ゲーニッツ

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ゲーニッツ」を以下のとおり復元します。
#image(goenitz-svc-2.jpg,left,title=ココ・デスカ(1955~1996、ベラルーシ))
#image(goenitz_sp.gif,title=パンツ男よりショボい? あー聞こえませんねぇ…)
&font(26,b,i,#043c78){  「さあ、神に祈りなさい!」}

  格闘スタイル: [[オロチ]]の力([[オロチ八傑集]]、四天王の一人で主に風を使う)
  誕生日: 7月20日(41歳)
  身長: 193cm
  体重: 88kg
  血液型: 不明 
  出身地: 不明 
  趣味: ロッククライミング
  大切なもの: 忠誠心
  好きな食べ物: キノコ料理(特に松茸)
  嫌いなもの: 愚かな人類
  得意スポーツ: ウィンドサーフィン
#clear
&size(9){KOF'96のイラストは[[こちら>http://www30.atwiki.jp/niconicomugen?cmd=upload&act=open&pageid=185&file=96goenitz.jpg]]}
//画像やプロフ入れてみましたがレイアウトがいまひとつな気もするので適宜修正するか元に戻すかしてもらえると有り難いです。
//左が切れてない画像で模様替え

『[[THE KING OF FIGHTERS]]』 '96のラスボスとして登場するキャラクター。二つ名は「吹き荒ぶ風のゲーニッツ」。
家庭用2002、'98UM、[[SVC>SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]、2002UMにも出演している。通称「ゲニ」。
「風」の力を操る[[オロチ四天王>オロチ八傑集]]の一人。八傑集随一の実力者で、[[オロチ]]復活を目論む一族の実質的なリーダーだったと思われる。
名前はアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の登場人物から、「吹き荒ぶ風」の異名は 『[[サイボーグ009>島村ジョー]]』第二期アニメのOPテーマ中の歌詞から、
髪型や性格などはアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン>エヴァンゲリオン初号機]]』の碇ゲンドウから取られたと見られる。
中の人は[[影二>如月影二]]、[[クラーク>クラーク・スティル]]、'95までの[[チャン>チャン・コーハン]]を演じている島よしのり氏。誕生日や年齢は(当時の)氏と同じ設定になっている。

早くからオロチの血に覚醒しており、目的のためには手段を選ばないオロチ八傑集きっての行動派。
戦闘能力は若い頃からズバ抜けたものがあり、弱冠18歳でオロチの力を奪おうとした[[ルガール>ルガール・バーンシュタイン]]と一戦交え、右目を奪って退けている。
そのやり方は極めて冷徹で、オロチ復活に非協力的だった八傑集の一人・ガイデルの娘の[[レオナ>レオナ・ハイデルン]]の覚醒を促し、
彼女に流れる血を暴走させて両親を殺害させる。
その行動理念は全てオロチの意思によるものであり、普段のゲーニッツはそれほど残忍ではない。
再びオロチの力に接近したルガールに[[マチュア]]と[[バイス]]の監視をつけたのも彼の判断だと思われるが、
なぜ過去に因縁があり、危険因子とみなしていたルガールが力を得るのを黙って見ていたのかは不明。&link_anchor(*1){*1}

#image(left,goenitz_ci.gif,title=悔い改めざるを得ない)
 その後、期が熟したと見たゲーニッツはオロチの封印を守っていた&ruby( やた ){八咫}家の双子の片割れ、
 [[神楽ちづる]]の姉であるマキを殺害してオロチの長の魂を解放。
 '96の大会前にはオロチに対抗する「三種の神器」
 (草薙の剣:[[草薙京]]、&ruby( やさかに ){八尺瓊}の勾玉:[[八神庵]]、八咫の鏡:[[神楽ちづる]])
 の力を測るため[[京>草薙京]]に野試合を仕掛け、片手で圧倒している。
 これが京に修行のやり直しを決意させ、'96での大幅な技のラインナップ変更に繋がったとされる。
この時点で結束が不十分な三種の神器は脅威になり得ないと判断したゲーニッツは
封印の最後の護り手、ちづるを排除すべくKOFの決勝戦会場を強襲するが、優勝チームに敗れ自らの風の力を使い自害した。

