「さあ、神に祈りなさい!」
格闘スタイル : オロチ の力 (オロチ八傑集 、四天王の一人で主に風を使う)
誕生日 : 7月20日(41歳 )
身長: 193cm
体重: 88kg
血液型: 不明
出身地 : 不明
趣味: ロッククライミング
大切なもの: 忠誠心
好きな食べ物: キノコ料理(特に松茸)
嫌いなもの: 愚かな人類
得意スポーツ: ウィンドサーフィン
+
担当声優
島よしのり
『'96』~『2002』
赤城進
『KOF:DESTINY』『ALLSTAR』『XV』
安元洋貴
『for GIRLS』
上田麗奈
『ALLSTAR』(プリティ・ゲーニッツ)
島氏は
影二 、
クラーク 、『'95』までの
チャン を演じており、誕生日や年齢は(当時の)氏と同じ設定になっている。
赤城氏は『
一騎当千 』の曹操孟徳役でもある。
+
ボイス 集
『'96』VIDEO
『SVC』VIDEO
『スカイステージ』VIDEO
『XV』VIDEO
早くからオロチの血に覚醒しており、目的のためには手段を選ばないオロチ八傑集きっての行動派。
戦闘能力は若い頃からズバ抜けたものがあり、弱冠18歳でオロチの力を奪おうとした
ルガール と一戦交え、右目を奪って退けている。
そのやり方は極めて冷徹で、オロチ復活に非協力的だった八傑集の一人・ガイデルの娘の
レオナ の覚醒を促し、
彼女に流れる血を暴走させて両親を殺害させる。
その行動理念は全てオロチの意思によるものであり、普段のゲーニッツはそれほど残忍ではない。
再びオロチの力に接近したルガールに
マチュア と
バイス の監視を付けたのも彼の判断だと思われるが、
何故過去に因縁があり、危険因子と見なしていたルガールが力を得るのを黙って見ていたのかは不明。
*1
その後、期が熟したと見たゲーニッツはオロチの封印を守っていた
八咫 ( やた ) 家の双子の片割れ、
神楽ちづる の姉であるマキを殺害してオロチの長の魂を解放。
『'96』の大会前にはオロチに対抗する「三種の神器」
(草薙の剣:
草薙京 、
八尺瓊 ( やさかに ) の勾玉:
八神庵 、八咫の鏡:
神楽ちづる )
の力を測るため
京 に野試合を仕掛け、片手で圧倒している。
これが京に修行のやり直しを決意させ、『'96』での大幅な技のラインナップ変更に繋がったとされる。
この時点で結束が不十分な三種の神器は脅威になり得ないと判断したゲーニッツは、
封印の最後の護り手、ちづるを排除すべくKOFの決勝戦会場を強襲するが、優勝チームに敗れ自らの風の力を使い自害した。
+
特殊EDについて(ネタバレ注意)
ネオジオCDなどの家庭用機移植版では隠しコマンドを入力する事で中ボスのちづると共に使用可能
*3 になり、
京・庵・ちづるの 「三種の神器」 チームで見られるEDが『'96』の真EDとも言えるものになっている。
ここではゲーニッツは庵の持つ「人としての本能」が生み出した
赤い炎 の「八酒杯」によって風を封じられ、
京の「
大蛇薙 」で止めを刺される。
しかし庵の理性はこの赤い炎と三種の神器としての本能を受け入れず、京も自らの宿命を理解しないまま物別れになり、
全てを知るちづるの心の中に不安を残す幕切れとなった。
またCPU戦でゲーニッツを使い、ちづる以外のキャラと組ませた場合、専用EDを見る事ができる。
チームメイトはオロチの呪縛にかかって操られているという設定。たとえ八傑集のバイスやマチュアの場合でも同様である
最終戦で現れるゲーニッツの正体はちづるとゲーニッツに殺されたマキの魂が八咫の鏡の力で生み出した幻影となっており、
勝利するとその幻影に与えたダメージが全て本物のゲーニッツに返ってくるという仕組みになっている。
その後ゲーニッツはやはり自害し、姉の仇を取ったちづるは来たるオロチとの決戦に向けた決意を新たにする。
+
もう少しこう何というか、手心というか…
ゲーニッツの最期の台詞は、通常は、
「いえ、召されるのです。天へ……」
ゲーニッツチームの場合は、
「ですが、残念でなりません。物語の最後を……見れないとは…… 終幕です……」
最期まで潔く、丁寧な物腰を崩さなかったその姿は人気が高い。
しかし、三種の神器チームでクリアした場合、
「なぜ……風が吹かん……!?グァァァァッ!」
