クン・ラオ

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クン・ラオ」を以下のとおり復元します。
#image(Kung_Lao2.jpg,height=480)

&font(30,b,i,blue){Kung Lao ~功老~}

#image(kunglao mk2.gif)
海外の格ゲー『[[モータルコンバット]]』シリーズに登場するキャラクター。初登場は『2』から。
2021年映画版での日本語吹替声優は露崎亘氏。
中国拳法界の秘密結社「白蓮会」の最高幹部の一人であり、立場を同じくする主人公の[[リュウ・カン]]とは親友にしてライバル。
つまりまんま[[この人>リュウ]]と[[この人>ケン]]の間柄なのだが、
[[サブ・ゼロ]]と[[スコーピオン>スコーピオン(モータルコンバット)]]の人気が高すぎるせいでそうした面を押し出される機会は少ない。
[[刃を仕込んだ帽子>ロバート・E・O・スピードワゴン]]を武器としており、[[フェイタリティ>究極神拳]]でもこの帽子を使うことが多い。
……が、&b(){全体的にえげつない}フェイタリティが多いため、『モーコン』をあまり知らない人からは悪役と間違えられやすいとか。
彼はれっきとした善玉キャラなんです。お間違え無きよう。

かつての少林寺の英雄「クン・ラオ」の子孫であり、その名を受け継いでいる。
先祖のクン・ラオを殺害した[[ゴロー]]は仇敵であり、ストーリー上でも因縁関係が描かれることが多い。
『2』では、[[バラカ]]に少林寺の武術学院を壊滅させられたことに怒り、魔界でのモータルコンバットに参加。
バラカと[[シャオ・カーン]]を撃破し、地球に帰還した。
その後、『3』でも再びシャオ・カーンに勝利するが、
その際に重傷を負って行方不明になってしまい、一時は死んだものと思われていた(案の定生きていたが)。

中国拳法界のエースとしての責任感とプライド、地球を守護する戦士としての使命感と正義感、
そして偉大な先祖に対する敬意と誇りを持つ高潔な人物。
特に『モータルコンバットゴールド』で、[[キタナ]]との和平会議に現れたゴローに帽子による奇襲をかけて傷を負わせ、
「今の行為をもって先祖の復讐は終わりとする。これ以上の争いは無益だ」と説き、
私怨を捨てて力ではなく話し合いでゴローと和解したシーンは、『MK』シリーズ屈指の名エピソードとして知られている
(対するゴローも、
 「お前の先祖は偉大で勇敢な闘士であった。仮に俺が負けていたら、ここにいたのはお前と俺の息子であろう」
 と答えており、彼がただの悪役ではなく、ショカン族の王子としての誇り高さも持った人物であることが示されている)。

しかし、3Dアクションゲームになった外伝作品『モータルコンバット・ショウリンモンクス』では突然性格が一変。
なにかとモータルコンバット・チャンピオンであるリュウ・カンに「俺の方が上だ」と突っかかる自信過剰でイヤミなキャラクターになっており、
多くのファンから批判された。
本家シリーズで次作の『モータルコンバット・アーマゲドン』ではかつての性格に戻されたが、
エンディングの内容が
>「ブレイズの力を得て過去へと飛び、先祖のクン・ラオと対面し、自分が先祖に代わってゴローと戦い勝利する。
> それによって伝説を築き上げたクン・ラオに対し、リュウ・カンは決して対抗心を見せず、
> 二人のライバル関係が生まれることは無かった」
というもので、やはり批判や議論の的になった。どうしてこうなった!

#region(『Mortal Kombat9』では)
MK1編で少林寺が自分でなくリュウ・カンを大会に選出したことに不満を持ち飛び入りで参加。&b(){そしてスコーピオンに返り討ちにされた。}
MK2編では囚われたキタナを助けるためリュウ・カンと共に奔走、さらに本戦では絶対王者[[キンタロー]]を打倒し、
魔界で開かれたモータルコンバットにおける事実上の覇者となる、やるじゃないか主人公のライバル!
#region(しかし…)

アウェー勝利での大ブーイングに余裕のお辞儀を返していた彼の背後にシャオ・カーンが忍び寄り…(以後は[[リュウ・カン]]の項にて)
|[[(首が折れる音)>仮面ライダーカイザ]]&br()&nicovideo(sm14751508)|

&b(){どうしてこうなった!}
ただこの展開に関しては「君だってリュウ・カンに劣らぬ勇者であるはずだ」と、
リュウ・カンが勝利を収めることを予見していた癖に適当に言ってしまった[[こいつ>ライデン]]のせいと言える。
#endregion

肝心のキャラ性能は体力のあるクセの強い[[豪鬼]]といった印象。
[[コンボ]]に容易に組み込め固められる強力なコンビネーション技と、
派生攻撃付きワープ、避けにくい弾、[[ダイブキック>Dive]]による強襲、対空にも使える浮かせ技と、ほぼ何でも出来るといってよいが、
すべての技に何かしら反撃を食らいやすいリスクを持っている。
攻め切ることでリターンをもぎ取りその弱点を覆い隠す、比較的シンプルなシステムだが攻めが非常に強い本作を代表するようなキャラ。
ストーリー中の不遇な扱いとは裏腹に、上位Tierに堂々と位置する強キャラである。
このゲーム、ストーリー中で不遇な扱いを受けたキャラほど強キャラな気が…&s(){[[ジョニー・ケイジ]]とソーニャが子供作ったって?&b(){爆発しろ}}
#endregion

前述のようにストーリー上では重要キャラのはずなのだが1995年に公開された実写映画版及びその続編では影も形もなかった。
&s(){こんなところでも親友との格差が……}
が、2021年に公開されたリブート版でついにスクリーンに登場。
演者はマックス・ハン氏。
大まかな立ち位置はゲームとほぼ同じだがリュウ・カンとは義兄弟という設定になっている。
山高帽を使った戦闘スタイルに[[詠春拳>葉問]]をモチーフとしたチェーンパンチ、
&s(){やたら残虐なことに定評のある}フェイタリティもほぼ完璧に再現されており、
本作に出演している俳優陣の中でもゲームから飛び出してきたような随一の完コピっぷりと評判。
ゲーム本編にてパーフェクト勝ちした時でお馴染みの[[アナウンス]]&b(){"Flawless victory!"}を口にするなど、ファンならニヤリとする場面も。
&image(kung_lao_movie.png,width=400,title=なんだ、ただの本人か)
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**MUGENにおけるクン・ラオ
Phoboss氏製作のMK3仕様、OMEGAPSYCHO氏製作のMK2仕様、Diegoni氏製作の手描きクン・ラオが存在する。
Diegoni氏のものは『[[豪血寺一族 ~闘婚~>豪血寺一族]]』版[[大山礼児]]の[[ドット>ドット絵]]をベースにしているようで、
原作で使っていた帽子投げやワープ技の他、オリジナルの[[必殺技]]も搭載している。
[[コンボ]]の繋がり方は『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』風で、フェイタリティも6種類実装。
[[AI]]もデフォルトで搭載されているが、対人向けのものなのでAI戦に使うには力不足。

OMEGAPSYCHO氏のものは、同氏の他のキャラと同じく[[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。
こちらも原作で使っていた帽子投げやワープ技の他、スタートボタンを入力する事でキャラのコマンド表も表示されるという親切設計。
もちろんフェイタリティも搭載されているため、動画使用の際は要注意。 

***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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''凍結''
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}
//***出演ストーリー

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:露崎亘|,ライバル,中国拳法,黒髪

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