子をモデルにしており、優しい性格も当のゲロが無意識に&bold(){『戦闘で破壊したくない』}という、親として極めて当たり前の感情を抱いた状態で制作したため。
恐らく、ゲロが16号を封印するだけに留めた点に関しては、父性愛も一因である可能性は高い。
ゲーム『ドラゴンボールファイターズ』では新たに製作された別個体が登場するが、記憶を受け継いでいるため実質本人と呼べる。
人造人間21号と、行動を共にすることとなるのだが…。

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**MUGENにおける人造人間16号
ドラゴンボールキャラではお馴染みの超神氏によるものが存在する。
原作通り、ロケットパンチや腕に仕込んだ大砲ヘルズ・フラッシュ、腕に仕込んだ大砲によるヘルズ・バスターなどのロボらしい装備で戦う。
また、他のキャラとエネルギー溜めのエフェクトが違う辺りこだわりが感じられる。

[[サクラカ氏>○作シリーズ]]による[[AI]]が標準搭載されており、結構な強さを誇る。
このAIは間合いが離れた時などに目を光らせる謎の行動を頻繁に行う特徴があるが、何のことはない。&b(){ただの[[挑発]]}である。[[○作AI故、致し方なし>○○だからしょうがない]]。

また、亞氏による[[AI]]が存在したが現在は入手不可。投げを積極的に行ってくるために接近されると苦戦を強いられる。
凶キャラといい勝負をしたり倒したりもするが、[[スーパーアーマー]]持ちや投げ耐性があるキャラにはとことん弱い。

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**出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[人造人間16号],sort=hiduke,100)

**出演ストーリー
[[こちらMUGEN区MUGEN公園前警察署]]

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ちなみに、16号も人造人間編の[[ラスボス]]候補で、ゲロが起動を恐れているのはその伏線だったのだが、
&b(){「見た目が[[フリーザ]]編の[[リクーム]]に似ていてラスボスには微妙だ」}という意見が編集部の方から出たので鳥山先生はセルを追加する羽目になったという。
それでもこのキャラといい[[界王神]]といい[[モヒカン]]なのに格好いい造形のキャラに仕上げた鳥山先生には脱帽せざるを得ない。

また、先述通り「自然や動物を好む優しい性格」なのだが、
『データカードダス ドラゴンボールZシリーズ』で設定された属性は何故か「悪」となっていた。
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//ロボット,人造人間,サイボーグ,|CV:緑川光|,モヒカン

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