……自害する暇も与えられず、トドメを刺されてしまった。頼むから、人の話は最後まで聞いてくれ。
恐らく三種の神器が揃った事で風の能力を封じられてしまったのだろうが、
一つだけあからさまに扱いの悪い このエンディングを、正史と認めたくないゲーニッツファンも多いとか。
実際、後に発表されたこのチームのストーリーは「日本チームのストーリーから分岐するパラレル」となっており、
本来なら日本チームの導入でゲーニッツとの野試合で敗れた京を紅丸達が介抱するところを、
代わりにちづるが京を助けて三種の神器の宿命を話し、既に庵にも話をつけているとしてチームを組むというものになっている。
+
死亡後も…
死亡後もどうやら思念、或いは亡霊となり彷徨っているようで、『KOFMIA』の特設サイトのニノンのサイドストーリーにそれらしき人物が出てくる。
それによると『'97』(むしろオロチの魂が開放された『
2003 』後だろうか)後、
オロチ一族は「人間の変わりゆくさまを見守る」方向にシフトしたらしく、
ゲーニッツ自身も「ときどきこうして、あらたな人のありようを観察するために現世に現れもする」らしい。
ただし、『MI』シリーズは本家『KOF』シリーズとはパラレルワールドの関係にあるので、
この設定が本家にも適用できるとは限らないという事に注意しよう。
また、GBAの外伝作品である『KOFEX2』では、オロチ一族の
グスタフ・ミュンヒハウゼン の手により十種神宝の一人・
天羽忍 に魂を移植され、
一時的ではあるが復活を果たしている。
スマホアプリ『KOF ALLSTAR』ではお祭りゲーなので微妙な所だが、
通常のゲーニッツとは別に
メカゲーニッツ なる
ロボ ット が参戦している。
+
パラレルワールドという事でもう一つ
過去のSNK・SNKプレイモア作品キャラが出演する恋愛SLG『Days of Memories 2 ~僕の一番大切な君へ~』では、主人公が通う大学の教授として登場。
学長 との仲は悪く、失脚を企んだりしている。
また、隠しシナリオである通称「オロチルート」では、四天王最後の一人として登場。
……ただし風を操る能力は割愛されたため
拳銃で戦う 。まぁ、ギャルゲーだしね。
+
漫画『KOF京』では
夏元雅人氏の漫画『KOF京』では終盤に登場。マキ殺害の時期が、ちずるが十歳にも満たない少女時代まで遡っている。
「戦いとは殺し合い」の持論を持ち、庵に付き合ってバンド対決の練習に打ち込むマチュアとバイスを叱責、彼女らを倒して庵を拉致。
バンド対決が予定されていた学園祭を襲撃し、風を纏う能力により京、
麻宮アテナ 、
椎拳崇 を圧倒するが
「草薙の自覚の無い京と戦うのはオロチ一族としても不本意のはず」というちずるの説得を受け容れ猶予を与える。
条件として
ユキ を人質にとるが、
まだ設定されていない 正体に気付いたわけではない様子。
その間も庵の覚醒を促すが、草薙と八尺瓊の記憶を追体験し「殺すことしかできない拳は情けない」と言い切る京の
最終決戦奥義・無式 に敗れる。
京が勝ち名乗りのためにあくまでもクリーンな格闘を求めると宣言して立ち去ると自らちずるに介錯を求めるが、
京の戦いを見て心境が変わったちずるにオロチの技だけを封じられ、京を最後の戦いの相手に選んだ神に感謝を述べた。
+
シュンエイ編において
『XIV』のコミカライズ『THE KING OF FIGHTERS~A NEW BEGINNING~』でもオロチと共にバースに取り込まれていたらしく、
バースの覚醒後に他の四天王共々一時的に言語能力を持たない亡者として実体化している。
そして『XV』。七枷社以下、オロチチームの復活が大きな話題となった本作だが、
裏オロチチームのストーリーではゲーニッツも現世に舞い戻ってきていた事が明らかになった。
正式に本編ストーリーに絡んでくるのは、25年以上の時を経てからという事になる。
会話から察するに社達とほぼ同時期に蘇っていた様子が窺える。
本作での大会の時間軸では、自分達オロチ一族へのマークを分散させるため、敢えて社達とは別行動をしていたようだ。
またクラシックを着信音に設定したスマートフォンを使用している事が判明した。 人類の技術そのものなのだが良いのだろうか…。
まぁ、社達も「観客」 「購買客」 がいないと成り立たないバンド活動 に精を出してるし仕方ないね!