#region(特殊EDについて(ネタバレ注意))
ネオジオCD等の家庭用機移植版では隠しコマンドを入力することで中ボスのちづるとともに使用可能になり、
京・庵・ちづるの 「三種の神器」 チームで見られるEDが'96の真EDとも言えるものになっている。
ここではゲーニッツは庵の持つ「人としての本能」が生み出した&font(b,red){赤い炎}の「八酒杯」によって風を封じられ、
京の「[[大蛇薙>裏百八式・大蛇薙]]」で止めを刺される。
しかし庵の理性はこの赤い炎と三種の神器としての本能を受け入れず、京も自らの宿命を理解しないまま物別れになり、
全てを知るちづるの心の中に不安を残す幕切れとなった。

またCPU戦でゲーニッツを使い、ちづる以外のキャラと組ませた場合、専用EDを見ることができる。
チームメイトはオロチの呪縛にかかったという設定。
最終戦で現れるゲーニッツの正体はちづるとゲーニッツに殺されたマキの魂が八咫の鏡の力で生み出した幻影となっており、&br()勝利するとその幻影に与えたダメージが全て本物のゲーニッツに返ってくるという仕組みになっている。
その後ゲーニッツはやはり自害し、姉の仇を取ったちづるは来たるオロチとの決戦に向けた決意を新たにする。

#region(もう少しこう…手心をと言うか……)
ゲーニッツの最期の台詞は、通常は
**&font(b,i,#043c78){「いえ、召されるのです。天へ……」}
ゲーニッツチームの場合は
**&font(b,i,#043c78){「ですが、残念でなりません。物語の最後を……見れないとは…… 終幕です……」}
最期まで潔く、丁寧な物腰を崩さなかったその姿は人気が高い。

しかし、三種の神器チームでクリアした場合
**&font(b,i,#043c78){「なぜ……風が吹かん……!?グァァァァッ!」}
……自害する暇も与えられず、トドメを刺されてしまった。''頼むから、人の話は最後まで聞いてくれ。''
ストーリーの都合とは言え、''一つだけあからさまに扱いの悪い''このエンディングを、正史と認めたくないゲーニッツファンも多いとか。
%%家庭用移植版専用だし…%%
#endregion

#endregion
#region(死亡後も…)
死亡後もどうやら思念、或いは亡霊となり彷徨っているようで、KOFMIAの特設サイトのニノンのサイドストーリーにそれらしき人物が出てくる。
それによるとKOF97(むしろオロチの魂が開放されたKOF03後だろうか)後はオロチ一族は「人間の変わりゆくさまを見守る」方向にシフトしたらしく、
ゲーニッツ自身も「ときどきこうして、あらたな人のありようを観察するために現世に現れもする」らしい。
ただし、MIシリーズはKOFシリーズとはパラレルワールドの関係にあるので、この設定が本家のものとは限らないということに注意しよう。

また、GBAの外伝作品であるKOFEX2では、オロチ一族の[[グスタフ・ミュンヒハウゼン]]の手により十種神宝の一人・[[天羽忍]]に魂を移植され、
一時的ではあるが復活を果たしている。

#region(パラレルワールドということでもう一つ)
過去のSNK・SNKプレイモア作品キャラが出演する恋愛SLG『Days of Memories 2 〜僕の一番大切な君へ〜』では、主人公が通う大学の教授として登場。
//DSに移植されてるんで「携帯電話向け」は消しました。
[[学長>ルガール・バーンシュタイン]]との仲は悪く、失脚を企んだりしている。

