ガイガン

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ガイガン」を以下のとおり復元します。
#image(gaigan.jpg,width=330,title=「サイボーグ怪獣」なだけに少しメカっぽい)

ガイガンは『[[ゴジラ]]』シリーズに幾度か登場した[[怪獣]]である。
1972年の『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』を初め、映画作品には2作品に登場している。
昭和のガイガンは身長65m、体重2万5千t。別名「サイボーグ怪獣」 または「未来怪獣」。
間違っても[[どっかの軍人>ポチョムキン]]が使う必殺技ではない。

頭部に備えたゴーグルの様な単眼と大きな角、肘から先が大きな鎌状のフックになっている両腕が特徴。
「[[サイボーグ]]怪獣」という別名の通り、腹部の回転鋸と[[額の光線砲>ウルトラセブン]]、背中には翼状の鰭を3枚持ち、
手足の付け根や胴部にあるプロテクターらしき物など、東宝怪獣の中でも特異なデザインをしている。

昭和シリーズに登場した敵怪獣のなかでは[[キングギドラ]]に並ぶ人気を誇り、現在でもファンが多い。
また、その鳴き声も特徴的であり、後に『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマン]]』に登場する怪獣・ディノゾールの声に流用されている。

**各シリーズでの設定、活躍
***昭和シリーズでのガイガン
M宇宙ハンター星雲人によって[[宇宙恐竜>ゼットン]]がサイボーグ改造を施された怪獣。
星雲人がアトラクションに偽装して設置した「ゴジラタワー」と言う司令基地から放たれる特殊な磁気テープの信号で操られ
[[キングギドラ]]と共に東京を襲撃。その後、世界子供ランド(宇宙人の本拠地)で[[ゴジラ]]・アンギラスと戦った。
鎌状の両手や腹部の回転カッターでゴジラ、アンギラスに傷を負わせるなどして苦しめたが
人類の手でゴジラタワーが破壊されると形勢逆転され、キングギドラと共に宇宙へ撤退した。

続編の『ゴジラ対メガロ』ではシートピア海底王国の応援要請を受けてM宇宙ハンター星雲から送り込まれる。
[[メガロ]]とのタッグでジェットジャガーを苦しめたが、ゴジラとジェットジャガーのタッグの前に敗走する。

なお、前述のように格好いいデザインで人気のあるガイガンだが、デザインしたのが誰なのかは長い間謎であり、
その由来は[[水木しげる>鬼太郎]]の妖怪デザインを元にした等諸説あった。
しかし最近になって、少年誌のイラスト等で活躍していた水氣隆義氏がデザインしたことが
本人や周囲の証言で明らかになり、東宝にも公認された。
興味のある人は氏のサイトにデザインについての話があるので行ってみて損は無いと思われる。

他、TV番組『流星人間ゾーン』にも登場。
ゴジラと戦うが格闘戦の末敗北、死んだかと思われたが、
「ガイガン忍法生き返りの術」によって復活、ゾーンファイターとも戦った。
劇中の説明によるとこのガイガンは腕の爪が健在な限り不死身らしい。
しかし最後はゾーンのビームを爪に受けて不死身でなくなり、流星風車からの流星ミサイルマイトを食らって息絶えた。
ちなみにガイガンは映画だとよくタッグを組んでいるため、ガイガンがゴジラと1対1で戦ったのはこれが初めてだったりする。
さらに言うと映画だと毎回最後に逃げているため倒されたのもこれが最初だったりする。

***平成シリーズでのガイガン
#image(903042_1.jpg,title=さらにメカっぽくなった)
**&italic(){&color(red){「ガイガァアアアアアアアン!!!!}}
**&italic(){&color(red){ 起動ぉおおおおおおおおお!!!!」}}