肝心の裏オロチチームEDはif的な味付けが強いものだが(これが正史だと人類史終わっちゃうし)、
本来のストーリーとして社達の封印が解けているのは確定している事、
同じオロチ八傑衆の山崎の本作勝ち台詞に「オロチ四天王が四人とも現世に戻ってきている」事を匂わせる台詞が用意されている事から、
物語上、ゲーニッツもシリーズ復活を果たしている事はほぼ間違いないと思われていた。
そして2023年6月20日、
無料DLC追加キャラクターとして満を持しての参戦 。
さらにプレイアブルキャラクターとしてだけではなく、シーズン1の
オメガ・ルガール に続く「BOSS CHALLENGE」の相手としても登場。
オロチの紋様が描かれた新規コスチューム、『'96』を彷彿させるノーゲージ「やみどうこく」、『2002UM』のMAX2を思わせるボス専用技など、
久々に凶悪なボスキャラクターとしての存在感も示す復活となった。
なお、海外などでフルネームが「
Leopold Goenitz (レオポルド・ゲーニッツ)」とされている事もあるが、
公式にはフルネームは発表されておらず明確なソースも無いため、真偽は不明。
オロチ八傑集 の二つ名や
「ホワイト・ムスタディオ」 などと同様に、
二次創作が広まったもの の可能性もある。
ただし響きが良いため、MUGENストーリーなどではこの名前が使われている事も。
なお、2000年台初頭くらいまでは
必殺技 の漢字表記がインターネット上で散見されたが(当時のwikipediaにも載っていたほど)、
日本での公式表記には”真八稚女”以外の漢字表記は存在しない(他の四天王は『'97』のムックや『KOF京』『R-1』などで表記された事がある)。
長い歴史を持つシリーズでも屈指の
トラウマ とカリスマ性を誇る名ラスボス。
自ら積極的に手を汚す点や死に際する潔さなど、典型的な黒幕のイメージに当てはまらない人物像にも独特の魅力を持っており、
本編での登場は『'96』のみながら、今以てKOF歴代ボスの中でも屈指の人気キャラと言えるだろう。
普段は牧師をしており
*2 、戦闘中も落ち着いた物腰と丁寧な言葉遣いは変わらないが、
それとは対照的に残忍で容赦のない戦いぶりと、日本語をキリル文字
*4 で記した特徴的な技の数々はプレイヤーに強烈な印象を与えた。
外見に似合わず趣味はロッククライミング、特技はウィンドサーフィンと私生活も行動的である事が窺える。
服装はオロチ八傑集としての正装であり、オロチ編設定原画集では細部のデザインがそれぞれ異なる八傑集全員の正装姿のデザインが掲載されている
(ちなみにレオナの父であるガイデルは頭部分が黒塗りされており人相は判別不可能になっている)。
『'98』では
七枷社 、
クリス 、
シェルミー の三人がこれを着たED画像を見る事ができる他、
『XV』のDLCの裏オロチチームは正装姿がデフォルトコスチュームとなっている。
人気キャラながら『'96』で死亡したため以降の作品に出場できず、
オールスターの『'98』でも背景に止まり
(しかも首無し) 、
長らく出番が無かったため復活を希望する声が多かったが、『SVC』と家庭用『2002』で遂に参戦。
しかし、キャラのイメージが『'96』と変わっている点が目立ち、
ヒューゴー を脳筋と嘲笑ったり、
アースクェイク に「オロチを信じますか?」と布教まがいの発言をしている
(ゲーニッツは別にオロチを広めたいわけではなく、オロチも決して宗教で結束された一族ではない)。
キム からは「聖職者を装う悪党」と呼ばれ、
ガイル からは悪魔崇拝者のように言われるなど、
ほぼ全てのキャラクターから異様に嫌われている。友好的に接してくれるのは
テリー と
Mr.カラテ くらい。
また、
舞 からは存在を忘れられてしょげていたり、地球意思とは無関係の
マーズピープル には流石に動揺していたりする。
ちなみに
ベガ との掛け合いでの「忌むべき力を用いようと、私を傷つける事かないません」というセリフは、
『ベルセルク』の登場キャラ、モズグスが
ガッツ に対して言ったセリフのパロディである。
『SVC』のキャラ立てに違和感を持った(特に旧SNKからの)ファンからは「プレイモアはキャラの性格を理解していない」という声も少なくない。
それでも『SVC』での
庵 への態度(純粋なオロチではない八神を嫌っている)は『'96』と矛盾していなかったが…『2002』ではそこも吹き飛ばされている。
+
『SVC』の庵への対応
「イタズラにオロチの血を弄んだ罪は重いですよ。あなたの命では足りないくらいにね……!」
「あなたにはその姿がお似合いですよ。人でもオロチでもない化物の姿が、ね。」