また、隠しシナリオである通称「オロチルート」では、四天王最後の一人として登場。
……ただし、''拳銃所持''。風を操る能力は割愛された。まぁ、ギャルゲーだしね。

一方、[[あの>草薙京]][[二人>八神庵]]は''普通に炎を出していた''。
#endregion
#endregion

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長い歴史を持つシリーズでも屈指の''トラウマ''とカリスマ性を誇る名ラスボス。
自ら積極的に手を汚す点や死に際する潔さなど、典型的な黒幕のイメージに当てはまらない人物像にも独特の魅力を持っており、
本編での登場は'96のみながら、今以てKOF歴代ボスの中でも屈指の人気キャラと言えるだろう。
普段は牧師をしており&link_anchor(*2){*2}、戦闘中も落ち着いた物腰と丁寧な言葉遣いは変わらないが、
それとは対照的に残忍で容赦のない戦いぶりと、キリル文字&link_anchor(*3){*3}で記される特徴的な技の数々はプレイヤーに強烈な印象を与えた。
外見に似合わず趣味はロッククライミング、特技はウィンドサーフィンと私生活も行動的であることが伺える。
服装はオロチ八傑集としての正装であり、'98では[[七枷社]]、[[クリス]]、[[シェルミー]]の三人がこれを着たED画像を見ることができる。

#image(left,goenitz_ci2.gif,title=ナイスミドル)
 人気キャラながら'96で死亡したため以降の作品に出場できず、オールスターの'98でも背景に止まり''(しかも首なし)''
長らく出番がなかったため復活を希望する声が多かったが、SVCと家庭用2002で遂に参戦。
 しかし、キャラのイメージが'96と変わっている点が目立ち、[[ヒューゴー]]を脳筋とあざ笑ったり、[[アースクェイク]]に「オロチを信じますか?」と布教まがいの発言をしている
 (ゲーニッツは別にオロチを広めたいわけではなく、オロチも決して宗教で結束された一族ではない)。 
[[キム>キム・カッファン]]からは「聖職者を装う悪党」と呼ばれ、[[ガイル]]からは悪魔崇拝者のように言われるなど、ほぼ全てのキャラクターから異様に嫌われている。
友好的に接してくれるのは[[テリー>テリー・ボガード]]と[[Mr.カラテ]]と[[リュウ]]くらい。また[[舞>不知火舞]]からは存在を忘れられてしょげていたりする。
#clear
ちなみに[[ベガ]]との掛け合いでの「忌むべき力を用いようと、私を傷つける事かないません」というセリフは
『ベルセルク』の登場キャラ、モズグスが[[ガッツ]]に対して言ったセリフのパロディである。
SVCのキャラ立てに違和感を持った(特に旧SNKからの)ファンからは「プレイモアはキャラの性格を理解していない」という声も少なくない。
それでもSVCでは、[[庵>八神庵]]への態度(純粋なオロチではない八神を嫌っている)は'96と矛盾していなかったが…2002ではそこも吹き飛ばされている。

そして'98UMでも満を持して登場。 キャッチコピーは「希望を断ち絶望を注ぐ風」となっている 。
しかしボス勢は対戦でフェアに使えるような性能に調整されていなかったため、不満の声が多かった。
さらに2002UMではさらにマイルドに調整され理不尽さはなくなったが、一部で「残念性能」などと言われている。

ちなみに庵の「八稚女」は先祖がオロチに魂を売って手に入れた能力であり、ゲーニッツの使うものが本家という設定。
後に「真葵花」「真琴月」が必殺技に追加されるが、こちらはオロチ一族が草薙や八神の技をアレンジしたものと考えられる。

#image(left,Goenitz.gif,title=あなた方のために祈りましょう、神のご加護があらんことを…)