『GODZILLA FINAL WARS』に登場。本作ではX星人によって操られる。
こちらのガイガンは他の怪獣同様、身長120m、体重6万tと大分スケールアップしている。
デザインが[[アンデッド>仮面ライダーブレイド]]や[[ワーム>仮面ライダーカブト]]や[[イマジン>仮面ライダー電王]]をデザインした韮沢靖氏によって
非常にカッコよくリファインされており、ソフビの初版が出来の良さも相まって即座に完売したほどの人気を誇っている。
[[モノアイから放つ拡散光線>サイクロップス]]「ギガリューム・クラスター」と両手の鎌「ブラッディ・トリガー」が武器。
胸部からは小型の丸鋸状の武器「ブラデッド・スライサー」を発射できる。
かつてX星人が地球に収穫に訪れた際に[[モスラ>シューティング魔理沙#id_1604ec64]]と戦ってこれを倒し、古代文明を滅ぼした後[[ミイラ>アナカリス]]となって眠っており
地球防衛軍本部の地下に収容されていたが、X星人の再襲来時に統制官の指令で再起動した。
そのまま東京を壊滅させ、更にゴジラを蘇らせようとする[[新轟天号>轟天号]]を妨害するべく南極まで追撃してくるも、
策に嵌り回避したミサイルでゴジラを封じ込めていた氷塊が吹き飛んでしまう。
復活直後のゴジラと戦い、チェーンで引き寄せて腹部のカッターで攻撃しようとするも、
至近距離からの放射熱線を浴びて頭を吹き飛ばされてあっさり撃破された。

その後頭部を新造し、さらに両手の鎌を「ブラッディ・チェーンソー」(その名の通り巨大なチェーンソー)に変えて
東京での決戦に出撃。モンスターXとのタッグでゴジラを苦しめ、ゴジラの援護に駆け付けたモスラとも再戦。
空中戦でも圧倒しブラッディ・チェーンソーで羽を斬り裂き、ブラデッド・スライサーをかわしたところにギガリューム・クラスターを
撃ち込むという連携で倒したかに見えたが、実は起きた爆発はモスラが直前に撒いていた鱗粉に引火しただけであり、
更に鱗粉の力でブラデッド・スライサーの軌道が狂わされており、爆発をバックに[[かっこよくポーズ>かっこいいポーズ]][[を決めた>勝ち挑発]]ところで
戻ってきたカッターによって自らの首を切断される。
さらに、爆発のエネルギーをまとったモスラのファイアーヒートアタックによって完全に破壊された。

映像だけ見るとモスラが捨て身の体当たりで止めを刺した相打ちにも見えるが、エンドロールにてモスラは
&bold(){何事もなかったかのように無事インファント島に帰還している}。
実はモスラが海に飛び込むことで体にまとった火を消すシーンがあったがカットされたというのが真相らしい。

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**ゲームにおけるガイガン
『[[ゴジラ 怪獣大決戦]]』にも登場。ゴジラの本来のライバルであるはずのキングギドラを差し置いて2Pの初期カーソル位置という座にいる。
このゲームで唯一の昇龍コマンド対空技「バックジャンプカッター」を持っており、レーザー光線や熱戦といった飛び道具も持っているが
基本的にはしゃがみ強パンチや威力が高い投げ技のジェットカッターなどを主体に攻める近接戦が得意。

また、体力が一定以下で使用できる必殺技として流星人間ゾーン登場時に披露した「ガイガン忍法生き返りの術」を持っている。
コマンドが成立すると一瞬硬直状態になり、この時攻撃をうけるとKOされたかのようにスローがかかってダウンするが
すぐに起き上がって少しの間無敵状態になる…という、格闘ゲーム史上でもかなり[[珍しい性能>死に技#id_819396a2]]である。
なお、この技を使って死ぬわけではないので[[自爆技]]の類とは異なる。
※1分9秒あたりから
&nicovideo(sm161743)
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**MUGENにおけるガイガン
[[メカゴジラ]]を製作したジロウガキ氏によって公開されている。
現在は『[[ゴジラ 怪獣大決戦]]』再現仕様の普通のガイガンと
『GODZILLA FINAL WARS』アレンジ版のFWガイガンの2タイプが公開されている。
どちらもデフォルトでAIもあり、普通の格ゲーキャラと充分戦える性能がある。