そして『'98UM』でも満を持して登場。 キャッチコピーは「希望を断ち絶望を注ぐ風」となっている 。
しかしボス勢は対戦でフェアに使えるような性能に調整されていなかったため、不満の声が多かった。
『2002UM』では性能がマイルドに調整されたため理不尽さは無くなったが、一部で「残念性能」などと言われている。
ちなみに庵の「八稚女」は先祖がオロチに魂を売って手に入れた能力であり、ゲーニッツの使うものが本家という設定。
後に「真葵花」「真琴月」が必殺技に追加されたが、こちらはオロチ一族が草薙や八神の技をアレンジしたものと考えられる。
「あえて欺く者はいません。 人類は落ちていくのです。 どこまでも…」
原作中の性能
『'96』では
体力 &
ゲージ 無関係に
超必殺技 を連発できる反則性能。つまり一人
ゲジマユ 。
加えて任意の場所に画面縦一杯に広がる竜巻を発生させる固定
飛び道具 「よのかぜ:ЁНОКАЗЭ」で相手の接近を許さず、
迂闊に間合に入るとあらゆる状況から
発生 1
F の超必殺
コマンド投げ 「
やみどうこく:ЯМИДОКОКУ 」で掴まれてお別れです。
ダッシュ速度も異様に速く、「よのかぜ」を警戒しすぎるとここぞとばかりに間合を詰められてお別れです。
さらに超必殺
乱舞技 「真八稚女」(
みずち:МИЗУЧИ 、またはじっそうこく:ЖИССОКОКУ)の
硬直 が異常に短く、
わざと「真八稚女」をガードさせて「やみどうこく」を使う恐ろしい連係もやってくる。
高レベルCPUになると「よのかぜ」が恐ろしい精度になり、近付くだけで一苦労。接近できても「やみどうこく」で掴まれるのでかなり厄介。
飛び道具が概ね飛ばなくなった『'96』ではこのプレッシャーはあまりに大きく、「ここですか?」と正確無比に竜巻を当ててくる様は絶望すら感じさせた。
一応パターンはあるものの歴代『KOF』のボスの中でも屈指の強さで、その傍若無人な暴れっぷりに『'96』プレイヤーには未だトラウマを持つ者も多いとか。
このCPUの強さが設定と完璧にシンクロし、嫌われるどころかゲーニッツの人気を支える大きな要因になっていると言える。
ネオジオCDなどの家庭用では上述通りプレイヤーも使用可能だが、自分で使ってみると
通常技 のリーチの短さや癖の強い
必殺技 などで案外扱いが難しく、
使いこなすにはかなりの慣れと読みが必要。
またCPUと比べて攻撃力も激減しており、D「よのかぜ」を当てても数ドットしか減らないほどであった。
さらに
キャンセル で連続技にできる必殺技も、
コマンド の長い「やみどうこく」しか存在しない。
さすがに『SVC』以降は超必打ち放題はできなくなり弱体化されたが、「よのかぜ」を駆使した遠距離戦は鬼のように強い。
ただし通常技や
コンボ が弱く、ノーゲージでの対空や切り返しに問題があるという形でバランスが取られている。
ゲージがあれば「やみどうこく」、新乱舞技「ふうじん いぶき:ФУУДЗИН ИБУКИ」などでの割り込みが脅威だが、
ない場合の選択肢はリスク覚悟の「よのかぜ」で落とすか、早めにワープ技「ひょうが:ГЁГА」などで逃げるぐらいしかない。
いずれも読まれると手痛い反撃を食らうため、いかに間合を維持してペースを握るかが鍵となる。
『'98UM』では2種の「わんひょう:ВАНГЁ」に
ロック が掛かるようになり、突進技「しんことつき そうが:СИКОТОЦУКИ СОГА」や、
唯一の
特殊技 「うらなぎ:УРАНАГИ」が追加された事で接近戦や連続技が強化され、相変わらず遠距離戦も強い。
さらに
受け身 不能の技が増え、「よのかぜ」でダウン追撃が可能になった。
隠しキャラ の中ではかなりマトモな性能だが、火力にボス
補正 が掛かるため通常キャラではまともに対戦が成り立たない。
『2002UM』では「わんひょう」が『98UM』以前の性能に戻ってしまったが、無印『2002』のMAX超必殺技だった「ふうじん いぶき」が超必殺技に、
MAX2の「真八稚女・じっそうこく」がMAX超必殺技に変更され、新MAX2「いぶき ながよ:ИБУΚИ ΗΑΓΑЁ」が追加された。
竜巻を起こして相手を吸い寄せて吹き飛ばす「
真・雪風巻 」に似た性質の
打撃投げ だが、
追加入力によって竜巻を飛び道具にする事ができ、これがヒットすると追撃が可能。
また、削りでも約3割ものダメージを与える。
MUGENにおけるゲーニッツ
早くから製作されていたものの、良い
AI を搭載したものが無かったため、
動画では極一部の活躍を除き、長らく出番無しか
サンドバッグ であった。
しかし2007年12月に『'96』仕様が公開され、その完成度の高さと強さにファンは狂喜乱舞した。