&font(22,b,i,#043c78){「あえて欺く者はいません。&br()&br()&space(20)人類は落ちていくのです。 どこまでも…」}
#clear
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***原作中の性能
'96では体力&ゲージ無関係に[[超必殺技]]を連発できる反則性能。つまり一人[[ゲジマユ]]。
加えて任意の場所に画面縦一杯に広がる竜巻を発生させる固定[[飛び道具]]「よのかぜ:ЁНОКАЗЭ」で相手の接近を許さず、
迂闊に間合に入るとあらゆる状況から発生1Fの超必殺[[コマンド投げ]]「[[やみどうこく:ЯМИДОКОКУ>ЯМИДОКОКУ(やみどうこく)]]」で掴まれてお別れです。
ダッシュ速度も異様に速く、「よのかぜ」を警戒しすぎるとここぞとばかりに間合を詰められてお別れです。
さらに超必殺[[乱舞技]]「真八稚女」([[みずち:МИЗУЧИ>真八稚女・МИЗУЧИ(みずち)]]、またはじっそうこく:ЖИССОКОКУ)の硬直が異常に短く、
これをガードさせて即お別れですという狂った連携もやってくる。
高レベルCPUになると「よのかぜ」が恐ろしい精度になり、近付くだけで一苦労。接近できてもお別れです。
飛び道具が概ね飛ばなくなった'96ではこのプレッシャーはあまりに大きく、「ここですか?」と正確無比に竜巻を当ててくる様は絶望すら感じさせた。
一応パターンはあるものの歴代KOFのボスの中でも屈指の強さで、その傍若無人な暴れっぷりに'96プレイヤーには未だトラウマを持つ者も多いとか。
このCPUの強さが設定と完璧にシンクロし、嫌われるどころかゲーニッツの人気を支える大きな要因になっていると言える。
ネオジオCD等の家庭用では上述どおりプレイヤーも使用可能だが、自分で使ってみると通常技のリーチの短さやクセの強い必殺技などで案外扱いが難しく、
使いこなすにはかなりの慣れと読みが必要。
またCPUと比べて攻撃力も激減しており、D「よのかぜ」を当てても数ドットしか減らないほどであった。
さらにキャンセルで連続技にできる必殺技も、コマンドの長い「やみどうこく」しか存在しない。

参考動画
&nicovideo(sm3609156)
さすがにSVC以降は超必打ち放題はできなくなり弱体化されたが、「よのかぜ」を駆使した遠距離戦は鬼のように強い。
ただし通常技や[[コンボ]]が弱く、ノーゲージでの対空や切り返しに問題があるという形でバランスが取られている。
ゲージがあれば「やみどうこく」、新乱舞技「ふうじん いぶき:ФУУДЗИН ИБУКИ」などでの割り込みが脅威だが、
ない場合の選択肢はリスク覚悟の「よのかぜ」で落とすか、早めにワープ技「ひょうが:ГЁГА」などで逃げるぐらいしかない。
いずれも読まれると手痛い反撃を食らうため、いかに間合を維持してペースを握るかが鍵となる。

'98UMでは2種の「わんひょう:ВАНГЁ」に[[ロック>ロック系必殺技]]がかかるようになり、突進技「しんことつき そうが:СИКОТОЦУКИ СОГА」や
唯一の特殊技「うらなぎ:УРАНАГИ」が追加されたことで接近戦や連続技が強化され、相変わらず遠距離戦も強い。
さらに[[受け身]]不能の技が増え、「よのかぜ」でダウン追撃が可能になった。
[[隠しキャラ]]の中ではかなりマトモな性能だが、火力にボス補正がかかるため通常キャラではまともに対戦が成り立たない。

2002UMでは「わんひょう」が98UM以前の性能に戻ってしまったが、無印2002のMAX超必殺技だった「ふうじん いぶき」が超必殺技に、
MAX2の「真八稚女・じっそうこく」がMAX超必殺技に変更され、新MAX2「いぶき ながよ:ИБУΚИ ΗΑΓΑЁ」が追加。
竜巻を起こして相手を吸い寄せて吹き飛ばす、[[雪]]の「真・雪風巻」に似た性質の[[打撃投げ]]だが、
追加入力によって竜巻を飛び道具にすることができ、これがヒットすると追撃が可能。
また、削りでも約3割ものダメージを与える。

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***MUGENにおけるゲーニッツ
早くから製作されていたものの、良い[[AI]]を積んだものがなかったため動画では極一部の活躍を除き
長らく出番無しか[[サンドバッグ>ボーナスくん]]であったが、2007年12月に'96仕様が公開され、その完成度の高さと強さにファンは狂喜乱舞した。

