ラッキー

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ラッキー」を以下のとおり復元します。
#image(lucky.jpg,title=生息数が少ないだけでなく、捕獲も難しいのだ)

任天堂の育成RPGシリーズ『ポケットモンスター』に登場するポケモン。初出は初代。
[[ピンク色の丸い体>カービィ]]が特徴的であり、おなかの袋にカンガルーのごとく自分の卵を入れている。
生息数が少ないことから、「ゲットできたトレーナーは幸福になる」などと言われている。
もちろん[[ヘルバウッ…なっ!>ラッキー・グローバー]]や[[練習嫌いのプロレスラー>ラッキー・コルト]]とは無関係。

**データ
分類:たまごポケモン
タイプ:ノーマル
高さ:1.1m
重さ:34.6kg
特性:しぜんかいふく(戦闘が終了すると状態異常が回復する)
&space(10)てんのめぐみ(追加効果の出やすさが2倍になる)
&space(10)いやしのこころ(隠れ特性・ターン終了時たまに自分以外の味方の状態異常が回復する)

***種族値
HP: &bold(){250}
攻撃: &bold(){5}
防御: &bold(){5}
特攻: 35
特防: 105
素早: 50

性能は、とにかく極端。
全ポケモン中&bold(){2位}の「HP」に対し、&bold(){ほとんど最下位}の「ぼうぎょ」・「こうげき」というとんでもないもの。
(ちなみに全ポケモン中1位のHP持ちは進化形のハピナスである。また、ラッキーも3位である[[ソーナンス]]に大差をつけて上回っている)
「すばやさ」や「とくこう」も低く、かろうじて「とくぼう」だけは平均以上である。
MUGEN界だと&bold(){「LIFEが100000、DEFが1(ATKは平均の100だが)」}の[[彼>キワミ]]みたいなポケモン。
このピーキーな性能と、貴重な回復技である「タマゴうみ」を覚えてくれることから、
「どくどく」「ちいさくなる」「タマゴうみ」の持久戦型が流行し、
敢えて相手の物理攻撃を喰らって「カウンター」でオーバーキルを狙う[[ロマン型>ロマン技]]も見られた。
また、初代では「とくこう」「とくぼう」の区別が無く「とくしゅ」で統一されていたので、アタッカー型も別にゲテモノというわけではなかった。

だが、続編の『金・銀・クリスタル』から、毒が効かない「はがね」タイプが登場し、そこまで外道な性能でもなくなった。
……が、同時にラッキーの進化系としてハピナスが登場。
「とくぼう」がさらに伸びるようになったため、特殊技に対する壁要員として重宝されるように。
「とくこう」もそこそこ伸びるようになるので、攻撃技で攻めるスタイルも検討できるようになった。
そしてそのしぶとさから、物理技を使わない相手を&bold(){「ハピで止まります」}の一言で一蹴するネタが生まれるのであった。

極めて低かった「こうげき」と「ぼうぎょ」の種族値も進化によって&bold(){2倍(5から10)}にまで上昇する。
たかが5と侮るなかれ、こと「ぼうぎょ」の方に関しては体力値が鬼のように高いので、
性格や努力値によるプラスも含めれば、実質的な物理防御力も並以上になってしまう。
ただし、長所である「とくぼう」に補正を割けなくなってしまうので、対応できる特殊アタッカーの数も減ってしまう(とはいえ、「とくぼう」面に関しては無補正でも十二分に硬い)。

『ブラック・ホワイト』では進化するポケモンの「ぼうぎょ」と「とくぼう」を1.5倍にする「しんかのきせき」という道具の登場により、
&bold(){ハピナス以上の耐久力を手に入れた}(道具が固定されてしまう、火力には期待できないなど弱点も多いが)。
ただし、同作から自分の「とくこう」と相手の「ぼうぎょ」でダメージを計算する「サイコショック」という技も登場したため、
特殊型のポケモンから思わぬダメージを受ける可能性も出てきた。

