#image(monk.gif) スクウェアエニックスのシミュレーションRPG『ファイナルファンタジータクティクス』のジョブの一つ。 [[ジョブ名であり、特定の個人を指す名称ではない>ガルモンク]]。 //原作について大幅加筆修正。いいよね? 原作ではナイトのジョブをLv3にする事でジョブチェンジが可能となる。 比較的序盤でジョブチェンジする事が出来るが、装備品が衣服とアクセサリのみしか装備出来ず、 また、これまでのFFシリーズの[[モンク]]が特別強かったという前例もないため、 鎧・兜・盾といった重武装による高耐久力を持つナイトからジョブチェンジするとだいぶ貧弱な印象を受けるかもしれない。 が、いざ蓋を開けてみると、FFTのモンクは序盤屈指のアタッカーであり、 上級ジョブにも負けず劣らずの成長率と総合力を持つ強力なジョブとなっていた。 具体的には序盤の前衛系ジョブが下手な剣を持つより、ジョブ特性「格闘」で1.5倍になったモンクの&bold(){パンチの方が攻撃力が高く}、 前述した装備の貧弱さもHPの職業補正が非常に高いため、結果的に並の前衛程度の耐久力を持っており、財布に優しいというメリットになる。 逆にナイトの「重装備可能」というアビリティをセットすればナイトと同等の装備が出来るようになるため、 職業補正分だけナイトより攻防共に強くなる。[[汚いなさすがモンクきたない>汚いなさすが忍者きたない]]。 まあ、中盤あたりで装備品が充実してくると「重装備可能」をセットしていない限りナイトにHPは追い抜かれ 「重装備可能」をセットしているとその他のアビリティ(二刀流など)をセットしたナイトに攻撃力で抜かれることになる。 更にナイト専用の強力な騎士剣などが登場する物語後半辺りになると素の攻撃力でも抜かれることになるが アクションアビリティ「拳術」の存在のおかげでそれでもなかなかに強力である。 ナイトの「剣技」が汎用性に欠けるのに比べ、この拳術で覚える特技が平たく言うと万能なのだ。 #region(参考:ナイトのアビリティ) ナイトのアクションアビリティ「剣技」は、他ゲームのナイトと比較して異色の 「相手のステータス低下と装備品の破壊を行う敵弱体化技」のみで構成されており、 意外にも純粋な攻撃技は一つもない(装備破壊技は敵の該当部位が丸腰、またはモンスター相手だと通常攻撃になるが)。 特にステータス低下技は固定値減少+ステータスが1になるまで使用可能という仕様のお陰で前半戦でかなり効果を発揮する。 固定値減少のため敵のステータスが低い前半なら一回決まれば攻撃力をほぼ奪ったり行動順を大幅に遅らせたりできるのだ。 後半になると固定値減少が響いてナイト単体での使用は難しくなるが二刀流でスピードを減少されれば後半でも十分に強力である。 装備品破壊技の方は元々装備していないモンスター相手には必要ない、ボスであるルカヴィ各種も装備をしていない。 強敵になるほどメンテナンス(破壊不可能)をセットしている。成功率が平均50%ぐらいと信頼性にかける。とこちらも多少扱いに困る性能。 //盗むは成功率が更に低く戦術に取り入れるのが無理なレベルなので下位互換は無い。成功率の高い物でも通常40%有るか無いかなのでリセット&リロードを多用する人でもないと下位互換とは言えない。二刀流があるので盗むよりは可能性が格段に高い。 ゲーム的には能力ダウン系を使用してジョブポイント稼ぎに活躍する他は後半ボス格のスピードを忍者あたりで滅殺していくような使い方が多い。 #endregion 拳術で覚える技は、周囲1マスにダメージを与える[[裏回>マイク・ハガー]][[し拳>ザンギエフ]]、3マス先まで飛ばせる[[波動撃>波動拳]]、 ランダムダメージだが通常攻撃より高い威力が出せる可能性がある[[連続>リョウ・サカザキ]][[拳>オラオラ]]、 直線4方向にしか使えず、高低差に弱いが射程&bold(){8}もある超遠距離攻撃の[[地烈>ボルトガンダム]][[斬>ハルク]]、 ボスには効かないものの、3ターン後に即死する「死の宣告」を付与する[[秘孔拳>ケンシロウ]]など攻撃面も強力だが、 &bold(){ノーコスト・ノーチャージで自分と周囲1マスのキャラクターのHP・MPを回復する}チャクラ、 自分専用だが&bold(){たいていの状態異常をノーコスト・ノーチャージで100%回復する}気孔拳、 対象と同じ高さの隣接した場所という地形上の制限があり成功確率が安定しないが、 &bold(){やはりノーコスト・ノーチャージで戦闘不能キャラクターを復活させる}蘇生など、非常に有用な技が揃っている。 #region(参考:他職の回復アビリティ) 一方、同作の白魔法は「射程・効果・範囲は大きいもののMP消費&詠唱によるタイムラグ有り、 しかも成功確率が100%ではなく状態異常・沈黙に弱い」、 [[ポーション]]などでお馴染みの回復アイテムも「アイテム士という初級ジョブのアクションアビリティが必要な上にアイテム代が嵩み、 タイムラグ無しで成功率は100%だがアイテム士以外は別途アイテム投げというアビリティが無いと射程1で効果量は一定」 という制約がある。前者は[[守護星座>エレン・カーソン]]の相性によっては成功確率がかなり下がる上に 詠唱中に敵のターンが来て状況が変わる可能性があるという点、 後者は使用者と回復したい者との位置関係によってはアイテムの効果範囲に自分の移動範囲が届かなかったり、 投げたアイテムが地形に引っかかって無効化されたりする可能性があるという点でそれぞれリスクがある。 もちろん立ち回りやサポートアビリティなどによってリスクの軽減や対策も可能だが…。 #endregion 特にチャクラは回復量こそ控えめなものの、アタッカーとして前線にいるため前衛同士の回復が容易で、 下手な白魔導士やアイテム士の回復より有用という、回復能力としては破格の待遇。 しかも&bold(){物理攻撃力が上がると回復量も上がる}ため、見習い戦士のアビリティなどで攻撃力を強化すると攻防共に[[更に強靭に>アミバ]]なり、 上手く立ち回れば回復専用の役が要らずに一人で攻撃と回復が全部こなせる。[[なんなんだアンタ]]。 **MUGENでは [[教祖様>ドナルド]]でおなじみのキシオ氏によるものが存在している。 原作で登場した技も一通り使用可能であるが、勝負開始時にアビリティを選択できるようになっている。 アビリティは「基本技」「アイテム」「黒魔法」「白魔法」「時魔法」の五つからなり、選択によって使用できる技が変化する。 ボイスも搭載されているが、原作では喋らないので、『[[エアマスター>ジョンス・リー]]』のサンパギータ・カイ(CV:石塚理恵)のものを流用している。 ***出場大会 [[遊撃祭]] [[作品別マイナーキャラ大会]] [[第一回 トムの五分狩りトーナメント]] **出演ストーリー [[飛竜の旅]]