オメガゲーニッツや[[Wuwo]]、[[ジー・レイジング>G Raging]]などのアレンジキャラも多数製作されており、
中でもSVCで[[ブリス化>ミッドナイトブリス]]した数枚の絵を元に職人たちの熱意が完成させた[[ゲニ子]]、[[wind]]はMUGENの醍醐味が詰まったキャラである。

#region(fxm508氏製作 '96仕様)
fxm508氏製作 '96仕様

[[原作の要素を殆ど再現している。>原作再現]]
また通常技・投げ・必殺技・超必殺技と項目ごとに攻撃力を変更できる親切設計。
現在MUGEN動画で見られるものの多くはこれだが、原作そのままの攻撃力、ゲージを無視して超必を連発できること、
'96以上と言われる凶悪なアルゴリズムの[[AI]]を積んでいることにより凶キャラの部類に入る。
動画に出す場合は攻撃力や[[AI]]レベルを下げるなどしておこう。

また、壱鬼馬氏によるパワーゲージ別管理パッチが公開されている。
#region(余談、閲覧注意)
どういう訳か[[某ストーリー>R&Yの①日]]の変態キャラクター、通称掘削者なるボイスパッチが製作された。
このパッチを適用するとボイス、SE等がアーマードコアの物になる。何故アーマードコアなのかは動画を見れば分かる。
また、上記ストーリーの影響を受け、下記の改変キャラが存在している。
&del(){''ハメさせてくれ♪''}
#endregion
現在はサイト閉鎖で入手不可。
//FC2ホームページサービスの規約は無関係だったようだ。
#endregion
#region(fxm508氏製作 '98UM仕様)
fxm508氏製作 '98UM仕様

上記の'96仕様の少し後に公開されたもの。
特にアレンジなどはなく[[原作再現]]で、こちらも非常に高い完成度を誇る。
各種ゲージシステムは当然のように完全再現されており、'96版同様項目ごとに攻撃力の調整ができる。
こちらのAIも強力で、ある程度の連続技もやってくるため総合的な火力は'96版より上かもしれない。
場合によってはノーゲージで7割持っていくこともある。
[[超反応]]で放ってくる「[[やみどうこく>ЯМИДОКОКУ(やみどうこく)]]」が若干スカりやすくなったのが玉に瑕。 
とはいえ十二分に強い。というか凶悪キャラである。相手によっては、
相手が近づく→お別れです!→また相手が近づく→お別れ(ry と言う風にパーフェクト勝ちすることもある。

現在はサイト閉鎖で入手不可。
#endregion
#region(GONZO-氏製作 '96+'98UM+SVC仕様+アレンジ)
GONZO-氏製作 '96+'98UM+SVC仕様+アレンジ

'96、'98UM、SVC、アレンジの4モードが選択できる。 これまた高い完成度を誇る。
それぞれのモードによって使う技や技の性質も原作通りに変わるようになっている。
少々ムラはあるが優秀な[[AI]]もついていて中々に強い。ただ火力は若干控え目なため、一般の大会にも比較的出しやすい。
また、ABAB氏によるAIパッチも公開されている。

アレンジモードにはカオスなアレンジに定評のある氏恒例の様々な技が搭載されている。
-無敵対空の「あおいはな・せんくう」
-[[海賊>キャプテンキッド]]から拝借した「超牧師蹴り」
-出の遅いガード不能打撃投げの[[牧師イリューj(ry>モリガン・アーンスランド]]「風幻・斬舞」
-[[ギガ牧師プレッs(ry>ルガール・バーンシュタイン]]「断罪の門」
-[[三神器之n(ry>八神庵]]「最終審判奥義―風」
-[[クリーピング牧師>フリーマン]]「裏・闇削ぎ」(SVC)
-[[んがh>ゴエモンインパクト]](ry「牧師砲」(SVC)
など面白アレンジが盛りだくさんである。きっと牧師様の意外な一面を見る事ができるだろう。
以前は表にアレンジ含め全ての技が入っていたが、久しぶりの更新で分けるようになった。
ちなみにこの更新で「超牧師蹴り」と「牧師砲」はあえなくアレンジからも削除された。
氏曰く''「あの頃はどうかしてた」''とのこと。
#endregion
#region(Don Drago氏製作 4-in-1)
Don Drago氏製作 4-in-1