FWガイガンの性能解説動画。DL場所へもこの動画からどうぞ。
&nicovideo(sm13323064)

***『ゴジラ 怪獣大決戦』仕様(通常の昭和ガイガン)
『[[ゴジラ 怪獣大決戦]]』のものをベースにほぼ原作通りに作られており、2010/5/29の更新で[[AI]]が搭載された。
原作ゲーム同様接近戦が得意であり、近づかれても充分に闘うことができる。

相手に組み付いた時に使えるマッハジェットカッターがかなり高威力(通常の耐久の相手なら約4割削れる)なので、
人操作の時はダッシュで接近し、組み付いてこの技を狙って行ってもよいだろう。
デフォルトのAIは、相手に接近し得意の投げやコンボを狙うという戦法で戦い、接近戦にも強い。
飛び道具のレーザー光線も搭載されており、距離をとるとこの飛び道具の連発でしっかり固めてくる。

怒号状態になると使える必殺技であるハイパージェノサイドの使用頻度も高く、
直撃すれば普通の防御力の相手に5割近いダメージを与えられる。
とはいえ、飛び道具の性能はそこまで優れてはいないので、高性能な飛び道具や弾幕相手だと厳しいし、
飛び道具に対する対策の充実したAI相手には苦戦することも多い。
ただ高威力の技が投げ技なのでこうしたAIのガードでも防ぎにくく、
他の飛び道具技が高威力な怪獣大決戦キャラだと苦戦する相手に有利になることもある。
//AI更新に伴い記述を修正


***『GODZILLA FINAL WARS』アレンジ版
ディスプレイネームはfw_gigan。
ドットは原作版と同じだがデフォルトカラーがFW版のような色合いになったほか、
イントロが映画を再現してミイラから復活するもの(X星人統制官の例のボイス付き)になっていたり、
カットインが追加されるなど、演出面が大幅に強化されている。
とくに「ブラッディ・スライサー」発動中に勝利した時の演出はファン必見。
また、大・小・2段ジャンプが可能になり、ガードキャンセルやアドバンシングガードも追加されたので防御面にも不安がなくなった。
#region(変更または新たに追加された技)
&b(){レーザー光線(214攻・空中可)}:
最大まで溜めると「ギガリューム・クラスター」のように上下にレーザーが拡散するように変更。
&b(){フライングカッター(空中で623攻)}:
空中から急降下して腹のカッターで攻撃する。出始めに無敵があり、強は相手をダウンさせる。
&b(){ブラッティ・スライサー(623攻攻orA)}(1ゲージ消費):
一定時間相手にまとわりつく飛び道具を射出する。本体が攻撃を受ける(ダメージ・ガード問わず)か一定時間で消滅。
&bold(){ブラッティ・ドライブ(236攻攻orA)}(1ゲージ消費):
チェーンソーを地面にあてがいながら突進する技。突進中は数発の攻撃を耐え、最後の一撃で壁際に吹きとばす。ガードされると反確なので注意。
&bold(){ブラッティ・チェーンソー(426攻攻orA)}(2ゲージ消費):
移動投げ。距離は短いが長めの無敵時間があり、威力も高い。空中の相手にも当たる。
#endregion
プレイヤー操作での使用動画。性能と演出はこんな感じ。
※最新版ではないので現バージョンとは色々異なる点も多い
&nicovideo(sm13257906)