また、オメガゲーニッツや
Wuwo 、
G Raging などのアレンジキャラも多数製作されている。
中でも『SVC』で
ブリス化 した数枚の絵を元に職人達の熱意が完成させた
ゲニ子 、
wind はMUGENの醍醐味が詰まったキャラである。
+
fxm508氏製作 '96仕様
現在は交差氏のロダにて代理公開されている。
原作の要素の殆どを再現 している他、通常技・投げ・必殺技・超必殺技と項目ごとに攻撃力を変更できる親切設計。
現在MUGEN動画で見られるものの多くはこれだが、原作そのままの攻撃力、ゲージを無視して超必を連発できる事、
本家『'96』以上と言われる凶悪なアルゴリズムのAIを搭載している事により、凶キャラの部類に入る。
動画に出す場合は攻撃力やAIレベルを下げるなどしておこう。
壱鬼馬氏によるパワーゲージ別管理パッチが公開されている。
また、声が中田譲治氏のものになる
ボイス パッチも存在する。
+
余談(閲覧注意)
どういう訳か
某ストーリー の変態キャラクター、通称「掘削者」なるボイスパッチが製作された。
このパッチを適用するとボイス、
SE などが『アーマードコア』の物になる。何故『アーマードコア』なのかは動画を参照されたし。
ハメさせてくれ♪
+
fxm508氏製作 '98UM仕様
上記の『'96』仕様の少し後に公開されたもので、現在は交差氏のロダにて代理公開されている。
特にアレンジなどはなく
原作再現 で、こちらも非常に高い完成度を誇る。
各種ゲージシステムは当然のように完全再現されており、『'96』版同様項目ごとに攻撃力の調整ができる。
こちらのAIも強力で、ある程度の連続技もやってくるため総合的な火力は『'96』版より上かもしれない。
場合によってはノーゲージで7割持っていく事もある。
超反応 で放ってくる「やみどうこく」が若干スカりやすくなったのが玉に瑕。
とはいえ十二分に強い。というか凶悪キャラである。相手によっては、
相手が近付く→お別れです!→相手が近付く→お別れです!→相手が…(以下略)と言う風にパーフェクト勝ちする事もある。
上記の『'96』仕様のゲーニッツ同様、声が中田譲治になるボイスパッチが存在。
+
GONZO-氏製作 '96+'98UM+SVC仕様+アレンジ
GONZO-氏製作 '96+'98UM+SVC仕様+アレンジ
『'96』、『'98UM』、『SVC』、アレンジの4モードが選択できる。 これまた高い完成度を誇る。
それぞれのモードによって使う技や技の性質も原作通りに変わるようになっている。
少々ムラはあるが優秀なAIも搭載されていて中々に強い。ただ火力は若干控え目なため、一般の大会にも比較的出しやすい。
現在氏のサイトからは公開場所へ繋がらなくなっており、はいうぇい氏が代理公開している。
また、ABAB氏による外部AIも公開されている。
アレンジモードにはカオスなアレンジに定評のある氏恒例の様々な技が搭載されている。
など面白アレンジが盛りだくさんである。きっと牧師様の意外な一面を見る事ができるだろう。
以前は表にアレンジ含め全ての技が入っていたが、久しぶりの更新で分けるようになった。
ちなみにこの更新で「超牧師蹴り」と「牧師砲」は敢え無くアレンジからも削除された。
氏曰く「あの頃はどうかしてた」 との事。
上記のfxm508氏製作のゲーニッツ同様、声が中田譲治になるボイスパッチが存在。
+
斑鳩氏製作 '98UM+SVC要素アレンジ
『'98UM』をベースに、「しんあおいはな」と『SVC』の一部の通常技を追加して構成したアレンジ仕様。
'98UMと言ってもボスキャラ仕様ではなく、技の性能や判定は『SVC』を参考にプレイアブルキャラクター前提で調整されており、
わんひょうも非ロック型のSVC仕様。
作者曰く「あまり煮詰めてはいない」AIも搭載済み。
7Pカラーからはボスモードとなっていたが、2019年4月の更新で削除され、代わりに
某パンツ男 風の技を使う裏モードが搭載された。
+
高崎舟氏製作 2000~2001+アレンジ仕様
氏お馴染みの本来出演していない『2000』+『2001』仕様。
氏の
無界 と同様にカウンターモードやアーマーモード、12Pのアレンジモードには、
ラッシュモードやクイックモードといったシステムが搭載されている。
ストライカーは
一条あかり 、
神楽ちづる 、
ブライアン・バトラー 、G-マントの4人を搭載。
『2000』モードは『98UM』版、『2001』モードは『SVC』版、12Pカラーはその2つのハイブリッド版という技構成になっていて、