肝心の各作品の入手条件は上述の設定に違わず、初出の『赤・緑』ではサファリゾーンでごくまれに出現し、捕まえにくく、かつすぐ逃げるという鬼仕様だった。オリジナル版ではハナダの洞窟にも出現していたが、リメイク版の第三世代『ファイアレッド・リーフグリーン』ではそこも削除されてしまい、第三世代ではかなり入手しづらくなっている。世代が進むごとに、普通の草むらで出現したり、進化前のタマゴがもらえたりするなど、条件は緩和されているが、それでも一般ポケモンの中では捕まえづらい部類に入っている。

ちなみにこのラッキー、倒した際に得られる経験値がかなり多い。
そのためラッキーやハピナス、そして『ダイヤモンド・パール』で初登場の進化前にあたるピンプクを繰り出すトレーナーが居た場合は、しばしばレベル上げに利用される。
極端に尖った性能であることも合わせて、その立場はどこぞの&bold(){[[逃げ足の糞速い金属スライム>>メタルスライム]]}を思わせる。
とはいえ、ゲーム中でも繰り出してくるトレーナーはかなり少ないのだが。
『ブラック・ホワイト』では、揺れる草むらに頻繁に出てくる[[タブンネ>タブンネ]]がこの役回りを引き継いでいる。&bold(){多分ね}。

アニメでも登場回数は多く、各地のポケモンセンターで助手として働いている。
人間のサポートとして労働するポケモンはこの世界では珍しくないが、それらのうちでも比較的よく見る方である。
反面、バトルとして戦うことは少なく、サトシと戦ったのも一度きりだった。
そしてアニメでのラッキー系統はゲームの種族値に似合わず力持ちだったりする、特に[[タケシ>イワーク]]のピンプク。

[[『スマブラ』『スマブラDX』>大乱闘スマッシュブラザーズ]]でも[[モンスターボール]]から出るサポートキャラで登場する。
ボールから出ると「タマゴうみ」で、連続してタマゴを生み出す。
産んだタマゴはアイテムが入っている物と爆発する物がある。
DXでは食べられるタマゴも混ざっており食べるとダメージを回復する。
原作の「防御力が低い」という扱いのためか、スマッシュ等の強攻撃を当てると吹っ飛ばす事ができる。

漫画作品では、[[コイキング]]ネタが有名な4コママンガ劇場の藤凪かおる氏の主要ポケモンとして登場している。
このラッキーは釣りが下手なご主人のレッドにしばしば突っ込みを入れる役目であり、その時はやたら目つきが悪い。
因みに公式設定では1.1mだが氏のラッキーはやたら小さくレッドの頭に乗ってる事もあるため(このシーンは普段以上に小さかったが)20~40㎝程度だと思われる。
当時は資料がドット絵のみで性別の概念がなかったため、[[一人称がボク>ヨッシー]]で黄色の肌と緑の耳という一風変わった存在でもあった。ただし、これは初登場の2巻のみで3巻から資料が手に入ったためかゲーム同様のカラーリングになった。
(これに限らず氏のポケモンの描写はリアルなものが多かったりで異彩だったが)
ちなみに、これが逆輸入されたのか、後年のラッキーの色違いのカラーリングは上記のものとそっくりになってたりする。

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**MUGENにおけるラッキー
Claymizer氏によるものが公開されている。
ただし、ディスプレイネームは海外名である「Chansey」である。
原作RPGでHPが非常に高かったように、このラッキーも体力値が1500と非常に高い。

技はあまり多くないが、タマゴを使ったものが多く、投げつける「タマゴばくだん」、突進する「タマゴのり」などが使える。
[[超必殺技]]「はんじゅくたまご」は[[自分のHPを>椎拳崇]][[回復する技>沢渡真琴]]で、何か行動したりダメージを受けたりするまでいくらでも回復するという強力なものである。

***出場大会
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