氏おなじみの4-in-1、6ボタンキャラとなっており、'2002UM・'98UM・BOSSモード('96準拠)・MIXモードの要素が詰まっている。
なぜかNameとDisplayNameが&b(){"Leopold Goenitz"}になっている。
風のエフェクトなどが原作と若干変わっている他、中攻撃の追加に伴い「よのかぜ」の範囲が広くなり、端から端まで届くようになっている。
4段階に調整できる手強いAIも搭載されているが、凶レベルと言うほどの強さではない。
攻撃力も通常キャラに準拠したものとなっており、普通の大会にも比較的出しやすい。
#endregion
#region(huolisi氏製作 fh-Goenitz)
huolisi氏製作 fh-Goenitz

同氏製作の[[fh-Mr.karate>Mr.カラテ]]同様の凶アッパー改変。
風が相手に向かって勝手に飛んで行ったり、ゲージを使って更に早い風を打ち込んだりと、fh-Mr.karateと似たような弾幕増量の改変。
裏モードも搭載されており、こちらは10割投げ、闇慟哭で体力の回復、瀕死時は広範囲に大ダメージの火柱等々の強化がされ、運が良ければ[[宇宙恐竜>ゼットン]]も葬れる。

#endregion
#region(珍屋氏製作 強さを求める者もといゲニ男)
珍屋氏製作 強さを求める者もといゲニ男

ゲーニッツの頭部に[[極限流>タクマ・サカザキ]]っぽい胴体を持つコラージュキャラ。
オロチの力は''全く''用いず、鍛えた肉体から繰り出す[[空手技>ズィルバー]]を駆使して戦う。
同梱txtのストーリーによると、「風を制御できなくなったゲーニッツが、[[KFM>カンフーマン]]に弟子入りして空手の修行を積んで数年後の姿」らしい。どうしてこうなった!
ディスプレイネームが「!」一文字だったり、ボイスが[[教授>ネロ・カオス]]だったりと、ゲーニッツの面影は頭部以外に存在しない。
というかこの項目に分類していいものだろうかコイツ……
Nori氏のAIパッチも公開されている。
#endregion
#region(ilusion氏製作 O.Goenitz)
ilusion氏製作 O.Goenitz

ご存知[[凶悪キャラグランプリ]]にも登場した改変キャラ。
旧verと新verではかなり性能が異なる。
旧verは[[エルクゥ]]と互角ぐらいだが、新verは[[狂キャラ>MUGENキャラクターのランク付け ]]の中でもトップクラスの性能……だが、AIレベルを調整すればかなりマイルドになる(それでも強いのだが)。
また、新バージョンの裏モードは何故か[[ワラキア>ワラキアの夜]]の声で喋り、ドットもいくつか描き加えられている。

#endregion
#region(RYO2005氏製作 ROTD仕様)
RYO2005氏製作 ROTD仕様

氏恒例の[[レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ]]仕様。
技構成等はSVCと98UMを合わせたものだが、性能は98UMより。
システムは氏のROTD風KOFキャラとほぼ共通だが、コンビネーションは地上でしか使えない事に注意。

#endregion
#region(TightRiam氏製作 XIII仕様)
TightRiam氏製作 XIII仕様

基本的な操作性やシステムはXIIIのものだが、技は98UMと2002UMを合わせた風にアレンジされている。
4ゲージ使用したコンボは成功すれば相手の体力の9割を持っていく。
AIは未搭載だが、さんまでサンバ氏のAIが語るスレにあるロダで公開中。
&nicovideo(sm21009971)