12Pカラーではオリジナル技数種と『2002UM』のMAX2「いぶき・ながよ」が追加される。
AIもデフォルトで搭載されており、GONZO-氏ゲーニッツ(ABAB氏AI)のようによのかぜを多用した戦法をとる。
ただ、氏曰く「無いよりはマシ」でガードが甘かったりするが、一応AI戦でも戦っていける。
+
Don Drago氏製作 4-in-1 Leopold Goenitz
Don Drago氏製作 4-in-1 Leopold Goenitz
氏お馴染みの4-in-1、6ボタンキャラとなっており、『2002UM』、『'98UM』、BOSSモード(『'96』準拠)、MIXモードの要素が詰まっている。
NameとDisplayNameが海外でよくフルネームとされている二次設定の
"Leopold Goenitz" になっている。
風の
エフェクト などが原作と若干変わっている他、中攻撃の追加に伴い「よのかぜ」の範囲が広くなり、端から端まで届くようになっている。
4段階に調整できる手強いAIも搭載されているが、凶レベルと言うほどの強さではない。
攻撃力も通常キャラに準拠したものとなっており、普通の大会にも比較的出しやすい。
+
RYO2005氏製作 ROTD仕様
氏恒例の『
レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ 』仕様。
技構成などは『SVC』と『98UM』を合わせたものだが、性能は後者寄り。
システムは氏のROTD風KOFキャラとほぼ共通だが、コンビネーションは地上でしか使えない事に注意。
AIは未搭載。外部AIはshao氏によるものが存在したが、現在は公開停止。
shao氏のAIはAIレベル・ガードレベル・反応速度レベル・回避行動レベルを調整可能。
その他、よのかぜをダウン追い打ち可能にするスイッチが搭載されている。
+
TightRiam氏製作 XIII仕様
基本的な操作性やシステムは『XIII』のものだが、技は『98UM』と『2002UM』を合わせた風にアレンジされている。
4ゲージ使用したコンボは成功すれば相手の体力の9割を持っていく。
AIは未搭載だが、さんまでサンバ氏のAIが語るスレにあるロダで公開中。
現在氏のOneDriveに接続できない状態なのでそちらからはDL不可だが、foxy氏が代理公開している。
+
Jose Cuervo氏製作 XV風仕様
『XV』の3Dモデルを根性キャプチャーして作られたキャラ。
遠近共に攻撃性能は優秀な一方で、攻撃モーションが大きめで隙が生まれやすい。
AIもデフォルトで搭載されている。
+
Hiram Yagami氏製作 CVS風アレンジ
Dampir氏の手掛けた『
CVS 』風ドットを用いて作られたゲーニッツ。
ボイスは『XV』のものを使用している。
また、ボス仕様という事なのか、ATK&DEFが110、最大ゲージ数が10本と強めに設定されている。
システムはPotS氏寄りの『CVS』風アレンジとなっており、ゲージ溜めやチェーンコンボに加え、『KOF』風のふっとばし攻撃とガードキャンセルも搭載。
技構成は『XV』準拠で、「とこしえのかぜ」や「真八稚女・よもつ」といった技の数々が美麗なエフェクトで再現されている他、
「真八稚女・じっそうこく」や『KOF ALLSTAR』で使用した「終焉を呼ぶ風」、更に幾つかのオリジナル超必殺技も使えるという贅沢な仕様。
なお、オリジナル技の一つには
チョイ の「
杓死 」が元ネタの「Shin Shakushi」なるものがあるのだが、
通常版は本家と異なり「相手の周囲を高速で往復しつつ連続して切り裂く」という演出にアレンジされており、これはこれで中々カッコいい。
AIは簡易的なものがデフォルトで搭載済み。
「ひょうが」を多用してこちらを翻弄してくるが、いかんせん持ち前のスペックを引き出せているとは言い難く、強さは並程度。
+
huolisi氏製作 fh-Goenitz
同氏製作の
fh-Mr.karate 同様の凶アッパー改変。
風が相手に向かって勝手に飛んで行ったり、ゲージを使って更に早い風を打ち込んだりと、fh-Mr.karateと似たような弾幕増量の改変。
裏モードも搭載されており、こちらは10割投げ、闇慟哭で体力の回復、瀕死時は広範囲に大ダメージの火柱等々の強化がされ、
運が良ければ
宇宙恐竜 も葬れる。
+
珍屋氏製作 強さを求める者もといゲニ男
ゲーニッツの頭部に
極限流 っぽい胴体を持つコラージュキャラ。
オロチの力は
全く用いず 、鍛えた肉体から繰り出す
空手技 を駆使して戦う。
同梱txtのストーリーによると、「風を制御できなくなったゲーニッツが、