2011/2/13の更新でAIも搭載された。
早いスピードとアドバンシングガードを活かした攻撃的な立ち回りが特徴で、近年のゲームスピードの速い格ゲーキャラ相手にも戦っていける。
ダウンを奪うとしゃがみ強攻撃(ダウン追い打ち)→ダッシュ→しゃがみ強(ry [[永久]]コンボをしてくるためなかなか手ごわい。
X星人統制官になった気分で人操作で使ってもいいだろう。

2011/5/09の更新で自身のショックゲージが無効化、常時ゲージ最大、常時怒号状態になる12Pカラーが追加された。
このカラーだと高火力のゲージ技が使い放題になるので大幅に危険度が増す。
強さとしては凶下位あるか無いかといったあたりなので一般キャラや狂キャラとの対戦には適さないが、
相手に投げさえ効けば凶ランクの怪獣をかなり追い込んだり稀に倒すこともある強さである。
凶ランクの相手に挑戦したい時に使ってみてもいいだろう。
他にもイントロなどが強化され、最新版の[[バトラ]]との格好いい特殊イントロが追加された。

通常版、アレンジ版ともにサイズを変える場合は少々特殊な作業が必要となるため、readmeを最後まで読んでおこう。

mugenの中での強さは通常版が強の中~上位、アレンジ版が強の上位といったところ。
#region(具体的には)
通常版は投げ技のマッハジェットカッターをはじめとして、技の威力が非常に高い。
通常状態でも&bold(){マッハジェットカッター+追撃で6割}をもっていき、
怒号状態であればマッハジェットカッター&bold(){だけで}6割を削ってしまう。
このように火力面であれば狂キャラレベルなのだが、他の怪獣大決戦キャラと同じく、立ち回りに難があり、
同じ強ランクのキャラクター相手に一撃も入れられないままストレート負けしたり
&bold(){場合によっては開幕10割コンボをくらってしまう}ことすらある。
(もちろん、それほどコンボが長く続くことは他のキャラではまず起こりえない)
ある意味で、挙動の重い超パワーキャラといえる。

一方のアレンジ版は、火力が通常版から大幅に下げられた代わりに数々の技が追加されており
火力・防御・立ち回りといった要素が高めのレベルでバランスよくまとまっている。
一般的な並上位~凶下位キャラと普通に戦えて、ほどよく度勝てる性能であり、
極端すぎる相性差もなくなっている。
#endregion

怪獣キャラとしては、[[メカキングギドラ>キングギドラ]]やmuu氏改変版ゴジラ怪獣や[[ガボラ]]、
強キャラアレンジ版の[[メガロ]]と同じ位で相性による有利不利もあるがバランスのとれた戦いを見せてくれる。
怪獣の中でもよく動きしっかり格闘戦をしてくれる上、大会動画的にも丁度いい強さなので使ってみては如何だろうか。

他にも[[モゲラ]]のストライカーとしてFC版『ゴジラ』のガイガンが登場している。

***出場大会
''ガイガン(怪獣大決戦仕様)''
#list_by_tagsearch([大会],[ガイガン],sort=hiduke,100)
''FWガイガン(アレンジ仕様)''
#list_by_tagsearch([大会],[FWガイガン],sort=hiduke,100)
#co(){
''削除済み''
#list_by_tagsearch([削除済み大会],[ガイガン],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch([更新停止中大会],[ガイガン],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch([凍結大会],[ガイガン],sort=hiduke,100)
''非表示''
#list_by_tagsearch([非表示大会],[ガイガン],sort=hiduke,100)
}
#co(){
[[MUGEN大怪獣バトル2010]](ショックゲージが外されている)
[[作品別“風”お前ら人間じゃねえグランプリ]](ゴジラチーム-先鋒)
}

***出演ストーリー
[[炎邪じゃー!!]](42話)
[[東北文花帖:地下水路&どらごんズ>東北文花帖]](地下施設の最終ガードシステム)

***プレイヤー操作
[[ガイガン、起動、MUGENにて]](FWガイガン)

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//怪獣,|東宝|,サイボーグ
&hiduke(1972/03/12)

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