#endregion

また、上記のfxm508氏製作のゲーニッツ2体&gonzo-氏のゲーニッツは声が中田譲治になるボイスパッチが作られた。
&nicovideo(sm17036167)
他にも「MAELSTORM GOENITZ」や「Super Mech Goenitz」など海外製の凶悪改変ゲーニッツは多数存在するが、神キャラの改変は以外に少ない。
&nicovideo(sm8133041)
そして数少ないゲーニッツの神キャラがこれ。(9:50から)
&nicovideo(sm16755762)
彼が現れる動画にはよく&b(){「[[お別れ動画(風)>○○動画(○)]]」}のタグが付けられる。
一時期は逆に強すぎたため、大会で「風使い」という括りでのタッグやチームが組まれる場合
[[wind]]や[[射命丸文]]、[[パンツ>ジョー東]]、或いは[[サイア・ファルナス]]などで構成されることが多く、彼が登場する機会は少なかったが、
最近は周りのAIインフレやレベルが簡単に調節できることもあり、そこら中の動画に顔を出している。

#region(動画ネタバレ)
大会では凶悪キャラにあっさりやられる事もあるが、大抵は原作どおりの大暴れを見せてくれる。
そんな彼に転機が訪れたのは[[ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】]]。タッグを組んだ[[ドラゴン>恋するドラゴン]]に散々な目に遭わせられた。
一応、彼も[[オロチ]]復活のため同族を手にかけたこともあるが、おもむろに味方ごと…酷い時には''こちらだけ焼き払う''輩とは金輪際組みたくないだろう。
しかし、[[続編>ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】]]では彼が切り札を隠していたことが発覚する。お前が悔い改めなさい。
逆に[[良タッグ発掘男女タッグバトル大会]]では、[[ヴァニラさん>ヴァニラ・アッシュ]]と見事な連携と勝利ポーズのシンクロ振りを披露。
好成績を残し、同大会の他の上位ペアとともに[[男女タッグ祭り>男女タッグ祭り2008]]にも出場することとなった。
また、「やみどうこく」と投げモーションがよく似た[[ヨハン>ヨハン・カスパール]]とタッグ・チームを組む機会も多く、設定上の共通点からストーリー動画での共演も多い。

ストーリー動画では原作のキャラを反映した[[冷酷な人物>パーフェクトソルジャーは動かない]]として描かれることが多いが、
[[神奈子の野望]]で''パンツ大好き男''にされ、[[暴君の嫁探し]]で''おっさんトライアングル''を発生させ、
[[MUGENの星]]で''おっぱい聖人''になってしまうなど、徐々に変態化…もとい[[カリスマブレイク>レミリア・スカーレット]]が進みつつある。
あと[[三匹が逝く!!]]では……お察しください。
さらに[[R&Yの①日]]ではKEIOS氏によって作られた''「興」を被った変態ゲーニッツ''も登場した。
&del(){''何と言うことを…が、しかし…ハメさせてくれ''}
#endregion

#image(left,J_geni01.gif,title=オワ・カレデス(19(略)






&font(24,b,i,#043c78){ 「いい風が来ました。そろそろ頃合です」}
#clear

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***出場大会
#region(一覧)
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[ゲーニッツ],sort=hiduke,100)
-[[MUGENボス・中ボストーナメント>>http://nico.ms/sm1179280]]
-[[ゲーニッツトーナメント>>http://nico.ms/sm2393676]]
//カオストーナメントは改変キャラの[[Wuwo]]。
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[ゲーニッツ],sort=hiduke,100)
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[ゲーニッツ],sort=hiduke,100)
-[[チーム対抗入れ替えバトル>>http://nico.ms/sm9468770]]
//[[作品別 シャッフル・バトル・ロワイヤル!]]リスタートに伴い変更
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[ゲーニッツ],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ゲーニッツ],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[ゲーニッツ],sort=hiduke,100)
-[[M.U.G.E.Nトーナメント]]
-[[M.U.G.E.Nトーナメント・タッグ編]]
#co(){
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ゲーニッツ],sort=hiduke,100)
''非表示''
#list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[ゲーニッツ],sort=hiduke,100)
}
****【オメガゲーニッツ】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[オメガゲーニッツ],sort=hiduke,100)
****【ミールストームゲーニッツ】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[MAELSTORM GOENITZ],sort=hiduke,100) 
****【強さを求める者もといゲニ男】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[強さを求める者もといゲニ男],sort=hiduke,100)
****【スーパーメカゲーニッツ】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[Super Mech Goenitz],sort=hiduke,100) 
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[強さを求める者もといゲニ男],sort=hiduke,100)
#endregion