カンフーマン に弟子入りして空手の修行を積んで数年後の姿」らしい。
どうしてこうなった…。
ディスプレイネームが「!」一文字だったり、ボイスが
教授 だったりと、ゲーニッツの面影は頭部を除いて全く存在しない。
Nori氏による外部AIも公開されている。
+
ilusion氏製作 O.Goenitz
ご存知
凶悪キャラグランプリ にも登場した改変キャラ。
旧verと新verではかなり性能が異なる。
旧verは
エルクゥ と互角ぐらいだが、新verは
狂キャラ の中でもトップクラスの性能……だが、AIレベルを調整すればかなりマイルドになる
(それでも強いのだが)。
また、新バージョンの裏モードは何故か
ワラキア の声で喋り、
ドット もいくつか描き加えられている。
+
モジャック氏製作 吹き荒ぶ旋風のゲーニッツ
上記の『XIII』仕様を改変したゲーニッツの正統派狂化キャラ。
ガードゲージを持ち相手を
ガークラ 可能、「よのかぜ」が多段ヒットし
永久 可能&外れても盾になる上低速で相手を追尾、
「わんひょう」ヒット時に相手が瀕死だと追加ダメージ、「ひょうが」が高速化&EX版で
バニシングラッシュ 化など様々な点が強化されている。
強力なAIがデフォルトで搭載されており、AILv1が接近戦狙いで2が永久狙い、3・4は1・2に「やみどうこく」の必要ゲージ無視を付けたもの。
カラー差も存在し、2Pがゲジマシ、3Pがゲジマシ速度上昇、4P~6Pがそれぞれ1P~3P+体力半減時空中
喰らい抜け 付与、
7P~9Pがそれぞれ1P~3Pにステータス強化+無敵増加+一部技強化、10Pが9P+防御強化+常時空中喰らい抜け、11Pが10P+地上でも喰らい抜け、
12Pはゲジマユ+竜巻攻撃ガー不化+常時ステ抜け+ライフ管理+専用AI化となっている。
また、12Pは現在即死当身の耐性があるなどの事情もあり、弾幕七夜とスーパーメカ翡翠に代わる狂最上位の審査員として、
一部から使われる機会が増えてきている。
+
アフロン氏製作 Corpse
首無しのゲーニッツ。元ネタは恐らく原作の
ステージ 背景だろう。
readmeの一部が文字化けしているが、これは氏がわざとやったもので、技名が思いつかなかった苦肉の策らしい。
技名を見たい方はcmdファイルを見てみよう。
ダウン時に生成した血溜まりを基点に発動する技など、グロテスクな演出が特徴。
どこかで見た様なハゲ が出て来たりもするけど
また、どこぞの
ゾンビ化した軍人 よろしく
ゲロ ビームの如き血を噴き出したりもする。
AIは未搭載。外部AIはshao氏によるものが存在したが、現在は公開停止。
この他にもカサイ氏により、原作背景の報復か首をもがれたルガールや研究員
と師範 の死体が散乱する専用ステージ「鮮血の研究所」が公開されている。
+
humi氏製作 ダメ男ゲーニッツ
通り魔七夜 や
置きロバート の製作者であるhumi氏による改変。
所謂撃破挑戦キャラであり、殺傷力を競う大会のターゲットとしてはたまに見かける。
しかしこのキャラ最大の特徴は、何故か
いっぱいいる 、そして非常に
うるさい 事であろう。ココデデデデデデココデデデデデデコココココココココココ(ry
何故ダメ男なのかはよく分からないが、取り敢えず日本語がダメなのは明らかであろう。
ちなみにリメイク版の「ダメ男ゲーニッツV2」も存在する。
+
Notfound氏製作 BloodSurge-Corpse
Notfound氏製作 BloodSurge-Corpse
アフロン氏のCorpseの狂改変。またの名を「迸る鮮血のコープス」。
改変元はボイスが無かったが、こちらはゲーニッツのボイスを加工したものが搭載されている。
性能や演出も色々と変化しており、改変元と比較してみるのも一興。
AIがデフォルトで搭載されている。
+
OPIRUS氏製作 Lord-Goenitz
ナイトメアクラウザー や
ナイトメアギース 、
Element のアレンジでお馴染みの氏によるゲーニッツで、氏の他のキャラ同様
新MUGEN 専用。
『2002UM』をベースに奥から手前に動き相手を拘束するよのかぜや、相手を強制ダウンさせる攻撃技となったひょうが、
相手のゲージを消すやみどうこくなど、風と雷を用いた一風変わったアレンジが施されている。
中でも風と雷を巻き起こす乱舞技は一見の価値あり。
+
金蛇天尊氏製作 Watch TV
現在は霸王蛇氏によって代理公開されている。
『2002UM』をベースにした、非常に落ち着きがないゲーニッツ。
爆発するテレビを投げ付けたり設置したりとカオスな仕上がりになっており、負けても京に八つ当たりする。オワカレ!オワカレ!オワカレデス!
他にも「MAELSTORM GOENITZ」や「Super Mech Goenitz」など、海外製の凶悪改変ゲーニッツは多数存在するが、神キャラの改変は意外に少ない。
そして数少ないゲーニッツの神キャラがこちら。
彼が出演している動画にはよく
「お別れ動画(風) 」 のタグが付けられる。
一時期は逆に強すぎたため、大会で「風使い」という括りでのタッグやチームが組まれる場合
wind や
射命丸文 、
パンツ 、或いは
サイア・ファルナス などで構成される事が多く、彼が登場する機会は少なかったが、
サイアが動画使用禁止になり、周りのAIインフレやレベルが簡単に調節可能になった事で、そこら中の動画に顔を出している。
+
動画ネタバレ
大会では凶悪キャラにあっさりやられる事もあるが、大抵は原作通りの大暴れを見せてくれる。
そんな彼に転機が訪れたのは
ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 。タッグを組んだ
ドラゴン に散々な目に遭わされた。
一応、彼も
オロチ 復活のため同族を手にかけた事もあるが、おもむろに味方ごと…酷い時には
こちらだけ焼き払う 輩とは金輪際組みたくないだろう。
しかし、
続編 では彼が切り札を隠していた事が発覚する。お前が悔い改めなさい。
逆に
良タッグ発掘男女タッグバトル大会 では、
ヴァニラさん と見事な連携と
勝利ポーズ のシンクロ振りを披露。
好成績を残し、同大会の他の上位ペアとともに
男女タッグ祭り にも出場する事となった。
また、「やみどうこく」と投げモーションがよく似た
ヨハン とタッグ・チームを組む機会も多く、設定上の共通点からストーリー動画での共演も多い。
「いい風が来ました。そろそろ頃合です」
出場大会
+
一覧
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ゲーニッツ
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
+
オメガゲーニッツ
【オメガゲーニッツ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+
ミールストームゲーニッツ
【ミールストームゲーニッツ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+
強さを求める者もといゲニ男
【強さを求める者もといゲニ男】
更新停止中
+
スーパーメカゲーニッツ
【スーパーメカゲーニッツ】
更新停止中
凍結
削除済み
+
吹き荒ぶ旋風のゲーニッツ
【吹き荒ぶ旋風のゲーニッツ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+
BloodSurge-Corpse
【BloodSurge-Corpse】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
出演ストーリー
*1
庵でさえ血の契約を交わしていない者がオロチの力を使いこなす事はできない事を知っていたため、
当然彼もルガールがいずれ自滅する事は予測していたと考えられる。
開発側の「オロチの依り代としての可能性まで予見していたのでは?」という発言から考察すると
(芸文社刊『イラストノベルス ザ・キング・オブ・ファイターズ オロチ完結編』より)、
敢えてオロチの力を授け、あわよくば依り代として生け贄にするつもりでいたと見るのが自然であろうか。
*2
「神のご加護があらんことを」「悔い改めなさい」「人の子よ」など、
キリスト教 を思わせる言葉をよく使い、
普段は実際に牧師(「オロチを神に見立てた牧師」ではなく本物の牧師)の仕事をしている(カトリックや正教会が
神父 、プロテスタントが牧師)。
が、本人はキリスト教などの信仰は持っておらず、オロチの長を神として崇拝している。
仕事と自分本来の信仰信条は別物として割り切っている。
「牧師」という役職に就いているのは彼の趣味上、興味を覚える要素があったためだとされている
(芸文社刊『KOFキャラクターズ KOF’94~’97 全45キャラ設定資料完全収録』より)。
コミカライズ作品では鷹岬諒氏の『ザ・キング・オブ・ファイターズG』に聖書から引用した台詞があったり、
『'95』~『'96』をベースに描かれた夏元雅人氏の『KOF京』では牧師の資格を持っている描写がある。
ただし『'97』をベースとするゲーム版『KOF京』にはゲーニッツは登場しておらず、
現時点では彼の牧師としての顔がゲーム上で描写された事は無い。
*3
実は三種の神器チーム及びゲーニッツチームの専用EDはアーケード版の時点で用意されていたのだが、
最終的にボスキャラクターであるちづるとゲーニッツの選択は不可能にされたためアーケードとNEOGEOでは見れなくなっていた。
後にPS2用ソフトとして発売された『THE KING OF FIGHTERS -オロチ編-』はNEOGEOカセット版をベースにボスが使用可能になった+αな内容となっており、
アーケード仕様の専用EDを見る事が出来る(流れこそ一部家庭用機移植版と同じだが、一部グラフィックの有無などの相違点がある)。
*4
キリル文字は正教が主流の地域(旧ソ連諸国などの東欧・中央アジア)で使われる文字である。
上述の通りゲーニッツは牧師(プロテスタント)であり神父(正教)ではないが、
覚醒した他の四天王(勿論キリスト教関係の職に就いていない)も技名にキリル文字を使っている所を見るに、
単に「技名キリル文字にしたらカッコ良くね?」というノリで使われたと思われる。
深読みすると、東洋の地球意思であるオロチ一族発祥の地がこの辺りだった…と取る事ができなくもない。
事実ツングース(旧満州からシベリアに生活圏を持つ民族の事)にはオロチョン、オロスといった名前の民族が存在し、
彼らがヤマタノオロチの伝説の元になったという学説もある。興味を持った方は調べてみるのも一興かもしれない。
最終更新:2025年01月01日 00:53