***出演ストーリー
#region(一覧)
[[A・B・C]]
[[Drえーりん診療所]]
[[DIOの喫茶店]]
[[F.K.B. ~炎とナイフとバーグマンの事情~]]
[[Freedom Wind]]
[[La Jodaso Stiana]]
[[Mr.Kの挑戦状]]
[[MUGEN Fighters History]]
[[MUGEN LIFE]]
[[MUGEN STORIES INFINITY]]
[[MUGEN学園カラス部]]
[[MUGENでやれ]]
[[MUGENの星]](&b(){おっぱい聖人})
[[Nの日常]]
[[R&Yの①日]](&font(b,red){大変態・吹き荒れる堀削者})
[[~Restaurant Dolls~]]
[[Reverse Night]]
[[S.I.X.-志貴とイングリッドの無限奇譚-]]
[[Transfer Avengers]]
[[火艶連聖アッシュナイン]]
[[カスプロ!]]
[[風と星の夜話]](主人公)
[[神奈子の野望]](&b(){変態})
[[がんばレイセン!R2]]
[[空条承太郎~その青春~]]
[[狂って踊れ]](&b(){腹黒狂信者注意} )
[[幻想HotLemonade]]
[[サイキョー流珍道中第二幕 サイキョー漫遊記]]
[[サオトメが行く!]]
[[さつきとDIO]]
[[早苗さんとけーくん]](神の風(&font(b,red){変態})
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[[無限の果てに。]]
[[八意家の兎さん]]
[[八雲家の家庭の事情]]
#endregion

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
庵でさえ血の契約を交わしていない者がオロチの力を使いこなすことはできないことを知っていたため、
当然彼もルガールがいずれ自滅することは予測していたと考えられる。
開発側の「オロチの依り代としての可能性まで予見していたのでは?」という発言から考察すると、
(芸文社刊『イラストノベルス ザ・キング・オブ・ファイターズ オロチ完結編』より)
あえてオロチの力を授け、あわよくば依り代として生け贄にするつもりでいたと見るのが自然であろうか。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
「神のご加護があらんことを」「悔い改めなさい」「人の子よ」など、キリスト教を思わせる言葉をよく使い、
普段は実際に牧師(「オロチを神に見立てた牧師」ではなく本物の牧師)の仕事をしている。
が、本人はキリスト教などの信仰は持っておらず、オロチの長を神として崇拝している。
仕事と自分本来の信仰信条は別物として割り切っている。
「牧師」という役職についているのは彼の趣味上、興味を覚える要素があったためだとされている。
(芸文社刊『KOFキャラクターズ KOF’94~’97 全45キャラ設定資料完全収録』より)
コミカラライズ作品では鷹岬諒の『ザ・キング・オブ・ファイターズG』に聖書から引用した台詞があったり、
'95~'96をベースに描かれた夏元雅人の『KOF京』では牧師の資格を持っている描写がある。
(カトリックや正教会が神父、プロテスタントが牧師)
ただし'97をベースとするゲーム版KOF京にはゲーニッツは登場しておらず、
現時点では彼の牧師としての顔がゲーム上で描写されたことはない。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
「牧師」というのが本来プロテスタントにおける呼称である一方、
キリル文字は正教が主流の地域(旧ソ連諸国などの東欧~中央アジア)で使われる文字である。
SNKの無知によるミスなのか、それとも単に「技名キリル文字にしたらカッコ良くね?」というノリで使ったのかは不明。
覚醒した他の四天王も技名にキリル文字を使っているところを見るに、おそらくは後者だろう。
深読みすると、東洋の地球意思であるオロチ一族発祥の地がこの辺りだった…と取ることができなくもない。
事実ツングース(旧満州からシベリアに生活圏を持つ民族のこと)にはオロチョン、オロスといった名前の民族が存在し、
彼らがヤマタノオロチの伝説の元になったという学説もある。興味を持った方は調べてみるのも一興かもしれない。

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//|CV:島よしのり|,ラスボス,風使い,聖職者

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